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大そうじへの備え
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BEV(バッテリー電気自動車)は売れているのか。売れていないのか……補助金が廃止されたドイツでは売れなくなった。欧州全体でも高額BEVの売れ行きは鈍った。中国ではBEVが売れているが、その背景には政府の買い替え促進策がある。米国ではテスラを除く欧米OEM(自動車メーカー)のBEV投入計画が完全に見直された。しかし、メディアの論調はなぜか違う。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) 日経に書いてある「昇るテスラとBYD、沈む伝統メーカー」は本当か? 日本経済新聞ウェブ版が11月14日に「世界自動車11社の決算分析・EVシフトで明暗〜昇るテスラとBYD、沈む伝統メーカー」という記事を掲載した。11社の2024年7〜9月期(Q3)決算分析から「EVシフトの先行組が快走し、後発組は軒並み減益となり、業績の落ち込み度合いも目立った」と書いている。BEV推しメディアならではの視点だ。BEV
【清水和夫×高平高輝クロストーク】その2は、さらに深~い話へと続く 清水和夫氏と高平高輝氏、ふたりのジャーナリストがエンジンにまつわるアレやコレを語り尽くす ICEエンジンは生き残れるのか、マジで電気一色になっていくのか…。フェラーリからV12が出たけどアレってどーなのよ?な話を、寄り道しながらトークを続ける清水和夫さんと高平高輝さん。さてその2ではどんな「実は」な話が聞けるのか? 軍事と鉄の技術で育つ自動車 清水:これも古い話なんだけど、亡くなったトヨタの渡邉さん(渡邉浩之/わたなべ ひろゆき/クラウン9・10代目チーフエンジニア、1996年取締役に就任、プリウスや燃料電池の開発等、2001年専務就任、2005年トヨタ技監)は九州大学航空学部出身。日本の航空学部を出た人は、ダイムラーのメッサーシュミットに搭載されていた倒立V型12気筒エンジンをドイツ軍から図面をもらい、終戦1~2年前にア
【清水和夫×高平高輝クロストーク】今回はエンジンの話 フェラーリ・プロサングエに搭載されるV12 「ガソリンエンジンを止めて100%電気自動車にしま~す!」なんて感じでいろんなメーカーが宣言したのは…ほんの数年前の話。しかし今、その100%EVシフトがジワジワ揺るいできたと感じること多々。 そんななか、EVシフトに積極的なハズ?の欧州イタリア・フェラーリから、究極のガソリンエンジン「V12」搭載車が発表された。 どーいうこと??? そんな話題から今回の【清水和夫×高平高輝クロストーク】は、エンジンに関わるアレコレについて語ってもらった。 【清水和夫プロフィール】 1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、N1耐久や全日本ツーリングカー選手権、ル・マン、スパ24時間など国内外のレースに参戦する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。自動車の運
BEV(バッテリー電気自動車)は排ガスを出さない。CO2削減には最適。そう言われてきた。しかし、世界で電気が足りない。家庭やオフィス、工場で使う電力にBEV分が上乗せになると電力需要に合わせてレスポンスのいい火力発電を動員することになる。BEVはICV(内燃機関搭載車)よりも割高だが、補助金が十分だと売れる。しかし、ドイツのように補助金を止めると、とたんに売れなくなる。しかしOEM(自動車メーカー)は「莫大な開発費をかけたのだから売りたい」と、メディアや調査会社を動員して売り混んでいる。何のためにBEVを普及させようとしたのか、その意義はだれも問わなくなった。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) 石油等価係数が改定されると何が起こるか? 今年3月、米国エネルギー省(DOE)がBEVの電費(電力消費)をICVの燃費(燃料消費)に換算するための石油等価係数(PEF=ペトローリアム
20式小銃は2020年に調達を開始したばかりの新小銃だ。昨年度に8500挺、今年度は1万挺が調達され、さまざまな部隊で見かけるようになった。写真は対馬に駐屯する対馬警備隊(写真/鈴崎利治) 陸上自衛隊は2020年に新小銃として「20式5.56mm小銃」を採用した。1989年に制式化された「89式5.56mm小銃」から30年ぶりの小銃更新となるが、毎年1万挺というハイペースでの配備が進んでおり、陸自だけでなく海・空自衛隊への導入も明らかとなった。【】 TEXT:綾部剛之(AYABE Takayuki) 89式小銃と弾丸は同じ……新小銃は必要なのか? 8月30日に公表された防衛予算概算要求によれば、陸上自衛隊は20式小銃を来年度に1万挺調達する計画だ。昨年度、今年度とも約1万挺が調達されており、多くの部隊で見かけるようになった。また概算要求では、海上自衛隊が205挺、航空自衛隊が2702挺、そ
マイナーチェンジ版「モデルY」のボディ左前方部分。写真はリバースエンジニアリング大手の米・ケアソフトと日本代理店契約を結ぶ三洋貿易の岐阜県瑞浪市の展示場で筆者が撮影した。画面右側に突き出ている棒状の部分は衝突時にまず潰れるインパクトボックスであり、その後方のギガキャスト部品にボルトで固定されている。ボディ全幅のうち40〜50%をぶつけるオフセット衝突試験では、ボディ片側のフロントサイドメンバー(この写真)で衝突荷重をすべて受ける。スモールオフセット試験ではこの部分の潰れ方が問題視された。 いま、日本のOEM(自動車メーカー)は「ギガキャスト」「メガキャスト」と呼ばれる大型のアルミ合金鋳物部品をクルマのボディに「使うか」「使わないか」で迷っている。迷う最大の理由は「投資」だ。20年以上続いた国内不景気は、多くの企業経営陣に「緊縮財政」を選択させた。かつて日本車は「真っ先に新しいことにチャレン
オランダ軍のF-16AM戦闘機。ウクライナは2022年からF-16の供与を訴えていたが、2023年5月に製造国アメリカが供与を認め、すぐにオランダとデンマークが供与を表明した。今回到着したのもオランダ機だと言われている(写真/NATO) 8/5加筆:到着した機体はデンマーク機だったようだ。 7月31日、北大西洋条約機構(NATO)より供与されたF-16戦闘機の第一陣がウクライナに到着したことが報道された。2022年のロシア軍侵攻以来、ウクライナが熱望していた戦闘機ではあるが、具体的にどれほどの性能があり、戦局にどのような影響があるのだろうか?【自衛隊新戦力図鑑】 TEXT:綾部剛之(AYABE Takayuki) 戦闘機の性能差に苦しむウクライナ ウクライナ軍では旧ソ連製のMiG-29、Su-27戦闘機を用いてきた。対するロシア軍はSu-35SやSu-30SMを主力とする。これら両機とも、
フランスのハイパーカーメーカーであるブガッティ・オトモビルは、シロンの後継モデル「トゥールビヨン」を発表した。2016年のジュネーブ・モーターショー開幕前日にシロンが発表されてから8年余り。その間、自動車産業は「100年に1度の変革期」と言われる時代に突入し、スーパーカー/ハイパーカー市場も大きな影響を受けてきた。 ハイパーカーの頂点に君臨するブガッティの周辺も無風状態だったわけではない。コロナ禍の2020年9月、フォルクスワーゲン・グループはブランドの売却を検討していると発表。翌2021年7月にクロアチアのハイパーEVメーカーであるリマック・オートモビリのスポーツカー事業と統合され、ブガッティはリマック・グループとポルシェAGの合弁会社であるブガッティ・リマックの1ブランドとなっている。 リマックとの統合は「次世代ブガッティはハイパーBEV?」といった憶測を呼んだが、マテ・リマックCEO
プラットフォームはボルボ(前述した通りボルボはジーリー傘下だ)でお馴染みのCMA(Compact Modular Architecture)を使う。つまりボルボXC40とプラットフォームは同じだ。 今回の試乗会(の体をなしていなかったが)では、SUVの「星越L智擎」が1周の同乗走行、セダンの「星端L智擎」は1周だけドライブできた。したがって、報告できるのは第一印象のみであることをお断りしておく。 SUVの「星越L智擎」の助手席で結構なハイペースな走行を体験した。ドライバーは中国人だった(テストドライバーなのかレーシングドライバーなのか、はたまた中国人ジャーナリストなのか、わからなかった)。どんなドライバーなのかわからないまま、サーキットで同乗走行するのは、恐怖以外のなにものでもない。 ドライバーが、「Hello Geely」と呼びかけると、Hello メルセデス!と同様な体験ができる。バッ
自動車型式指定規則も昭和26年の生まれ。ぜひ一度、図書館で手にとってほしい。しかも、ここにはほんの「導入」しか書かれていない。この後ろに控えている施行規則、運用要領の類いはさらにエグい。 「自動車メーカーがまた不正」「こんどはトヨタまで」……5月末に発覚し6月に入って緊急記者会見が行なわれた国内OEM(自動車メーカー)の型式認証不正がメディアで報じられている。筆者は国交省と自動車業界、どっちもどっちと見ている。「悪法もまた法なり」の原則はあっても、そもそも自動車の型式認証に必要な試験の内容やその「よりどころ」となる基準は、「法律」ではなく国交省の省令や省内の規則に立脚している。何重ものレイヤーになった複雑な規則体系と、最終的には口頭での「行政指導」に頼るようなシステムに「問題がない」とは、到底言えない。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) ルールの運用面では悪。しかし、車両の
前段演習―装備点数は減ったが、より濃密な内容に 「三の台 装甲車、1班、徹甲、行進射、撃て!」 緊迫した小隊長の指示が場内放送で流れる。前段演習、90式戦車小隊4両による演目は、特科の火力支援のもと中央の広場に前進した1個班2両による突然の射撃で始まった。昨年までの前段演習は、まるで「戦車ショー」のような行進間射撃を披露していたが、今年度は「戦車戦」だ。 前回お伝えしたように、今年度の総火演では昨年までの固定された標的に代わり、ホップアップ的(起き上がり式の標的)や隠顕的(展開式の標的)など、“突発的に”出現する標的が用いられた。戦車や機動戦闘車乗員にとって、より高い練度を求められるものとなったのだ。 前段演習は例年、ひとつひとつの装備品の簡単な紹介と射撃の実演が披露されてきたが、今年度の90式戦車は「射撃要領の展示」として、特科部隊との連携、2個班が相互に掩護しての前進など、より時間をか
昨年12月、米レンタカー大手・ハーツ(Hertz)がBEV(バッテリー電気自動車)2万台を売却して順次ICV(内燃機関搭載車)に切り替えることを運輸当局に通知し、売却を開始した。2万台は同社が米国内に保有する同レンタカーの11%に当たる。そのうちの約8割、1万6000台がテスラだった。この発表から4カ月ほどを経て、すでに半数が処分されたという。なぜ、BEVはレンタカーから退場なのだろうか。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) レンタカー市場からBEVが少しずつ「退場」している ハーツ・グローバル・ホールディングスは「BEVはICVに比べて修理費が高く、会社の収益に悪影響を及ぼしている」とコメントした。昨年12月の段階でハーツは、約6万台のBEVを保有していた。そのなかの2万台程度をまず売却すると発表した。新たにBEVを購入するかどうかは明らかにしていないが、追加のBEV放出の
いま、日本のOEM(自動車メーカー)は「ギガキャスト」「メガキャスト」と呼ばれる大型のアルミ鋳物を「使うか」「使わないか」で迷っている。直近ではホンダがBEV(バッテリー電気自動車)の電池パックを大型のアルミダイキャスト部品、つまり「メガキャスト」にすることを検討すると発表した。「部品点数が60を超えるバッテリーケースや付帯部分を5部品にできる」と、ホンダはそのメリットを語った。そう。大型ダイキャスト部品は「部品点数削減」がメリットなのだ。そして、もうひとつのメリットは「剛性アップ」だ。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) テスラのギガキャスト部品は重たい 【写真01】 テスラ「モデルY」の左右後輪まわりを一体化したギガキャスト部品【写真01】は、80点以上のプレス成形した薄い鋼板をつなぎ合わせた「モデル3」の構造に代わって部品点数「1」を実現した。【写真02】は左がプレス成
日本のメディアは「タイでEV出遅れ」と報じている。たしかに昨年のタイ自動車市場では7.5万台のBEV(バッテリー電気自動車=いわゆる日本のメディアが言うEV)が売れ、その80%以上が中国車だった。中国OEM(自動車メーカー)2社がすでにタイに車両工場を持ち、さらに5〜6社が建設決定または検討中だ。これらは事実である。しかし、その背景にある事情は複雑だ。「中国から輸入したBEVの台数をタイ国内で生産しなければならない」という規定についてはほとんど報道されていない。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo)PHOTO:三菱自動車 2023年、タイで売れたBEVの8割は中国車 3月下旬に開催された第44回バンコク国際モーターショーでは、中国のOEM8社とベトナム民族系のビンファストがBEVをずらりと並べた。日欧米のBEVより相当に割安であることから、各社のブースは賑わっていた。中国OEM
ついに日本デビューした新型ミニ・クーパー。発表会ではBEVのクーパーE/クーパーSEに焦点が当たっていたが、新型にはICEのクーパーC/クーパーSもある。デザインは同じ・・かと思ったら、実は違う。そこに隠された意図をデザイナーに聞いた。 TEXT:千葉 匠(CHIBA Takumi) PHOTO:千葉 匠/MINI 元祖に立ち返った『カリスマ的なシンプルさ』 新型ミニ・クーパーはBEVもICEも、そして内外装共に、非常にシンプルなデザインが印象的だ。ミニ・ブランドのデザインディレクター、オリバー・ハイルマー氏はその理由を次のように語る。 オリバー・ハイルマー氏はドイツの名門、フォルツハイム大学でデザインを学んで2000年にBMWに就職。先行開発やインテリアデザインで頭角を現し、16年に米国デザイン拠点「デザインワークス社」の社長に就任。翌17年からミニ・ブランドのデザインディレクターを兼
ポルシェ「Alias 3Dモデラー」で働くプロデザイナーのLukas Wenzhofer(ルーカス ・フェンツォーファー)氏が、BMWのパフォーマンスクーペ「M2」サイズのEVを提案した。ブランドの新たなデザインの方向性を探求し、M2やM4より攻めたデザインが目指すものとは? BMW 03クーペEVコンセプト ポルシェ「Alias 3Dモデラー」で働くプロデザイナーのLukas Wenzhofer(ルーカス・フェンツォーファー)氏が、休憩の合間に制作したというこのモデルは、「BMW 03クーペEVコンセプト」と命名。M2やM4より攻めたデザインとなっている。 全長は4.469mmで、全世代のM2(F87)に匹敵。フルエレクトリックパワートレインと、伝統的な後輪駆動レイアウトを備え、BMW「ノイエク・ラッセ」アーキテクチャーと互換性を持つよう設計されている。 同氏によると、ブランドの新たなデ
1月、トリノ工科大学で行われた機械工学の名誉学位の授与セレモニーでスピーチするマルチェロ・ガンディーニ。 マルチェロ・ガンディーニ──スーパーカー好き、クルマ好きなら、その名を知らないものはいないだろう。その名匠が3月13日に85歳で逝去した。これまで数多くの名作を生み出し、世のデザインに大きな影響を与えてきた偉大なるマエストロの功績に敬意を表し、本誌『GENROQ』2024年4月号に掲載された、トリノ工科大学から機械工学名誉学位が授与された際の記事を転載する。ご冥福をお祈りします。(GENROQ 2024年4月号より転載・再構成) Marcello Gandini トリノ工科大学の名誉学位の授与セレモニーで この日、トリノ工科大学の中庭は、集められたガンディーニの作品たちによって、ちょっとしたミュージアムに変身した。それはもはや工業製品というより、芸術品といった表現の方が相応しい。 「私
WO BIKES(ダブルオーバイクス)・WONKEY(ウォンキー)……16万5000円(消費税込み/予価) 「WONKEY(ウォンキー)」は、愛らしい見た目ながら俊敏性を兼ね備えた、オーストラリアに生息する動物“ウォンバット”から着想を得たモデル。小型でユニークな見た目とは裏腹に、機動力に優れた電動モビリティとして開発された。 ウォンキーは運転免許が不要な、「特定小型原動機付自転車」にカテゴライズ。特定小型原動機付自転車とは、2022年4月の道路交通法改正により新しくできた軽車両(自転車)と原付の間の区分。最高速度は時速20km/h(歩道走行モードは6km/h)に設定。ハンドルに装備されたアクセルレバーの操作で、手軽に移動ができるのがポイントだ。 ※「特定小型原動機付自転車」はナンバーの登録、自賠責保険への加入が義務付けられている。 WONKEY(ウォンキー)はココがポイント! コンパクト
第1回【第1回/全2回】において、「原付は30km/hで走っていれば本当に安全なのか?」を体感すべく、筆者(バイクの運転歴38年)は実際に原付に乗り、交通量の多い一般道を30km/hで体験走行。その結果、 1:自動車との速度差が大きく、車線変更等が困難。特に路上駐車の車両や、突如車線変更して急停車するタクシーをかわしながらの走行は極めて危険 2:自動車、特に車幅が広くて車体の大きな大型トラックやダンプカーに追い抜かれる時は恐怖を感じる 3:左折レーンでの自動車による巻き込みや接触の危険性 4:追い越し禁止区域の場合、30km/h走行では渋滞を誘発 5:多くの道路は雨水の撥水性を良くするため、道路の端を斜めに傾斜。道路の左端を走る原付は、傾斜に逆らって直進するため、「左側に振られやすい」というリスクを負っている などの問題を体感した。
車種によって多少異なってくるが、タイヤハウスカバーは比較的簡単に取り外すことができ、作業時間もさほどかからない。初心者にもお勧めの“デッドニング作業”なのだ。 ドアやフロアパネル、天井などに吸音材や制振材を貼り付けることで、車内を優れた音響空間に変える、いわゆるデッドニング作業。様々なメニューが用意されているが、今回はロードノイズを劇的に抑えることができる“タイヤハウス遮音”を実際に体感してみた。 タイヤハウスにデッドニングを施して快適な車内音響空間を創り出す 車内の静音性を高めるなどして、優れた音響空間を作り出すことができる、いわゆる“デッドニング”作業。ドアパネルなどを外す作業以外は特別な工具を必要とせず、DIYでも気軽に挑戦できるが、実際の作業では様々なノウハウがあり、ドアやフロアパネル、ルーフパネルなど施工できる個所も多く、実に奥の深いチューニングメニューなのだ。 そこで今回、オー
写真左)ホンダCT125・ハンターカブ 写真右)ヤマハPG-1 PG-1とライバル車、CT125・ハンターカブの主要スペックを比較・検証! 2023年11月30日に開催されたタイのモーターサイクルショー「モーターエキスポ2023」において、ヤマハの現地法人であるタイヤマハが。また2023年12月2日にはヤマハのベトナム現地法人であるヤマハモーターベトナムが、バックボーンフレームに空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ113.7ccの横型エンジンを搭載したNEWモデル「PG-1」を発表。前後16インチホイールに険しいオフロード走行もこなせるブロックパターンタイヤを組み合わせたそのフォルムは、アウトドアやキャンプに大人気のモデル「ホンダCT125・ハンターカブ」とオーバーラップ。世界が注目するPG-1とはどのようなモデルなのか? CT125・ハンターカブの主要スペックと比較しながら、その魅力
ヒョンデとキアが開発した「ユニバーサル・ホイール・ドライブ・システム」は、EVの駆動パーツをホイール内に組み込むことで、大幅な効率性アップを実現した。 ヒョンデ・モーターカンパニーとキアは、韓国・ソウルで開催されたユニ・ホイール・テック・デイ(Uni Wheel Tech Day)において、足まわりの技術にパラダイムシフトをもたらす「ユニバーサル・ホイール・ドライブ・システム(ユニ・ホイール:Universal Wheel Drive System)」を発表した。 Universal Wheel Drive System EVの駆動パーツをホイール内に移動 ヒョンデとキアは、EV専用の駆動システム「ユニバーサル・ホイール・ドライブ・システム」を、韓国・ソウルのユニ・ホイール・テック・デイで公開した。 「ユニバーサル・ホイール・ドライブ・システム(ユニ・ホイール)」は、既存のEV用駆動パーツ
コロナ禍以降、ウーバーイーツや出前館などのデリバリー業務が急速に発達。街中では大型のリュックを背負い、自転車やバイクで宅配に勤しむ人の姿も当たり前の風景となりました。この記事ではウーバーイーツや出前館など、フードデリバリー業務の使用におすすめしたい、普段の足替わりにも使える、便利で経済的な新車で購入可能なミニバイクをご紹介します。宅配の王道ともいえるスリーター(三輪スクーター)、街中華やそば屋さんの出前でおなじみの超ロングセラーモデルであるスーパーカブ、コスパが高くて疲れ知らずのスクーターまで、幅広くセレクトしてみました! REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ※注:文中のデータはすべて2023年4月現在のものです デリバリー(配達)はミニバイクが便利! フードデリバリーは、お店での商品受け取りやお客さんへの配達など、バイクへの乗り降りが頻繁に発生する業務となります。また、商
写真左はホンダ スーパーカブC125(排気量123cc)、写真右はホンダ スーパーカブ50(排気量49cc)。 2023年9月7日、警察庁は原付(原動機付自転車)免許で乗車できる排気量を、現況の50cc以下から125cc以下に見直す検討に入ると発表。対象予定は排気量125cc以下で、最高出力を4kW(5.4ps)まで抑制した車両。かねてから声高に叫ばれていたバイクメーカーやバイク関連団体の意見・要望に対し、ようやく国が動き始めた。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) 警察庁の発表資料 https://www.npa.go.jp/news/release/2023/20230907001.html 原付(原動機付自転車)免許で乗車できるバイクの排気量は、現況50cc以下に規定。今回警察庁が発表したのは、これを125cc以下(運転は普通二輪小型限定免許以上が必要)まで引き上げよ
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