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TDB企業コード:056063491 「FUNAI」ブランドの液晶テレビなどを製造 破産手続き開始決定受ける 負債469億6482万円 「大阪」 船井電機(株)(資本金313億1260万7960円、大東市中垣内7-7-1、登記面代表上田智一氏)は、10月24日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、片山英二弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー13階、電話03-5860-3640)が選任されている。債権届け出期間は11月28日までで、財産状況報告集会期日は2025年7月2日午後2時。 当社は、船井電機(株)<現商号:船井電機・ホールディングス(株)、TDB企業コード:580049891>から事業を承継することを目的として、2023年(令和5年)2月に設立された。前身企業である船井電機(株)<現商号:船井電機・ホール
「コメ不足」のさなか、コメ農家の倒産・廃業が急増、過去最多を更新へ ~ 肥料などのコスト増負担が重く、生産者の高齢化・後継者不足も追い打ち ~ はじめに 全国的なコメ不足と価格高騰のなか、米作農家の倒産や廃業に歯止めがかからない。2024年1-8月に発生した米作農業(コメ農家)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)が6件、休廃業・解散(廃業)が28件発生し、計34件が生産現場から消滅した。倒産・廃業の件数は23年通年の件数(35件)を大幅に上回り年間最多が確実で、初の年間40件台到達も想定される。 主食用のコメを生産するコメ農家で倒産や廃業が相次ぐ背景には、生産コストの上昇と深刻な後継者・就農者不足があげられる。農林水産省の調査によると、2023年における農業に必要な生産資材の価格は、20年平均に比べて1.2倍に上昇した。なかでも、原料の多くを輸入に頼る肥料は1.5倍、ガソリン・軽油の値
アニメ制作市場、初の3000億円突破。過去最高を大幅更新 ~ 『すずめの戸締まり』など映画の相次ぐヒットが追い風、動画配信向けも好調 ~ はじめに アニメの視聴方法がテレビからネット配信へと移行が進むなか、海外で稼げる産業としてアニメなどのコンテンツ産業が注目されている。日本動画協会(AJA)の集計によると、2022年のアニメ配信市場は過去最高の規模となった。こうしたアニメ産業への追い風を背景に、2023年(1~12月期決算)におけるアニメ制作業界の市場規模(事業者売上高ベース)は、前年(2757億8300万円)を22.9%上回る3390億2000万円となった。2024年も引き続きアニメ制作の引き合いが強く、現状の業績ペースで推移した場合、2024年のアニメ制作市場は23年と同水準となる3400億円前後での着地が予想される。 調査結果 1 アニメ制作会社の8割が「フリーランス」と取引、イン
施設園芸農業 レタス栽培の「スタートアップ」 民事再生法の適用を申請 TDB企業コード:500576341 負債37億4300万円 「京都」 (株)スプレッド(資本金4億7000万円、京都市下京区中堂寺粟田町93KRP 6号館、代表稲田信二氏、従業員70名)は、8月26日に京都地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全・監督命令を受けた。 申請代理人は河本茂行弁護士(河本総合法律事務所、京都府京都市中京区烏丸通三条下ル大同生命京都ビル8階、電話075-231-3101)ほか2名。監督委員には拾井美香弁護士(京都総合法律事務所、京都市中京区河原町二条南西角 河原町二条ビル5階、電話075-256-2560)が選任されている。 当社は、2006年(平成18年)1月に設立された施設園芸農業者。京都府亀岡市内に人工光制御型の植物工場(プラント)を建設し、フリルレタスやプリーツレタス、スティックレタス
旧:NHKから国民を守る党 立花孝志氏と大津綾香氏との間でトラブルが注目されていた 破産手続き開始決定受ける TDB企業コード:621054654 負債11億円 「東京」 みんなでつくる党(旧:NHKから国民を守る党、千代田区永田町2-9-6、代表大津綾香氏)は、債権者から1月18日に東京地裁に破産を申し立てられ、3月14日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、森利明弁護士(光樹法律会計事務所、千代田区丸の内2-5-2、電話03-3212-5747)が選任されている。債権届け出期間は4月18日までで、財産状況報告集会期日は7月16日午後2時。 当法人は、2019年(令和元年)8月に設立された政治団体。政治家である立花孝志氏が創設し、「NHKから国民を守る党」として発足後、「NHKから自国民を守る党」「NHK受信料を支払わない方法を教える党」「古い政党から国民を守る党」「
国内でシェアオフィスを40拠点展開 WeWorkJapanが民事再生、ソフトバンクが子会社を通じて事業承継へ 再生手続き開始決定を受ける TDB企業コード:251018148 「東京」 WeWork Japan合同会社(資本金550万円、港区南青山1-24-3、代表社員ウィーワーク・エイパック・パートナー・ホールディングス・ビー・ヴィー、職務執行者ユー・ジョニー・ジョン・ワン)は、2月1日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、再生手続き開始決定を受けた。 申請代理人は片山英二弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)。監督委員には須藤英章弁護士(東京富士法律事務所、千代田区麹町3-3、電話03-3265-0691)が選任されている。 当社は、2016年(平成28年)4月に、世界でシェアオフィス事業を展開する米WeWork Inc.とソフ
パチンコホール「GAIA」経営 パチンコホールとしては過去最大の倒産 民事再生法の適用を申請 TDB企業コード:260355595 「東京」 (株)ガイア(資本金16億7175万円、中央区日本橋横山町7-18、代表大山努氏)は、10月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けた。 申請代理人は岡野真也弁護士(中央区日本橋本石町3-1-2、岡野真也法律事務所、電話03-6804-8388)ほか8名。監督委員には永沢徹弁護士(東京都中央区日本橋3-3-4、永沢総合法律事務所、電話03-3273-1800)が選任されている。 当社は、1984年(昭和59年)9月に設立されたパチンコホール経営業者。「GAIA」の店舗名で全国チェーンのパチンコホールを展開するほか、不動産賃貸・売買事業などを手がけていた。中核となる「ガイア」のほか、エリア戦略、店舗規模によって「メガガイア
IPS液晶製造 続報、パナソニックホールディングス連結子会社 特別清算開始命令受ける TDB企業コード:261010896 負債5836億円 「兵庫」 既報、パナソニック液晶ディスプレイ(株)(資本金5億円、姫路市飾磨区妻鹿日田町1-6、代表清算人加藤知之氏)は、10月4日に神戸地裁姫路支部より特別清算開始命令を受けた。 申立代理人は柴野高之弁護士(東京都千代田区神田神保町3-2高橋ビル8階、弁護士法人堂島法律事務所東京事務所、電話03-6272-6847)ほか1名。 当社は、2004年(平成16年)10月に設立。(株)日立製作所、(株)東芝、松下電器産業(株)〈現:パナソニックホールディングス(株)〉の3社によって、薄型テレビ向け液晶パネル事業の合弁会社として発足した経緯を持つ。日本を代表する家電メーカーの技術力を活かし、広視野角・高画質な「IPSαパネル」をメインに各メーカー向けの液晶
食堂経営 給食提供を一部停止 一部の事業を停止、自己破産申請を検討中 TDB企業コード:600525012 負債16億7000万円 「広島」 (株)ホーユー(資本金1000万円、広島市中区舟入本町17-1、代表山浦芳樹氏ほか1名)が、9月1日から一部の事業を停止し、自己破産の申請を検討していることがわかった。 当社は、1994年(平成6年)7月に設立された食堂の経営業者。大学や高校、官公庁、企業などの施設内にある食堂の企画・経営を主体に、売店の運営、研修施設などへの食事の提供などを手がけ、中四国地方を中心に、近年は北海道から九州までエリアを拡大していた。 しかし、積極的な事業展開により売り上げを拡大させる一方で、同業者との競合による受注価格の低下に加え、コロナ禍で受託先である学校や官公庁などの食堂運営が休止となったほか、テレワークやオンライン授業の導入で食堂売上が減少し、2022年11月期
アニメ制作市場、3年ぶりに回復 「動画配信」が追い風、版権収入がカギに ~ 日本アニメ、海外に活路 3社に1社が「海外取引」 ~ はじめに 2022年のアニメ業界は、引き続き劇場版を中心に多くのヒット作に恵まれた。『ONE PIECE FILM RED』のほか、『すずめの戸締まり』、日本国内のほか中国で記録的なヒットとなった『スラムダンク』など、多くの大型タイトルが登場し、明るい話題が多かった。 日本動画協会(AJA)の集計では、2021年のアニメ配信市場は1500億円を突破し、過去最高となった。アニメの視聴機会がテレビからネット配信へ軸足が移るなか、従前のアニメ制作モデルに囚われない制作モデルなど新たなビジネスチャンスが広がっている。長年の課題だったアニメ制作会社の収益力改善が、大きく前進する可能性を秘めている。 ■帝国データバンクでは、信用調査報告書ファイル「CCR」(190万社収録)
IPS液晶製造 パナソニックホールディングス連結子会社 特別清算申請へ TDB企業コード:261010896 負債5800億円 「兵庫」 東証プライム上場のパナソニックホールディングス(株)(TDB企業コード:580001548、大阪府門真市)は、7月31日に連結子会社であるパナソニック液晶ディスプレイ(株)(TDB企業コード:261010896、資本金5億円、兵庫県姫路市飾磨区妻鹿日田町1-6、代表加藤知之氏)が解散し、特別清算を申請することを発表した。 パナソニック液晶ディスプレイ(株)は、2004年(平成16年)10月に設立。(株)日立製作所、(株)東芝、松下電器産業(株)〈現:パナソニックホールディングス(株)〉の3社によって、薄型テレビ向け液晶パネル事業の合弁会社として発足した経緯を持つ。日本を代表する家電メーカーの技術力を活かし、広視野角・高画質な「IPSαパネル」をメインに各
JR秋葉原駅前で免税店を経営 消費税の不正還付申告で100億円の追徴課税を受けていた 特別清算開始命令受ける TDB企業コード:980495556 負債68億円 「東京」 (株)TMD<旧:宝田無線電機(株)、資本金6000万円、登記面=千代田区丸の内1-7-12、代表清算人宝田篤氏>は、6月5日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。 当社は、1950年(昭和25年)に創業、61年(昭和36年)6月に法人改組された。電子部品の卸、小売事業を手がけ、73年にはJR秋葉原駅前に本社ビルを建設するとともに、外国人客をターゲットとした免税品コーナーを開設。2002年1月に本店ビルの隣にもビルを建築し、免税専門店としてオープンした。2014年5月期に約8億7400万円だった年収入高は、インバウンドの追い風を受けて2015年5月期には約37億600万円に増加、2017年5月期には約1092億7400
2023/6/14 当社ネットワークへの不正アクセスについて(第3報) 2023年2月24日付「当社ネットワークへの不正アクセスについて」、同3月31日付「当社ネットワークへの不正アクセスについて(第2報)」にてお知らせした通り、当社では悪意のある第三者による「侵入型ランサムウェア攻撃」(以下、本件)を受け、復旧及び対策を進めるとともに、ネットワークログや操作ログを解析するなど情報流出に関する調査を継続実施して参りました。 調査の結果、ファイル転送やデータ圧縮などの形跡は認められず、社内のファイルが外部に流出した事実は確認されませんでした。しかしながら、外部の攻撃者が当社システム内で参照した疑いのあるファイルが存在することが判明しましたので、以下の通りご報告いたします。 ■攻撃者が参照した疑いのあるファイル 当社システム管理部門の担当者が使用していたパソコン内に保存されていた170ファイル
「arrows」のブランドで有名な携帯端末メーカー 大手スマートフォンメーカーで初の倒産 民事再生法の適用を申請 TDB企業コード:013023835 負債1193億円 「神奈川・兵庫」 携帯電話の企画から開発、製造などをグループで一貫して手がけるFCNT(株)(資本金91億9650万円、大和市中央林間7-10-1、代表田中典尚氏)と、ジャパン・イーエム・ソリューションズ(株)(TDB企業コード:384023065、資本金16億5250万円、加東市佐保35、代表髙橋英明氏)および両社の持ち株会社であるREINOWAホールディングス(株)(TDB企業コード:657024223、資本金89億4055万円、大和市中央林間7-10-1、登記面=東京都港区芝4-13-3、代表髙田克美氏)は、5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。 3社は、富士通グループの携帯端末事業を投資ファンドのポラリ
旅行ガイドブック『地球の歩き方』を発行 新型コロナウイルス関連倒産 特別清算開始命令受ける TDB企業コード:982054551 負債10億4977万円 「東京」 (株)ダイヤモンド・ビッグ社(資本金1億円、登記面=渋谷区神宮前6-12-17、代表清算人三橋和夫氏)は、5月19日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。 当社は、1969年(昭和44年)9月に設立された。出版大手の(株)ダイヤモンド社(TDB企業コード:985181931、渋谷区)の子会社として、旅行ガイドブックの編集・出版の受託制作を手がけ、『地球の歩き方』『地球の歩き方リゾートスタイル』『地球の歩き方ポケット』などを発行していた。特に、『地球の歩き方』シリーズは100タイトル以上にもおよび、旅行者の実用書として高い知名度を誇っていた。旅行に付随するテーマに沿った単行本やムック本、訪日旅行者向けのフリーペーパー『Good
健康雑誌のパイオニア『壮快』、実用情報誌『特選街』を出版 続報 再生手続き廃止決定受ける、破産へ TDB企業コード:982767010 負債15億7217万円 「東京」 既報、3月7日に東京地裁より民事再生手続き開始決定を受けていた(株)マキノ出版(資本金5000万円、中央区日本橋茅場町3-4-2、代表室橋一彦氏、従業員39名)は、5月29日に同地裁より再生手続き廃止決定および保全管理命令を受けた。今後、破産に移行する見込み。 保全管理人には、監督委員であった安藤信彦弁護士(千代田区永田町2-14-3、安藤総合法律事務所、電話03-3597-7700)が選任されている。 当社は、1977年(昭和52年)10月に設立された出版社。健康雑誌のパイオニアである『壮快』をはじめ、女性向けに美容や健康に関する情報誌『ゆほびか』、健康情報全般を掲載する『安心』のほか、家電や文房具などの最新情報を紹介す
2023/2/24 当社ネットワークへの不正アクセスについて 株式会社帝国データバンクは、2023年2月21日に当社のネットワークで異常を検知し、第三者による不正アクセスを確認しました。 不正アクセスについて、速やかに関係機関への報告を行うとともに、外部の専門機関による協力を得ながら被害状況の詳細を確認中です。不正アクセスの影響を受けた社内システムに不具合が生じ、一部商品の提供ができない状況となっておりますが、順次復旧に取り組んでおります。 今回の不具合の影響により、お客さま、関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。 なお、現在までに提供済みの商品および稼働中のサービスについては安全の確認が取れており、お客さまや社外の皆様へ被害が拡大することはありません。 今後お知らせすべき新たな事実が判明次第、改めてホームページ等にてお知らせいたします。
生菓子製造 新型コロナウイルス関連倒産、「鶴乃子」などのヒット商品やホワイトデーの発案業者としても有名 特別清算開始命令受ける TDB企業コード:800001073 「福岡」 (株)FRT企画(旧商号:(株)石村萬盛堂、資本金9500万円、福岡市中央区大名1-9-33、代表清算人石村善之亮氏)は、1月10日に福岡地裁より特別清算開始命令を受けた。 当社は、1905年(明治38年)12月に創業、49年(昭和24年)2月に(株)石村萬盛堂の商号で法人改組した菓子製造・販売業者。主力商品であるマシュマロ菓子の「鶴乃子」や鶏卵を素面のように仕上げた「鶏卵素麺」などの和菓子のほか、バウムクーヘン生地をキャラメリゼさせた「ブリュレドサンク」、唐津レモンを使った「レモンケーキ」といった洋菓子を製造・販売していた。九州各県に直販店やFC店を展開し、和菓子は「石村萬盛堂」、洋菓子は「ボンサンク」で販売するほ
一般貨物自動車運送 楽天モバイルに対する不正請求に絡み注目されていた一般貨物運送業者 事後処理を弁護士に一任、自己破産申請へ TDB企業コード:247012578 負債54億9900万円 「神奈川」 (株)TRAIL(資本金2000万円、相模原市中央区相模原3-8-26、登記面=東京都港区芝公園2-11-11、代表濱中治氏)は、1月13日付で事後処理を島本泰宣弁護士(東京都千代田区麹町3-6-5、東京双葉法律事務所、電話03-3263-8055)ほか3名に一任した。今後、自己破産を申請する見込み。 当社は、2014年(平成26年)7月に設立。一般貨物運送事業を主体として、倉庫内物流業務の請負も手がけていた。もともとは協力会社に外注する形で事業展開を図っていたが、2020年3月期中に一般貨物自動車運送事業の許可を受けて自社配送の割合を高め、業歴は浅いながらも同業界で経験を積んだ代表の人脈を生
電気事業所 東北電力と東京瓦斯が共同出資した電力会社 破産手続き開始決定受ける TDB企業コード:048016478 負債130億円 「東京」 (株)シナジアパワー(資本金4億9500万円、台東区北上野1-9-12、代表会田喜之氏ほか1名)は、12月1日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は富永浩明弁護士(東京都中央区銀座7-12-14、富永浩明法律事務所、電話0120-583-017)。債権届け出期間は2023年2月1日までで、財産状況報告集会期日は同年5月29日午後2時。 当社は、2015年(平成27年)10月に東北電力(東証プライム)と東京瓦斯(東証プライム、名証プレミア)の共同出資により設立。株主である東北電力および東京瓦斯の発電所より電力供給を受け、北関東を中心とした関東圏における高圧・特別高圧の顧客向けに電力販売を手がけていた。株主2社から
鶏卵大手イセ食品グループ 続報、更生手続き中の「森のたまご」のイセ食品グループ スポンサー決定 TDB企業コード:270073572 「東京・富山ほか」 既報、会社更生手続き中のイセ食品(株)(資本金2000万円、千代田区有楽町2-10-1、更生管財人髙井章光氏)など鶏卵大手イセ食品グループは、11月25日、(株)SMBCキャピタル・パートナーズ(東京都千代田区丸の内1-1-2)とスポンサー契約を締結したことを発表した。 イセ食品(株)は、1971年(昭和46年)6月に設立。グループで養鶏場を運営し、育種から飼育、採卵、加工、配送まで鶏卵関連事業を手掛けていた。自社ブランド卵「森のたまご」、「伊勢の卵」などの鶏卵を大手スーパーマーケット向けに卸していたほか、液卵も取り扱い、2020年1月期の年売上高は約377億2290万円を計上していた。 しかし、3月11日に一部債権者と一部株主から東京地
倉庫業 続報、不正行為の発覚で資金繰り悪化 日本ロジステックの負債額判明 TDB企業コード:284023492 負債151億318万円 「東京」 既報、8月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた日本ロジステック(株)(資本金4億8000万円、千代田区神田須田町1-5-10、代表黒川尚悟氏ほか1名、従業員300名)は、同日保全・監督命令を受け、申し立て時点の負債は債権者約371名に対し約151億318万円であることが判明した。運輸・倉庫業界では今年最大の負債額となる。 申請代理人は網野精一弁護士(中央区八重洲2-8-7、阿部・井窪・片山法律事務所、電話03-3273-2625)。監督委員には岡伸浩弁護士(港区西新橋1-5-8、岡綜合法律事務所、電話03-6257-1037)が選任されている。 当社は、2017年(平成29年)12月に設立。1959年(昭和34年)10月に設立した旧・
倉庫業 運輸・倉庫業界では今年最大の倒産 民事再生法の適用を申請 TDB企業コード:284023492 負債80億3000万円 「東京・千葉」 日本ロジステック(株)(資本金4億8000万円、千代田区神田須田町1-5-10、代表黒川尚悟氏ほか1名、従業員300名)と関係会社の日本ロジステックサポート(株)(TDB企業コード:987150012、資本金1億円、浦安市千鳥12-20、代表三橋一成氏ほか1名)の2社は、8月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。 申請代理人は網野精一弁護士(中央区八重洲2-8-7、阿部・井窪・片山法律事務所、電話03-3273-2625)。 日本ロジステック(株)は、2017年(平成29年)12月に設立。1959年(昭和34年)10月に設立した旧・日本ロジステック(株)〈現・日本ロジステックホールディングス(株)〉からグループ管理事業以外の事業を2018年
アニメ制作、苦境続く 「赤字」割合は過去最高の4割 市場は初の2年連続減、大手と中小の格差鮮明 ~ 新作タイトル数の減少打撃、収益還元の仕組みづくり急務 ~ はじめに 2021年のアニメ業界は、劇場版を中心に多くのヒットがあった。1995年に放映開始した国内屈指の大型タイトルの完結作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に加え、海外でも大ヒットした『鬼滅の刃 無限列車編』など、明るい話題が多かった。 一方、国内アニメ産業の発展をけん引してきた日本アニメの世界市場11年ぶりに減少。コロナ禍での巣ごもり需要により、アニメの視聴機会がテレビ放送からネット配信へ軸足が移りつつあるなど、外部環境はコロナ禍によって一変している。制作企業でも、制作ニーズは引き続き旺盛な一方でデジタル人材不足が深刻化するなど、課題は今なお山積している。 ■帝国データバンクでは、信用調査報告書ファイル「CCR」(190万社
がん免疫細胞療法のノウハウ提供、東大発バイオベンチャー 東証スタンダード上場 破産手続き開始決定受ける TDB企業コード:985728098 負債1億8765万円 「東京」 テラ(株)(資本金33億1540万7989円、新宿区西新宿6-5-1、代表木内清人氏)は、8月5日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は安達桂一弁護士(千代田区九段北4-1-5、岩崎・安達・岡本法律事務所、電話03-3234-5221)。 当社は、2004年(平成16年)6月に設立。東大医科学研究所の持つ技術・ノウハウの権利を独占し、がん免疫細胞療法であるがん樹状細胞ワクチン療法(以下がんDC療法)、アイマックスがん治療のノウハウを提供していた。がんDC療法はがんに特異的な免疫反応を起こすことができ、外科療法、放射線療法、化学療法に次ぐ第4の療法として注目されており、がんDC療法専門クリニックなど全国
大阪土産名物「粟おこし」で有名な老舗菓子メーカー 新型コロナウイルス関連倒産 事業停止、自己破産申請へ TDB企業コード:580110275 負債3億1000万円 「大阪」 (株)戎大黒本舗(資本金1000万円、守口市大枝東町2‐19、登記面=守口市西郷通2-18-15、代表植村甚氏氏)と、グループ会社の(株)京都ぽてとの塔(資本金100万円、同所、登記面=京都府京都市伏見区深草稲荷中之町32、同代表)の2社は、7月20日に事業を停止し、事後処理を南昌作弁護士(大阪市北区西天満2-6-8堂島ビルヂング715号、リーガル・ソリューション法律事務所、電話06-6210-3920)と佐々木真一郎弁護士(京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町8京都三井ビル8階、佐々木総合法律事務所、電話075-211-7110)に一任、自己破産申請の準備に入った。 (株)戎大黒本舗は1927年(昭和2年)に創業
「神奈川」 (株)聘珍樓(資本金100万円、横浜市中区山下町157、代表者林衛氏)は、債権者より破産を申し立てられ、6月2日に横浜地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は増田尚弁護士(川崎市幸区堀川町580、多摩川法律事務所、電話044-540-1521)。 当社は、2018年(平成30年)4月の設立。1884年(明治17年)創業の旧・(株)聘珍樓を前身としている。同社は、横浜中華街で創業。現存する日本最古の中国料理店として知られ、2007年3月期は年売上高約107億9900万円を計上していた。 しかし、高コスト体質で収益性は低調に推移、景気悪化による法人需要の低迷から業績はジリ貧となり、2016年3月期の年売上高は約65億2000万円にとどまっていた。このため、リストラ等で立て直しを図っていたが改善に至らず、2016年(平成28年)4月に香港のファンドの出資を得て設立された別法
人手不足企業は45.9%、コロナ禍前の水準に迫る 特にIT業界で深刻 ~ 非正社員では「飲食店」「旅館・ホテル」で人手不足が目立つ ~ はじめに 「コロナ禍」前まで企業の経営課題として筆頭にあげられていた人手不足は、新型コロナウイルスの感染拡大によって経済活動が制約され、人手不足感が一時落ち着く格好となった。しかし、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され徐々に「アフターコロナ」へと向かうなかで人手不足割合も上昇、再び経営課題として浮上してきた。帝国データバンクが2021年11月に実施した調査では、2022年の景気に悪影響を及ぼす懸念材料に「人手不足」をあげた企業は30.6%で、前年の11.1%から大幅に上昇した。 ■調査期間は2022年4月15日~4月30日。調査対象は全国2万4,854社、有効回答企業数は1万1,267社(回答率45.3%)。なお、雇用の過不足状況に関する調査は20
オーディオ機器製造販売 新型コロナウイルス関連倒産 破産手続き開始決定受ける TDB企業コード:117001113 負債31億5160万11円 「大阪」 オンキヨーホームエンターテイメント(株)(資本金1億円、東大阪市川俣1-1-41、代表林亨氏ほか1名)は、5月13日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。 申請代理人は山岸正和弁護士(大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース34階、協和綜合法律事務所、電話06-6311-8800)。破産管財人には小松陽一郎弁護士(大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル8階、小松法律特許事務所、電話06-6221-3358)が選任されている。 (株)大阪電気音響社は、1946年(昭和21年)9月に設立。その後、71年にオンキヨー(株)へ商号変更しグループを形成。当社は、2010年(平成22年)10月に株式移転の方式
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