キャンプブームがひと段落したと言われる2024年。なんだったらキャンプ場関係者によると数年前から利用者は少なくなってきたという声もありますが、ひとまず過熱具合は落ち着いている様子です。 ご存じ日本の総合アウトドアブランドの雄「Snow Peak」についても、2023年の決算では二桁パーセントの減収減益と厳しい状況が続いている通り、キャンプ業界の失速感は否めない所。一方で、2023年には中小企業庁が「キャンプ場・グランピング事業」を成長産業として認定したという背景もあります。 そういった意味では「ブームは終わったが、カルチャーとして定着した」と言えるキャンプですが、このタイミングで間違いなく苦境に立たされるのは「第一次キャンプブーム」の時に乱立したキャンプ場なんです。 好調な施設はニーズの変化に対応出来た施設Photo by PhotoAC第一次キャンプブームの時は「グランピング」という概念