戦時中の水没事故で183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で、犠牲者の遺骨を探す潜水調査が2日まで3日間行われましたが、遺骨は見つかりませんでした。 「長生炭鉱」は戦時中の1942年2月3日に坑道の天井が崩れて水没し、183人が亡くなりました。 遺骨を探す潜水調査が去年10月に続いて31日から行われていて、日本人の遺族とともに、136人が亡くなった朝鮮半島出身の犠牲者の遺族も調査を見守りました。 3日目の2日は、ダイバーが出入り口の「坑口」からこれまで到達していたおよそ265メートル先まで坑道を進みましたが、遺骨を見つけることはできませんでした。 しかし、200メートルほどの地点で見つかった輪の形をした木の板12枚などを持ち帰り、調査を実施した市民団体では今後、専門家に依頼して詳しく調べることにしています。 市民団体は、ことし4月にも韓国のダイバーも参加して改めて潜水調査を
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