私はPerlのXSの勉強を、Simon Cozens氏とTim Jenness氏共著の″Extending and Embedding Perl″を読むことから始めました。2002年に発刊されて間もない頃でしたから、もうかなり昔です。勉強のために購入したのではありません。膨大なCライブラリの資産を再利用することが至上命令でしたので、インターフェースが変なものについてはXSラッパを書き、そのまま使えそうなものはInline::Cから利用しなければならなかったからです。 この本は確かにいい本です。実際にPerl Coreで使われているコードの断片や、重要なモジュール、例えばDBIからのコードの断片をサンプルコードとして載せており、サンプルコードを読むことに重点が置かれています。ですが、今、日本語版が出るかと問われれば、否と答えるでしょう。マーケティングの問題は置いとくとして、時代を反映してか、