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スティーブ・ジョブズ「スタンフォード大学に行くよりも、パリで数年間、詩の勉強をすることを強く勧める。」 日本や欧米に関わらず、現在世界中の教育で共通していることは、言語と数学が中心の教育で、これらのカリキュラムは、産業革命がスタートしてからの数百年間あまり変わっていません。 大量生産、大量消費で経済が回っていた20世紀であれば、産業革命当初に作られた教育方法を、そのまま使い続けるのは十分理解できますが、1990年代から始まったIT革命によって、多くのものが自動化され、人間には機械のような「効率性」ではなく、機械には到底生み出すことのできない「創造性」が求められるようになりました。 ↑言語と数学を中心とする教育システムは産業革命全盛期で活躍するためのもの。(Pic by galleryhip) なぜ創造性の固まりである、芸術、アート、そしてダンスの重要性は国語や数学よりも低いのでしょうか?
All photos illustration by Leading Company 日本を代表するアニメーション作家、新海誠監督と宮崎駿監督との間では、「都会」という物の捉え方が、全くの真逆になっています。 新海誠監督は不安定ながらも、未来を夢見て、都会で生きようとする若者を描こうとする。 それに対して、宮崎駿監督は、東京にいる人はナチス軍だとして、「俺は東京で生きていくぞ!」なんて映画は全然作りたくないのだと言う。 実際、宮崎駿監督が作り出す田舎の自然観や日本独特の雰囲気の方に感性が動いてしまう人達が多い一方で、いまの日本の現状からすれば、やはり何かをしようと思ったら、一旦は東京に行かなければならないのでしょう。 都会での自分の存在は何十万分の一だけど、田舎ではそれが一分の一に感じるという人もいれば、都会にいると自分は小さく見えるけど、将来は大きく見えるという人もいる。 そう言った意味
スタートアップが失敗する確率は93%「僕らはゆっくり40年間働く代わりに、4年間限りなくハードに働く」 イラスト:リーディング&カンパニー 不況が深刻になればなるほど、安定的な仕事を求めて大学に進学する傾向が強く、アメリカの名門校、プリンストン大学、ハーバード大学、そしてイェール大学などへの申し込みは過去最高になっているそうですが、大手企業でただ毎日、エクセルのファイルを見ているだけのホワイトカラーの仕事は、どんどん無くなっていくのは間違いありません。 ペイパルの共同創業者で億万長者のピーター・ティールは、20歳以下の起業家20人に対して、もし自分のアイデアを追求するために大学を辞めれば、約1000万円の助成金を与えるという制度を設立しましたが、イェール大学在学中にKikoというサービスを立ち上げ、eBayへの売却に成功したジャスティス・カンは、「大学で身に付けた知識とスキルのうち、現在I
多くの人たちが薄々気づいていることなのかもしれませんが、「企業」というものが経済の中心になる時代は終わりに近づいているのかもしれません。 実際、1970年には約50年あった会社の寿命は2008年には10.3年、現在では確実に10年を切っていると言われており、日本のトップマーケッターとして知られる神田昌典さんは、2024年までには会社という組織は無くなるだろうと述べています。(2022- これから10年、活躍できる人の条件 P147) ↑もうすぐ会社組織は「20世紀」の遺産になる。(Pic by Flickr) 企業の中でも「人材」と「人財」という言葉を使う人がいます。 人材とは費用であり、人財とは資産のことですが、「人件費が高騰して大変だよ。」と、社員を人材として管理し、何とか上手くマネージメントして、結果を出させようとしているところが、「失われた20年」という終わりなき不況から抜け出せな
テクノロジーの発展により、スクリーンとにらめっこする時間が増え、自分の頭で考えたり、人の目を見て人間らしい会話をする機会がどんどん少なくなってきています。 恐らく多くの人たちが、スマホの電源を切って自分と向き合う時間を増やしたり、スマホを見ながら人と会話することがどれだけ失礼なことなのか気づいているように思いますが、テクノロジーはある意味、麻薬と同じで一度中毒になってしまうと、なかなか抜け出すのが難しいのかもしれません。 ↑会話のない食事がどんどん増えている。 昨日のニューヨークタイムズに、iPadが始めてリリースされた時のジョブズのインタビューが掲載されました。ジャーナリストが、「お子さんもiPadが大好きですよね?」と訪ねるとジョブズは次のように答えました。 「うちの子供はまだiPadを使っていないんだ。うちの家庭ではテクノロジーの使用は制限しているからね。」 UCLAの調査によれば、
イギリスで2000人を対象に行ったパワポの調査によれば、22%がパワポを使ったプレゼンを聞くと6分以内に聞く気が失せ、10分後には、48%がプレゼンとは関係ない食べ物や他のプライベートのことを考え始めるのだと言います。 加えて、ニューサウスウェールズの調査によれば、パワポに既に書いてあることをもう一度口頭で喋って、聞き手に伝えようとすると、聞き手の理解度が下がるのだそうで、ハーバード大学の調査でも、パワポでプレゼンをすることは、会社のブランドイメージを下げることに繋がるのだそうです。 世界では毎日3000万回のパワポを使ったプレゼンが行われていますが、パワポに頼れば頼るほど、相手に何かを伝えようという気持ちの本気度は下がっていく。 アップルの社員がスライドを使って説明しようとすると、1分もしないうちに、ジョブズが「スライドが必要なのは、自分の話していることが分かっていない証拠だ。」と怒鳴り
Kindle ダイレクト・パブリッシングから「なぜ、スターバックスの創業者は、ビジネスマンではなく多読の作家だったのか?読書の生涯リターンは25%以上」という本を出版致しました。 紙の本でも読めますし、Kindle Unlimitedであれば無料で読めます。 書籍へのページはこちらから!! 「なぜ、スターバックスの創業者は、ビジネスマンではなく多読の作家だったのか?」 https://www.amazon.co.jp/dp/B09J3MVNQV この本では、人生における3つの大きな問題であるお金、健康、そして、人間関係は読書をすることで解決できるという命題を立て、イーロン・マスクやジェフ・ベゾスなど世界の様々な成功者や根拠を上げて、この命題を立証していく。 この記事では、本の面白いポイントを抜粋してお届けします。 本の詳細「なぜ、スターバックスの創業者は、ビジネスマンではなく多読の作家だっ
Eye Catch Photo by Flickr(tokyoform) 日本の働き方は、90年代からほとんどアップデートされておらず、現代の時代の遅れは「働く時間」によってカバーされているのだろう。 正しく物事が動く状態を維持できれば、会議など必要ないのに対して、会社の業績が下がれば、下がるほど、会議の量がなぜか増えていく。 時代の遅れを「働く時間」でカバーしている限り、一息ついて、自分のやっていることが本当に意味がある事なのかどうかを内省する時間が取れないため、非効率な働き方はどんどん深みにハマっていってしまいます。 また、隙間時間を徹底的に利用して、スケジュールをとにかくやらなければならないことで埋めようとしている人たちは、少なくてもクリエイティブな仕事には向いていない。 ↑働き方の遅れを、働く時間でカバーしている。(Photo by Flickr_tokyoform) ビジネスとは
Eye Catch Pic by Natsume 「真剣に遊ぶこと」は「真剣に仕事をする」ということよりも何倍も難しいといわれます。 大人になってからの遊びというのは、生きていく上で必要のないことをあえて行うこと。仕事は努力をすれば極められるのに対して、遊びは夢中にならなければ極めることはできません。 とにかく誠実に努力し続けることが大切だと考えられている日本では、なぜか遊びに行くことに後ろめたさを持ってしまいがちですが、現在、世の中で求められているクリエイティブな仕事というのは、「真剣な仕事の時間」と「夢中になって遊ぶ時間」がミックスした時に生まれるものなのです。(1) ↑大人になってからの遊びとは、必要のないことをあえてやること。(Pic by Natsume) 空気、水、食べ物などとは違い、「遊び」という行為は、時間を取ってわざわざ行わなくても、物理的に生死に影響することはない。
矢沢永吉「20代で苦労した者だけが30代で夢の世界を見ることが出来る」人生の80%は35歳までに決まる。 イラスト by リーディング&カンパニー アメリカの心理学者、メグ・ジェイさんによれば、20代は人生の中で最も重要な10年間で、人生を決定づける出来事の80%は35歳までに起こり、2/3の収入の伸びは、初めて仕事についてからの最初の10年間で決まってしまうのだそうです。 大抵、20代の人達はとにかく自分の好きなことをやって、30代になってから人生について真面目に考えればいいだろうと思いがちですが、ほとんどの場合、20代で行なっていた事は30代で少し軌道修正される程度で、ほとんど変わりはせず、なにげに過ごしている20代の瞬間瞬間が将来にまで大きく影響し、人生の大部分を決めてしまっていることに多くの人は気づいていません。(1) ↑一生を語る上で、重要な体験のほとんどは20代で起こる。 近年
illustration by リーディング&カンパニー あなたは平日何時に起きるだろうか?郊外に住んでいて通勤に1時間以上かかる方は、毎朝6時ぐらいに起床するかもしれません。 あなたが「あと15分だけ」と布団の中でグズグスしている頃、遠く離れたアメリカでは、5時に起床したナイキのCEO、マーク・パーカーさんがすでに1時間の運動を終え、4時半に起きたアップルのCEO、ティム・クックさんは部下にEmailで指令を送り、同じく4時半に起きたスターバックスのCEO、ハワード・ショルツさんはすでに会社に出社しています。 ↑アップルCEO:4時半に起きてまず部下にメールを送る。(iStock) 世界のCEOはほとんど例外がないほど早起きです。CNBCのレポーター、Julia Boorstinさんは毎年数えきれないほどのCEOにインタビューをしていますが、早起きを習慣にしていないと答えたCEOは一人、
ジャケットやネクタイを着ないことは時代遅れ「スーツ嫌いのクリエーターがスーツを着たら、もっと世の中は面白くなる。」 All photos illustration by Leading Company 最近、少しずつではありますが、「ジャケットやネクタイを着ないことは時代遅れ」と発言する人たちが増えてきている気がします。 もちろん、それは、日本の典型的なビジネスマンが着ているようなものではなく、今までスーツを嫌がっていた人が、着たくなってしまうようなオシャレなスーツのことを指すのでしょう。 そもそも、20世紀のビジネス会議には、スーツが嫌いなクリエーターは参加させてもらえませんでした。 ↑スーツが嫌いなクリエーターがビジネス会議には参加なかった。 アマゾンのジェフ・ベゾスが言うように20世紀の世界では、持っている時間の30%をプロダクト開発に、70%の時間をそれがどれほど素晴らしいプロダク
ジョナサン・アイブはスティーブ・ジョブズの最も近い友人であり、iPad、iPhone、iPod,そしてMacBook Airなどのデザインの責任者を務めました。 ジョナサンがデザインしたプロダクトは現在、食事をする時、仕事をする時、旅行に行く時など様々な場面で使われていますが、彼いわく、消費者の99%はアップル製品をデザインするのにかかった苦労を知らないとして、次のように述べています。 「80%の仕事はすべて失敗に終わる。大切なのは良くないと感じたら、すぐに作業を辞める勇気を持つ事だ。ジョブズはいつも口癖のように言っていた。”これで十分か?”、”これが正しいことか?” ってね。」 ↑ジョナサン「アップル製品のデザインにどれだけの想いが込められているか、99%の人は知らない。」(Simon D:Flickr) デザインチームはたった18人の小さ
Evernote創業者「世界で100年以上の歴史を持つ企業の80%は日本企業だ!」数字化してこれ以上職場から人間味を奪うな。 イラスト by リーディング&カンパニー 「数字は嘘をつかない」と不況になればなるほど、経営やタスク管理を数字化し、目標を短期化させることで、企業にとって本当に大事な長期的な目標からどんどん遠ざかっているという元大手コンサルタントの証言、「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」、かなり興味深いです。 大手コンサル会社に仕事を依頼すれば、「効率化」や「スキルの標準化」、そして「パフォーマンスの最適化」などを根拠なく押し進め、社員は機械同様、数字で管理されて、職場からどんどん人間味が奪われていきます。 ↑短期の数字目標は職場からどんどん人間味を奪う。 この数十年、企業のリーダーたちは、「どうしたら我が社はビジネスを通じて人びとの暮らしをもっとよくするために貢献できるか
(illustration by L&C) スタンフォード大学の心理学者アルフレッド・バンデュラ氏によれば、人生で最も重要な出来事は、最もささいなことから生まれると述べていますが、俗に「運がいい」と呼ばれる人達は、たまたまそのホームページに行き当たっただけ、その瞬間に、偶然その場所を歩いていただけ、パーティーに行ったら、たまたま会う人に会っただけ、というように次々と訪れる新しいチャンスをただ単純に、偶然だと考えていることが多いと言います。 しかし、エジンバラ大学のリチャード・ワイズマン博士が運について、徹底的にリサーチした研究によれば、運は魔法の力でも、神様からの贈り物でもなく、「考え方」や「心の持ちよう」が大きく影響すると述べており、松下幸之助さんが面接の最後に必ず「あなたは運がいいですか?」と質問し、「運が悪いです」と答えた人は、どれだけ学歴や面接結果が良くても不採用にしたという話はあ
スターバックスの元CEOであるハワード・シュルツはスターバックスを拡大するための初期の資金集めで242人に呼びかけて、217人に断られたのだと言います。 この数字から見れば、自分のアイディアを信じてお金を出してくれる確率はたった8%で、92%の人からは「お前のアイディアには投資する価値がない」がないと言われたことになりますが、シュルツ氏は当時のことを振り替えって次のように述べています。 「負け犬の気持ちを知りたければ、会社を設立するための資金集めをしてみることだ。 門前払いされ、疑いの日で見られ、自尊心を踏みにじられ、そんなアイデアなど何の役にも立たないとあらゆる難癖をつけられるだろう。」 「その一年間、私は単なる負け犬というより、負け犬の負け犬だった。」 「私は一年かけて資金を集めようと頑張った。242人に呼びかけて217人に断られたのだ。こんなに大勢の人から、あなたのアイデアは投資の価
All photo illustration by Leading Company 中国の深センから電車で1時間ほど行ったところに、約8000人の画家が住む大芬(ダーフェン)という場所があります。 ここでは、ホテルの受付や部屋に飾ったりする名画の複製(コピー)が大量につくられており、世界の複製画の約6〜7割がつくられていることでも有名です。 名画のコピーに限らず、少し前の中国と言えば、「theコピー大国」でした。 ブランド物からソフトウェア、そして、アニメのキャラクターまで、様々なものをコピーすることで成長してきましたが、中国のシリコンバレーとも呼ばれる深センの街を歩いてみると、もうコピー大国といったイメージはありません。 ↑昔の中国はコピー大国だったが、現在の深センにコピー大国のイメージはない。(LC.inc) ECのアリババはアマゾンを、検索エンジンのバイドゥはグーグルを、家電メーカー
イラスト :リーディング&カンパニー よく1万時間努力すれば、誰でもその分野のプロになれると言われます。 そして、「No Pain No Gain」という言葉の通り、若いうちはとにかく量をこなすことが大切だと、日本で言う「努力」という言葉は、どうしても、抽象的なスポーツ根性論に持っていかれてしまいがちです。 しかし、私たちは1万時間の努力どころか何万時間も車を運転しているのに大して車の運転が上手くなっていませんし、同じ仕事を5〜10年続けて、1万時間という量はとっくに超えているにも関わらず、その分野のプロになるどころか、まだ経験が少ない新人にあっさりと追い抜かれてしまうことも珍しくありません。 ↑1万時間など、とっくに超えているはずなになぜ大した成果が上げられないのだろうか? 遊びや趣味であれば、大して身を入れてやっていないからだと言えるでしょう。 ところが起きている時間のほとんどの仕事に
Pic_Thomas Hawk_Flickr よく「死ぬほど働いて、帰るのも毎日終電だよ」という話をよく聞きますが、「死ぬほど働く」とは一体どのようなレベルを指すのでしょうか。 昨日、日本に来日し、ラーメン次郎で食事をして話題を集めたイーロン・マスクが南カリフォルニア大学の卒業式で、「死ぬほど働く」ことについて説明しています。 ↑死ぬほど働くはどういうことか教えてあげよう。(Youtube) 「もし会社を始めるならスーパー・ハードに働く必要がある。私が会社を始めたとき、アパートを借りる代わりに小さなオフィスを借りたんだ。ソファーで寝て、シャワーが無かったので、近くYMCA(キリスト教青年会)でシャワーを浴びたよ。」 「コンピュータは一つしかなかったので、昼間にサイトをアップロードして、夜コーディングをしていた。もちろん月曜日から日曜日まで、休みなんて一日もなかった。スーパー・ハードに働くっ
好きなことで食べていく事は東大に入るより難しい。だから、21世紀は「努力」ではなく「夢中」の時代である。 All photos illustration by Leading Company YouTuberや仮想通貨、そして、アフィリエイトなど、世の中には常にお金を稼ぎやすそうなものが存在する。 しかし、現代のような情報がもの凄いスピードで流通する世の中では、稼ぎやすそうなものが出てくると圧倒的な影響力を持つ個人や、大きな資本力を持つ企業がすぐにその市場に参入してしまうため、一般人が同じスタートラインから始めても、勝てる見込みはどんどん低くなっていきます。 科学の世界で、新しい発見をした時に出る言葉は「見つけた!(エウレカ!)」ではなく、「これは面白い。」なのだと言う。 これは、ビジネスの世界でも同じことで、これからの時代、一般人が有名人や企業を抑えて成り上がれる手段が唯一残されていると
タバコよりも一日中座っている方が何倍も身体に悪い。アップルCEOが「座ることは、次の時代のガン」だと断言。 All photos illustration by Leading Company アップルのCEO、ティム・クックは「座って仕事をすることは、次の時代のガンを生み出す」として、本社1万2000人の従業員全員に対して、スタンディング・デスクを用意しました。 1日8時間座って仕事をしていたとしても、毎日ジムに行って運動をしているから大丈夫だと言う人も多いかもしれません。 しかし、アメリカのフレーダート病院が、2223人の参加者の1日の座っている時間と心肺機能などを調査した結果によれば、座る時間が1時間増えるごとに、運動の効果は16%も減少してしまうのだと言います。 ↑運動しても、座っている時間が長ければ、その効果は薄れてしまう。 ペニングトン生物医学センターのマーク・ハミルトン博士も
イラスト:リーディング&カンパニー シリコンバレーの革命児で、Yahoo CEOでもあるマリッサ・メイヤーさんが、オフィスを離れて、遠距離で働くことを禁止したことで、インターネット時代の新しい働き方とも言える「リモート・ワーク(在宅勤務)」の未来ついて大きな議論が交わされ始めていますが、これは生産性や経営、そして企業文化という観点から、まだまだ激しい言い合いが続いていきそうです。 ↑日本、アメリカ問わず、まだまだ大きな議論が行われる「リモート・ワーク」(Jay) 実際、世の中には100%良いことも、100%悪いことも存在せず、いきなり明日からYahooのように企業文化を意識した経営を意識しても上手くいかないでしょうし、リモート・ワークの代表格であるシカゴのソフトウェア会社「37シグナル」のように会社を完全にリモートで経営し、社員が毎日顔を会わせないスタイルに急にシフトしても、仕事の効率を落
All photos & illustration by Leading & Company 「私事で恐縮ですが、お世話になった◯◯社を退社し、新しく◯◯社を立ち上げました。」と会社を起こして、笑顔でフェイスブックに投稿するのが当たり前の時代になりました。 書店にも起業を促進するような本が所狭しと並んでいますが、独立して1年で40%が廃業し、5年経つ頃には、85%の会社が無くなってしまうというデータもあります。 そもそも、起業とは、スタートした直後は周りに告知し、成功すれば様々なメディアに取り上げられる。しかし、廃業したことを自ら周りに伝えたり、それを取材したがる人はほとんどいませんから、消えてしまった85%の起業家の話はほとんど世の中に出てきません。 ↑勢いよくスタートしても、85%の起業家は5年以内に消えてしまう。 大企業に就職して社長や役員になるためには、実力に加え、派閥や上司との関
All photos & illustration by Leading & Company 現在、中国では、街中にゴミを捨てたらマイナス◯点、車で割り込みをしたらマイナス◯点、献血をしたらプラス◯点、寄付をしたらプラス◯点などと言った形で、最新のAIを搭載した監視カメラを街中に導入し、信用スコアによって、人を評価しているのだと言います。 もちろん、中国政府に常に監視されているという意味では、かなりネガティヴに考える人達が多いことでしょう。 しかし、信用スコアが高い人達は、敷金・礼金が必要なかったり、シンガポールのビザが取りやすくなったり、結婚相手を決める時に信用が高くなったりと、信用スコアが普及したことで、中国のマナーが格段によくなったのも事実のようです。 ↑信用スコアが導入されて、中国のマナーは格段によくなった。 日本やアメリカでも、信用スコアが少しずつ普及し始めていますが、中国の信用
9割が挫折すると言われる営業、英語、ブログ、起業、そして、ダイエットなどを始めようとする時、どうしても「すぐに効果出る」という言葉にすぐ飛びついてしまいがちです。 その理由は、どれだけ「努力は報われる」という言葉を信じて頑張ってみても、成果というものは2倍努力したところですぐ2倍の結果がついてくるわけではないため、結果が出ないまま、どんどん精神的な体力だけが消耗していく日々は、誰でも一度は経験したことがあるでしょう。 特に起業などは、会社を設立した瞬間、フェイスブックに「◯月◯日に会社を設立させていただきました!!」と華々しいデビューを飾り、「おお!ついに!」、「すごい!」などというコメントがエンドレスに並びます。 まるで、すでに成功して上場でもしたかのような雰囲気につつまれますが、残念ながら起業というのは創業した瞬間から出血が始まり、努力すればするほど成功から遠ざかる日々が何年も続くこと
日本は小麦の全消費量の85%を輸入に頼り、しかもその6割はアメリカ産が占めていますが、現在アメリカで収穫されている小麦は、20世紀後半に行われた遺伝子研究によって形質転換されたもので、本当に天然の小麦とは明らかに異なります。 米国の医師ウィリアム・デイビス氏は、「現在の小麦が本物の小麦なら、チンパンジーは人間だと言うようなもの」だと指摘し、この形質転換された小麦が肥満、高血圧、糖尿病、そして心臓疾患の原因になっており、患者2000人に独自の「小麦抜き」の食生活を実践してもらったところ、病気や疾患が見事なまでに回復する結果になったと同医師は述べています。 ↑現在収穫されている小麦は、20世紀後半に遺伝子研究によって形質転換されたもの。(paule92) 実際、どこのスーパーに行っても、パン、ベーグル、シリアル、そしてパスタなど小麦食品だらけで、高度成長期以降、「日本食は欧米食よりも劣っている
All photos & illustration by Leading & Company 普段、コンビニなどで200円で売られているレッドブルの原価は10円〜20円ほどなのだと言われます。 では、消費者は残りの190円分は何に対して、お金を払っているのでしょうか? 1984年にレッドブルを創業したディートリヒ・マテシッツがつくった当時の資料には、「レッドブルのための市場は存在しない。我々がこれから創造するのだ。」と書かれており、彼はマーケティングさえ完璧であれば、どんな新しい需要も作り出せると考えていたのです。 ↑レッドブルCEO「レッドブルの需要はない。これから我々が作り出すのだ。」 レッドブルのCEOであるマテシッツ氏は、それを何十年もかけて実現していくわけですが、そう言った意味で、僕たちは、エナジードリンクに対して10〜20円、レッドブルのマーケティングが生み出す精神的付加価値に
ビートルズ、ピカソ、そして岡本太郎の作品は人を不快にさせるからこそ、価値がある「ウェブでの炎上が増えるほど、世の中が多様化する。」 ブログやSNSが普及し、誰でも情報を作り出して、拡散し、それに対してコメントできる世の中は、まるで「オンライン」と「オフライン」という対極な世界をPCやスマホという機械を使って、行ったり、来たりしているようで、何とも不思議な感じがしますが、その反面、インターネットというものは、人々の欲望に限りなく忠実なメディアのような気がします。 なぜなら、インターネットの両端にいるのは、豊かな感性を持った人間であり、話題になるのは、著名人のブログや儲け話、そしてエロティックな分野であって、的を得た真面目で堅いコンテンツを提供しても相手にされませんし、正しいことを言おうとすれば炎上、企業がある程度のお金をかけて、Web上でマーケティングやプロモーションに力を入れても、本当にマ
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