(CNN) エーゲ海に浮かぶギリシャの観光地サントリーニ島で先週から地震活動が続き、数千人の住民らが本土に避難している。 ギリシャ国営放送(ERT)によると、すでに6000人を超える住民が避難した。島の港では4日朝も数百人が荷物を持ち、首都アテネ行きのフェリーを待っていた。 先週末に発生した最大マグニチュード(M)4.9の地震に続き、4日朝にはM4.8を記録した。サントリーニ島から近くのアモルゴス島、イオス島にかけての海域では、過去3日間でM3の地震が約550回観測された。 ギリシャの地震対策当局によると、活発な地震活動は今後何日も続くと予想される。 サントリーニ島は年間約340万人が訪れる観光名所だが、人口は2万人程度。その多くが本土への避難を決めた。 アテネへ向かう避難用の飛行機は、4日に追加の15便が運航する予定。現地の学校は7日まで休校が続く。島に住む18歳の若者は、ロイター通信と