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2020年5月31日日曜日

[Windows] 内蔵システムドライブを外付けにしたらフォーマットできないときの対処方法

How to solve error "Operation is not supported by this object"

PCのシステムドライブとして使っていたSSDをUSBの外付けドライブに変換するケーブルでPCに接続してフォーマットしようとしたところ、エラーメッセージが表示されフォーマット出来ません。
仮想ディスクマネージャー この操作は、オブジェクトによってサポートされてません。


blog.fujiu.jp 内蔵システムドライブを外付けにしたらフォーマットできないときの対処方法

このエラーはバージョンの古い Windows では見たことがなかったので対処方法を調べてその方法をまとめました。


環境

  • Windows 10

エラーが出るまでの手順

スタートボタンを右クリックして ディスクの管理 を開きます。
ディスク1のパーティションをすべて削除したいのですが、いくつかのボリュームはメニューがグレーアウトされて削除出来ません。

左側を右クリックすると表示される ダイナミックディスクに変換 というメニューをクリックすると「この操作は、オブジェクトによってサポートされてません」というエラーが表示されました。

ボリュームの拡張ウィザードなども試しましたが、これ以上何をしても解決しそうにありませんでした。
ディスクの管理 では回復パーティションなど一部のパーティションは削除出来ないようになっているようです。


対処方法

DiskPart コマンドを使って解決しました。
検索バーかコマンドプロンプトに
diskpart
と入力します。(要管理者権限)
DiskPartのコマンドラインが起動したら、今回は ディスク 1 を初期化したいので
select disk 1
clean
と入力します。


これでディスク1が未割り当てになり、フォーマット出来るようになりました。


今回はすべてのパーティションを一度に削除するために clean と入力しましたが、パーティションを選んで削除する場合は
select partition
でパーティション番号を指定して
delete partition override
で削除できるようです。

diskpart コマンドdiskpart command - Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/diskpart



関連ブログ

Windows 10 の冷却ファンの回転を減らす方法
Windows バックアップが正常に完了しないのを回避する方法 (0x80780048)



2020年4月30日木曜日

[Windows10] フルスクリーン表示してもタスクバーが消えないときの対策

How to fix non-hiding taskbar in fullscreen

かつてはゲームの画面をフルスクリーン表示にするとタスクバーの領域までゲームの画面がは表示されていたのですが、Windows10 をバージョン 1909 にアップデートした頃からゲームの画面にタスクバーが重なって表示されることが増えました。
blog.fujiu.jp [Windows10] フルスクリーン表示してもタスクバーが消えないときの対策

ネットで調べた直し方をいくつか試しましたがどれも効果がなかったのですが、独自の手段で直りました。
その方法をまとめました。


環境

  • Windows 10


タスクバーが重なったときに消す方法

Ctrl + Shift + Esc キーを押すか、タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを起動します。
左下の詳細をクリックして詳細タブをクリックし、Explorer.exe を選んでタスクの終了をクリックします。

これでタスクバーが消えますがデスクトップも消えてしまうので
ファイル -> 新しいタスクの実行 から
explorer.exe
と入力して OK をクリックします。

これでデスクトップが復活しフルスクリーンも正常に表示されるようになりました。


タスクバーが重なるのを防げるようになった方法

エクスプローラーのフォルダーオプションを
別のプロセスでフォルダー ウィンドウを開く
を有効にしてからフルスクリーンの画面がタスクバーに隠されることはなくなりました。

設定方法はエクスプローラーの
表示 -> オプション
からできます。

すべての環境で動作保証するわけではありませんが同じ症状でお困りなら試してみることをお勧めします。


関連ブログ

Windows10 で古い Internet Explorer を使う方法


2020年3月29日日曜日

Firefox の遅いレンダリングが直るまで

How to fix Firefox slow rendering

正確な時期は不明ですが、この数ヶ月以内に Firefox をアップデートしてから Web 画面のレンダリングが遅くなりました。
具体的には Web 画面が表示されてから下にスクロールするとしばらく真っ白に表示されます。
下の画像のようなイメージです。

正常に表示されるまで数秒かかります。
原因は不明ですが、Windows の電源設定を変更したら改善したのでその方法をまとめました。


環境

  • Windows 10
  • Firefox 74.0 (これより前のバージョンから起きていました)


電源とスリープの設定を見直す

スタートボタンのコントロールパネルから
システム -> 電源とスリープ
を開き 電源の追加設定 をクリックします。

もし省電力になっていたらバランスに変更します。

この設定変更してから Firefox の画面をスクロールしても真っ白になることはなくなりました。
過去のブログ Windows 10 の冷却ファンの回転を減らす方法 で紹介した最大のプロセッサの状態を低く設定すると真っ白になることが多くなります。
PC の性能によってはバランスより高パフォーマンスを選択した方がいいかもしれません。
原因は不明なままなのでこの設定では直らない可能性もありますのでご了承ください。


関連ブログ

Windows 10 の冷却ファンの回転を減らす方法


2019年9月14日土曜日

Windows 10 の冷却ファンの回転を減らす方法

How to decrease thermo fan speed

当ブログの著者は CPU の発熱用に応じて冷却ファンの回転数が速くなったり遅くなったりノート PC を使用しています。
冷却ファンの回転音がうるさいと思うことがあったのですが、設定を変更したら冷却ファンの回転数を減らすことができました。
blog.fujiu.jp Windows 10 の冷却ファンの回転を減らす方法


環境

  • Windows 10
  • ノート PC (Lenovo ThinkPad)


なぜ冷却ファンが回転するのか

Windows 10 はユーザーが操作しない間もキーボードやマウスの入力の監視や不正なソフトウェアの探索など、休みなく処理をしています
PC が高速な処理をしているときは CPU の発熱量が増えます。
PC 本体が高温に晒されると故障の原因になるため、発熱量が多くなるとその熱を逃がすために冷却ファンが高速で回転します。
何も操作しなくても冷却ファンが回転することもあります。


設定方法

冷却ファンの回転を減らすには CPU の処理が高くならないように設定します。
以下の設定でできました。

スタートボタンを右クリックし、電源オプションを開きます。

電源とスリープを少し下にスクロールし、「電源の追加設定」を開きます。

バッテリーメーターに表示されるプランが「バランス (推奨)」以外が選択されていたらバランスを選択します。
その右のプラン設定の変更を開きます。

詳細な電源設定の変更を開きます。

詳細設定を下の方にスクロールし、
プロセッサの電源管理 -> 最大のプロセッサの状態
を 90% くらいに設定し OK をクリックします。


最大のプロセッサの状態を下げると処理能力も下がる

この設定を下結果、冷却ファンは回転することはアイリますが、轟音で回転することはなくなりました。
タスクマネージャーを観察するとプロセス毎の CPU の率が下がっています。
発熱量の減少と引き換えに処理速度が犠牲になっていると思われます。
高速な処理が必要なアプリケーションを使うときは、電源プランを高パフォーマンスに戻さないと本来の性能を発揮できないと思います。
電源プランを自動で切り替えるソフトウェアなどと併用することをおすすめします。

どんな PC でもファンの回転が下がるとは限りませんが、騒音や消費電力に悩んでいる場合は効果あがあるかもしれません。


関連ブログ

夏に負けないパソコンのメンテナンス2015年版
[ThinkPad] サーマルファン故障


2019年1月26日土曜日

USB マウスが瞬間的に動作しなくなる症状 (プチフリ) が軽減した方法

How to fix the mouse short time freezing

いつの頃からかはっきりしませんが、Windows 7 を使用中にマウスポインターが一瞬だけマウスを操作した通りに動かないというマウスのプチフリーズが起こるようになりました。
古い PC なので故障だと思いますが、修理せずに延命する方法を模索しました。
設定を変更したところマウスのプチフリーズが軽減したのでその方法をまとめました。


環境

  • Windows 7
  • ノーブランドの500円くらいのマウス


USB のセレクティブ サスペンドを無効にする

コントロールパネル -> システムとセキュリティ -> 電源オプション
で、現在選択中の電源プランの「プラン設定の変更」をクリック。
blog.fujiu.jp USB マウスが瞬間的に動作しなくなる症状 (SSDのプチフリ) が軽減した方法

「詳細な電源設定の変更」をクリック。

「USB 設定」を展開し、「USB のセレクティブ サスペンドの設定」を無効にします。


ATOK を使わない設定にする

マウスが効かない間にタスクマネージャーを見るとテキストサービスの ATOK 関係のプロセスが CPU やディスクに負荷をかけているようでした。
そこでATOK を使わないようにテキストサービスを IME に戻しました。


USB のセレクティブ サスペンドと ATOK が原因という証拠はありませんが、この設定をしてからマウスがプチフリーズすることが少なくなりました。


試したけど効果がなかったこと

Driver Booster でデバイスドライバーを最新してみましたが効果はありませんでした。


関連ブログ

Windows が瞬間的に遅くなる症状を直す方法 (SSDのプチフリ)
2018年版 Windows10 のプチフリーズが解決するまで
フリーズ(文鎮化)したCrucialのSSDが復旧するまで
デバイスドライバーをまとめてアップデートしてPCを安定化する方法


2018年12月23日日曜日

Windows バックアップが正常に完了しないのを回避する方法 (0x80780048)

How to avoid backup error 0x80780048

2018年11月頃からバックアップ先のディスクドライブに十分な空きがあるのに Windows10 のバックアップが正常に完了しなくなりました。
blog.fujiu.jp Windows バックアップが正常に完了しないのを回避する方法 (0x80780048)

原因を調べ、設定を変更して正常に完了させる事が出来たのでその方法をまとめました。


環境

  • Windows 10


イベントビューアーの内容を確認する

イベントビューアーはスタートボタンの右クリックのメニューから開けます。
イベントビューアーを開くと次のようなイベントが記録されていました。
バックアップは成功しませんでした。エラー: バックアップの保存場所の空き領域が、データをバックアップするために十分ではありません。(0x80780048)。

バックアップの保存場所の外付けドライブを空にすれば今までは正常にバックアップ出来ていたし空き容量は十分あるのですが、バックアップ容量や空き容量の判定方法が変わったのかもしれません。
もっと大きい外付けドライブがすぐに調達出来ないのでこのドライブでバックアップする方法を模索しました。


バックアップの設定を変更する

Windows10 のバックアップは
コントロール パネル\システムとセキュリティ
の中にあります。

バックアップ先のディスクドライブを接続して
設定を変更します
をクリックします。

バックアップ先のドライブを選択して次へ。

自分で選択する を選んで次へ。

次のドライブのシステムイメージを含める のチェックをオフにします。

次へ進んで設定を保存して終了します。
この設定で何度か試しましたが、エラーで止まることはありませんでした。

容量の大きい外付けドライブを使えばシステムイメージごとバックアップ出来るようになると思いますが、大容量の外付けドライブを用意するまでバックアップが全く出来ないという不便はなくなりました。


関連ブログ

Windows10のバックアップと復元を使ってみました
[Windows10] バックアップボリュームにアクセスできない原因と対処方法
[Windows8] Paragon Hard Disk Manager


2018年12月2日日曜日

2018年版 Windows10 のプチフリーズが解決するまで

How to fix short freezes

過去に SSD のプチフリーズが解決した PC をWindows 10 April 2018 Update にアップデートしたら次のような動作不良を起こすようになりました。
  • コントロールパネルを開いた直後や Firefox のリンクをクリックした直後にマウスポインターが 0.1 秒程度反応しないことが頻繁に発生する(プチフリーズ)
  • Bluetooth マウスでマウスポインターを操作できないことがある。マウスの電源を入れ直すと使えるようになる
  • MIDI キーボードが突然使えなくなる。MIDI キーボードの USB ケーブルを抜き差しすると再び使えるようになることがある
  • プラグアンドプレイ対応機器を認識したときのサウンドが「ザー」というノイズが再生される。低確率で正常に再生されることがある
これらが解決するまでの経緯をまとめました。


環境

  • Windows 10 April 2018 Update
  • ThinkPad Edge 430
  • 内蔵ドライブを社外品の SSD に交換済み
  • USB 接続の MIDI キーボードとオーディオインターフェイス
  • Bluetooth マウス


USB 不調の原因は MIDI キーボードの故障

MIDI キーボードを交換して以来「ザー」というノイズが再生されることはなくなりました。
MIDI キーボードが故障して誤動作し PC の USB に負担をかけていたようです。


プチフリーズの原因は古いデバイスドライバー?

2018年11月に Driver Booster でデバイスドライバーをまとめて更新したらプチフリーズがなくなりました。
それ以前にも何度もドライバーを更新しましたが、2018年11月の更新までプチフリーズが直りませんでした。
Windows Update の更新内容との兼ね合いもしれません。
Driver Booster の使い方は過去のブログ デバイスドライバーをまとめてアップデートしてPCを安定化する方法 をご覧ください。
blog.fujiu.jp  2018年版 Windows10 のプチフリーズが解決するまで


試したけど効果がなかったこと

デバイスドライバーの更新で解決するまでに以下の内容を試しましたが、プチフリーズには効果がありませんでした。
  • 過去のブログ Windows が瞬間的に遅くなる症状を直す方法 (SSDのプチフリ)
  • ハードディスクの AHCI Link Power Management を Activce に設定する
  • 「USB セレクティブ サスペンドの設定」の「電源に接続」を無効に設定する
  • USB 3 Link Power Management の「電源に接続」を Off に設定する
  • 「SSD最適化設定」というフリーウェアで最適化の設定をする



参考にしたコンテンツ

Link Power Management (LPM) in USB 2.0
https://blogs.msdn.microsoft.com/usbcoreblog/2013/11/15/link-power-management-lpm-in-usb-2-0/

How to disable Windows 10's 'USB selective suspend' setting
https://www.windowscentral.com/how-prevent-windows-10-turning-usb-devices

Windowsスマートチューニング(299) Win 8/8.1編
https://news.mynavi.jp/article/windows-299/


関連ブログ

Windows が瞬間的に遅くなる症状を直す方法 (SSDのプチフリ)
デバイスドライバーをまとめてアップデートしてPCを安定化する方法


2018年8月18日土曜日

無料化された C++ Builder や Delphi を使う方法

How to get C++ Builder and Delphi Community Edition

2018年7月、エンバカデロ・テクノロジーズが C++ Builder や Delphi を条件付きで無料化した Community エディションを公開しました。
Community エディションを利用できる条件は次の通りです。

開発したアプリケーションによる収益が年間 5,000 USドル未満の個人、または開発者が5人以下で年間収益が 5,000 USドル未満の企業/組織のユーザー

1 USドルを 113円とすると 5,000 USドルは 56万4,270円です。
個人開発者なら条件を満たしやすいと思います。
この Delphi を実際にインストールしてみました。
blog.fujiu.jp 無料化された C++ Builder や Delphi を使う方法


環境

  • Windows 10


C++ Builder と Delphi について

C++ Builder と Delphi はどちらもプログラミングツールです。
インターネットが普及する前の 1990 年代に雑誌などで話題になったと記憶しています。
C++ Builder はその名の通り C++ 言語でプログラミングできます。
Delphi は Object Pascal 言語でプログラミングできます。Object Pascal はコンパイルが速く自然言語に近いので学習しやすいのが特徴です。
どちらの Community エディションも Windows・Android・iOS・MacOS のアプリケーションが開発できるようです。

エンバカデロにユーザー登録する

C++ Builder および Delphi のCommunity エディションを入手するにはエンバカデロにユーザー登録する必要があります。
C++ Builder

https://www.embarcadero.com/jp/products/cbuilder/starter/free-download

Delphi
https://www.embarcadero.com/jp/products/delphi/starter/free-download

ユーザー登録後、すぐにダウンロードの URL とインストール番号が記載されたメールが届きました。

Windows 10でインストールするには、.NET 3.5のセットアップが必要です。 [プログラムとファイルの検索]ボックスに「Windowsの機能」と入力します。 Enterキーを押して「Windowsの機能の有効化または無効化」ダイアログボックスを表示します。 「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0および3.0を含む)」を選択します。 [OK]ボタンを押して.NET 3.5をインストールします。

インストールする方法

今回は Delphi で Android の開発環境をインストールします。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしてインストールします。

インストールはウィザード形式で進みます。
製品登録画面で Serial Number にメールで届いた13文字の「インストール番号」を入力するとインストールが始まります。。

インストールするプラットフォーム選択や追加オプションによってディスクに必要な空き容量が変わります。

インストールが終わると起動します。
今時の Visual Studio や Android Studio に比べると軽快に動作します。


C++ Builder や Delphi を使うメリット

アプリを開発するなら Google の Android Studio や、 Apple の XCode の他、Delphi Community Edition に近い条件で使える Visual Studio Communty もあります。
既にそれらを使っているなら Delphi や C++ Buiolder に切り替える必要はないと思います。
ただし、Android Studio はプログラミング言語が Java から Kotolin に移行しそうなのと、Oracle が Java のサポートを少しずつ有料化し始めています。
XCode の Swift はバージョンが上がるごとにプログラミング言語の仕様が変わったことがありました。
Delphi や C++ Builder は将来どうなるかわかりませんが、プログラミング言語が変わる可能性がとても低いのが最大の強みだと思います。


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