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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

本と円盤の新盤はOlive+セブンネットショッピングで買おう!

2025-02-04 11:04:04 | Weblog
昨年から一年ほど使っています三井住友銀行のOlive口座。その特徴は一部特約店でVポイントが高い還元率でもらえることにありますが、その中でも一番お得な使い方ではないか? と思われるのが特約店の中でもさらにポイントが追加されるセブンイレブンでの利用。
「ポイントが高くてもコンビニじゃ使わない」というご意見もありましょう。が、セブンイレブンにはセブンネットショッピングという通販サービスがあります。これをうまく利用すると非常にお得に買い物ができることが確認できましたので報告します。

注意しておかなければならないのは、Oliveを契約してもスマホに登録し、スマホからのタッチで決済しないと特別なポイントはつかないこと、セブンイレブンでさらに高ポイントにするにはセブンイレブンアプリもインストールして紐づけしてやらないといけない点です。セブンイレブンはかつて「やらかし」してるのでちょっと不安になるかも知れませんが、直接クレジット情報を渡すわけではないので、これだけならそこまで気にする必要はないでしょう。なにより今のセブンイレブンはうざったいくらい二段階認証を要求してきますから、そこは慎重になってます。
セブンネットショッピングで注文する際には受け取りは最寄りのセブンイレブンを指定、支払いも当日店頭にしましょう。支払うときは当然クレジットを指定します。他の買い物と違い、現金・nanaco・クレジットでしか支払いはできないと制限がありますが、今回はOliveで支払いですから問題ありません。あと通常の買い物と違うのはサインを要求されることくらいでしょうか。後日払いにはなりますが、このセブンネットショッピングでも通常の買い物と同様にセブンイレブンの特別なポイントが全部もらえることが自分で使って確認できました。具体的には
・セブンマイル0.5% 買い物した翌日か翌々日に買い物ごとに。200円(税抜)ごとに1ポイント。後日Vポイントに交換可。
・Oliveの基本0.5% 一か月全支払いのうち200円(税込)ごとに1ポイント・
・特約店の6.5% 一か月全特約店支払いのうち200円(税込)ごとに13ポイントと思われるが、若干繰り上がっている感あり。
・セブンイレブン限定の2.5% 一か月セブンイレブン全支払いのうち200円(税込)ごとに5ポイント・
・nanacoポイント0.5% セブンネットショッピング注文の場合、買い物ごと200円(税抜)のnanacoポイントも付与される。ただしVポイントへの交換ができないため、もてあまし中。

は確実にもらえます。これに加え、Oliveのポイントアッププログラムを付与されます。とくに
・+1% 毎月一回以上専用アプリにログインすれば付与される
は絶対やっておくべきでしょう。それ以外は、そこまでシャカリキになってあげる必要はないと思います。特典の毎月さらに+1%を選ぶ手もありますが、自動送金で3万円以上毎月入金させれば(Oliveの設定で可)+200ポイントになるほうが概ねお得だと思います。
さらに
・ポイントサイト経由で追加も可能
です。ためしにハピタスというところを経由してみて、反応はしたもののずっと「判定中」のままでなかなか付与されなかったのですが、一か月くらいたってやっと付与されました。これは後日Amazonギフトにでも交換しましょうか。こういうポイントサイトはいろいろうざったいとか、結局ドットマネーを経由するので使いにくいと考えている人は、VポイントがやっているポイントUPモールを経由するといいでしょう。1%(税込)ですがVポイントで付与されます。注意点としては、最初の予約注文から受け取り支払いまでの期間が長すぎると無効になってしまうこと。発売前の注文は気を付けてください。

これらポイントが大した苦も無くもらえるのは大きいです。他のポイントを使っているからVポイントなんて使わないという方は、もらった端から支払いへの充当に充てればいいのです。しかもその充当分も内部では現金扱いなので、Vポイントからの充当で支払った分も先の付与ポイントは全部もらえます(もちろん確認済)なので損はありません。

・意外と安い
「通販と言ってもコンビニじゃ高いのでは」
この懸念もあるでしょう。が、案外そうでもありません。例えば本は「再販価格維持制度」があるため、どこで買っても新品なら値段は一緒です。ならポイント還元率の高いところで買うにこしたことはないでしょう。他は本だとポイントの率が低くなる傾向にありますが、セブンネットショッピング+Oliveは高率のままでした。
BD・DVDも大手のものなら事前予約は安い傾向にあります。わたしは先日「エスパイ」という映画のBDを購入したのですが、価格は税込みで5759円でした。これは当時のAmazonよりも安い金額で、かつ先のVポイントも付与されるので非常に得でした。いまや事前の注文はAmazonよりセブンネットショッピングを優先しているくらいです。自分で取りに行く手間はありますが、わたしの場合むしろ少し外へ出たいのでちょうどいい散歩の理由になったくらいです。

と、いいところばかり書いてきましたが、もちろん欠点もあります。その一つが
・注文時には安いが、すでに発売済の商品に関しては値上がりすることがある
点です。先の「エスパイ」BD、Amazonではすでに5717円まで値段が下がっていますが、セブンネットショッピングだと逆に税込み6133円に上がっています。ひょっとしたら予約段階で税込みと税抜きを間違えて処理したのでは・・・。ただ、ほか予約済のBDは全部現段階ではAmazonより安いのは確かです。

・一度のレジで1万円までしか清算できない
これは店によって異なるという話もありますが、基本一度に一万円までと思った方がいいです。コンビニの買い物で一万円なんて超えるわけがない、ともよく言われますが、BDの取り寄せが重なると一万円を超えることは十分あり得る話です。この場合、面倒ですが店員さんに言って複数回に分けてもらうしかないでしょう。基本別々の注文票になるはずですから。

これはセブンイレブンとは関係のない話ですが
・三井住友から保険や投資勧誘の電話がかかってくる
というものがあります。実際わたしのところにも数回にわたってかかってきました。わたし個人としてはあくまで買い物をお得にしたい、というだけのために口座をOliveにしたのですが、三井住友側としては一つの口座で保険も投資も全部管理できるのがOlive、という売り方をしているので、口座の残高に関係なく電話の勧誘が来ます。まぁ最初のうちだけで最近は来なくなりましたが。それすら面倒、かかってくること自体イヤ、という人は、登録専用電話番号(povo2.0とか)をもって、使うとき以外はスマホの中で無効化しておくといいかも知れません。

わたしにとっては非常に残念なことですが
・マイナー映画専用レーベルに弱い
のです。
先日「娼婦と狼男」という、タイトルだけだとどっち向けかわからないような映画のDVDが発売されました。もちろんわたしが取り上げるのだからコッチ寄りの映画なんですが、これを「セブンネットショッピングで予約できないか」と検索したら、当時は取扱製品の中に出てこなかったのです。発売後の今なら出てきますけど、メーカーからの取り寄せだし安くないし、でちょっとガッカリしました。結局同商品はAmazonで買いました。セブンネットショッピングの当日の検索結果には目的の商品の代わりに如何にもアッチっぽい劇画の電子書籍版が並ぶばかり・・・の中で明らかに浮いていたのが昔WOWOWでやっていたテレビアニメ「OH!スーパーミルクチャン」のCD。なんでやねん、と突っ込みを入れて考えること数秒で結論。おそらく収録歌の「狼なんか怖くない」と「時には娼婦のように」が反応したと思われます。は、まさかそれを狙っての選曲?
ちなみにスーパーミルクチャンの活動は現在でも続いているようでミニイベントなどがたまに開かれてます。が、肝心の新作は数年前「帰ってくるんダスよ」と宣言があったっきり音沙汰なし。「スーパーミルクチャンFOREVER」はどうした!"ダンダンダン"ミルクさーん、いるのは分かってるのよ~! 出て来なさーい"ダンダンダン"。


 
 


と、いうわけですでに発売済やマイナー商品は弱く、事前の予約購入なら強い。Olive+セブンネットショッピングはそういう位置づけでいいかと思います。こういうお得状態がいつまで続くかわかりませんので、印刷本やBDの購入がやっぱり最高という人はそのためだけにOliveを申し込んでもいいかと思います。ちなみにOliveは(紹介料目当で)あちこちで紹介コード貼ったりポイントサイトで開設を案件として扱えるようにあってますので、それらを経由すると別途ポイントがもらえたりして得をしますので、ぜひご活用ください。

あ、予約しといた某コミックの新刊届いてる。買いに行かないと。
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mineo新サービス発表・・・。あれ?既存ユーザーはキャンペーン対象外?

2025-02-03 16:26:38 | モバイル機器
Androidスマートフォンを使い始めたときからずっと愛用しているMVNOサービスのmineo。一度使い慣れると他に移る気がしなくなるという魔性の使い勝手の良さがある同サービスの、事前に本日2/3に新サービス&キャンペーン発表があるというので楽しみに配信で視聴を行いました。
で、サービスの変更点は二つ
1.「マイピタ」に50GB追加
一般的な通信事業者と同様の、使用量に応じて料金を支払うサービスである「マイピタ」。従来のプランには特に手を付けず、50GBが追加になりました。料金は2948円。いわゆる「ahamo対抗」でしょう。これに加えて従来通りオプションの「パケット放題Plus」が無料に加え、余ったパケットを預けて無限繰り越しを可能にする「パスケット」と午後10時30分から朝7時30分までのパケット利用がカウントフリーになる「夜間フリー」も無料になります。多分申し込まないとついてこないものになると思いますので、申し込む際には忘れずに。パスケットは王国ダンジョンを利用することで、夜間フリーは「ゆずるね」を繰り返すことでもらえる深夜フリーで同等のものを無料で使うことが可能なので、必ずしも必須というわけではありません。が、それらの手間が省けるというのは人によってはありがたい話でしょう。実質50GBをはるかに超えるパケットを使うことが可能なのでそれこそ100GBとか使う人、あるいは単に貯蓄パケットを稼ぐために活用する人向けかと思います。

2.「マイそく」のプレミアムコースが最大速度5Mbps&制限時200Kbpsに速度アップ
mineo独自で他社の追随がほとんどない、速度をある程度に制限することで容量はあまり問わないという「マイそく」。一般的にはさほど不自由しないとされている1.5Mbpsの「スタンダード」か、一時的に料金の比較的安い状態にしておくことを前提にした300Kbpsの「ライト」を選ぶ人が多く、速度が3Mbpsまで上がるとは言え、価格がスタンダードの2倍以上する「プレミアム」は選ぶ人が少なかったと思われます。そこにテコ入れを行い、最大速度を5Mbpsという、PCを使っていてもまずまず快適に使える速度まで上げてきました。また「マイそく」の弱点であった12~13時の32Kbpsという制限も200Kbpsにあげ、最低限の利用状況を確保できるという点で差別化を図ってきました。ただ、わたしは以前からプレミアムは速度よりも3日制限の撤廃もしくはせめて20GBまで引き上げるとかにしてほしいと思ってましたので、そちらを実施してほしかった。今のままだとスタンダードと制限容量が変わらないんですよ。

新サービスはこの二点。うーん、どちらも常用としては使わん。個人的にはちょっとお得感の薄い低料金プランをちょっとだけでいいからテコ入れしてほしかった。例えば「マイピタ」のデュアルプランをシングルプランと同じ料金にするとか、ライトを440円くらいまで下げるとか。わたしは現在通話用としてはライトを使ってるんですが、660円はやはりあまり安くないという印象を持っちゃうんですよ。下げるか、あるいはスーパーライトにプラン変更できるようにしてほしかったなぁ。まぁmineoによると現在の料金プランでも採算面でいうとギリギリらしいので、高価格プランに力を入れる気はあっても低価格プランをさらに下げるのは勘弁してくれ、ということなんでしょう。まぁシングルの1GBの料金で毎月10GBは平気で使うような不埒な輩もいるようなので、下げにくいのはわかりますけどね。

それ以上にガッカリなのが、これから始めるキャンペーン。マイピタデュアルプラン20GBまでが最大6か月間990円に「新規お申し込みで」に一言がついているんです。過去のmineoだと、こうしたキャンペーンは既存ユーザーも対象でした。だからこの時期にあえて20GBとか申し込んでパケットを貯める、なんていうアレな行為もできたんですが、今回は対象外ということになりそうです。とうとうmineoも「釣った魚に餌はやらない」方針に切り替える、他と一緒になってしまった、と言うということなんでしょうか。昨年あたりからその片鱗は見えてましたが・・・。またそれ以外に
・マイピタ50GB、最大6か月1790円
・マイそくプレミアム、最大6か月990円
の二つも今後用意されていますが、いずれも「キャンペーン適用」の一言つき。どうやら新規か、シングルからデュアルへの変更限定という形になりそうなんです。これもガッカリ。わたし、シングルも持ってるので適用させることは可能なんですが、キャンペーン終わったらもう音声いらない、料金高めだし。シングルに戻そうにもその場合原則手数料が発生しちゃうのでやりたくないんですよ。まぁ解約してまた入り直すのも手なんでしょうか、いろいろと無駄が出て好みのやり方じゃないし。せめてこっちは新規じゃなくても対象にして、試させてほしいなぁ、特にプレミアム。

と、いうわけで残念ながら既存ユーザーのわたしは蚊帳の外になりそうなmineoの新プランとキャンペーン。ちょっとユーザーよりではなくなったように見えて残念です。あちらの気が変わって既存ユーザーも対象になるのを期待しましょう。
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左旋衛星による地上波再送信実験やってます

2025-02-01 22:31:25 | Weblog
いただいた情報ですが、現在4K向けに打ち上げられている左旋衛星より地上波を再送信する実験がNTTによって行われている、とのことです。


残念ながらたとえ左旋衛星の受信が可能でも一般のシステムでは受信はできない、ということですが、番組表だけは受信できるそうなので、ちょっとみてみたいですね。
地上波と言っても県によって中身は違うわけからどれをやっているのか、やはり在京のキー局か? とも思うのですが、それだったら実験の意味などいまさらありません。どの県の地上波でも自在に切り替えて放送できる、と言った技術の実験でもやっているのではないでしょうか。
正直時代遅れな発想という感はぬぐえませんが、それでもいざという時の災害に役に立つ・・・かも知れませんが、いかんせん左旋放送だと受信できるシステムを持つ家は限られてしまうのでどこまで使い物になるのか少々疑問ではあります。ご存じの通り左旋からは有料放送はみな撤退を決めてしまいましたのでスカスカ。単に空いているから実験に使っているのか、あるいは本格的に左旋衛星を地上波再送信に活用する気かのか、注目です。なんか地方によくある、鳴り物入りで建てた第三セクターの商業ビルが時間とともにテナントに撤退されて空き部屋だらけになってしまい、代わりも来ず、仕方なく役所が移転してきたり分館で埋めたりする・・・なパターンに似ている気がするのはわたしだけでしょうか。


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ソニーもBD生産より撤退! どうなる私的録画補償金問題

2025-01-23 22:22:09 | 次世代ビデオへの懸念
パナソニックが撤退を表明してから二年、ソニーもBDの生産終了を発表しました。


まぁ実を言うとBDの生産終了よりミニディスク・MDがまだ生産していたことの方を驚いておりますが。少なくともMP3プレイヤーが流行りだしたころからMDの衰えは始まっていたはずなので、ずいぶん長く生産が続いていたことになります。それと比べると、ある意味替えの利かないBDはずいぶん早い生産終了というイメージです。
これで思うのがどうしても私的録画補償金問題。前にパナソニックが撤退したときは、さすがに私的録画補償金に対する反発が理由ではなく、あくまでキッカケにすぎないと考えていたのですが、ソニーは本気で反発が理由かも知れないですね。というのもつい先日私的録画補償金の額が認可された、という発表があったばかりなんです。声をあげただけで立ち消え?という予想もあったんですが、ゾンビのごとくよみがえってきてしまいました。


もちろんこんな仕事をするのはいつもの文化庁です。確か京都に移転したはずの文化庁ですが、こんなことを迅速に行っているところを見ると、やはり実質的には東京における庁舎が本庁であり、本庁の京都庁舎はただの看板・ヘタすると左遷先になってるのかも。で、この実施が4月ですからその前に撤退してしまえ、というふうにしか見えないですね。パナソニックについでソニーという日本の二大AV機器メーカーが相次いで撤退したことで反発の意思を示したのでしょう。一応他のメーカーをBDを使うことで利用者はまだ大丈夫ですが、録画のイメージ低下は避けられません。スカパー!とかWOWOWは少なくない打撃があるだろうなぁ。我々PC勢ならともかく一般勢は保存の手段が少なくなるんじゃ・・・と思うでしょうから。

もちろんそんなことでSARVHは巨額の収入をあきらめたりしないでしょう。BDとレコーダーが対象なのはあくまで第一歩。最終的にはあらゆる保管装置・メディアに補償金を付けるところにあるでしょう。少なくとも過去にSARVHは私的録画補償金を「私的複製補償金」として(すいません。この件、CultureFirst公式サイトとともに消えてしまっているので手前みそ記事しか残ってないのでそこは勘弁してください)無限の範囲拡大を要求した実績があります。ひょっとしたら現在ほとんど意識されずに支払われているユニバーサル料のように通信費に「私的複製補償金」を乗せてくるよう要求することだって考えられます。なにせ司法がどう判断しようと閣議決定で簡単に覆せますし、文化庁が簡単に認可の仕事をしてくれるんですから、最終的にはやりたい放題になるでしょう。

唯一の救いは今回の生産終了が示すように、少なくともメーカーはそう簡単に言いなりにならないという姿勢を見せているところですが、どっちにしても消費者はとばっちりを食うわけですからたまったもんじゃありません。だから私的録画補償金にはわたしは反対なんです、文字通りの複製が完全自由化しない限りは。
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発動! これが最強のスマートフォン

2025-01-22 17:02:31 | モバイル機器
昨日新型タブレットを物欲に負けて注文したことを書きました。ああ、アレなものを買ったばかりだというのに・・・。せっかくなのでそのアレなものを先に紹介しておきましょう。

それは昨年末のこと。友人Yから突然連絡がありまして。
Y「お前さん、AliExpressのアカウント持ってたよね」
k「持ってるよ」
Y「今からURLを送るが・・・。これ、安いだろ」
k「おお、5万円オーバーが普通のアレが諸々含めて4万7千円か。確かに安いな」
Y「これ買う! お前も買え!」
k「いきなりこれ買うのか・・・。うーん、分かった、わたしも買おう」

という緻密やり取りのもと、思い切って新しいスマートフォンを買ってしまったばかりだったのです。それがこれだ!




DooGeeのV MAX PLUSです!! いわゆるタフネススマホというやつでして、間違いなく現状最強スマートフォンの一角を占める一台。まずは開封直後の大きさを、ほかのスマートフォンと比べていただきましょう。


指紋で画面がきちゃないとか、USBのキャップが外れかかってるとかは勘弁。右端は比較用に引っ張り出してきた一般スマホ代表のOPPO。確かRENO9。真ん中はわたし現在の愛用品、やはりDoogeeのタフネススマホ、V30Tです。そして左端が今回購入したV MAX PLUS。こうしてみるとわかりますが、OPPOとV30T、V30TとV MAX PLUSという比較でみると思ったほど違わない印象です。さすがに持った時の手ごたえは少々違いますが、意外と普通に使えそうなのはご理解いただける(よね?)かと。
重量は540g。V30Tが388gだったので、その差はたった1.4倍でしかありません。二機種のタテヨコはほぼ同じで、厚みがV30Tが17.8mmでV MAX PLUSが26.3mm(一般スマホは9mm前後と言われています)。1.48倍もあるのに重さはそこまで違いません。にも拘わらずバッテリーはV30Tが10800mAhなのに対しV MAX PLUSはなんと22000mAh! V30Tの二倍以上です。一般的スマホと比べれば四倍以上になるでしょう。重量や体積当たりのバッテリーパフォーマンス、略してタイパでいえばV MAX PLUSは最強クラスと呼んで過言ではないでしょう!!!!! あ、もちろん技適マークはついてますので安心して使えます。

なお、重量・体積・バッテリー容量以外の性能部分ではV MAX PLUSはV30Tとほとんど違いはありません。

1.SOCはV30TがMediaTekのDimensity 1080、V MAX PLUSが Dimensity 7050と別型番に見えますが、実はただのリネームで性能は全く同じだったりします。ついでに昨日注文したFPad7も Dimensity 7050!なのですが、メーカーが同じでSOCが同じなら基本性能はたいして変わらないのは想像がつくかと。

2..メモリ容量:V30Tが物理メモリ12GB+拡張8GBの計20GBに対し、V MAX PLUSは物理16GB+拡張20GBの36GB。拡張は正直ほとんど宣伝文句のためにあるみたいな存在なので効果は体感できるほどないのですが、物理メモリ12GB/16GBはさすがに動きの軽さが実感できるレベルです。これだけあれば十分、なのにV MAX PLUSはデフォルトで拡張20GBが有効になってたりします。むしろ足引っ張らない?と思うのですが。同時に購入した友人Yは「前のとSOCのベンチマーク性能はほとんど変わらないのに、こっちは圧倒的にサクサク動く!すごい」と感心していました。買ったばかりでOSが汚れていないのもあるでしょうが、やはり大容量メモリの効果が絶大だと思います。友人Yの前機種は6GBでしたからなおさらでしょうね。ただ、12GBと16GBは体感速度は変わらないです。

3.ディスプレイのリフレッシュレート調整がちょっと違うみたいです。V30Tにはリフレッシュレートにオートがあり、それにしとけば一番問題なかったのですが、V MAX PLUSはオートがなく、60/90/120Hzのいずれかを選ぶ方式です。デフォルトの60は機種によっては不自由ないのですがこのV MAX PLUSではかなりガクガク感があって使いづらい印象。一方90Hzにすると驚くほど動きがナチュラルになり、120Hzまで上げる必要性を感じません。V30Tは90Hzではまだカクつきを感じるレベルなので、ディスプレイに若干改良が入った印象です。オートは残してほしかったですが。

4.最大2億画素のカメラを搭載しています。 DimensityのSOCはSnapdragonと比べると補正機能に劣るという人もいます。が、タフネススマホの場合「盛る」より素直な画を実現してくれたほうが都合がよかったりします。そして最大画素が同SOC最大の2億画素に対応しました。V30Tは1億画素なので2倍です。これらは主に、遠すぎて小さく見えない対象を撮影し、拡大することで確認するときに威力を発揮するのですが・・・。1億と2億、そこまで違うとは思えません。4倍の4億ならより細かくなるので威力はありますが。個人的にはそれより広角兼マクロレンズがV30Tの1600万画素から800万画素に落ちてしまったマイナスの方が大きいです。用途からしてマクロ撮影機能は重視して欲しいものです。

5.Androidが14です。タフネススマホの大きな欠点として、ソフト面でのアップグレードが期待できないというものがあります。メーカーがハードウェアに注力してソフト面まで手が回らないところが多いからです。Doogeeもその例にもれずV30TはAndroidのバージョンが12止まり。後のことを考えるとなるべく新しいバージョンのAndroidを搭載している方が都合がいいでしょう。V MAX PLUSは14が使われているのである程度安心できます。

6.カタログ上だとV30Tの急速充電が66Wなのに対し、V MAX PLUSは33Wと遅くなっています。ただ、V30Tで66W出すには付属充電機が必要で、プラグがEUなので変換機が必要であり、個人的には安心できないので使ってません。V MAX PLUSもAnkerの65Wやアイオーデータから"わけあり品"で買ったENERGEARの46Wを使ってます。まだ2回しか充電してないのですが、およそ50%分の充電を行うのに前者で約二時間・後者で三時間強くらいでした。


これくらいでしょうか。なので電池の持ち以外の使い勝手はあまり変わらないですね。
そのバッテリー持ちですが、さすがに異次元レベルです。最初、V MAX PLUSが来たとき、充電は95%までされていました(充電しすぎ。80%で止めろよ、とか文句言ってました)。これが30%切るまでかかった日にちはほぼ丸8日。わたしは20%台前半まで来たら充電する主義なので、まだあと半日くらい余裕だったのですが、翌日が休日でしたし休日はガッツリ使うのでその日にギリギリにはしたくなかったのです。その時の充電は80%で止め、休日ガッツリ使いましたのでその次の充電までは5日しか持ちませんでした。休日を挟むかどうかで違いますが、おそらくわたしの使い方だと充電期間はおおよそ7日に一回くらいでしょう。

「ウチのスマホは電力効率が良くて充電が一日くらい十分に持つ」とかいう意見をたまに見ますが、たった一日しか持たないスマホにストレス感じないのか?と問いたくなります。現在のメイン機、V30Tは最近3日半くらいで充電しなければならないくらいになったので、若干ストレスを感じているというのに・・・なおAccuBatteryによると現在のV30Tのバッテリー健康度は一年半ちょい使って94%。ただ、持ちに関しては少し物足りなくなっていたのは事実です。友人Yの誘いに飛びついたのはそのためでした。
友人Yがタフネススマホの購入に踏み切ったのは、彼自身がそれまで使っていたスマホのバッテリー周りでトラブルが起こったことが一つ、もう一つは当然わたしがことあるごとにタフネススマホの良さを説いていたからです。
「今のスマートフォンを買い替えるとしたら、次はどこを重視する? メーカーの宣伝に乗って、3Dゲームがサクサク動くハイクラスなSOC? インスタ映えする盛れるカメラの補正機能? 生成AI搭載? ノーノーノー! 刺さる人がいるのは否定しないけどそういうのが欲しい人は一部だけ。ゲームや補正やAIなんてPCでやった方がどう考えても快適だし。今のスマホがおろそかにしていて本当に万民が恩恵を受けるのは壊れにくさとバッテリーの持ちだよ。特にバッテリーの持ちの良さは充電回数を大幅に減らすことで劣化を抑え、製品の寿命を延ばし、買い替えを遅らせて年々高くなるばかりのスマホ本体料金を抑えることができる。まさにいいことづくめ。だからすべてのスマートフォンを使う人はタフネススマホから選ぶべきなんだ!」
と。うん、間違ったことは言ってない。ただ、わたしは入門機として10000mAhクラスのタフネススマホを進めていたのですが、まさか一足飛びで20000mAhに手を出すとは。友人Yはトラックの運転手ということもあって普段は一日中スマホで車内に音楽を流す使い方をしていることもあり、バッテリーの減りはわたしよりもかなり早いのですが、それでも3日くらい平気で持つので「車内で充電する必要がなくなった!」と喜んでおります。ただ、それなりに重量があるために落としやすく、すでにボディは傷だらけになったそうですが、まぁそれはタフネススマホが想定する使い方の範囲なので問題なしです。
そう、タフネススマホと言えばすぐ「鈍器」だとか言って重さを揶揄する人がいます。けど、使いやすさが一番大事。軽けりゃ正義、なんてのは数字や人の意見に踊らされているだけですよ。重さで言えばV MAX PLUSは540g(わたしの場合ここに滑り止めのカバーをつけているので577g)と一見重いけど、昔のビデオカメラはこのくらいの重さで「片手で持てる軽さ」って宣伝で売っていたんですよ。当時のビデオ雑誌の読者投稿欄(インターネットが碌に普及してなかったころなので)では「最近のビデオカメラは軽すぎてブレやすく、安定しない。メーカーは軽ければいいという幻想を捨て、もっと大きくて重い、業務用のように肩乗せして使うビデオカメラを売るべきだ」な意見が毎月踊ってました。それと比べりゃ並みのタフネススマホなんて大したことありません。むしろ手持ちが安定しているくらいです。それでも今のスマホより重いと通話利用時に疲れると思う人もいるでしょう。でも、重さで疲れるより長時間通話の利用で肘の内側が曲げっぱなしによる筋肉痛起こす方がダメージ大きくないですか? その場合は重さは痛みとはあまり関係ないです。おとなしくスピーカーモード使えばいいのです。使ったことのない人は一度持って見てほしいのですが、量販店の店頭などでは全くおいてないんですよねぇ。これがタフネススマホの残念な点その二。なんで日本の店やキャリアは本当にいいスマートフォンを取り扱おうとしないんでしょうか。そんなに某高額スマホだけ売りたいのか? と問いただしたくなります。

と、こう説いては見ましたが、まぁかくいうわたしも全面的にV MAX PLUSに移行したわけではなく、通話などメインの利用はV30Tをそのまま使い、V MAX PLUSは楽天SIMを挿れて通信専用に使ってるんですけどね。半分「スマホとしても使えるモバイルルーター」みたいな使い方です。個人的にスマホでやるテザリングはバッテリーの負荷が大きいので好きじゃないし、USBテザリングなんかやると給電という名の充電が行われるので過充電起こしかねないじゃないか、とか思ってるのですが、V MAX PLUSならバッテリーの消費もそこまで気にならないし、USBテザリングしてもたかがPCからのUSB給電くらいで過充電になるほど容量小さくないので、ある程度消費した状態なら安心して使えます。V30Tではそこまでの水準じゃなかったので、若干過充電を心配しながら使うしかなかったのが不満でした。

と、いうわけで、常時二台のタフネススマホを携帯する体になってしまいました。さすがにそこまでやっているのはわたしくらいかも知れませんが、最近財布をあまり持ち歩かなくなったので重さも大きさもポケットに代わりに収めるにはちょうどいい感じです。なお、先も書きましたようにV MAX PLUSはもちろんV30Tのような小型でもタフネススマホは国内の量販店やキャリアで全く取り扱いがないのでお試しに触ることもできず、購入のハードルが少し高いのが最大の欠点。本当は万民に進めたいのですが、そういうわけにもいかないですね。ただ、今年から一部メーカーで、通常スマホでもバッテリーの大容量化、おそらく7000mAhクラスくらいに水準が上がり始まるとのことなので、一般スマホが今後タフネス化していくかも知れません。それまで待つのも一つの考え方です。それでもV MAX PLUSの水準までは来ないと思いますので、通話以外に通信SIMを別に持っているような人は、一度考慮してみてください。
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またやってしまった・・・。HeadwolfのHeadwolf FPad7をついつい注文してしまう

2025-01-21 15:45:40 | モバイル機器
ちょっと前に手持ちのiPlay50miniPROのバッテリーに異常が見られ、使用をやめてしまいました。とはいってもその少し前に買ったAlphawolfのAPad1があったので別に不自由はなく、大暴れしながらも画面の「貼りつき」(最近はどっちかというと「剥がれ」の方がふさわしいかと思ってます)も、画面の表裏両側から押し付ける、という非常に原始的なやり方である程度対処できることが分かったのでこれでいいや、となっています。が、一度二台持ちの感触を味わうと一台だけだとどうにも手持無沙汰。やっぱりもう一台欲しい・・・の欲が少しですがわたしの中にたまっていました。Alldocubeの新型も、と考えていましたが、噂のiPLAY70miniULTRAはハイクラスのゲーム向けに特化してディスプレイサイズも8.8インチと大型化し、Lenovoあたりと競合する方向に向かっていたので、そっちじゃないんだよなぁ、どっちかというとiPLAY60miniTURBOのGPS搭載版とかが欲しいんだよ、そういうのが出ないかなぁ。と思ってましたら。

Alphawolfの本ブランド、HeadwolfからFPad7が出るっていうじゃないですか。

 

先日Fpad6およびAPad2が出たばかり。そっちのSOCはAPad1と同じHelioG99ながらディスプレイとバッテリーが強化されたもので、APad1よりこっちがよかったなぁ・・・などと思っていたらまたしても新製品。今度はAlphawolfからのストレージだけ強化した同等品が今のところ見当たらないのですが、Headwolf版の方でも256GBありますのでわたしには十分。

新製品、FPad7はFPad6のまたしてもマイナーチェンジ版ではありますが、SOCがDimensity7050! おととしのSOCではありますが性能は高く、iPLAY60miniTURBOのSnapdragon6 Gen1を若干ながら上回るくらいはあるようです。それでいてGPSやSIM通信に対応、バッテリーも6500mAhやディスプレイ解像度2560x1600といった先代の長所も健在、もちろんディスプレイサイズは8.4インチ・・・。ダメだ、物欲が抑えられねぇ。注文しちゃいました。ああ、先日アレなもの買ったばかりなのに。

さすがに買いすぎなのでしばらく我慢しますが、すぐに壊れたりしなければ今年いっぱいAndroid系は買い足しなしで楽しめそうです。「貼りつき」がなければ最高なんですが、まぁ無理だろうなぁ。
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船井電機、破産手続き開始が決定

2025-01-18 10:55:55 | Weblog
会長が準自己破産に抗告するものの総会が架空のものであったとして却下されたり、前社長の経営権がわずか1円で買い取られていた、という話も出てきたりで後ろを見ると非常にきな臭い、最初からつぶして現金をとれるだけとってしまうのが目的の経営取得だったのではないか、というにおいがプンプンしてくる船井電機の問題ですが、法律上は問題ないのか粛々と手続きが進み、とうとう破産手続きの開始が東京地裁によって決定してしまいました。


どうもこのまま手続きだけ進んで消滅、の未来しか見えてこなくなってしまいました。周囲の声を無視し、法律上の不備が出た様子もなく一方的な手続きが進むところから、なんとなくハゲタカファンドみたいなところに食い物にされてしまったのかな、という印象です。いまだに普通に残っている船井電機の公式サイトが悲しく見えます。新規採用情報の詳細のところだけ消えてましたし。

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ブラウザを変えました~FirefoxでもWOWOWのピクチャーインピクチャーができたので~

2025-01-18 09:26:46 | WOWOW&新BS
わたしは割とこだわりを持って使う方なので、ブラウザも一度機能にほれ込むと同じものを使いたがる傾向にあります。ここ数年は、Vivaldiというブラウザを使っています。非常に多機能なので全部の機能を使いこなしているとはとても言えませんが、自分にとって便利だと思う機能は一通り持っているので手放せなくなっています。ただ、最近はウリの一つである標準の広告カット機能が、各種サイト、特にYouTubeを使わせてもらえない原因の一つとなっていたので結局プラグインに頼らざるを得ず、Vivaldiの特徴が薄れつつあったのも確かです。
そこで、仮に別のブラウザに乗り換えるとしたら・・・。候補は前からありました。それがFirefoxです。これはかなり初期からある老舗のブラウザで、現役という点で見ればOperaと並ぶかそれに次ぐくらいに歴史のあるブラウザかと思います。Firefoxの何が乗り換え先として魅力だったかと言えば、それは動画のピクチャーインピクチャ機能。YouTubeでは標準で搭載している機能なのでわざわざブラウザで搭載しなくても、と思われるかもしれませんが、Firefoxは一味違う。AmazonPrimeのようなピクチャーインピクチャー(ちょっと長いのでPiPに以下略)に対応していないサービスでもPiP表示してくれるのです。これを初めて見たとき、まだYouTubeがPiPに対応していなかったころに同様の機能を実現したOperaを初めて使ったとき以来の衝撃を感じました。これは便利だ。アマプラに入ってしまおうか・・・。と一度は考えましたが、ここに障害が。なんとわたしが主に使っている動画配信サービス、WOWOWがFirefoxではPiPできなかったのです。むしろWOWOWは標準でPiPができる機能を持っているのでできないのはおかしいのですが、なぜかFirefoxで開くとPiPのアイコンが消えてしまい、かつ代わりのアイコンも表示されないのです。VivaldiはもちろんChromeでもPiPできるのに。Firefoxは他のブラウザと違ってエンジンがMozillaであるので、ひょっとしたらWOWOWのPiPはChromiumでないと出来ないと判断されて表示してくれないのかも知れません。

アマプラの方が映像が豊富だからアマプラあればWOWOWは要らないのでは?と思う方も少なくないと思います。が、WOWOWは配信が期間限定ゆえに特集の仕方が面白いですし、古い作品の場合映像ソースもその都度新しいリマスター版を取り寄せて使えるので画質はアマプラと比べても良好な場合が多く(逆に最新映像作品に関して言えばむしろ劣る印象ではありますが)、何より衛星放送契約でお金を払っているのでつかわにゃ損(笑)。今のところWOWOWをやめる気はないのでこっちが優先。と、いうわけでアマプラにも入らず、WOWOWで配信を使ってきました。
いつしかFirefoxのこともちょっと忘れかけていましたが、先日なにげなく調べてみたら、PiPを自動表示させる機能、ってのが実験的ですが追加されていたんですね。WOWOWはあくまでアイコンが表示されないだけで機能的にはPiPできるわけなんだから、これを使えばPiPできるんじゃね? と思い立ち、Firefoxをインストール。「設定」の「Firefox Labs」から「ピクチャーインピクチャー: タブ切り替えで自動的に開く」にチェックを入れ、WOWOWにログインして適当な配信動画を開く・・・。うん、アイコンは出ません。が、タブの+をクリックして「新しいタブ」を一つ有効にすると・・・。おお、ちゃんとWOWOWの配信動画がPiPできたではないですか!。ただYoutubeやアマプラと違い、タブのフォーカスを映像配信側に戻すと強制的にPiPも消えてブラウザ内に戻ってしまいます。また、常に配信元以外のタブを最低一つ表示させないといけないため、"ながら"を別作業と並行で行いたいだけの場合、若干メモリを余計に食う傾向もありますが、まぁ些細なことと言い切っていいでしょう。

追記:URL入力部分、星の横にあるピクチャーインピクチャーをクリックして有効化することもできました。前に気が付かなかったのはなんだったのか。おすすめしません、とか言われるけど無視してやっちゃうのが楽。これでほかの動画サイトと全く同じように使えます。

かくして最大の問題が解決したのでブラウザをVivaldiからFirefoxに全面移行することにしました。アマプラも入り直します。まぁそれでもなんとなく配信はWOWOWを使っちゃうんですけどね。アマプラはWOWOWでは配信してない映像作品や通販の際のポイント還元で元を取る方向でいきましょうか。

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本日1月10日はBS10誕生です。なのでPT3とPX-W3U3用設定ファイルつくりました

2025-01-10 23:33:58 | WOWOW&新BS
1月10日にあわせ、ジャパネットが経営するBSJAPANEXTとスターチャンネルが統合し、BS10のマルチチャンネルとして生まれ変わりました。旧JAPANEXTも地上波から老舗の人気番組「アタック25」を引き取って「アタック25Next」を放送するなど思った以上に一所懸命やっている感じで好感が持てます。リモコンからワンブッシュで選べる10に移ったのも、ほかの地上波系列局と比べても番組の質が劣っていない自信があるからでしょう。

そして、てっきりチャンネルを再スキャンするだけで受信できるかと思っていたら、新BS10のほうが新しい数値が振られていたようでそのままでは映りません。なのでまずツールでスキャンしてPT2/3用ファイルを作ってみました。

BS01/TS0    0    0    0    16400
BS01/TS1 0 1 0 16401
BS01/TS2 0 2 0 16402
BS03/TS0 0 3 1 16432
BS03/TS1 0 4 1 17969
BS03/TS2 0 5 1 17970
BS05/TS0 0 6 2 17488
BS05/TS1 0 7 2 17489
BS09/TS0 0 8 4 16528
BS09/TS1 0 9 4 16529
BS09/TS2 0 10 4 16530
BS13/TS0 0 11 6 16592
BS13/TS1 0 12 6 16593
BS13/TS2 0 13 6 18130
BS15/TS1 0 14 7 16625
BS15/TS2 0 15 7 16626
BS15/TS3 0 16 7 18675
BS19/TS0 0 17 9 18224
BS19/TS1 0 18 9 18225
BS19/TS2 0 19 9 18226
BS19/TS3 0 20 9 18227
BS21/TS0 0 21 10 18256
BS21/TS1 0 22 10 18257
BS21/TS2 0 23 10 18258
BS23/TS0 0 24 11 18288
BS23/TS1 0 25 11 18801
BS23/TS2 0 26 11 18802
BS23/TS3 0 27 11 18803

うまくいかなければ全部数字と数字の間を一度詰めたのち、TABキーで空白を開けて調整してください。
以前はこの中にチャンネル名を入れてましたが、見づらくなるのでやめました。代わりにBon_driver用チャンネル番号のリストを別に作ったので書いておきます。

0:BS朝日
1:BS-TBS
2:BSテレ東
3:WOWOWプライム
4:BSアニマックス
5;BS釣りビジョン
6:WOWOWライブ
7:WOWOWシネマ
8:BS11イレブン
10:BS12トゥエルビ
11:BS日テレ
12:BSフジ
13:放送大学
14:NHK
15:BS10スターch
16:BS10
17:J SPORTS 4
18:J SPORTS 1
19:J SPORTS 2
20:J SPORTS 3
21:WOWOWプラス
22:日本映画専門ch
23:グリーンチャンネル
24:ディズニーch
25:BSよしもと
27:BS松竹東急

なんか場当たり的に数字が振られているせいか、いろいろ飛んでますね。
さて、ここからが本番。ウチにあるもう一台のチューナー、PX-W3U3向けのリストも作っておきました。

CHANNEL_NUM = 28
CH001 = BS1/TS0,0,11727480,0x4010
CH002 = BS1/TS1,0,11727480,0x4011
CH003 = BS1/TS2,0,11727480,0x4012
CH004 = BS3/TS0,0,11765840,0x4030
CH005 = BS3/TS1,0,11765840,0x4631
CH006 = BS3/TS2,0,11765840,0x4632
CH007 = BS5/TS0,0,11804200,0x4450
CH008 = BS5/TS1,0,11804200,0x4451
CH009 = BS9/TS0,0,11880920,0x4090
CH010 = BS9/TS1,0,11880920,0x4091
CH011 = BS9/TS2,0,11880920,0x4092
CH012 = BS13/TS0,0,11957640,0x40d0
CH013 = BS13/TS1,0,11957640,0x40d1
CH014 = BS13/TS2,0,11919280,0x46d2
CH015 = BS15/TS1,0,11996000,0x40f1
CH016 = BS15/TS2,0,11996000,0x40f2
CH017 = BS15/TS3,0,11996000,0x48f3
CH018 = BS19/TS0,0,12072720,0x4730
CH019 = BS19/TS1,0,12072720,0x4731
CH020 = BS19/TS2,0,12072720,0x4732
CH021 = BS19/TS3,0,12072720,0x4733
CH022 = BS21/TS0,0,12111080,0x4750
CH023 = BS21/TS1,0,12111080,0x4751
CH024 = BS21/TS2,0,12111080,0x4752
CH025 = BS23/TS0,0,12149440,0x4770
CH026 = BS23/TS1,0,12149440,0x4971
CH027 = BS23/TS2,0,12149440,0x4972
CH028 = BS23/TS3,0,12149440,0x4973

これを手持ちのBonDriver_PX_W3U3_S.iniのBS欄に上書きしましょう。CSは書き換えずにそのままお使いください。
なお、何度も書きますが、このテキストはPX-W3U3でしか動作確認をとっていません。かつ、PLEXのチューナーは機種ごとにiniの書式が異なるため、PX-W3U3以外でこのテキストをコピペしても映りません。ですが、必要な数字は一緒ですので手持ちのiniと照らし合わせて書き直してください。
「全部書き換え面倒くさい!!」
ええ、わかります。なので簡単な方法も教えます。お手元のiniファイルのBS欄の一番下に新しい番号を加え、かつ一番上のCHANNEL_NUMを1足したうえでリストのCH17部分

BS15/TS3,0,11996000,0x48f3

これだけ加えてからチャンネルスキャンしてください。もちろん書式を手元のものに合わせてもらうのは前提ですが、多分イケルと思います。PX-W3U3で確認済です。ただ、PX-W3U3はツールがないので、PT3を使いながら手入力でデータを作ってるわけなんですよ。なのでできれば全部書き直して使っていただき、苦労を分かち合っていただけると大変うれしいです(笑)

しかし、今回の整理でBS11(BSイレブンのことじゃないよ)番号部分がまるまる空きましたね。ここに何か入れるんでしょうか。例のHEVCのテストとか始めるとうれしいなぁ。PX使いは念のために旧iniを補完しておいてBS11の周波数はキープしておきましょう。もちろん自分でini書く人前提の話ですが。
ああ、10日ギリギリのアップになった。間に合ってよかった。
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LenovoからLEGION Y700のグローバル版、Lenovo Legion Tab登場!!

2025-01-08 22:47:34 | モバイル機器
8インチタブレット愛好家の間では、実は憧れの機種が存在します。それがLenovoのLegion Y700です。世代を得ても毎回同じ名前なので紛らわしいのですが、型番というより称号として用いているのでしょうか。Legionの名が示す通りゲーム向けで、可能な限りゲーム向け性能の高いSOCを用いた、Android8インチ級タブレットの中でほぼ唯一のハイクラスに属する製品です。
しかし、大きな欠点がありました。なぜか中国国内向けにしか作らなかったのです。ご存じの通り中国国内ではGoogleのPlayストアが使えません。他にも細部でAndroidと異なります。なので中国国内向けのソフトを使うのでなければ、ROMを無理やり後乗っ取りするものを選ぶか、ちょっとハードルの高い操作を行って日本語化とGooglePlayを導入するか、のどちらかでした。ハードウェアの性能はそれで堪能できますが、後の更新などはほとんど期待できず、やや不安に思いながら使うしかないものでした。なので事実上Lenovoの傘下にあるNEC PCがLegionのグローバル版を発売する、と聞いたときは期待しましたが、値段が高すぎ・・・。無理やりこのROMを中国版に焼いた人もいたのかな? そこらへんよく知らないのですが。

しかし、ついにLenovoは重い腰を上げ、Y700の最新版のハードを使い、ちゃんと純正なグローバル版に仕上げたものを発売開始しました。


お値段79860円は一見高く見えますが、中国の通販サイト、AliExpressで中国ROM版を探しても1月8日時点で72,058円 ですから、差は8000円弱。最初からグローバル版であり、かつ安心して使えるということを考えると、それほど大きな差とは言えないでしょう。もちろんAliのクーポンが使えればもう少し差は大きくなりますので、技適やアップデートの問題を気にせず、かつ腕に自信のある人なら中国版を買うのはありだと思います。それともグローバル版の方がAliExpressに来るまで待つ?

わたしは、ゲーム向けのハイクラスSOC機は特に必要としていないのでパスします。しかし、これが出ると例のAlldocubeが発売を宣言しているiPLAY70miniULTRA(TURBO)はちょっと苦しいかも知れないですね。ゲーム向けとしてはやや中途半端、そもそもAlldocubeにお値段高めな準ハイクラスとか求めていない人は多いと思いますし。思い切ったキャンペーン値引きがあるかも知れないですね。
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