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うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ダンデーおじさん

2015年05月31日 | 日記

我が家のおじさんは、フランス語が堪能です。

フランス料理のコックだったからです(今は別分野の調理師)。

「ネコってフランス語でなんてーの?」と聞くと、「シャ」と教えてくれます。

「犬は?」と聞くと、「ルチアン」。「羊は?」、すかさず「ムトン」。

発音がフランス人っぽい、小声で囁く、時に鼻息交じり、

これがじわじわ面白くなってきてしまう訳です。

しばらく続けていると、だんだん答えなどどうでもいい、

おじさんが知らない事を聞いてやると意地になってきます。

「羊の睾丸は?」、「サバダバサバダバ」(聞き取れない)。

「ヤギの睾丸はどうだ?」、「サバダバサバダ」(覚えてない)。

「ネコは?ネコの睾丸は?」、

「ネコのかは解りませんが、一般的にサバダバ」(どうでもいい)。

こうなると、お主出来るなと一旦息を整えながら辺りを見渡します。

そして気づいた事を本能のままに、やつぎばやに質問をぶつけます。

「薄毛は?くさい臭いは?水虫は?カツラ、部分カツラはー?」と

自分の質問に爆笑を堪えられず泣きながら質問する私に、

おじさんはすべてを悟った高僧のような穏やかな顔で

「調べておきますね」と言うのでした。

おじさんが、プロの技で小魚(きびなご)を50匹、さばく

あや「おじさん、さいきん けが ぬけない しゃんぷー つかってる みたい」

 

おたま「けって ぬけちゃ いけないの?」

 

あや「おじさん よなかに こっそり あしのゆびに くすり ぬってんのよ」

 

おたま「おじさん びょうき なの?」

大人の男のたしなみなのだよ、ダンデズムなのだよ。

 

出来上がり。お見事!

おじさんは、今日から仕事の担当地が変わります。

いろいろ頑張れ、おじさん!いろいろ負けるな、おじさん!

 

以前、おじさんのことを占い師さんに占ってもらったとき、

「ひたすら働いて、右手にお金を掲げて笑顔で帰る男のカード出ました。」と

言われました。

 

 


だって、しょうがないじゃない

2015年05月30日 | 日記

土曜日です。

自分なんとか土曜にたどり着けました!

今週は頑張った。

居眠りしないように頑張りました。

眠気のせいか食欲も全然無いんです。

さぞや痩せてしまっただろう、ガリガリになってしまったんだろうと、

さっき体重計に乗ったら思いのほか太っていました。

いつ?いつどこで?と考えてみたら、今

週のテーマ「仕事中に居眠りしない」を真剣に取り組むべく、

おやつばっかり食べていた。

ロレツが回らなくなったら、すかさずお菓子を口にほり込む。

眼が半開きになったら、ほり込む。

口が閉じづらくなったら、ほり込む。

仕事そっちのけで、ほり込む。

銀歯が取れてもほり込む。

無我夢中にほり込んでいたので、うっかりしました。

盲点でした。

食欲が無いのに太るって、無念ですね。

我が家のぽっちゃり仲間が、魅惑の隙間にて

うんこがトライ!

 

肩口で終了。

 

あやがトライ!

 

押し込む押し込む押し込む。

 

うんこ「あれ はまってない?」

これ以上押し込むと本当にはまって取れなくなるといけないので、引っ張り出しました。

 

うんこ「すこーし ふとったかも すこーし」

だいぶ痩せないと、入れませんよ。

私が悪い、私が。

元気に育て~大きく育て~と思うあまり、無我夢中にほり込み過ぎました。

うっかりしました。

盲点でした。

今日からダイエットしよう、いや明日からにしよう、今日は、ほら、あれだから。

 

きく「あれって なんだ!やるき ないだろ めすぶたどもめ」

豚じゃないですぅ、人と猫ですぅ、豚かわいいし豚でもいいですぅ。


ややこやしい事

2015年05月29日 | 日記

私には、父からの大切な依頼があります。

父の愛読している数人の作家の連載小説(時代物)を随時チェックをして、

発刊されたら、アマゾンさんに注文することです。

でも、新作をよく見落とします。

それを知ってか知らずか、たまに父から問い合わせがくるのです。

まぁ、まずはそのやり取りをお読みください。

そして文字をご覧ください。

父からの電話が、

「おい、妾屋昼衛門女帳面と古着屋総兵衛の次号そろそろ出てないか?

表御用番医師診療録と御広敷用人大奥記録は注文してくれたんだな?

それから交代寄合伊那衆異聞ってのが欲しい。分かったな?」ということです。

わからん、漢字がわからん、どれ注文したかもわからん。

このように、本のタイトルが色々ややこやしくて解りづらいのです。

とかく読めない、産まれて初めて見た漢字ばっかり、

読めない漢字が混入している時点で脳が受け付けない。

用番、用人オンパレード、いったい何をしている人なのかが解らない。

なんとか緑も無数にあります。

そんなに記録ばかり取っていて、とっ散らかりませんか?

とっ散らかり過ぎて、投げやりになりませんか?

他にもありますよ、

舞台が大体、大江戸か大奥。

邪馬台国ではダメなんですか?

あと、捕物帳関係ね、もうこれ以上捕物を帳面にするのをやめていただきたい。

これはあれか?

いつまでも少年の心を持つ作家ならではの悪戯か?

読者を混乱させてなんぼと思っているのか?

これでも覚えられるヤツだけ、ついて来いと言いたいのか?と

勘ぐってしまいます。

でも実際、我が父のようについて来られている読者も多いのですね、感心します。

ほんと、社会にはややこやしい事が多くて困ります。

 

おかげで、おたまもややこやしくなってしまった。

なに足なのでしょう?ややこやしいですね。

 

 そんなポーズで寝る必要あるのか?ややこやしいですね。

 せめて「江戸で悪人をやっつけるヒデキです~たまに旅もします ⑤」

くらい解りやすいタイトルにして欲しいものです。


打ち間違えただけで笑えてしまう極限状態

2015年05月28日 | 日記

おやほおやはおやはよ  ぐめんなさい  ごめんまさん  

いかん、文字が上手く打てません。

おはようございますと打てなくて、ごめんなさいと謝ろうと試みたのですが、

異常性が増すばかりになってしまいました。

私最近、眠いんです。

眠気という伝達物質が邪魔をして、言葉がキーを打つ指に伝わらない、

伝わったところで日本語をローマ字で打てない、そんな状態で今必死に打っています。

我が家のうめさんがサマータイムを導入したようで、

起床がキッチリ30分繰り上がりました。

4時半起床もかなり早起きですが、5月からは4時起床。叩き起こされます。

その頭皮ばり掻き型パンチを阻止すべく、毛布を頭から被ると、

次にうめさんは人の心を揺さぶりにかかってきます。

机の上のリモコンをゆっくりズリズリずらしながら落とし、

携帯をパタンパタンとはたきながら落とし、

灰皿をカチカチ叩きだす。

灰皿落ちたら大惨事だが、よいのか?よいのだな?というわけです。

悔しいが起きます。でも悔しいので無表情で起きます。

声も出しません。

起こされたのじゃない、自分で起きたのだと精一杯表現するのです。

だから何事もなかったかのように静かに台所へ行って、

ネコ達のごはんを用意します。

あっそれのせいだ。

サマータイムのせいで、まだサマータイムに体が着いてこないせいで、眠いんだ。

よかったぁ、私ギリギリ正常です。

 

眠りの権化よねさんは、私より付いてきていないご様子。

寝たまま、食べる。

 

そのまま、寝る。

そんな状態です。うめさん、これどうよ?

 

うめ「グ~ピ~グ~ピ~グ~ピ~・・・」

呑気ですね、こんなにサマータイムの被害が広がっているというのに。

サマータイムと打つだけで、どれ程苦労したと思ってるんですか?

さなーていぬ さなーまいむ さまたいぬ を経てやっと打てたんだから!

 

 

 

 


ごめん、あや

2015年05月27日 | 日記

私は、あやに謝らなくてはと思っています。

ちょっと言い過ぎた。大人気なかった。

あやのビックリ作戦は過激の一途を辿っている。

昨夜は寝ているうんこを奇襲して、ウギャ~の声で我が家全員飛び起きるという始末。

さすがに私は怒りました。

「あやめ~、許さんぞ。

おばちゃんは絶対許さんのだ。もう無視だ。お前をこんりんざい無視しつづけてやる!」とね。

 

元気がいいのが、あやのいいところ。

元気がよすぎるのが、あやの困ったところ。

あやが我が家に来てから3年、私は半期に一度のじゃらし腱鞘炎になったほど、

あやの元気はギネス級。

あやは川に落ちてた子。

小さな体で、岸辺にしがみ付いて耐え、九死に一生を得た子です。

私に拾われた晩、ネコの母さんは、あやを探しに川にやってきました。

返してやろうと連れて行ったら、

それまで震えてばかりで少しも動かなかったあやは、

大きな声で鳴きながら母さんに駆け寄っていきました。

母さんは、我が子の体中をひとしきり舐めて無事を確認したかのように、

我が子を残して消えるように去ってしまいました。

そして、茫然と立ち尽くすあやは、再び私に抱き上げられたその瞬間から、

震えた、か弱い子ネコではなくなりました。

家に戻ったなり、自分の足で大きな先住猫達の所へヨチヨチ行き、あいさつの洗礼を受け、

最弱パンチのお見舞いまでして、出してあった大人ネコ用の大粒のドライフードをがむしゃらに食べ、

トイレの縁をエッチラコッチラよじ登って用を足しました。

「あたちは ここで げんきに いきる」そう決心したように見えました。

一度はぐれてしまった子を育てるほど、野良猫の世界は甘くはないのでしょう。

でも、ネコの母さんは、一生懸命我が子を探しました。

命を懸けて産み育てた大切な子、その母さんに託された大切なあやさんに、

どの口が無視するとか、ほざいたか!

この口か、一日中ほとんどポカ~っと開いてる、この口か!では謝ります!

 

ご・・・ご・・・

 

 

あや「なに してるの?」

ちょっと待ってね、謝ってるからね、ちょっと待って。

 

 

め~~~

 

 

んなさいさいさい

 

 

あや「じぶんで あやまれば いいのに おとなげ ないのね」

そうねそうね、土下座します。

あやの母さんは、舐めながら、元気で生きろと願ったに違いない。

しかし、その元気とは、

飛べー跳ねろー走り回れー 驚かせろーっという意味ではなかったのだと思うのです。

あやさんも、そのへんもう少し考えていただければ幸いです。

 

ど根性時代のあやさん