定年退職してもうすぐ10年、妻と二人でいる生活にもすっかり
慣れたけれど私たちに孫はいない、そのせいか日常の刺激はうす
い、正直気がつくと笑うことが少なくなった、会社にいるころは
心底笑うことはないにしても一日のなかで起伏があるせいか笑う
ことは今よりは多かったような気がする。
健康で長生きするには笑うことが大切というのはよく言われてる
こと、かといって街中で一人でいて笑ってたら変人と思われる、
泣くことはひとりでもできるが笑うことは一緒に笑う人が必要で
ある。
一緒に笑ってくれる人がいて初めて笑うことが生まれるもの、面
白くもない、可笑しくもないのに笑う必要はないけど、笑いが人
と人をつなぐ切っ掛けになることは確かだと思っている。