しずかに耐えるやうな季節の下にあって声を潜めて口を閉ざしきっと不幸が喉元にあってそれが邪魔をする地が渇きすぎてもいけないんだみんな喋らなくなって味気ないみんな…
なんだかひょいとねひょいと宙に手を伸ばすなにか摘まむのかなつらまへやうとして蝶なのか、虫なのか得意の文字なのかもしれない ひょいとねなにげなくそれでよく蹴躓か…
/いっつも突然やって来る/鋭い痛みだ/初霜が皇帝ダリアに襲い掛かった/霜の冷気がダリアの葉っぱにしがみつく/6時過ぎに「おはやう」とダリアを見に行くと/葉叢は…
誕生日。ノベンバーステップス/残菊の故に放恣になりしまゝ/木の実落つみな寝たふりをして午前五時/トランプがテレビ出るたびうそら寒む/ノエル、跛行(はこう)して…
神楽初滑りは「ゲレンデオープン延期」に。母の命日。急ぎ帰れふるさとへ。/悴んで延期の報せ初滑り/神楽来て紅葉ばかりか雪垂(しず)り/早出して神楽まで来て霙かな…
キノコ狩り。大陸間弾道弾。/茸採り山の奥へと誘へり/雪紅葉いろはいろはと散りにけり/茸採り獣臭だと友は云ひ/山路来てなにやら可笑し茸採り/林床に音のかそけさキ…
雪やこう雪やこう暦の上では小雪(しょうせつ)なんだって雪やちらちらお山の方では雪やたんと降るみなん急いで塒に帰るよ11/22の朝、湯沢地区。午後からは天気は崩…
2024,11,13死去92歳『感謝』(24,11,17朝日新聞) そうですねこんな日には静かに過ごすのがいいですね柿紅葉が空にきれいですでも病葉はみなにさや…
皇帝ダリア・山茶花。庭紅葉。訪問入浴。/木耳(きくらげ)や聞く耳持たぬ人もゐて/きつね夜や被(かず)くは女子の衣被/鵯の花喰い鳥となりにけり無残に喰い散らかし…
眠る人でありたい眠らない木のごとく眠れない人もいて目覚めてきっと遠くの宙を見てゐるあんな遠くまで柘榴の木が黄ばんで、小鳥来樹間を楽し気に飛び回り黄落がはらはら…
百目柿の硫黄燻蒸。さすが師匠義兄の高梯子。トランプcabinet 。三笠宮百合子さま薨去(101歳)。/柿簾すだれて空の定まりぬ/隠(こも)り居を出でて背に散…
妻、わたくし、息子で定期健診。ショートステイにコロナ発生。ば様も連れて上京です。大冒険 !帰郷後百目柿の収穫。例年のごと、柿菟現れる。/検診や月天心に送られて…
柿通信。玉造り。/久闊を叙す一年(ひととせ)を柿通信/高梯子われ宙(そら)人と鰯雲/鵙言葉はや贄を置き忘れけり/空蝉は夏の名残と剪定師/気が付けば山茶花のもう…
Manger la vie 「時は命を啖う」(ランボー)悲しいとかうれしいとかでなく/ほぼ忘れるためにだ/梯子に上ってゐれば高処(たかどころ)になる/微妙な足…
ウクライナの頭上を越えて話が進められようとしているかのやうだ。しばらくして世界地図が気が付いたらロシアが主張する4州併合プラスクリミア、ないしは現時点での戦闘…
「朝茶飲む僧静かなり菊の花」(芭蕉)/Election 梯子の上の胸騒ぎ投開票は明日始まる/百日紅夏の背(そびら)を剪りてなむ/花熄んで落ち葉ばかりや百日紅/…
窓を開ける空を修復するこんなことなら窓は開けっぱなしにして置けばよかった星祭の夜に花を投げ入れる星々が結び合わされる翌日が楽しみだねって空は端々まで修復される…
文化の日「後期高齢自動車講習日」。芦花公園に徳富蘆花夫妻のお墓に詣でる。11/3、さすが文化の日。天高く秋ウララ。けふは後期高齢者自動車講習日。でもこんな日は…
「三夕」とや…若かりし青春は過ぎて、気が付けばみないつしか紅葉色になっているのでした。「寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」(寂蓮法師)「心な…
1926ジョージア・オキーフ「ブラック・アイリス」 あんなにのろくあんなに涙声で立ったまましょッて路地裏の塀で苛立ち剥き出しにあなたはわたしの陰茎を掴みいやな…
「里古りて柿の木持たぬ家も無し」(芭蕉)/柿の木に鵯躁ぎ出す柿ドロボー/俤や眠りを覚ます不如帰/砧雨どこからて云ふどこまでて云ふ/無花果の実のうじゃけしをその…
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しずかに耐えるやうな季節の下にあって声を潜めて口を閉ざしきっと不幸が喉元にあってそれが邪魔をする地が渇きすぎてもいけないんだみんな喋らなくなって味気ないみんな…
ウクライナ分割 Ⅱプーチンの「特別軍事作戦の目標」・中立化・非軍事化・非ナチス化今朝のニュースではトランプは、「ゼレンスキーは選挙無き独裁者」「うまい汁を吸い…
ウクライナ分割 Ⅰけふ(2/19)のニュースでは情勢はどんどんウクライナ不利になってゐる。トランプはウクライナの大統領選挙を持ち出した。あげくゼレンスキーが戦…
ダッフォディル。/洗車して撥ねにねぎらう雪の道/洗車して三寒四温待つ心/ワックスを掛けて洗車や冬の翳/余り水松芍薬に洗車して(季語めちゃくちゃ。ただ洗車後植栽…
「三寒四温」───/冬の朝漢字を分解していった/コンコンと咳出て唯識論論ず/俎板の音聞く朝の温きかな/ちいよこれいと無きにしもけふバレンタインデーば様の誕生日…
どこかをいまもどこかからかいまも拾って来るいまをささげもつ回想を野に捨てしものを どこかに今も忘れ得ずに激しく抱いて水流が地下を流れゆき溶暗のなかへとめどなく…
22,5,13マリウポリ地下シェルター、アゾフ連帯負傷者 水曜日は忘れない水曜日は拘束されて誰のために自由に歌えると云ふわけにもいかない水曜日はだれかが別れる…
/春耕す卵の値段上がったわよ/ジャガイモの芽が出てそれを買って来る/釜揚げや湯気白く山葵真新し/エアコンを寒波の去りし日に付けし🌸世間は暖かくなって来た。/有…
ウクライナ分割。パレスチナ、クルド人などの新国家建設。国家───人民、憲法、言語、通貨、インフラ設備、産業。社会保障、教育、医療…超大国アメリカの出番です。ロ…
建国記念日の日に思いつくままに。さあ、こうしましょうか。ロシアがいま占領しつつある領域を一度白紙に戻す。そもそも主権と領土の一体性は、人類が長いこと血と血で争…
春や春。寒牡丹は上野東照宮(FB山崎信成氏)/納骨の過ぎればみなで献杯す故人のことは酔いの彼方に/生と死はただ事ならずとなりでは子どもの遊ぶ声動(ゆ)るがるれ…
お日様にこにこにこにこお日様石垣ほこほこほこほこ硬いカネチョロぴょこぴょこピョコピョコひとり風のまにまにこちらを向いてあっかんべーと舌を出す2023,1,21…
雪の朝。/あからえく万年青(をもと)に雪の白さかな/淡雪に陽が射すほたりぽたり哉/自由律ぷかりぷかりや春の雲/春風や渡る世間に鬼はなし/初雪や庭にためらう一歩…
めんどうだそれには右足から入れることになってゐるどうしても左足からではないやうだだれかが決めたわけでもないやうだただ左足から入れやうとすると躰が傾いておっとっ…
マンションに穴を掘ってゐるけふのベンはどこへゆくのかなまるで臭い臭いチーズにでもありつけるとかようやくキャベツの値段が落ち着いてきた量り売りなんか今さらないけ…
1960白髪一雄「天敗星活閻羅てんぱいせいかつえんら」1998吉田克朗「触 春にV」24,6,29日経 /悴んで鬼の手握る温かい/おぼつかな接吻はなく節分や/…
/節分やクリクリッしたる子供たち/春殺や地に棲むモノのとめどなく/春殺や国会内の外のこと/春殺やよくなきことの立て続け/中央道ヤクルトのビル筒形に国立府中山茶…
/釈迦像はうしろ姿がよかりけり春の陽光(ひかげ)にほならほなりと/花探すきっと丘には福寿草/パセリセージローズマリー呪文となりて春奔る/Parsley, sa…
納骨。/畳の目数ふる般若波羅蜜多合同法要ハーブの丘に/陽光に春の気配や清々し見送り人に坊さんの声/鐘の音に誦唱の声のくぐもりてみな罪障の溶かしゆくかな/護摩焚…
/snsで戯れてまた戯れて冬日かな/短日やsnsに戯れて/なにも無き一ト日であれば切山椒/リハビリやばばに小春や日の廻り/着ぶくれて畏まりたるデイの朝/山茶花…
人間だけでなくあらゆる生物は死を避けようとし生を得ようとする。少しのやましさではなくそれは生きとし生けるもののほとんど本能だ。厭戦“19%”平和のために領土諦…
昏い夜空雪明りさみしい街に花束がポツンと置かれ、またポツンと置かれぽっとそこいらが明るんだかと思ふとなんだか黒い装束の男らが来て花束を袋に入れて立ち去る花が置…
あの紅梅はぼくが少しばかり手を掛けたものですやあ、けふは雨上がりにきれいに咲いていますねあの景物はすこしは村の景色に役立っているのでしょうか足を止めて休む人が…
モスクワから1900㌔以上離れた極寒の地の刑務所で収監中。2/16午後2時17分 Navalny氏、死亡。フォンデアライエン欧州委員長「ロシアの民主主義者と市…
ば様を台所に連れて行く。とんとんとん…俎板の音。生活音が身の回りを埋める。台所は明るくていいね。/芋掘りやト月十日と云ふわけに/掘り抜きに鵯水飲みに春の水/春…
寺島兄のFBより ナワリヌイ氏が死んだ一瞬世界がシーンと静まり返った仕事なんか忘れてしまった人もいた取るものとりあえず道に出て雪の中を歩いた花が手向けられた花…
あのじ様は怒りに任せて氷の塊を蹴ってゐる氷を足蹴にし氷を割って道の真ん中の方に少しでも蹴り出そうとするば様はまっ赤(か)い顔をしてベッドに静かに収まってゐるば…
1991ウクライナは中立国として独立。1994,12「ブタペストの覚書」核兵器の返納と自国の安全保障の確約(米英ロ)■武力をウクライナに対して用いない。199…
1916,5,16「サイクス・ピコ協定」成立。中東の分断とクルド人の漂流。「打ち方止め」の条件について、ウクライナの国民投票ではロシア系住民のそもそもの処遇か…
分裂───。中国もロシアも自分たちと異なる他者なのか。国家が憲法価値の実現主体。民主主義、自己定義への模索が続けられる。今では法では裁き切れない。戦場で罰を与…
子午線を踏んだかカラカラ回る音がする径は縦に下りてきて男の風貌に潮が満ちて来る風が吹くたびにおお、古代風が頭蓋を空っぽにしてゆくのだ死者は橋のたもとに抛り置か…
この土地はどこを掘ったってイスラエルの土だ、イスラエルしか出て来ない。パレスチナのテロリストたちに死刑を。パレスチナ人は移住されなければいけない。一方ハマス…
「ガザ、すべてが死につながってゐる」死者2万7000人超え(2/4朝日新聞)「ラファは絶望の圧力釜だ」。ベツレヘム受難のキリスト生誕の地 悲しいのポケットは一…
節分───/ばーさんの豆撒くけふは福は内おいおいそれは僕のナッツだぼくのおつまみのナッツをベッドの上でお布団に少し投げた(笑)。/息子からポストに落ちる春の音…
どなにふうにしてもどうしても自分の腹なんだこれは出てふくらんで尻も出てふくらんでどなにふうにしてもそれは世間に目立ってバス停に並んでいたら後ろがつっかえたみん…
みんなさやうならの乗り物に乗って───みんなさやうならの乗り物に乗ってやって来るんだね/みんなしめやかに、賑やかに乗り物に乗り合わせて/花束を持ったり、お菓子…
眼に言葉があふれてわたしを貫いて天井のゆれる陽の光の輪っかを眼で追い眼に光があふれて濡れているのかわたしを追い抜いてわたしの肩を追い抜いて歌おうとしなおも訴え…
73マサダの砦が陥落。集団自決(70エルサレム陥落)→ユダヤ人の“ディアスポラ”が始まった。 「国権は独立、主権、尊厳に関わるもので、すべてを圧倒する」(鄧小…
たまたま水遊びに来ただけだよ青のそんなものが水辺の中にゐるなんて知らなかったばかりひっそりとその上に乗るあの山を越えて川も越える水源まで行かんでんええんよとふ…
ゼリー食と栄養ドリンクを探しに薬局を3軒。さあいよいよけふはば様をお迎えに。午後にはストレッチャーにのせられてご帰還の予定。みんなで未体験ゾーンに入っていきま…