しずかに耐えるやうな季節の下にあって声を潜めて口を閉ざしきっと不幸が喉元にあってそれが邪魔をする地が渇きすぎてもいけないんだみんな喋らなくなって味気ないみんな…
しずかに耐えるやうな季節の下にあって声を潜めて口を閉ざしきっと不幸が喉元にあってそれが邪魔をする地が渇きすぎてもいけないんだみんな喋らなくなって味気ないみんな…
ウクライナ分割 Ⅱプーチンの「特別軍事作戦の目標」・中立化・非軍事化・非ナチス化今朝のニュースではトランプは、「ゼレンスキーは選挙無き独裁者」「うまい汁を吸い…
ウクライナ分割 Ⅰけふ(2/19)のニュースでは情勢はどんどんウクライナ不利になってゐる。トランプはウクライナの大統領選挙を持ち出した。あげくゼレンスキーが戦…
ダッフォディル。/洗車して撥ねにねぎらう雪の道/洗車して三寒四温待つ心/ワックスを掛けて洗車や冬の翳/余り水松芍薬に洗車して(季語めちゃくちゃ。ただ洗車後植栽…
「三寒四温」───/冬の朝漢字を分解していった/コンコンと咳出て唯識論論ず/俎板の音聞く朝の温きかな/ちいよこれいと無きにしもけふバレンタインデーば様の誕生日…
どこかをいまもどこかからかいまも拾って来るいまをささげもつ回想を野に捨てしものを どこかに今も忘れ得ずに激しく抱いて水流が地下を流れゆき溶暗のなかへとめどなく…
22,5,13マリウポリ地下シェルター、アゾフ連帯負傷者 水曜日は忘れない水曜日は拘束されて誰のために自由に歌えると云ふわけにもいかない水曜日はだれかが別れる…
/春耕す卵の値段上がったわよ/ジャガイモの芽が出てそれを買って来る/釜揚げや湯気白く山葵真新し/エアコンを寒波の去りし日に付けし🌸世間は暖かくなって来た。/有…
ウクライナ分割。パレスチナ、クルド人などの新国家建設。国家───人民、憲法、言語、通貨、インフラ設備、産業。社会保障、教育、医療…超大国アメリカの出番です。ロ…
建国記念日の日に思いつくままに。さあ、こうしましょうか。ロシアがいま占領しつつある領域を一度白紙に戻す。そもそも主権と領土の一体性は、人類が長いこと血と血で争…
春や春。寒牡丹は上野東照宮(FB山崎信成氏)/納骨の過ぎればみなで献杯す故人のことは酔いの彼方に/生と死はただ事ならずとなりでは子どもの遊ぶ声動(ゆ)るがるれ…
お日様にこにこにこにこお日様石垣ほこほこほこほこ硬いカネチョロぴょこぴょこピョコピョコひとり風のまにまにこちらを向いてあっかんべーと舌を出す2023,1,21…
雪の朝。/あからえく万年青(をもと)に雪の白さかな/淡雪に陽が射すほたりぽたり哉/自由律ぷかりぷかりや春の雲/春風や渡る世間に鬼はなし/初雪や庭にためらう一歩…
めんどうだそれには右足から入れることになってゐるどうしても左足からではないやうだだれかが決めたわけでもないやうだただ左足から入れやうとすると躰が傾いておっとっ…
マンションに穴を掘ってゐるけふのベンはどこへゆくのかなまるで臭い臭いチーズにでもありつけるとかようやくキャベツの値段が落ち着いてきた量り売りなんか今さらないけ…
1960白髪一雄「天敗星活閻羅てんぱいせいかつえんら」1998吉田克朗「触 春にV」24,6,29日経 /悴んで鬼の手握る温かい/おぼつかな接吻はなく節分や/…
/節分やクリクリッしたる子供たち/春殺や地に棲むモノのとめどなく/春殺や国会内の外のこと/春殺やよくなきことの立て続け/中央道ヤクルトのビル筒形に国立府中山茶…
/釈迦像はうしろ姿がよかりけり春の陽光(ひかげ)にほならほなりと/花探すきっと丘には福寿草/パセリセージローズマリー呪文となりて春奔る/Parsley, sa…
納骨。/畳の目数ふる般若波羅蜜多合同法要ハーブの丘に/陽光に春の気配や清々し見送り人に坊さんの声/鐘の音に誦唱の声のくぐもりてみな罪障の溶かしゆくかな/護摩焚…
/snsで戯れてまた戯れて冬日かな/短日やsnsに戯れて/なにも無き一ト日であれば切山椒/リハビリやばばに小春や日の廻り/着ぶくれて畏まりたるデイの朝/山茶花…
日が照ったり翳ったりふと、天を仰ぎ人の遠くを見て「道に眠ることになるのかな」と彼は云った空は海と同じくらいに蒼いのにどこかへさへも行けない2025,1,27ガ…
金魚が部屋を泳ぐ金魚はブックの上でひらひらヒレを動かしてゐるよそんなところにブックを置いておくなんて奇特な人だ一個の契約すら見当たらないでも少しでもあり得ると…
出張先塩釜から娘が宅急便でお魚さんを。ば様ベッドから落ちて左側頭部から出血、救急車を呼ぶ。/拡声器の音の間遠に回収車/蠟梅をスマホで見せし春や春/蠟梅の薄紙ほ…
或る時再三わたくしは石でないことを確かめたあの青いインクは呪文で空に垂らすまるで虹のやうに広がり滲み人々を空の下に拘束する1958Rene Magritte …
/妻の手に光集めて蕗の薹/まず一句今年の蕗に奉れ/二度三度梅花まだかと木の下に/バターパン蕩けて光三月(やよい)めく/水仙の光さやかに悪びれず/義兄さんの腰痛…
★智笑ポエム「説諭」(運命とは何か/偶然には何か意味があるのか)
「慈悲を」『説諭』ブッデ主教トランプ大統領に米国の首都ワシントンの国立大聖堂で礼拝を指揮するブッデ主教=2025年1月21日、AP 高職者は壇上から説諭される…
破れ家に裏木戸引き戸交換。米国大統領トランプに。大統領令100本 !?世界の民主主義の行方。「心以外は洗えます」妻はおじゃけて洗濯機老々介護梅に花咲く/破れ家…
春や來るらし。/あら不思議富士におくるみレンズ雲あれに見ゆるは春の音づれ/小春日や媼は畑に背伸びする/蕗の薹坐像の形に見えなくも/蕗ッ玉早緑みどり元気づく/大…
2024,3,22オーガベン『こころの宇宙』 ぼくはしてきてしまったらしいぼくは歩いてきてしまったらしいぼくはどうも手で探して探し出してきたらしい目でも見てき…
/あの先は冬野なりけり道さみし/蕗ッ玉のそろそろ漫ろ行ってみる/その勁さ寒さ敢闘蕗ッ玉/棚下や剪定の音悴んで/白銀や落差楽しむ老いの坂/冬雀拳に羽叢ふくらませ…
最近は云はなくなったね「どこいくの」ってだんだんわかって来たんだよねデイへのお出かけだって「お風呂にも入れてもらえるよ」って妻の言葉にも乗せられてんのかな自分…
日溜まり朝焼けは多分気が付かない外では少しずつ日が長くなって来た 朝ごはんはずいぶんはかすすんだねリハビリもいやがらずに家の中を行進したお仏壇の前ではご先祖様…
スキー、テニス、ベイスボウルの紅顔の美少年(美少女)もはや㐂寿を超え、後期高齢になって来た。幾たびか乾杯を重ね、みな息災無事を言ほぐ。まさに「生きててよかった…
上京。甲府盆地を出でて東京へ。新年会第一弾。献杯。/農人の脚立の上や冬麗(うらら)/冬麗(とうれい)や蒼き山腹冬霞/甲州はぐるりと富士に八ヶ岳、南アルプス甲斐…
2021,7,18佐藤泰生「マスクに愛を 夜明け」 あそこには心臓があってどっくんどっくん台所のどうも左上の方にある朝起きるともう温かい熱を持ちその周囲が明る…
妻にケーキ工房。/電線に歳従へて茜雲/残月や愛しきことの透きとほり/里芋とネギこいでくる畑初め/紫陽花の枯葉を取れば冬芽かな/防災の有線冬は火の用心凍結注意繰…
男が泣くんだぞほんとうだぞミサイルが割れた地表も割れ、割れたミサイルから蝟集する蝶が飛びたった23,10,31ガザ難民キャンプに空爆「大虐殺だ、言葉にならない…
悴んで。松明けて。デイの日や。/霜踏んでディに送りし松青々/FBから報せが届く誕生日アイツぁこの冬七回忌だよ(FBの不思議なお仕事)/仏前にポンカンじっと我慢…
2023,2,21吉野友菜「祈り」(富山高校)朝日新聞 とまれ鳥たちは電線に留まり人々は真黒な塊りにどのやうにか信仰が無い人でも回心か、心は変わってゆくものだ…
ブックが届いた。「私は思い出す(Am’ arcord)」板橋アマルコルドなんだね。ひょんなことで僕も一時むかし大山に住んでいたよ。アーケードを右に入って行った…
帰郷。千曲川縁故郷ロード。/門松に人を立たせて日神さま/藁塚や水の流れと千曲川/ふくふくと道の駅にはネコヤナギ/道の駅豊野であれば冬林檎/帰り来るカントリーロ…
仕事初め。恵方。/一椀の粥に大根さつま芋/雪催槙の木あたりふわふわと/雪国は口ひらくのもくぐもりて/元旦や等身大が歩き出す/ばーさんのお糞るに寒き歳初め1/4…
ば様、今年最後の訪問入浴。/黒豆の皺皺人のため息も/冬野菜鵯が寄り来るダメデスヨ/牛蒡さん蓮根さん根の張るものにおはやうさん/しののめに明けゆき木戸に百姓家振…
室堂山荘佐伯さま御礼甲州枯露柿をお贈りする。24,10/17 家族で立山連山縦走。おじゃま申し上げるたびに人情の細やかな、和田教授の親族とは云へいつも大変な心…
「ばーさん、あの壁の暦見える?」「12月だよ」「12月って春夏秋冬のなに?」「冬だよ」「今年はあと何日で終わるのかな」「わからん」「一年て早いね」「あゝ、造作…
おいらの右側には出るなアブナイばかりだどう右側通行だと思ってたらストンと欠けていたなにかがすっぽり抜けている和尚さんは云ったんだだから平地なんか信用ならんと山…
トイレ掃除笹寿司白菜漬け落葉焚き/ひと年をお世話になってありがとうトイレの神様くすりと笑ふ/笹寿司や農奉祝し了(お)はんぬる/畑の芥燃やしてひとり佇みぬ烟のゆ…
師走極月。ジャム工房。息子と二人忘年会。一陽来復。/南瓜喰って冬至前だといなされて/一陽や冬至南瓜と云ふことも/布団干す一陽来復冬至の日/柚子玉のあごに寄り来…
淳子ちゃん旦那さんへ枯露柿は約2カ月。かか様は丹精込めたよ。でも寒さが足んなかったなぁ。手塩にかけた子供たちをただいま進呈申し上げます。旦那様のスバラシイ林檎…
鍵があるから立ち会えと云ふ♪明日は出てゆく、出てゆく黄金の鍵を背中に仕舞い古びた使い古した木の扉を開ける鍵はどうやら魔法に使えるらしい♪はあるばると緑の野にな…
林檎可愛いや。剪定。便失禁、てんやわんや。東京さ帰って来てそのままリンゴの木に上る。林檎可愛いや、鵯たちやあい。多勢に無勢ではあるがいざ。エライ啄っつかれてい…
なんだおまへ様だったのかまさか僕だと思ったよ深く刻まれた皺皺落ちくぼんできた眼窩自分ぢゃあまだ若いつもりでいたがよくよく顔をのぞき込むとなんだあんたはおれ様じ…
★智笑ポエム「追悼、久里洋二さま」(2024,11/24死去96歳)
久里のおじさんパイプのおじさんは烟のやうに逝ってしまったまるで昇天するとってもカラフルありがとうの世界なのだ心の中に童心と膨らみ続ける夢を持っている方は幸せだ…
忘年会(Ⅳ)。/ほーやれほー 人は歳とる師走影/過不足も可も不可もなく年の暮れ/歳の辺に息せき切って集まりぬ/幼らに歳越すことのうれしさよ/着ぶくれて駅の辺(…
「裏を見せをもてを見せて散る紅葉」良寛訪問入浴、庭の落ち葉掻き。富有柿の剪定。鵯との仕舞の木守闘争(笑)。上京、忘年会。/セロニアスモンクふにふに散る紅葉/来…
雲が集まってゆく花々が咲き乱れる一瞬たりともわれわれは生きてゐる長い行程では岩にも聞いてみる日向の石ころには蹲る1955丸木スマ「簪(かんざし)」80歳の老女…
「焚くほどは風がもてくる落ち葉かな」良寛/紅葉見て落ち葉のゆくへ溝浚い/さんざめく万の落ち葉の物語/溝浚い寒のさむさや水鏡/寒の朝タオル干したる棒のやう/溝掃…
畑芥を燃やす。 きれいさっぱりと灰燼す。 四囲になむなむする。 翌朝霜を掻き…
畑仕舞い。ひとりの人の紅葉狩り。/息抜きや妻に介護の遠眼鏡(季語無し)/柿の木の剪定続く高処/おじゃけたる鵯の高鳴き柿ドロボー/プチトマトルビーとなりて仕舞い…
「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」万太郎北信濃の故郷から林檎が届く。検診の結果表。/足袋のハゼおお寒ぶこ寒ぶ弁天さん/物干しにお指冷えゆく冬の朝/とろろ芋摺…
昼食はホットケーキ後、収穫が了はった百目柿の剪定に入る。この木は高いゾ(笑)。/百目柿乳母日傘(おんばひがさ)で日を過ごし/就中(なかんずく)部屋の中まで百目…
訪問理髪。「ばーさん、ベッピンになった。」「もう一回お嫁にゆくかね」「もういい。もらい手ないよ」髪の毛と爪は旺盛に伸びてゆく。/ばーさんのおぼこになって口すぼ…
上京です。/畑の芥燃やして今朝は上京する烟臭きをそのまゝにして/ばーさんに行って来るよと声掛くる昨日は夜中に嚏三回/釈迦堂にジングルベルの声を聞く/遠ざかって…
柿すだれゆく。/霜落ちて手荒きまでの仕打ちかな/霜練れる菠薐草の翠かな/梯子上ればにわかにわたし柿大尽/風物や妻手を伸ばす柿すだれ/吊るし柿焼酎吹いて手で揉ん…
なんだかひょいとねひょいと宙に手を伸ばすなにか摘まむのかなつらまへやうとして蝶なのか、虫なのか得意の文字なのかもしれない ひょいとねなにげなくそれでよく蹴躓か…
/いっつも突然やって来る/鋭い痛みだ/初霜が皇帝ダリアに襲い掛かった/霜の冷気がダリアの葉っぱにしがみつく/6時過ぎに「おはやう」とダリアを見に行くと/葉叢は…
誕生日。ノベンバーステップス/残菊の故に放恣になりしまゝ/木の実落つみな寝たふりをして午前五時/トランプがテレビ出るたびうそら寒む/ノエル、跛行(はこう)して…
神楽初滑りは「ゲレンデオープン延期」に。母の命日。急ぎ帰れふるさとへ。/悴んで延期の報せ初滑り/神楽来て紅葉ばかりか雪垂(しず)り/早出して神楽まで来て霙かな…
キノコ狩り。大陸間弾道弾。/茸採り山の奥へと誘へり/雪紅葉いろはいろはと散りにけり/茸採り獣臭だと友は云ひ/山路来てなにやら可笑し茸採り/林床に音のかそけさキ…
雪やこう雪やこう暦の上では小雪(しょうせつ)なんだって雪やちらちらお山の方では雪やたんと降るみなん急いで塒に帰るよ11/22の朝、湯沢地区。午後からは天気は崩…
2024,11,13死去92歳『感謝』(24,11,17朝日新聞) そうですねこんな日には静かに過ごすのがいいですね柿紅葉が空にきれいですでも病葉はみなにさや…
皇帝ダリア・山茶花。庭紅葉。訪問入浴。/木耳(きくらげ)や聞く耳持たぬ人もゐて/きつね夜や被(かず)くは女子の衣被/鵯の花喰い鳥となりにけり無残に喰い散らかし…
眠る人でありたい眠らない木のごとく眠れない人もいて目覚めてきっと遠くの宙を見てゐるあんな遠くまで柘榴の木が黄ばんで、小鳥来樹間を楽し気に飛び回り黄落がはらはら…
百目柿の硫黄燻蒸。さすが師匠義兄の高梯子。トランプcabinet 。三笠宮百合子さま薨去(101歳)。/柿簾すだれて空の定まりぬ/隠(こも)り居を出でて背に散…
妻、わたくし、息子で定期健診。ショートステイにコロナ発生。ば様も連れて上京です。大冒険 !帰郷後百目柿の収穫。例年のごと、柿菟現れる。/検診や月天心に送られて…
柿通信。玉造り。/久闊を叙す一年(ひととせ)を柿通信/高梯子われ宙(そら)人と鰯雲/鵙言葉はや贄を置き忘れけり/空蝉は夏の名残と剪定師/気が付けば山茶花のもう…
Manger la vie 「時は命を啖う」(ランボー)悲しいとかうれしいとかでなく/ほぼ忘れるためにだ/梯子に上ってゐれば高処(たかどころ)になる/微妙な足…
ウクライナの頭上を越えて話が進められようとしているかのやうだ。しばらくして世界地図が気が付いたらロシアが主張する4州併合プラスクリミア、ないしは現時点での戦闘…
「朝茶飲む僧静かなり菊の花」(芭蕉)/Election 梯子の上の胸騒ぎ投開票は明日始まる/百日紅夏の背(そびら)を剪りてなむ/花熄んで落ち葉ばかりや百日紅/…
窓を開ける空を修復するこんなことなら窓は開けっぱなしにして置けばよかった星祭の夜に花を投げ入れる星々が結び合わされる翌日が楽しみだねって空は端々まで修復される…
文化の日「後期高齢自動車講習日」。芦花公園に徳富蘆花夫妻のお墓に詣でる。11/3、さすが文化の日。天高く秋ウララ。けふは後期高齢者自動車講習日。でもこんな日は…
「三夕」とや…若かりし青春は過ぎて、気が付けばみないつしか紅葉色になっているのでした。「寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」(寂蓮法師)「心な…
1926ジョージア・オキーフ「ブラック・アイリス」 あんなにのろくあんなに涙声で立ったまましょッて路地裏の塀で苛立ち剥き出しにあなたはわたしの陰茎を掴みいやな…
「里古りて柿の木持たぬ家も無し」(芭蕉)/柿の木に鵯躁ぎ出す柿ドロボー/俤や眠りを覚ます不如帰/砧雨どこからて云ふどこまでて云ふ/無花果の実のうじゃけしをその…
デイの日の一日───/庭師ありて帽に紅葉の簪(かざし)かな/熟し食ぶばばは歯抜けや生身魂朝(あした)、家を出て、夕べ家に帰る。ばばをデイに送り、妻には取り急ぎ…
アメリカ大統領選。Kamala Fire !政治ってつまんない。「イスラエルに武器を送らない」って云へばいいだけなのに。Kamala Harris。Biden…
★智笑ポエム「ことも無き世の奇跡かな」(ひとつひとつの精妙さ)
「葱買うて枯れ木の中を帰りけり」(蕪村)木枯らしがやって来る前に。自前のネギはその都度畑から。/何度でも長葱のこと蕪村かな/をもしろきことも無き世ををもしろく…
また高処。松手入れなかなか捗らず。高処はゆあんゆよんだね。梯子段に足を乗せると微妙にゆらぐ。心して掛かれ。でも松くんとの対話に夢中になってゐると次第に梯子の上…
/傾(なだ)り落つ秋明菊に両手かな/葡萄樹にもみち落ちくる今朝の秋/釈迦堂に草黄葉来てかろやかな/見上げぬる皇帝ダリア見下ろしぬ/針を抜くばばに認知の秋深む気…
期日前投票/監視塔ぼくの伴侶と秋の風/印紙買ひに隣の花やカランコエ/秋刀魚食ぶ妻のやりくり吾知らず/単身や膳に柿色並べ見る/焼きオニの崩れて焦げの香ばしき娘が…
★智笑ポエム「『Unto this last』此の後の者に」
『Unto this last』此の後の者に───この後の者に何を手渡すことが出来るか考えてみよう300~Zapotec Woman ca. 300-600A…
/秋明菊の残菊となる焦るなよ/道にまで溢れて人に金木犀/はぐれ来てトンボの杭の目玉かな/めざましや花芽は皇帝ダリアかな/俎板にお色直しも紅はるかさつまであれば…
去年より三日遅れて松手入れ開始。秋明菊は末期のひと盛り。皇帝ダリアは花芽を付け始めた。/そろそろと里に降り来る紅葉かな/欹(そばだ)てる金木犀の世間かな庭の植…
/色落ちぬ葡萄に朝の寒さかな/凧一点茜の空に暮れ惑う/稲雀ヒコバエの間まろびつつ/ばーさんにあんよは上手小春かな/秋灯や隣りはなにをする人ぞ/肉啖ふ糖質ゼロの…
★智笑ポエム「符丁」(カフカ「家長の気がかり」オドラデクのこと)
それは誰にも口にしたことがないなんておそろしいなぁ見たこととか、話したこととか、あるいは忘れたこともだ わたしの好きな人はあの角を曲がってとっぷりと消えたこと…
「鰯雲人に告ぐべきことならず」加藤楸邨「缶酎ハイ、プシュ 空に鰯雲」プレバト /むかし人の「秋刀魚の詩」や秋の空/腸(はらわた)は卸しがいいと妻が云ひ/脂のり…
ポーポーとそんなのおかしな話だ電線に蝸牛が這ってゆくゾ落ちたら踏み割られる子どもが取り替えられて取り換えばや戦場はきな臭い水を汲みにゆくポーポーとそんなのおか…
うちのかか様のマジックハンド。たこ焼きに、ホットケーキ。/嬶さまのマジックハンド七色のけふはたこ焼き吾(あ)をよろこばす/秋めくや棚に下がりしゴーヤかな/皇帝…
9,17、ガザ南部ラファ。▲9割避難「みのまわり生活、石器時代みたいだ」 /新しき死の一周忌ガザの民/GENOCIDE肉のミンチをおまいさま両手の中は空虚ばか…
鴉と競って地豆採り。虹が立った !/秋霖の上がりてみれば惟神(かんながら)はたての空に雲がたなびきはた‐て【果たて】はてきわまり/我を見てけふからの吾・生身魂…
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しずかに耐えるやうな季節の下にあって声を潜めて口を閉ざしきっと不幸が喉元にあってそれが邪魔をする地が渇きすぎてもいけないんだみんな喋らなくなって味気ないみんな…
ウクライナ分割 Ⅱプーチンの「特別軍事作戦の目標」・中立化・非軍事化・非ナチス化今朝のニュースではトランプは、「ゼレンスキーは選挙無き独裁者」「うまい汁を吸い…
ウクライナ分割 Ⅰけふ(2/19)のニュースでは情勢はどんどんウクライナ不利になってゐる。トランプはウクライナの大統領選挙を持ち出した。あげくゼレンスキーが戦…
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「三寒四温」───/冬の朝漢字を分解していった/コンコンと咳出て唯識論論ず/俎板の音聞く朝の温きかな/ちいよこれいと無きにしもけふバレンタインデーば様の誕生日…
どこかをいまもどこかからかいまも拾って来るいまをささげもつ回想を野に捨てしものを どこかに今も忘れ得ずに激しく抱いて水流が地下を流れゆき溶暗のなかへとめどなく…
22,5,13マリウポリ地下シェルター、アゾフ連帯負傷者 水曜日は忘れない水曜日は拘束されて誰のために自由に歌えると云ふわけにもいかない水曜日はだれかが別れる…
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ウクライナ分割。パレスチナ、クルド人などの新国家建設。国家───人民、憲法、言語、通貨、インフラ設備、産業。社会保障、教育、医療…超大国アメリカの出番です。ロ…
建国記念日の日に思いつくままに。さあ、こうしましょうか。ロシアがいま占領しつつある領域を一度白紙に戻す。そもそも主権と領土の一体性は、人類が長いこと血と血で争…
春や春。寒牡丹は上野東照宮(FB山崎信成氏)/納骨の過ぎればみなで献杯す故人のことは酔いの彼方に/生と死はただ事ならずとなりでは子どもの遊ぶ声動(ゆ)るがるれ…
お日様にこにこにこにこお日様石垣ほこほこほこほこ硬いカネチョロぴょこぴょこピョコピョコひとり風のまにまにこちらを向いてあっかんべーと舌を出す2023,1,21…
雪の朝。/あからえく万年青(をもと)に雪の白さかな/淡雪に陽が射すほたりぽたり哉/自由律ぷかりぷかりや春の雲/春風や渡る世間に鬼はなし/初雪や庭にためらう一歩…
めんどうだそれには右足から入れることになってゐるどうしても左足からではないやうだだれかが決めたわけでもないやうだただ左足から入れやうとすると躰が傾いておっとっ…
マンションに穴を掘ってゐるけふのベンはどこへゆくのかなまるで臭い臭いチーズにでもありつけるとかようやくキャベツの値段が落ち着いてきた量り売りなんか今さらないけ…
1960白髪一雄「天敗星活閻羅てんぱいせいかつえんら」1998吉田克朗「触 春にV」24,6,29日経 /悴んで鬼の手握る温かい/おぼつかな接吻はなく節分や/…
/節分やクリクリッしたる子供たち/春殺や地に棲むモノのとめどなく/春殺や国会内の外のこと/春殺やよくなきことの立て続け/中央道ヤクルトのビル筒形に国立府中山茶…
/釈迦像はうしろ姿がよかりけり春の陽光(ひかげ)にほならほなりと/花探すきっと丘には福寿草/パセリセージローズマリー呪文となりて春奔る/Parsley, sa…
納骨。/畳の目数ふる般若波羅蜜多合同法要ハーブの丘に/陽光に春の気配や清々し見送り人に坊さんの声/鐘の音に誦唱の声のくぐもりてみな罪障の溶かしゆくかな/護摩焚…
/snsで戯れてまた戯れて冬日かな/短日やsnsに戯れて/なにも無き一ト日であれば切山椒/リハビリやばばに小春や日の廻り/着ぶくれて畏まりたるデイの朝/山茶花…
昏い夜空雪明りさみしい街に花束がポツンと置かれ、またポツンと置かれぽっとそこいらが明るんだかと思ふとなんだか黒い装束の男らが来て花束を袋に入れて立ち去る花が置…
あの紅梅はぼくが少しばかり手を掛けたものですやあ、けふは雨上がりにきれいに咲いていますねあの景物はすこしは村の景色に役立っているのでしょうか足を止めて休む人が…
モスクワから1900㌔以上離れた極寒の地の刑務所で収監中。2/16午後2時17分 Navalny氏、死亡。フォンデアライエン欧州委員長「ロシアの民主主義者と市…
ば様を台所に連れて行く。とんとんとん…俎板の音。生活音が身の回りを埋める。台所は明るくていいね。/芋掘りやト月十日と云ふわけに/掘り抜きに鵯水飲みに春の水/春…
寺島兄のFBより ナワリヌイ氏が死んだ一瞬世界がシーンと静まり返った仕事なんか忘れてしまった人もいた取るものとりあえず道に出て雪の中を歩いた花が手向けられた花…
あのじ様は怒りに任せて氷の塊を蹴ってゐる氷を足蹴にし氷を割って道の真ん中の方に少しでも蹴り出そうとするば様はまっ赤(か)い顔をしてベッドに静かに収まってゐるば…
1991ウクライナは中立国として独立。1994,12「ブタペストの覚書」核兵器の返納と自国の安全保障の確約(米英ロ)■武力をウクライナに対して用いない。199…
1916,5,16「サイクス・ピコ協定」成立。中東の分断とクルド人の漂流。「打ち方止め」の条件について、ウクライナの国民投票ではロシア系住民のそもそもの処遇か…
分裂───。中国もロシアも自分たちと異なる他者なのか。国家が憲法価値の実現主体。民主主義、自己定義への模索が続けられる。今では法では裁き切れない。戦場で罰を与…
子午線を踏んだかカラカラ回る音がする径は縦に下りてきて男の風貌に潮が満ちて来る風が吹くたびにおお、古代風が頭蓋を空っぽにしてゆくのだ死者は橋のたもとに抛り置か…
この土地はどこを掘ったってイスラエルの土だ、イスラエルしか出て来ない。パレスチナのテロリストたちに死刑を。パレスチナ人は移住されなければいけない。一方ハマス…
「ガザ、すべてが死につながってゐる」死者2万7000人超え(2/4朝日新聞)「ラファは絶望の圧力釜だ」。ベツレヘム受難のキリスト生誕の地 悲しいのポケットは一…
節分───/ばーさんの豆撒くけふは福は内おいおいそれは僕のナッツだぼくのおつまみのナッツをベッドの上でお布団に少し投げた(笑)。/息子からポストに落ちる春の音…
どなにふうにしてもどうしても自分の腹なんだこれは出てふくらんで尻も出てふくらんでどなにふうにしてもそれは世間に目立ってバス停に並んでいたら後ろがつっかえたみん…
みんなさやうならの乗り物に乗って───みんなさやうならの乗り物に乗ってやって来るんだね/みんなしめやかに、賑やかに乗り物に乗り合わせて/花束を持ったり、お菓子…
眼に言葉があふれてわたしを貫いて天井のゆれる陽の光の輪っかを眼で追い眼に光があふれて濡れているのかわたしを追い抜いてわたしの肩を追い抜いて歌おうとしなおも訴え…
73マサダの砦が陥落。集団自決(70エルサレム陥落)→ユダヤ人の“ディアスポラ”が始まった。 「国権は独立、主権、尊厳に関わるもので、すべてを圧倒する」(鄧小…
たまたま水遊びに来ただけだよ青のそんなものが水辺の中にゐるなんて知らなかったばかりひっそりとその上に乗るあの山を越えて川も越える水源まで行かんでんええんよとふ…
ゼリー食と栄養ドリンクを探しに薬局を3軒。さあいよいよけふはば様をお迎えに。午後にはストレッチャーにのせられてご帰還の予定。みんなで未体験ゾーンに入っていきま…
(以下webを参考に)英仏などによる“二枚舌、三枚舌”外交───1915,10「フサイン=マクマホン協定」イギリスが、オスマン帝国の支配下にあったアラブ地域の…