今日から三連休ですが、全国的に(特に日本海側)大雪のピークを迎えそうです。心配ですね。不要不急の外出はなるべく控えたいです。そんな時には読書が一番・・・。そこで、本日ご紹介するのはこの一冊。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説、山田宗樹氏の「乱心タウン」。紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万...
今日から三連休ですが、全国的に(特に日本海側)大雪のピークを迎えそうです。心配ですね。不要不急の外出はなるべく控えたいです。そんな時には読書が一番・・・。そこで、本日ご紹介するのはこの一冊。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説、山田宗樹氏の「乱心タウン」。紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万...
坂の街、海が見える街、運河の街、そして、人情を感じる街、そう、小樽の人は人情に厚いのです。♫~小樽は寒かろ 東京もこんなにしばれる 星空だから語り明かした 吹雪の夜をああ 思い出してる 僕だからかならずいくよ 待ってておくれ待ってておくれ ~♫人情に厚い街、人情に厚い人の多い小樽が大好きな管理人です・・・。撮影地:小樽市...
「さっぽろ雪まつり」も盛況のうちに終わり、道南の江差ではニシンによる「群来」の現象のニュースが流れ、そして、道東のオホーツク海沿岸の紋別や網走では「流氷接岸」のニュースが流れました。網走は過去4番目の遅さらしいです。さっぽろ雪まつり、群来、流氷、これらが終わるといよいよ北海道にも春が訪れます。ただ、17日夜から強烈な寒波の影響が長引くため、全国的に大雪の恐れがあり心配されます。これも春への誘い、一里...
2月の中旬。日差しに少しずつ柔らかさを感じるのは、管理人の勘違いか、或いは気のせいか・・・。今年の春は例年より早く、そして、暖かいと予報されているのが、管理人の心に深く浸透しているためか・・・。考えてみれば一年で一番寒いのが札幌の1月から2月。まだ寒中の最中、完全に勘違いですね。(笑)さて、例年より暖かく、そして、少雪の気候に浮かれている訳ではないのですが、今日も読書本をご紹介します。生きづらさを抱...
1(ひぃ)2(ふぅ)3(みぃ)・・・10(とぉう)4(しぃ)・・・。と語呂合わせで読めることから、2(ふん)月14(どし)日は「ふんどしの日」だそうです。一般的には、2月14日は「バレンタインデー」として認識されていますが、日本ふんどし協会では女性から男性へ「ふんどし」を贈ることを提案しているそうです。(笑)今の時代、それは新しいこととして受け入れられるのか、はたまた拒絶されるのか、う~ん難しい問題です・・・...
「例年になく雪が少ない」と思っていた札幌。ところが、ここ2、3日で例年に近い降雪量になりました。やはり、ある程度の雪が降らなければ春は来ないようです。そんな中、一足早く春を感じるニュースが・・・。道南の江差町でニシンの大群が押し寄せ、海面が乳白色に染まり、今年初の「群来」が確認されたようです・・・。今年もニシンの豊漁が期待されますね。群来(くき)とは、大群で押し寄せたニシンが放出する白子によって海が...
会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女。彼らがたどり着いた、大阪の歴史に眠る秘密とは?直木賞作家、万城目学氏の「プリンセス・トヨトミ」をご紹介します。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった。このことは誰も知らない・・・。女子になりたい中学生・大...
昨、2月7日は「北方領土の日」でした。北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るために設定されたのですが、あまりニュースにならず、いまいち全国的に盛り上がりに欠けているようです。北方四島の個々の名前は勿論、北方領土がどこにあるのか、などは知る由もないでしょうね。道外の方には・・・。ロシアによるウクライナ侵攻と、それにより日本がロシアに制裁を科していることを考えると今後の展望は絶望的になります。北...
例年あまり雪が多くない道東で、(特に帯広、芽室)一晩に1m以上の積雪。止めてある車が雪にすっぽり埋まっていたり、車道と歩道の区別がつかないのは勿論、腰まで埋まったり、除雪に悪戦苦闘する市民の姿がテレビニュースに流れるたびに「少しずつ降ればいいものを」と道東の方々に同情する管理人です。そんな大雪に見舞われたなか、雪と氷の祭典、さっぽろ雪まつりが4日開幕しました。大小の雪像・氷像、北海道の食、ステージイ...
管理人は歴史小説或いは時代小説はあまり手にしません。また、今回紹介する作家、宮本輝氏についても「田園発 港行き自転車」を読了した程度で、あまり読むチャンスのない作家の1人でした。そんな作家、宮本輝氏をなぜ紹介するのか・・・。しかも、歴史小説にあまり興味を持たなかった管理人が・・・。なぜ、今後四か月連続刊行する、命のつらなりを描く、富山の薬売りたちの秘史に興味がわいたのか、ひょっとして、管理人の先祖...
先日、「あけましておめでとうございます」と新年を祝ったのに、もう今日は節分。寒さ厳しい北海道もあと一か月すれば、春への誘いがそこかしこに・・・。厳しい季節を乗り越えた分、喜びもひとしおなんです。♪はーるよこい はーやくこい あーるきはじめたみいちゃんが・・・♪の心境ですね。道民は。撮影地:豊頃町...
今年の札幌は例年より暖かく雪も少ないので楽をしていた管理人。しかしというか、やっぱりというか、そんなに甘くはない北国札幌。29日から30日にかけて20㎝は降ったか。雪が。やはりひと冬の降雪量に達しないと春は訪れないようです。湿った重い雪との格闘で腰が重い管理人です。撮影地:豊頃町...
1872年(明治5年)のこの日、明治政府による日本初の全国戸籍調査が行われたそうです。当時の人口は男性1679万6158人、女性1631万4667人で合計3311万825人。2015年(平成27年)の国勢調査による日本の総人口は、1億2709万4745人で、9000万人以上増えたことになります。しかし、近年は人口減が続いていて少子化傾向。気になりますね・・・。今日は、人口調査記念日です。撮影地:豊頃町...
今回アップした写真は過去の蔵出しのためコメントなしです。(苦笑)撮影地:占冠村 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...
さっぽろ雪まつり、層雲峡温泉氷瀑まつり、千歳・支笏湖氷濤まつり、あばしりオホーツク流氷まつり、小樽雪あかりの路、陸別しばれフェスティバル、しかりべつ湖コタン、おとふけ十勝川白鳥まつり「彩凛華」定番のお祭りや白銀の世界を彩るイルミネーション、寒い中で食べるからこそ美味しさが引き立つあったかグルメなど、冬の北海道には魅力的なイベントが目白押し。これぞ北海道!ですね・・・。ところが、今年は少し様子がおか...
1月23日、今日は花粉対策の日だそうです。東京では既に花粉に悩まされる方もいるとか。今年の花粉飛散は早いですね。因みに管理人は悩まされたことはありませんが、花粉症の方は屋外でのマスク等の対策が必要ですね。お察しします。さて、今日も読書本をご紹介します。目の前の女性は訊いた、あなたは、わたしの祖父ですか?過去と現在が交錯する人生探しのミステリー、佐々木譲氏の「遥かな夏に」。祖父を探していると女性は言っ...
一年で一番寒い日のはずなのに、札幌はまさかのプラス気温。歩道はツルツルで、管理人は転倒した人を何人も見ました。20日だけで、札幌で37人が救急搬送されたそうです。地元の人でも歩くのに苦労するのに、救急搬送された人の中には観光客も多くいたのでは・・・。大きな怪我でなければいいのだが・・・。撮影地:豊頃町...
例年の半分以下の積雪量の札幌。ところが、16日から17日にかけて、北海道(特に札幌周辺)は大雪に見舞われると予報されていました。公共交通機関にも多大な影響があるととのことです。しかし、現実は16日の朝に5㎝程の雪が降っただけで、16日から17日にかけては全く雪が降らず晴天続き。見事に予報が外れた天気でした。覚悟を持って除雪に当たろうと待ち構えていた管理人は、見事に裏切られ拍子抜けの体です。嬉しい誤算でしたが...
自分だったらどうするだろう?答えの出ない問いかけを、何度も何度も繰り返して書き上げた一穂ミチ氏の「恋とか愛とかやさしさなら」。第171回直木賞受賞(ツミデミック)後、第一作です。カメラマンの新夏は啓久と交際5年。プロポーズの翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久と、やり直せるか葛藤する新夏。啓久が〝出来心〟で犯した罪は、周囲の人々を巻き込み、...
月に数回、心に残った読書本を紹介している当ブログの管理人。本を読まない人からすると、見る、或いは読むにも値しないブログでしょうが、管理人はそれでもめげずに紹介します。読書本を紹介する管理人のコンセプトは、自分の感想は記事にしない事、自己満足のための拙い私の感想でその本の価値を下げたくないからです。あくまでもあなた自身で本を読んでもらい、どう感じるかそれが大切と思うからです。読書離れが叫ばれて久しい...
三連休の最終日、今日は成人の日ですね。多くの地域で新成人を祝うための成人式が開催されます。ただ、前日の12日に多くの振袖姿の新成人を目にしました。私の居住している区で、或いは隣町で12日に式典を行い、流れてきたのか。管理人は3年前に成人の日を迎えました。(笑・嘘で~す、数十年と三年前です)撮影地:根室市 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...
ウォーキングが楽しみの一つで、休日や時間がある時に街並みを横目に足腰の強化にと一万歩以上を目安に歩いている管理人。ところが、今年の札幌は雪が少なく、しかし、気温は例年並みに低いため歩道はツルツル路面。油断していると足元をすくわれ、転倒・骨折になりかねません。家族からは、「そんなに足を鍛えてどうするの」と冷たい視線が・・・。どうやら、この先、呆け老人になっても、足腰が丈夫なだけに、徘徊老人になるので...
札幌の冬のイベント、「さっぽろ雪まつり」の大雪像制作に向けての雪輸送が7日、スタートしました。雪まつりは来月4日から始まりますが、札幌は今のところ雪が少なく、岩見沢など雪の多い近郊からの輸送になるのでしょうね。さて、JR小樽駅から歩いて約10分程度。小樽商科大学に向かう通称「地獄坂」から少し奥まったところに、地元の人からは「富岡教会」と呼ばれる絵本のような美しい教会があります。現在の正式名称は「カトリッ...
「人を轢いたかもしれない」厳格な父親からの一本の電話。それが悪夢の始まりだった・・・。どの家族にもいつか訪れる翳りの日々。高齢者ドライバー問題のリアル、家族崩壊の戦慄。今回は、社会の最小単位である家族を描いて胸に染み入る、伊岡 瞬氏の「翳りゆく午後」をご紹介します。80歳目前の武は、教職退任後、市民講座で教える地元の名士。武は、市内の実家で一人暮らしをしているのだが、いまだ運転免許証を返納せず車を乗...
長いようで短かったお正月休みも今日で終わり、また、通常の生活が始まりますね。さて、第172回下半期の芥川賞、直木賞が今月の15日に選考会が行われ発表されます。芥川賞の候補作に選ばれているのは、・安堂ホセ氏の「DTOPIA」・鈴木結生氏の「ゲーテはすべてを言った」・竹中優子氏の「ダンス」・永方佑樹氏の「字滑り」・乗代雄介氏の「二十四五」の5作品で、安堂氏は3回目、乗代氏は5回目の候補です。一方、直木賞の候補作には...
札幌は例年より雪が少なく静かなお正月です。この後、大雪にならなければいいが・・・。お正月休みも残り僅か、休みは早く過ぎますね。撮影地:池田町 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...
厳かな除夜の鐘とともに新しい年を迎えた2025年の札幌。皆さま新年明けましておめでとうございます。昨年は新年早々大きな災害に見舞われましたが、今年はどのような年になるのでしょうね・・・。災害のない明るい、幸多い年になればと願う管理人です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。...
ようやく年賀状を書き終え投函しました。さて、今年一年間多くの方々にご訪問いただきありがとうございました。来る年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、多くの方々の多幸を願い、今年最後のブログ更新といたします。どちら様もよいお年をお迎えください。...
昨27日で仕事納め、そして、年末・年始9連休という方が多いのではないでしょうか!!9連休はどのように過ごしますか?旅行、近場でレジャー、帰省、それとも寝正月?9連休を寝正月で過ごすのはチョット苦痛かも。いや、それはかなりの贅沢ですね。(笑)インフルエンザが大流行しています。移動される方は気を付けて、良いお正月をお迎えください撮影地:小樽市...
クリスマスが終わり、後一週間弱でお正月。今年は能登半島の地震で一年がスタートしました。早いものであれから一年。しかし完全な復興までは程遠く、倒壊した家屋の撤去・復旧は勿論、未だに水道が通っていない地域があるようで、悪戯に時間だけが過ぎていく現実と、勿論、それなりに理由はあるのでしょうが、遅々として進まない復旧に憤っているのは管理人だけだろうか・・・。?撮影地:東川町...
日本いや世界中で宗教に関係なく、冬の行事のひとつとして祝われている、イエス・キリストの誕生を祝う前夜祭。今日12月24日は「クリスマス・イヴ」です。きっと日本中の家庭ではクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを用意したりしているんでしょうね。因みに管理人はキリスト教徒ではありません・・・。が、多くの日本人と同じことをしています(笑)。撮影地:札幌市...
22日は、東北から山陰の日本海側で警報級の大雪が予報されています。交通障害に注意が必要ですね。因みに、広い北海道、積雪が1mを超えている所があれば、積雪0㎝のところが20カ所もあります。積雪1m超えベスト5は、①幌加内(ほろかない) 136cm➁朱鞠内(しゅまりない) 127cm ③倶知安(くっちゃん) 115cm ④岩見沢(いわみざわ) 101cm ⑤新篠津(しんしのつ) 99cm 札幌は14㎝です。(12/21現在)撮影地...
明日21日は、1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日、冬至です。昔から、冬至にはかぼちゃを食べる習慣があり、それは、新鮮な野菜が少なくなるこの時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけようという先人の知恵らしいですね。今は、一年中新鮮な野菜が出回り、特にかぼちゃを味わって栄養をつけようということはあまりありませんが、先人の知恵は素晴らしいです。冬至...
過去に「震える天秤」、「黒い糸」、「鎮魂」、「正義の申し子」を読了し、染井為人氏の実力に感服していた管理人、今回は、「正体」をご紹介します。埼玉県の民家で、住人の夫婦と2歳の息子が殺害される。悲鳴を聞いた隣人が通報し、駆けつけた警察官により、18歳の少年・鏑木慶一が現行犯逮捕される。鏑木は死刑判決を受け神戸拘置所に収監されるが、逮捕から一年半後、19歳で拘置所を脱走する。鏑木は偽名を使い、整形し、逃亡...
早いもので12月も半ば。一年を振り返ると可もなく不可もなくといったところか・・・。来年はどのような年になるのか。少なくとも争いのない平和な年になって欲しい。個人的には、健康で趣味を極めたいですね。撮影地:札幌市...
1702(元禄15)年12月14日、 赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りし、主君の敵、吉良上野介を討ち取った。「忠臣蔵」の名で親しまれる有名な事件で、今から約320年前の今日の話です。元禄年間といえば、生類憐れみの令を出したことで知られる徳川綱吉が将軍だった時代。 この事件は、江戸城内の松の廊下で、赤穂藩主の浅野内匠頭が、高家の吉良上野介に斬りかかったことにはじまる。内匠頭は即日切腹、藩はお取り潰しが決まるが、上野介...
伊坂幸太郎氏の魅力が詰まった集大成「ペッパーズ・ゴースト」の文庫版が刊行されましたのでご紹介します。中学教師の檀(だん)先生は、猫を愛する妙な二人組の小説原稿を生徒から渡される。さらに他人の未来を観る力を持つことから謎の集団とも関わり始める。檀(だん)先生が、生徒の明日を見た日から、日常は大きく動き出す。果たして、苦い過去を乗り越えて、檀先生は世界を、自分を救えるのか・・・。...
♫雪やこんこ 霰やこんこ降っては降っては ずんずん積る♫なんてのんきに構えていた札幌の雪。ところが、あまりの雪量で、犬は庭駈け回るのを辞めたようです。気温も低いことからこのまま根雪になりそうですね。本格的な冬に突入した札幌です。撮影地:札幌市...
♫雪やこんこ 霰やこんこ降っては降っては ずんずん積る山も野原も 綿帽子かぶり枯木残らず 花が咲く雪やこんこ 霰やこんこ降っても降っても まだ降りやまぬ犬は喜び 庭駈け回り猫は火燵で丸くなる♫まさに唱歌「ゆき」の風景のような雪が降る札幌。ドカ雪にならなければと願う管理人です。さて、今月最初の読書本の紹介です。「国道食堂」と呼ばれる田舎町の外れにあるドライブインというより食堂といった雰囲気の店。そこに...
ライトアップされた夜の青い池もいいですが、やはり自然光がいいですね。薄曇りはご愛嬌ということで(笑)・・・。撮影地:美瑛町...
アルミニウムの成分が含まれている湧水が美瑛川に流れ、太陽光に反応し青く見える青い池。今や北海道を代表する観光地となりました。ライトアップされた夜の青い池もまた風情があります。撮影地:美瑛町...
月めくりカレンダーも残り一枚、12月、師走となりました。何かと慌ただしい今年最後の月ですね。そんな中、今月もよろしくお願いします。撮影地:恵庭市...
札幌は、12月に入ると連日雪の予報です。冬将軍がようやく目覚め、根雪になりそうな雰囲気にいよいよこの季節本来の札幌の姿に、嬉しいような、悲しいような・・・。撮影地:札幌市...
早いもので間もなく11回目の晦日。そして、12回目の晦日は一年の最後の日「大晦日」です。大晦日と言えば、除夜の鐘の音をイメージする人も多いはず。除夜の鐘の「除」には、古きを捨て新しきを迎えるという意味があるそうで、1年の終わりを告げて新年を迎えることを知らせる鐘なのですね。最近は除夜の鐘がうるさいとの苦情から、鐘を取りやめる寺も多いとか。何とも風情がなく何とも世知辛い世間。もっと広い心を期待するのは無...
新装画にて名作復刊、ハードボイルドな内容ながら語り口調と軽妙なテンポが小気味いい、樋口有介氏の「枯葉色グッドバイ」をご紹介します。樋口有介氏、2021年71歳で亡くなっています。実は管理人、新装画とともに手にした初読みです。その内容は・・・。ホームレスで元刑事の椎葉明郎。現住所=代々木公園の西門そば。仕事=リヤカーでの廃品回収。主食=焼酎。煙草=原則として路上で調達。その椎葉明郎が、かつて指導した女性刑...
樹々を覆っていた色とりどりの葉がすっかり落ち、裸の枝が侘しそうに初冬の風に揺れを任せている。路上に落ちた葉は裸になった枝を見上げ、「また春にね」と言っているようです。次の季節に力強く返り咲くことを誓って・・・。そんな札幌は雪を迎える準備はできています。撮影地:札幌市...
三回目にして最終回になる北海道の難解地名まだ載せきらない地名も多々ありますが、今回はこれで終わりにします。読めますでしょうか?①千走 ➁寿都 ③熱郛 ④真狩 ⑤梨野舞納 ⑥老古美 ⑦堀株 ⑧神恵内 ⑨留久 ➉妹背牛⑪秩父別 ⑫比布 ⑬占冠 ⑭苫鵡 ⑮和寒 ⑯美羽鳥 ⑰音威子府 ⑱咲来 ⑲母子里 ⑳焼尻⑳-1晩生内 ⑳-2雄信内 ⑳-3男能富 ⑳-4振老 ⑳-5敏音知 ⑳-6止別 ⑳-7訓子府 ⑳-8富武士 ⑳-9札久留 ⑳-10貫気別⑳-11染退 ⑳-1...
さて、今回は北海道の難解地名第二弾を北海道在住の直木賞作家、川﨑秋子氏の「森田繁子と腹八分」とともにご紹介します。まずは難解地名から、あなたは読めるかな・・・。①癸巳 ➁対雁 ③渚滑 ④奔別 ⑤温根沼 ⑥珸瑤瑁 ⑦納沙布 ⑧穂香⑨奥潭 ➉支寒内 ⑪幌美内 ⑫神威 ⑬納内 ⑭稀府 ⑮輪厚 ⑯送毛 ⑰濃昼 ⑱聚富 ⑲発足 ⑳花畔 ⑳-1正利冠 ⑳-2望来 ⑳-3安瀬 ⑳-4弁華別⑳-5軍川 ⑳-6国縫 ⑳-7小砂子 ⑳-8美利河 ⑳-9買取澗 ⑳-...
北海道の市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来していると言われれます。そのほとんどが漢字で書き表されているため、アイヌ語と気付かない人もいますが、北海道に暮らす人たちのほとんどは、自分の住む町や山などの名前がアイヌ語であることを知っているはずです。アイヌ語を漢字表記にしたため北海道の地名には難解なものが多く、住んでいる道民の方でも(勿論管理人も含め)読めないのではないでしょうか。もし、全て読めたと...
午前中の氷雨と身に染みる北風が北国の季節を冬へ冬へと誘う札幌。南の方では未だ海水温が高く、台風が発生している信じられない現実に???例年のような晩秋から初冬の季節の歩みを進めている札幌は、信じられる現実です。さて、「元彼の遺言状」、「女の国会」に続く新作、言葉は私の最後の砦、言葉がある限り私たちはつながれる。不屈の魂が輝く、人生応援小説、新川帆立氏の「ひまわり」をご紹介します。ある日事故に遭い、頚...
初冬の佇まいが日本の先取り季節を感じさせる札幌。紅葉や黄葉の彩りも見納めですね。撮影地:札幌市...
先週の積雪で路面に落葉していた枯葉が雪の下となり、役目を終えたかに思っていた、色とりどりの落ち葉。しかし、今週の天気ですっかり雪が融け、また顔を出した落ち葉が太陽の光を受けキラキラと輝いている午後の札幌。まだまだ雪には負けないぞと自己主張しているようです。さて、10年前に単行本化され、また、2019年にテレビドラマ化された薬丸岳氏の「死命」。管理人は読んでいませんでしたので、今回文庫化され発売したのを機...
暖房が手放せない北海道、かと思えば、南の鹿児島県与論島では記録的な大雨となり、また、さらに南の方では連続して台風が発生。例年とは違う晩秋から初冬の気候は、地球からのメッセージか・・・。撮影地:札幌市...
この時季8年ぶりとのこと。札幌で9㎝の積雪です。が、来週は15℃になる日もあるようです。つまり、まだ根雪(注)にはなりません。(注)降り積もって、そのまま春まで溶けずに冬を越す雪のこと。でも、来ましたね厄介者の雪が・・・。撮影地:札幌市...
5日、日中の気温が10℃に満たなかった札幌。いよいよ冬の足音が近づいてきました。でも、管理人の読書熱は高まっています。(笑)さて、今回は、2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の告白。その絶望、そして希望・・・。累計100万部突破の既刊「白鳥とコウモリ」の続編、東野圭吾氏の「架空犯」をご紹介します。都内の高級住宅地で起こった火災。焼け跡からは都議会議員と元女優の夫婦の遺体が発見された。当初無理心中と思われ...
今年最後の三連休も今日が最終日。皆さんはどのようにお過ごしですか。札幌は木枯らしのような風がふき、寒い日々が雪の到来を感じさせる連休です。そんな寒い日は室内で読書に耽る、それに限りますね。今回は、著者史上最も孤独な刑事を描く新シリーズを発売した、大沢在昌氏の「夜刑事」をご紹介します。警察から憎まれ、犯罪者から狙われた、かつてなく孤独な刑事。暗闇でしか活動できない「夜刑事」の岬田は、絶望と背中合わせ...
MLBワールドシリーズ第5戦がニューヨーク・ヤンキースの本拠地にて行われ、大谷選手が所属するドジャーズが悲願の世界一となりました。5点ビハインドから試合をひっくり返し、世界一となるのは史上初の快挙らしく、まさに歴史的な大谷選手のシーズンフィナーレでした。ドジャース移籍1年目で悲願だった世界一の歓喜を味わった大谷選手。おめでとう、よかったですね。日本人の誇りです。撮影地:小樽市...
爽やかな秋晴れが心地いい札幌。しかし、その爽やかな秋晴れが、朝夕の気温を下げている。札幌の最低気温が一桁に。道内の一部ではマイナス気温も。秋も深まりそろそろ冬将軍がやってきそうです。来週あたり札幌の平地で降雪が予報されていて、いよいよ白銀の世界が訪れます。そして、10月最後の更新です。沢山のご訪問ありがとうございました。11月もよろしくお願いいたします。撮影地:札幌市...
秋深まる札幌、落ち葉を濡らす雨が季節の歩みを速めています。今年の冬は雪が多いのか、はたまた寒さが厳しいのか・・・。週末にはタイヤ交換しようかなぁ~・・・(苦笑)。撮影地:札幌市...
20日に初雪が降ったとはいえ、その後の高い気温が今年の異常気象を感じさせる札幌。さて、天気に係わらず時間があると読書に励む管理人。今回は、実在した徳島の聾学校を卒業し、日本初の理容師となった祖父の足跡を追う、人生に迷う小説家の孫娘の物語、一色さゆり氏の「音のない理髪店」をご紹介します。大正時代に生まれ、幼少時に聾者になった五森正一(ごもりしょういち)は、日本で最初に創設された聾学校理髪科に希望を見出...
秋深き 隣は何を する人ぞ「奥の細道」で有名な松尾芭蕉の俳句。秋になると、風景も美しく、食べ物もおいしくなります。「さて、隣の人は、何をして楽しもうとしているのかな・・・」と耳をそばだてている様子が浮かんできます。ユーモアが漂い、思わず口ずさんでしまいますね・・・。と、北の細道を散策しながら一人にやける管理人です。「隣はサンマかな?」隣近所の付き合いが希薄な今、焼きさんまの匂いに懐かしさを感じるの...
空気が澄みわたり、山々が色づき、良い季節の北海道。収穫に感謝し、廻る自然に喜び、近づく冬隣りに雪の気配を感じる晩秋の景色を慈しみ、次第に寒さが募る北海道の晩秋は、錦の織物のように美しい山々の表情とともに、北海道の自然を自己主張しているようです。撮影地:上士幌町...
そぼ降る氷雨が雪に変わり、路上の落ち葉を濡らし、強い北風とともに晩秋から初冬への趣に拍車をかけている道内。19日、道北の稚内で初雪、層雲峡でみぞれが降り、20日は旭川、網走、帯広、札幌の平地でも初雪の便りが届きました。札幌で10月に初雪が降ったのは7シーズン振りとのこと。暑かった今年の夏もまさに夢の跡です。初冬へと突き進む北国の季節は、そのサイクルを忘れていなかったようですね。さて、寒々しい日には家で読...
日本は四季の国です。が、最近は春を通り越し、いきなり夏になったり、また、いつまでも暑く、秋がなく突然冬に・・・。そう、二季の国日本とも言われるようになりました。ところが、北海道には今まで通り美しい四季が存在しています。紅葉と秋の空、赤とんぼ・・・短いですが秋は存在します。近所のイチョウも少し黄色に変色してきました。撮影地:岩見沢市...
すっかり秋めいてきた北海道。札幌も郊外に足を運ぶと童謡の世界です。♫~秋の夕日に照る山紅葉濃いも薄いも数ある中に松をいろどる楓や蔦は山のふもとの裾模様渓の流れに散りゆく紅葉波にゆられて離れて寄って赤や黄色の色模様に水の上にも織る錦~♫雪が降るまでのひと時。いい季節です撮影地:札幌市郊外...
連休最終日の14日早朝、札幌は冷えました。最低気温が一桁を記録。初霜を観測したようで、道北の旭川では初氷も。更に今週末には平地でも初雪かと予報されています。いよいよ雪の季節が到来。もうそんな時季になった北海道です。撮影地:東川町...
「今年はいつまでも暑いね~」と言っていたのに、気が付けばもう10月半ば、後2ヶ月とチョッと。時が経つのが早いです。残りの2ヶ月余り、悔いのないよう仕事に、趣味にと自分なりに過ごしたいものです。撮影地:札幌市...
明日12日から三連休ですね。札幌は天気も申し分なく行楽の秋を堪能できそうです。朝夕の気温が低いので着るものに注意が必要ですがね。撮影地:東川町...
初雪の時期を知らせる使者として、北海道や東北の一部で知られている雪虫。白い綿を身に纏い、ふわふわと飛ぶ姿は優雅そのものです。 その姿を確認した1〜2週間後に平地で初雪となることが多いため、北国では雪の降り初めを知る目安となります。実は、7日の朝、管理人は気の早い雪虫を数匹目にしました。未だ30℃に達する地方があるというのに、日本は縦に長いことを痛感させられました。それにしても、今年は雪虫の出現が早すぎま...
秋の味覚が舌に優しい北海道。そのせいか、管理人のウエストが一回り大きくなったようです。(笑)しかし、食欲の秋に溺れ読書の秋を忘れているわけではありません。今回は、恨むな。憎むな。あらゆる声へ耳を傾けよ。そして、とこしえの和をなせ。アイヌの壮年と蠣崎の娘、二人が目指したのは・・・壮大なスケールで描く、武川佑氏の「円かなる大地」をご紹介します。時は16世紀半ばの北海道(当時は蝦夷地と呼ばれていた)と北東...
10月に入りすっかり秋の佇まいが街を覆い始めた札幌。水道の水が冷たく感じるようになりました。撮影地:札幌市...
秋の夕陽に何を想思い、何を考えているのかかもめさん(君)・・・長く暑かった夏を思い出しているのか、あたまた別れた彼女(彼氏)を思い出しているのか。哀愁が感じられるのは人間の思い過ごしなのかな・・・今にも秋の夕陽に向かって叫びそうです。撮影地:小樽市...
北海道では自生しない彼岸花。そんな訳で管理人は実際に開花しているのを見たことがありません。自生している所では今が旬のようで、時々ブログにアップしている写真を見かけます。北海道で(東北も含む)自生したものを見ることができないのは、寒さに弱いうえに葉が開いた状態で越冬するため、寒くて雪が降り積もる北海道では自生は難しいからと言われています。北海道では自生しない彼岸花ですが、芥川賞を受賞した李琴峰氏の「...
札幌の近郊では、秋色の風景が目立つようになってきました。早朝の靄が秋の入り口を演出しています。撮影地:札幌市...
北海道はまだ四季の区別があるようで、日中でも涼しく、確実に秋への移ろいが感じられます。黄金の稲穂が眼に眩しく映りますね。撮影地:岩見沢市...
正月の地震に続き、今回の大雨により甚大な被害に遭われた石川県の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興されることをお祈りいたします。私に、私たちにできることは何でもいたします。どうか心折れることなく前進してください。遠く札幌の地から応援いたしております。 頑張れ!石川! 頑張ろう!石川!撮影地:東川町/過去の蔵出しです。...
道北の利尻山と大雪山系黒岳で21日、初冠雪を観測。初雪です。稚内や上川の平地でも最低気温がマイナスを記録するなど、道北の山々等に一足早く冬の使者が訪れました。昨年より10日以上早いそうです。札幌でも最低気温が12℃ほど、寒い朝でした。いよいよ次の季節が姿を現し始めた北海道です。撮影地:東川町/初冠雪の旭岳、過去の蔵出しです。...
関東から九州にかけ未だ猛暑が続き、東北の一部では線状降水帯により大雨が心配されている、今月二回目の三連休初日。そんな中、自然のクーラーが肌に心地よく、雪が降るまでの短く、清々しい秋の入り口を堪能している札幌の管理人です。札幌は今日から始まる今月二回目の三連休も最高気温が二十℃に届かないと予報されています。さて、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が歴史的な「51-51」を達成するなど喜ばしいニュー...
日本では昔から、団子や芋、ススキを供えて十五夜の月を楽しむ風習があります。17日は中秋の名月でした。札幌は曇り空で残念ながら見ることはできませんでしたが・・・。ここ数年、中秋の名月と満月は同じ日でしたが、今年は9月17日が中秋の名月、18日が満月と日付が1日ずれているそうです。さて、新月、三日月、上弦の月、十五夜の月等、月の満ち欠けにより呼び名が変わる月。そこで、中秋の名月になぞらえ、2017年直木賞受賞作、...
9月の一回目の三連休が終わりました。2回目の三連休はカメラ片手に列車で気ままに旅するのもいいですね。秋晴れが続き湿度が低くカラッとしている北海道。北海道は紛れもなく行楽の秋突入ですから・・・。撮影地:札幌市上野~札幌間の特急カシオペア号/引退しました上野~札幌間の特急カシオペア号/引退しました札幌~室蘭間の特急すずらん号札幌~釧路間の特急おおぞら号小樽~新千歳間の快速エアポート号...
三連休の谷間、暑い地域にお住いの方々体調はいかがですか?我が北海道はもう30℃に届くこともなく、過ごしやすい日々です。さて、今年の敬老の日は明日9月16日(月)ですが、以前は9月15日でしたね。ハッピーマンデー制度が導入されてから9月の第3月曜日に変更されたため、土日と合わせると必ず三連休になります。ところで、法律では65歳以上からが「高齢者」であるとされているようですが、敬老の日として祝うのは何歳からがいい...
朝夕の最低気温と日中の最高気温に著しく差のある北海道。大雪山系の山々ではそろそろ初雪の便りかと。未だに高温が続く東日本、西日本の方々には信じられないとは思いますが、これが北海道の今です。撮影地:小樽市...
日高山脈、広大な農村風景!日高山脈を端から端まで見渡せる展望台、美蔓パノラマパークからの風景です・・・。北海道の原風景ですね。撮影地:清水町/美蔓パノラマパーク...
31.5℃を記録した突然の暑さに秋の入り口を見失った感の札幌。「一体どうなっているのだろう」と虫の音を聴きながら考えてしまう管理人です。さて、「爆弾」で「このミステリーがすごい!」、「ミステリが読みたい!」で2冠達成、そして、第167回直木賞候補作にもなった呉勝浩氏が爆弾の続編「法廷占拠 爆弾2」を発表。東京地方裁判所、104号法廷。未曾有の連続爆破事件から一年。史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判の最中、遺...
大雪山系黒岳の山頂付近から日本一早い紅葉の便りが届きました。日本の紅葉は黒岳をはじめとする大雪山系から始まり、次第に南下していきます。そう言えば、薄い絹のような秋の雲が青い空に張り付くことが多くなったような札幌の上空・・・、また、郊外に足を運ぶとトンボの数が増えたような札幌の上空・・・。いよいよ季節の変わり目が進み、夏から秋へと季節が移ろい始めたような北海道、季節は秋への入り口のドアを開けたようで...
朝夕の気温が20℃を下回るようになった札幌。未だに高い気温に悩まされている地域の方々をしり目に、一つ先の季節に踏み込んだ感のある我が北の大地。いよいよ読書の?スポーツの?はたまた食欲の?秋です。(笑)そこで、読書の秋を考えているあなたにオススメするこの一冊、ミステリー?というよりはエンタメ?下村敦史氏の「全員犯人、だけど被害者、しかも探偵」をご紹介します。社長室で社長が殺された。それに「関わる」...
昔こんな歌がヒットしました。渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」。♪♪ハーバーライトが朝日に変わる その時一羽のかもめが翔んだ人はどうして哀しくなると 海をみつめに来るのでしょうか港の坂道 駆けおりる時 涙も消えると思うのでしょうかあなたを今でも好きですなんて いったりきたりのくりかえし季節はずれの港町 ああ 私の影だけかもめが翔んだ かもめが翔んだあなたは一人で生きられるのね♪♪この歌は、孤独を愛す...
1923年9月1日に発生した関東大震災。その関東大震災が由来となり、今日9月1日は防災の日です。最近は地震が多発し、更に現在進行中の台風による大雨も。これだけ頻繁に自然災害が発生すると防災への意識も高まります。非常食や飲料水、電池等防災の日の9月1日に見直すことを恒例としたいものです。それにしても迷走している台風10号。(北に進路を取るようです。)大雨による被害が甚大ですが、皆さんのところは大丈夫でしたでしょ...
8月が終わろうとしていますが,湿度と気温が高く、暑い札幌です。台風10号の影響でしょうね・・・。撮影地:小樽市...
動きが遅い台風10号、当初の予報より進路を西に変え、鹿児島県に上陸の模様。上陸後、進路を北東に変え、西日本・東日本を縦断しそうです。北海道を直撃する可能性もあり、大雨、強風が心配です。特に総雨量が1000ミリを超える地域もありそうで、土砂災害や河川の氾濫など甚大な被害が高まるとの事。厳重な警戒が必要ですね。北海道は台風に慣れていないので大きな被害が出ないことを願っています。どうか西日本や東日本にお住いの...
夜の気温が20℃前後の札幌。秋が見えてきたのか、過ごしやすい環境に読書が進みます。「読書の秋」を先取りの管理人、今回はこの本をご紹介します。予測不能、絶叫必至の転落ミステリー、染井為人氏の「滅茶苦茶」です。仕事は順調、東京でシングルライフを謳歌する三十代の美世子は、不穏な恋にのめり込む。県内一の進学校に通う怜央は、下校中、元級友の不良と再会する。三人の子持ちの茂一は、老朽化したラブホテルを継ぐが、経...
京都国際高校の初優勝で、夏の恒例行事に幕を下ろした高校野球。発達しながら北上し、列島に接近・上陸、そして、縦断の可能性もある台風10号。連日の猛暑に根を上げている間にも、季節は確実に進んでいるようです。未だ35℃を超える列島ですが、鈴虫の泣き声に秋を感じる札幌在住の管理人。季節は確実に進んでいる北海道では、秋が目の前です。とは言え日中は30℃を超える札幌ですが・・・。連日の暑さや豪雨に根を上げている地方の...
未だに猛暑が続く日本列島。札幌もそれなりに暑いです。(驚)長期予報によると9月も10月も暑いようで、残暑が厳しくなりそうとか・・・。そんな暑さ厳しいなか、北海道ではスタッドレスタイヤのテレビコマーシャルが流れ始めました。また、ホームセンターでは、ストーブが店頭に並んでいます。気が早いようですが、季節に敏感な北海道です。撮影地:札幌市...
今日8月20日は満月。月がもっとも地球に接近するスーパームーンでもあります。また、アメリカの先住民の間では8月の満月を「スタージョンムーン」と呼ぶそうです。スタージョンとは、チョウザメのことです。そう、あの世界三大珍味のひとつであるキャビアを生む魚です。8月は、北アメリカの五大湖周辺で盛んに行われていたチョウザメ漁が最盛期を迎えるため、この月の満月を「スタージョンムーン」と名づけたそうです。8月19日の夜...
先日、直木賞作家川﨑秋子氏の馬文学「銀色のステイヤー」を当ブログでご紹介しましたが、今回、同じく北海道出身の直木賞作家、馳星周氏の馬文学「フエスタ」をご紹介します。北海道浦河町で生産牧場を営む三上収・徹の親子。パリ・ロンシャン競馬場で開催される世界最高峰の「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いない。そう結論づけた収はその産駒であり、かつて凱旋門賞で二着となったナカヤマフ...
小説を原作に映画化やテレビドラマ化して放映されることがよくあります。今回ご紹介する早見和真氏の「笑うマトリョーシカ」もテレビドラマ化されています。若き総理候補が、誰かの操り人形だったら? 47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。「彼が誰かの操り人形だったら?」そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の秘書や家族らの怪しい関係性が浮上...
お盆の真っ只中ですが、今年は南海トラフを誘発するような大きな地震に台風が重なり、そして、コロナもあるため、例年とは異なるお盆のようです。台風がUターンを直撃しないよう、また、お盆明けにコロナがピークとならないよう、更には南海トラフにつながる大きな地震がないよう注目している管理人です。撮影地:真狩村...
「今年の夏は暑い」と、ぼやいているうちにお盆に入り、日本人選手の活躍が目覚ましいパリオリンピックも終わり、そして、北海道から二校が出場した高校野球も見事に初戦敗退。そう言えば暦の上では秋(立秋)ですね。秋の代名詞と言える気の早い赤とんぼも見ました。気温35℃を超える地域の方々にとっては「まだまだ夏だよ」との声が聞こえそうですが、何となく朝夕に秋の気配を感じる北海道。(管理人だけかな)北海道は暦の上の...
猛暑が続く日本列島、立秋とは名ばかりのようです・・・。猛暑に豪雨・雷雨、そして台風、更には地震まで。特に、日向灘を震源とする最大震度6弱を観測した地震により、南海トラフ地震臨時情報が出され、今後の地震に注意が喚起されています。これからお盆を迎え、人の移動が多くなる季節。何事もなく過ごせるよう願うとともに、改めて備えが必要ですね。撮影地:中富良野町...
知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイワッカ川。そのカムイワッカ川に温泉が流入し、連続する滝のそれぞれの滝壺が天然の露天風呂となっているカムイワッカ湯の滝。標高は400メートル、落差20メートルの渓流瀑布です。そして、カムイワッカ湯の滝の約1㎞下流に、カムイワッカ川の水が直接、オホーツク海に落下するカムイワッカの滝があります。落差は約30m。カムイワッカの滝には陸路で行くことはできず、ウ...
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今日から三連休ですが、全国的に(特に日本海側)大雪のピークを迎えそうです。心配ですね。不要不急の外出はなるべく控えたいです。そんな時には読書が一番・・・。そこで、本日ご紹介するのはこの一冊。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説、山田宗樹氏の「乱心タウン」。紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万...
坂の街、海が見える街、運河の街、そして、人情を感じる街、そう、小樽の人は人情に厚いのです。♫~小樽は寒かろ 東京もこんなにしばれる 星空だから語り明かした 吹雪の夜をああ 思い出してる 僕だからかならずいくよ 待ってておくれ待ってておくれ ~♫人情に厚い街、人情に厚い人の多い小樽が大好きな管理人です・・・。撮影地:小樽市...
「さっぽろ雪まつり」も盛況のうちに終わり、道南の江差ではニシンによる「群来」の現象のニュースが流れ、そして、道東のオホーツク海沿岸の紋別や網走では「流氷接岸」のニュースが流れました。網走は過去4番目の遅さらしいです。さっぽろ雪まつり、群来、流氷、これらが終わるといよいよ北海道にも春が訪れます。ただ、17日夜から強烈な寒波の影響が長引くため、全国的に大雪の恐れがあり心配されます。これも春への誘い、一里...
2月の中旬。日差しに少しずつ柔らかさを感じるのは、管理人の勘違いか、或いは気のせいか・・・。今年の春は例年より早く、そして、暖かいと予報されているのが、管理人の心に深く浸透しているためか・・・。考えてみれば一年で一番寒いのが札幌の1月から2月。まだ寒中の最中、完全に勘違いですね。(笑)さて、例年より暖かく、そして、少雪の気候に浮かれている訳ではないのですが、今日も読書本をご紹介します。生きづらさを抱...
1(ひぃ)2(ふぅ)3(みぃ)・・・10(とぉう)4(しぃ)・・・。と語呂合わせで読めることから、2(ふん)月14(どし)日は「ふんどしの日」だそうです。一般的には、2月14日は「バレンタインデー」として認識されていますが、日本ふんどし協会では女性から男性へ「ふんどし」を贈ることを提案しているそうです。(笑)今の時代、それは新しいこととして受け入れられるのか、はたまた拒絶されるのか、う~ん難しい問題です・・・...
「例年になく雪が少ない」と思っていた札幌。ところが、ここ2、3日で例年に近い降雪量になりました。やはり、ある程度の雪が降らなければ春は来ないようです。そんな中、一足早く春を感じるニュースが・・・。道南の江差町でニシンの大群が押し寄せ、海面が乳白色に染まり、今年初の「群来」が確認されたようです・・・。今年もニシンの豊漁が期待されますね。群来(くき)とは、大群で押し寄せたニシンが放出する白子によって海が...
会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女。彼らがたどり着いた、大阪の歴史に眠る秘密とは?直木賞作家、万城目学氏の「プリンセス・トヨトミ」をご紹介します。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった。このことは誰も知らない・・・。女子になりたい中学生・大...
昨、2月7日は「北方領土の日」でした。北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るために設定されたのですが、あまりニュースにならず、いまいち全国的に盛り上がりに欠けているようです。北方四島の個々の名前は勿論、北方領土がどこにあるのか、などは知る由もないでしょうね。道外の方には・・・。ロシアによるウクライナ侵攻と、それにより日本がロシアに制裁を科していることを考えると今後の展望は絶望的になります。北...
例年あまり雪が多くない道東で、(特に帯広、芽室)一晩に1m以上の積雪。止めてある車が雪にすっぽり埋まっていたり、車道と歩道の区別がつかないのは勿論、腰まで埋まったり、除雪に悪戦苦闘する市民の姿がテレビニュースに流れるたびに「少しずつ降ればいいものを」と道東の方々に同情する管理人です。そんな大雪に見舞われたなか、雪と氷の祭典、さっぽろ雪まつりが4日開幕しました。大小の雪像・氷像、北海道の食、ステージイ...
管理人は歴史小説或いは時代小説はあまり手にしません。また、今回紹介する作家、宮本輝氏についても「田園発 港行き自転車」を読了した程度で、あまり読むチャンスのない作家の1人でした。そんな作家、宮本輝氏をなぜ紹介するのか・・・。しかも、歴史小説にあまり興味を持たなかった管理人が・・・。なぜ、今後四か月連続刊行する、命のつらなりを描く、富山の薬売りたちの秘史に興味がわいたのか、ひょっとして、管理人の先祖...
先日、「あけましておめでとうございます」と新年を祝ったのに、もう今日は節分。寒さ厳しい北海道もあと一か月すれば、春への誘いがそこかしこに・・・。厳しい季節を乗り越えた分、喜びもひとしおなんです。♪はーるよこい はーやくこい あーるきはじめたみいちゃんが・・・♪の心境ですね。道民は。撮影地:豊頃町...
今年の札幌は例年より暖かく雪も少ないので楽をしていた管理人。しかしというか、やっぱりというか、そんなに甘くはない北国札幌。29日から30日にかけて20㎝は降ったか。雪が。やはりひと冬の降雪量に達しないと春は訪れないようです。湿った重い雪との格闘で腰が重い管理人です。撮影地:豊頃町...
1872年(明治5年)のこの日、明治政府による日本初の全国戸籍調査が行われたそうです。当時の人口は男性1679万6158人、女性1631万4667人で合計3311万825人。2015年(平成27年)の国勢調査による日本の総人口は、1億2709万4745人で、9000万人以上増えたことになります。しかし、近年は人口減が続いていて少子化傾向。気になりますね・・・。今日は、人口調査記念日です。撮影地:豊頃町...
今回アップした写真は過去の蔵出しのためコメントなしです。(苦笑)撮影地:占冠村 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...
さっぽろ雪まつり、層雲峡温泉氷瀑まつり、千歳・支笏湖氷濤まつり、あばしりオホーツク流氷まつり、小樽雪あかりの路、陸別しばれフェスティバル、しかりべつ湖コタン、おとふけ十勝川白鳥まつり「彩凛華」定番のお祭りや白銀の世界を彩るイルミネーション、寒い中で食べるからこそ美味しさが引き立つあったかグルメなど、冬の北海道には魅力的なイベントが目白押し。これぞ北海道!ですね・・・。ところが、今年は少し様子がおか...
1月23日、今日は花粉対策の日だそうです。東京では既に花粉に悩まされる方もいるとか。今年の花粉飛散は早いですね。因みに管理人は悩まされたことはありませんが、花粉症の方は屋外でのマスク等の対策が必要ですね。お察しします。さて、今日も読書本をご紹介します。目の前の女性は訊いた、あなたは、わたしの祖父ですか?過去と現在が交錯する人生探しのミステリー、佐々木譲氏の「遥かな夏に」。祖父を探していると女性は言っ...
一年で一番寒い日のはずなのに、札幌はまさかのプラス気温。歩道はツルツルで、管理人は転倒した人を何人も見ました。20日だけで、札幌で37人が救急搬送されたそうです。地元の人でも歩くのに苦労するのに、救急搬送された人の中には観光客も多くいたのでは・・・。大きな怪我でなければいいのだが・・・。撮影地:豊頃町...
例年の半分以下の積雪量の札幌。ところが、16日から17日にかけて、北海道(特に札幌周辺)は大雪に見舞われると予報されていました。公共交通機関にも多大な影響があるととのことです。しかし、現実は16日の朝に5㎝程の雪が降っただけで、16日から17日にかけては全く雪が降らず晴天続き。見事に予報が外れた天気でした。覚悟を持って除雪に当たろうと待ち構えていた管理人は、見事に裏切られ拍子抜けの体です。嬉しい誤算でしたが...
自分だったらどうするだろう?答えの出ない問いかけを、何度も何度も繰り返して書き上げた一穂ミチ氏の「恋とか愛とかやさしさなら」。第171回直木賞受賞(ツミデミック)後、第一作です。カメラマンの新夏は啓久と交際5年。プロポーズの翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久と、やり直せるか葛藤する新夏。啓久が〝出来心〟で犯した罪は、周囲の人々を巻き込み、...
月に数回、心に残った読書本を紹介している当ブログの管理人。本を読まない人からすると、見る、或いは読むにも値しないブログでしょうが、管理人はそれでもめげずに紹介します。読書本を紹介する管理人のコンセプトは、自分の感想は記事にしない事、自己満足のための拙い私の感想でその本の価値を下げたくないからです。あくまでもあなた自身で本を読んでもらい、どう感じるかそれが大切と思うからです。読書離れが叫ばれて久しい...
天気には恵まれないようですが、今日から今年三回目の三連休。全国的に気温の乱高下が激しいものの、季節は着実に春への道のりを進んでいるようです。勿論、札幌も。これだけ気温の寒暖差が大きいと体調が心配ですね。さて、昨22日は「禁煙の日」だったそうです。数字の「2」を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を「禁煙の日」にり認定・登録されたそうです。喫煙が、様々な健康障害の原因になっていることは周知の事実...
長い冬を耐えて春を待つ気持ちの表現としてもちいられる、「冬来たりなば春遠からじ」イギリスの詩人シェリーの詩だそうですが、今の道民に当てはまる詩ですね。2∼3日暖かい日があったのですが、またぞろ寒さ厳しい日々が。でも、暖かい春はもうすでに目の前まで来 ている筈・・・。そう思いたい管理人です。(笑)それにしても、20日に25℃を超えた地域があったようですね。今年の夏も大変なことにならなければいいのだが・・・。...
陽は刻々と東から姿を現し海面を、空を、空気を鮮明にしていく。朝焼けの淡い朱色が鉛色へと変化した海面は、冬そのものを物語っているようだ。肌を刺すような空気は冬の匂いを孕んで、日差しが降り注ぐ蒼天は、人を受け付けない厳しい自然の気配を醸し出している。既に鉛色の帯と化した朝焼けの名残は、一日の始まりを告げているが、道東の一日の幕開けはまだ柔らかいとは言えず厳しいようだ。撮影地:根室市さて、東京で生まれ、...
気温の乱高下、真冬の雨、勿論雪も。ここ一週間の札幌は、春に向かう三寒四温そのものでした。ただ、北海道にしてはあまりに気温が高いため例年の冬の行事を中止にせざるを得ない地域もあるなど影響も見られました。気ままな冬の気候を相手にするのは大変ですね。撮影地:根室市...
北海道も春本番のような気温。でも、まだ2月中旬、本来なら真冬です。因みに札幌でもここ2日、10℃を超えたようです。う~ん、やはり異常気象かなぁ~撮影地:根室市さて、本日ご紹介する本はこちら。真実を追求する記者、現実を描写する画家、質感なき時代に「実」を見つめる者たち。「二児同時誘拐」の真相に至る「虚実」の迷宮、塩田武士(しおた たけし)氏の「存在のすべてを」。平成3(1991)年に神奈川県下で発生した「二児...
四年振りの全面開催で、コロナ禍の水準に回復したさっぽろ雪まつりも終わりました。来場者も240万人近くに、それなりに盛況だったようです。後は春の訪れを待つだけの札幌ですが、思い起こせば、コロナが拡大していた2020年、雪まつりが終わった後、札幌でコロナの発症者が急増した経緯がありました。今、全国的にインフルエンザ、コロナが流行しています。コロナは第10波に入ったと言われています。雪まつりが終わった札幌、この...
冬から春に季節が移行する頃に、初めて吹く暖かい南寄りの強い風。東京では15日に春一番かと気象庁が予報しています。北海道と言うか、管理人の中で春一番と言えば、キャンディーズ。「♪雪が溶けて川になって 流れて行きますつくしの子がはずかしげに 顔を出しますもうすぐ春ですねえ ちょっと気取ってみませんか風が吹いて暖かさを 運んで来ましたどこかの子が隣の子を 迎えに来ましたもうすぐ春ですねえ 彼を誘ってみませんか泣...
厳しい寒さが続く北海道ですが、自然界では春への準備が始まっているようです。小樽市の朝里、銭函、小樽築港の海岸で7日、春の訪れを告げる群来(くき)が確認されたとのニュースが・・・。「群来」とはニシンが産卵のために大群で押し寄せ、オスの放った精子で海が乳白色になる現象です。まだまだ寒さ厳しい北海道ですが、季節は着実に進んでいるようですね。撮影地:千歳市...
8㎝の降雪で大騒ぎし、全てのテレビ局がそれを大々的に報じていた今週。他に流すべき大事なことが沢山あるだろうと、冷ややかな目で見ていた北国の住人です。さて、そんなテレビ局の報じ方を横目に読書に勤しんでいた管理人。2日続けての読書本の紹介になります。北海道三笠市生まれ、上品でポジティブな作風から女性のファンも多い今野敏氏の隠蔽捜査シリーズの最新作「隠蔽捜査10 一夜」です。累計330万部突破の大人気シリーズ...
今日2月7日は「北方領土の日」です。北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るために設定されたそうですが、北海道以外では盛り上がりに欠けているのが現実。いや、北海道内でも欠けているかな・・・。(苦笑)過去、ある知事が「東京オリンピックのマラソンは札幌ではなく北方領土でやったらいい」と元島民の心情を考えない、気温の問題を揶揄した発言がありました。知事という要職にありながら北方領土に対する見識はその...
十勝川の氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられる氷の塊。人はこの氷を「ジュエリーアイス」と呼ぶようになりました。十勝の厳しい寒さと、十勝川が生み出す自然の神秘、氷の芸術です。撮影地:豊頃町/大津海岸...
1日の北海道は暴風雪警報が出され、ホワイトアウト状態になった所も。一方、本州の一部では早咲きの桜が見頃を迎えているとか。日本は長いだけじゃなく何かが変だぞ・・・。4日は立春、暦の上では春ですが、札幌は冬真只中です。そんな冬真っ盛りの札幌で、4日から「さっぽろ雪まつり」開催されます。期間中は穏やかな気候のようで雪まつりに最適かと。と、言ってもまだ2月になったばかりの札幌ですから、服装は完璧にしていらして...
新しい年を迎えて一ヶ月、その間に色々ありました。その一つはやはり能登半島の地震でしょう。電気や仮設住宅など徐々にインフラも整いつつありますが、水道はまだ時間がかかるようです。震災に遭われ苦労されている方々に、何とかこの苦境を乗り越えていただきたく遠く札幌の地から応援しています。同じような規模の地震が冬の北海道で起きたとしたら・・・さて、今年は雪が少ないと感じていた札幌ですが、今は例年のようにそれな...
桜の開花予想が発表されました。気の早い話ですが、札幌は4月25日のようです。が、北海道はまだまだ一面銀世界です・・・(笑)古い時代の家族4〜5名が生活出来るアイヌ民家を再現した「アイヌ生活記念館」。アイヌ生活記念館「ポンチセ(小さい家)」には、生活用具や衣服などアイヌ民族の暮らしぶりが偲べる民具が展示されています。 明治以降の同化政策により、アイヌ語を話す事を禁じられ狩猟採集漁猟の生活は一変し、一見和人と...
「霧の摩周湖」という歌で一躍有名になった道東の摩周湖。摩周湖は、アイヌ語でキンタン・カムイ・トー(山の神の湖)と言い、南側に「カムイヌプリ(神の山)」摩周岳がそびえ、アイヌの人々が崇め、その山の神の湖と言われているのが摩周湖だそうです。摩周湖の中ほどに小さな島があります。この島はカムイシュ島と呼ばれていて、このカムイシュ島には悲しい伝説があります。「昔、稚内のコタンの強い酋長がだまし討ちにあい殺さ...
発達した爆弾低気圧が、暴風雪を伴い列島の日本海側に大きな影響を与えた。地震により大きな被害に遭われた能登半島の方々には、困難な状況のなか、更に多くの不安を感じたことと思います。北海道は電車の運休や飛行機の欠航など交通機関に大きな影響がありました。札幌も風が強く吹き溜まりができた所も・・・、日本海側に被害をもたらした今回の暴風雪。春が待ち遠しですね。撮影地:弟子屈町/屈斜路湖何が見える?羽ばたく?い...
昭和50年代に大きな影が遊泳する様子や湖面の波紋が立て続けに目撃され、この湖に巨大な未知の生物が棲んでいるという噂が取り上げられた道東の屈斜路湖.。その未知の生物はイギリスのネッシーにならってクッシーと名付けられました。また、その昔、アイヌの英雄オタストゥンクㇽ、あるいはオキクルミが巨大なアメマスを捕らえて湖畔の山に結びつけたが、暴れるアメマスは山を引き抜き、自身はその山の下敷きになってしまったとか...
明治から昭和初期にかけて建設された北海道各地の建造物を移築・復元した野外博物館「北海道開拓の村」。52棟の歴史的建造物が再現され、開拓時代当時の年中行事や、当時の遊戯文化、伝統技術の伝承活動も行っています。北海道出身の漫画家・野田サトル氏の人気漫画「ゴールデンカムイ」。舞台は、明治末期・日露戦争終結直後の北海道。日露戦争に従軍した元軍人とアイヌの少女、脱獄囚など、さまざまな思惑を持つ人々が、アイヌか...
気温は低いものの、久し振りの晴天で、積もった雪に陽光が反射し、清々しい札幌です。オホーツク海の紋別沖合で流氷が観測され、さらに、雪不足が心配されていたさっぽろ雪まつりの雪像づくりも、最近の大雪で順調に進んでいるようです。そして、道内各地のさまざまな冬の行事も・・・いよいよ北海道は冬の観光シーズンに突入です。撮影地:函館市旧函館区公会堂五稜郭公園...
第170回直木賞に万城目 学(ま き め まなぶ)氏(47)の「八月の御所(ごしょ)グラウンド」と、河﨑秋子(かわさき あきこ)氏(44)の「ともぐい」が選ばれました。やったね!河﨑さん・・・芥川賞には九段理江くだん りえ)さん(33)の「東京都同情塔」(とうきょうとどうじょうとう)が選ばれています。『ともぐい』は、明治後期の北海道を舞台に、村田銃と一匹の犬だけを伴い