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  • ジュリーが核爆弾を作る怪作「太陽を盗んだ男」

    ジュリー先生が自宅で一生懸命核爆弾を作ってるのよ。きっかけは、ともに事件を解決したバスジャック事件の警部にある。そこからジュリーは警部に執着するようになっていく(場合によってはBLと称される)。脅しの電話連絡もこの警部と行う。 【主要人物】・ジュリー・警部・ラジオ女 終始、画面全体からただごとではない雰囲気が出る。仮にジュリーの色気を丸ごと抜かしたとしても、これは映画として相当良いところまで行くだろうという出来栄えだ。物語上削るべきところは静止画の組み合わせで処理するというメリハリもある。生活感プラス原爆と言う異様な絵面が不思議な雰囲気だ。原爆を脅しに使い、変声器で電話連絡をするジュリー。警部…

  • 「野村万作・萬斎・裕基 狂言三代の夕べ」参戦レポ

    【ネタバレ注意】年明けに狂言を見たらすごくおめでたい一年のスタートじゃないかと思いたち、友達を誘って参戦。まずは野村萬斎が最初に出てきて解説する。今回の催しはラッピングバスで宣伝していたらしい。 解説のハイライトは能と狂言の違い。実は能と狂言は生き別れの双子みたいなものである。それぞれモノマネから入ったが、真似る対象が身近な人でコメディ、服も簡素→狂言、真似る対象が有名人、着物と面でこの世のものではない感→能楽とそれぞれ進化していった。 狂言と能の衣装の違い 今回豪華にも4つの演目から構成され、最初は小舞「八島(やしま)」。能でよく舞われているロングセラー(かっこいいからね)なプチな舞。これを…

  • 生理的に不快だがパワー抜群の良作「チャーリーとチョコレート工場」

    前半はクソガキどもをチョコレート工場が処刑していく話。後半は家族という概念の話になっている。 【主要人物】・ウォンカ・チャーリーとおじいちゃん・クソガキども 子供の時にこれ劇場で見てたんだけど、チョコレート工場の入り口で人形が歌ってお出迎えして炎上するのよ。それが子供心にグロテスクで「この映画は恐ろしい」と刷り込まれた。さらに生理的に受け入れがたい絵面・音・振る舞いでクソガキどもが畳み掛けてくる。 最初のクソガキが吸い込まれていくシーンで、先ほどの人形がトラウマになったせいでなぜか別室でミンチにされたに違いないと早とちりしてしまい、その後の全てが大変恐ろしく映った思い出がある。大人になってから…

  • 金払ってるんだからエンディングちゃんと作れ理論

    今日は映画の見るスタンスの違いの話ね。かつて、友人がAUマンデイという割引サービスで狂ったように映画を見ていた時期があり、私も数回便乗したことがある。しかしとことん映画の趣味が合わない。映画の好みがものすごく違っていたのね。いざ面白そうな映画があっても血が生々しくて失神しかけたりと散々だった。 好みの1つとして映画の終わり方があるのよね。たとえば友人は考察を呼ぶようなぼんやり難しいエンディングとかが好きだったり。私はそこを「ちゃんと作れや!」とか言ってしまうタイプなんだわな。この裏には金を払っているんだからちゃんと作れ理論がある。 (1100円も払ってんのに…) つまるところ私は典型的な「俺は…

  • 雪ザメ出オチ映画「スノーシャーク/悪魔のフカヒレ」

    ま〜タイトルからしてわかるんだけれども、B級映画よねどう見ても。雪の中にサメと言うのが出オチになるかどうかがポイントかな。結論から言うと出オチだったわよ。 冒頭の雪ザメに人が食われるまでの部分のカメラワークだけでもだいぶ素人くさいなと言う印象。そして明らかに合成の血液が飛び散ったり、雪の中をスムーズに泳いでいくヒレが出てきてサメ出てくる。それはいいんだが、ちゃんとキラートマトみたいにナンセンスとして振り切らないとなあ。 雪ザメって謎なんだけど、なんかそれっぽい研究者のような人が何か言ってる(雑)けど、科学要素は1秒もなし。もうサメが出てきて、これ以上何すんのよっていうところよね。結局サメと戦う…

  • ダイソン、ゴミを吐き出す

    うちのダイソンがなんとゴミをペッペと吐き出し始めたのだ。ヘッドブラシに乗って一周して戻ってきてるだけなんだわ。遊園地じゃないんです!掃除機にあってはならないことだわほんとに。吸引力変わらないって言ったのに。 なもんだから、今回メソメソと掃除機の掃除をすることに。ジャパネットたかたの動画を参考にヘッドブラシを取り外して、ホコリを舞い上げないように注意しながらヘッドに絡まった髪の毛をプチプチ切る。終わってヘッドを戻すと吸引力戻ってたわ。 メソメソと掃除する私 ひととおり終えて片付けると空気清浄機のランプがちゃんと赤くなってるから、窓を開けて空気丸ごと入れ替えて終了よ。それにしても髪の毛なんて絶対に…

  • 人情があるんだか無いんだか匂わせない不思議な雰囲気「ショーシャンクの空に」

    刑務所の話だった。視聴者の立場から見ると無実はなかなか厳しいが決定的瞬間が描写されていない殺人犯が牢屋に入ってくる。それが新入りのアンディー(元銀行員)だった。物語は刑務所内で物を融通するレッドの視点から語られる。 【主要人物】・アンディー・レッド 心理描写のないカメラワークなのに見てしまうという謎の技術が、この作品の1番大きなポイント。 アンディーは不思議な雰囲気を持っていて、自分の世界を持っている感じであった。利害関係だけでは解釈しきれないようななんとも言えない行動原理の不思議さを感じる。優秀なので図書係になり、職員の信託預金の相談を受ける流れから所長の汚い金の会計的隠蔽まで行うようになり…

  • 「が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2025 ~ Everybody hates MIME ~」参戦レポ

    【ネタバレ注意】学生の時、早朝にTVつけるとが~まるちょばのCMをやっていてずっと気になっていた。この度ようやく見られるとあって楽しみだわ。パントマイムで2時間もたせるってどういうことになるのかしら。 あの有名なトランク 開始前は、ステージにはあの有名なトランクが置いてあったのよ。そしていよいよ始まる。開始数秒で明らかな動きのキレを私は見逃さなかった。 最初はマギー司郎を高速化したような手品とパントマイムをかけ合わせたパフォーマンス。言語を話さない設定だが、そんな状態から客いじりさえできるのだ。遅れた客は容赦なくいじられる。客にも手拍子やリアクションを求めたりとフィードバックの応酬でかなり濃い…

  • 群像にも程があるわ。「ラブ・アクチュアリー」

    クリスマス5週間前が舞台の男女の群像劇と言うところで、雰囲気だけ見ると、幸せに向かって歩んでいく明るいエネルギーを感じさせる。問題は私がその群像を処理できるかどうかにかかっている。 登場人物の多さが気にならないようなストーリーであったり、カメラワークであったり、演出があるかどうかが評価の是非を分けそう。 結果として、群像にも程があるわ。主要な人物だけでも10人ぐらいいるとして、そこからさらに人間関係が派生していくのでねずみ講のように広がっていく。結局、サービスで出てるローワンアトキンソンしかわからなかったわ。 ロマンスというより「男と女」といった雰囲気が特徴なのが期待はずれで、かつ登場人物の何…

  • 怒りのウォシュレット

    だいぶ昔に実家のウォシュレットが壊れたんだけど、とうとう新しくなった。狙われていたのが私だけなのもあってやっと交換である。 さっそくトイレして、「よし」と終わって便座から立ち上がると音がするタイプだった。多分脱臭機能が働いてるんだけれども、「ブオオオオオオオオ!!」とか大きい音が出る。会社のトイレとかでもなるんだけど、会社のより音が強くて高い。これではあまりの臭さに俺は怒ってるんだぞみたいな意思表示のようではないか。 怒りのウォシュレット 仮に激怒したとして、それがお前の仕事なんだから黙ってやれよとは思うところだわ。ごきげんよう~

  • 雪山から降りられなくなっただけの映画「エベレスト 3D」

    ChatGPTが提案してきた冬らしい映画。ただ、FALLを見た私はどうせ山の映画なんて勝手に登ってんのに降りられないよ~っていうバカをきれいな風景やスリルある映像で誤魔化してるんでしょ(超過激派)と思っていた。そこを覆すかどうかがポイントになりそう。 実際見てみると、エベレストを目指す人もそうだが、登山案内する人たちのドキュメンタリーと言った感じだった。登頂させるというビジネスでやってるわけね。でもロープがないとかなんか変なミスばっかりしてるわ。あとから見ると、これ実在の事件だったらしい。 ハイライトは、一人一人がなぜエベレストに登るか話すシーン。これ聞いてほんとにタチが悪いと思ったわエベレス…

  • レンコン事件

    母が、取っ手が木じゃないステンレスの鍋を買ってきた。「これで安心して食洗機に入れられる」と言っていたが、別に取っ手が木でも問答無用で食洗機に入れとるだろ。気にはしないんだけど、どんどん取っ手がボロボロになってひび割れてきたりするし、寿命が短くなるからやはりステンレスの鍋と言うのはありがたいものである。 あと実家で「冷蔵庫にすき焼きの残りが入ってますから肉を入れて食べて」って言われて、あの新しい鍋に入っててフタがガラスだった。冷蔵庫の高いところから出して覗き込んだらすんごい不気味なレンコンが浮かんでんのよ。びっくりして声が出たんだけどよく見たら私の顔がガラスに映ったやつだったわ。ごきげんよう~ …

  • あふれる火星情緒「トータル・リコール」

    ロボコップと同じ監督の作品ということで、なかなか怖くて見ることができずにいた。結果として生々しさの違いでロボコップの方がバイオレンスだったなと言う印象。 本作の特徴は何といっても溢れる火星情緒。それはつまり近未来SF・バイオレンス(貫通欠損)・奇抜なフリークたち(特殊メイク系)の3要素掛け合わせ。とにかく描きたいものがものすごくはっきりしている上に、ストーリーもきちんと出来上がっていて見ごたえがあった。 主人公シュワちゃんが夢に出る美女が気になって、火星も気になって、旅行した経験を植え付ける装置「リコール」を使うとこから始まるのよね。でも、実は自身もニセ記憶を植え付けられてて…という話。話が進…

  • インフルエンザ発症

    インフルエンザになったので映画記事が間に合わんかったわ…。すでに薬も処方してもらってるから明日から通常進行に戻したいところ。 情けないのは、年末に借りてきたDVDの返却を母にお願いしたところよ。特にわんわん物語を返してきてもらったわ。借りるときも現金(7泊8日100円)を持たずに降りてって母に車から持ってきてもらってたから情けないエピソード満載。ごきげんよう~

  • 何かが宿っているゴミを台所の隅に置くことの是非

    実家ではお正月飾りを買って玄関に飾ったりなどする。東京の私の自宅でもそれをやろうと思ったんだが、迷って結局辞めて帰ってきた。 その理由はお正月飾りの処分方法にあった。宮城県だとどんと祭とかどんど焼きみたいな神社で何かそういう宗教的なものを燃やしてくれる行事(雑)があるんだけれども、東京でそうのがあるのかがわからなかった。 調べたところ、家庭の燃やすゴミに出してもいいという事だった。まぁ心構えどうするかっていうところだな。おたき上げをしている神社を見つけて、そこに持っていくのもいいんだが、それまでゴミを保管することになる。嫌よねえ何かが宿ってるゴミがずっと台所のスミにあるの。ごきげんよう~ 何か…

  • ミートボールでなんとか持ってる物語「わんわん物語」

    かなりクラシックなオープニングで、古い作品。主人公となるメスの犬「レディ」がクリスマスプレゼントとしてある家にやってくるところから始まる。 【主要人物】・レディ・トランプ 鑑札(かんさつ)というなんか登録した証(雑)が作品のキーになっていて、ない犬は保護→殺処分の流れになる。でもレディに鑑札がついたのが6ヶ月ってずいぶんのんびりじゃないか?最初は近所の犬とちょっと交流があるくらいで何も起こらないが、作品の転換点として飼い主に子供が生まれる。 世話のために来た叔母とシャム猫にいろいろされて外へ出て、野犬のプレイボーイのトランプという犬がいて交流し、犬に優しいレストランでミートボールのスパゲッティ…

  • 「日本三景 松島湾一周」参戦レポ

    友人と宮城松島の遊覧船乗りに来たわ(事前予約割900円)。冬の正月の松島というロケーションに来て私は後悔したわ、なんてアホなことをしたんだと。iPhoneによると体感温度マイナス4度。寒いんだよ風が。まだ船乗ってないからこの時点で。 今回は生活感のある海を50分かけてぐるりと一周するという大変平和なツアーである。座席はバスに毛が生えたようなもんで、ほぼ満席。私らは船の左側に座ってのんびりしとったわ。右手をご覧くださいみたいなアナウンスがあって、モニターにプレビューが出るから右側のやつはそれで見てたわ。 1本しか木がない島(雑) なんか微笑ましい名前の島(雑)や、1本しか木がない島(雑)とか色々…

  • 男(という概念)の映画「ムーラン」

    年末年始ディズニー地味セレクト最後の作品。ムーランが足の悪い父のために、男として兵役にのぞむストーリー。作品の主軸は良くも悪くも「男」という概念。テーマが好みだったので期待値が高かったが、それに応えた良作。 【主要人物】・ムーラン・ムーシュー 作品のハイライトはもちろん、「男」を歌う名曲「闘志を燃やせ!」。美女と野獣の「暴徒の歌」が好きな人は好きな曲よ。日本語では厳しい鍛錬が際立っているが、英語や中国語では襲い来る民族を迎え撃つ具体的な攻撃心があるのもポイント。映像特典にジャッキー・チェンが歌う中国語版が入っているのもかなり嬉しい。 当初かなり場当たり的なムーランだったが、「個人としてなすべき…

  • イチゴの瓶ジャム

    実家の冷蔵庫に瓶ジャムが入ってるのよ。柴田農林高校が作った美味しいイチゴジャムらしい。最近はこういう学校で売っているおいしいものだとかが流行っているらしい。しかし、そのジャムは既に食べ終わっていて、母の友人(料理上手)が作ったさらにおいしいジャムが入っていた。 冷蔵庫目線 詰め替えで瓶を洗ったときの影響かわからないが、瓶ジャムのイチゴのキャラクターの目の部分が削れていて愉快なことになっとったわ。またよりによってこういう削れ方をするんだな。 愉快なことになっとるジャム瓶 以前2024年にもかかわらずジャムなんかいまだに瓶に入ってるって話をしたが、こうやっておいしいジャムのおすそ分けが来るなら、ま…

  • 良く言えば自立している、悪く言えばドライな「ポカホンタス」

    ディズニー地味セレクト2つ目はポカホンタス。みるからにアジア系だし自分らもアジア系だからそんなに見ようと思ってこなかった。しかもドンドコドコドコ系(=民族的)っぽい印象で、本編見たらまさにその真っ只中の作品よ。 【主要人物】・ポカホンタス・ジョン・スミス イギリスとかの話だったのね。会社が船を持って黄金とか発掘してる時代で、先住民の住処に踏み込んで行ったりするのよ。船にはジョン・スミスが、先住民の村にはポカホンタスがいる。ハイライトは2人が出会うシーン。銃を持った状態で隠れながら相手の様子を伺っているという緊張感が良かった。心象風景は風と葉の動く軌跡によって表される。 2人は互いの知らない世界…

  • 実家のテレビ壊れる

    年末の田舎で、ゲオに行って旧作14泊70円くらいのせむし男(ノートルダムの鐘)を借りてきた。タダみたいな土地のゲオだからなあ。ほかにもマイナー作品を複数借りている。 せむし男が揃った私は大喜び。そしたらテレビ一体型のDVDのトレイが出てこないのよ!なんか出てきそうな音だけして実態が伴わない。このままだと入っている母のaccaもそのまま出てこんわ。専用機じゃん。逆にせむし男が飲まれなくてよかったわ。 私の年末年始 まさか壊れたのか、この年末年始の忙しい(暇な)ときに!最近、母によるとTVが朝6時に起動してカコカコ言ってたらしいのになんなんだ。とりあえず出さんと。こういう製品はDVDのとこをあける…

  • たまたま絵面が強烈なだけの良作「ノートルダムの鐘」

    マイナー映画が見たくて借りてきた最初の作品がこれ。絵面が強烈で、せむし男に到達する前にもフロローという保護者が出てくるんだがこれがだいぶきつい。悪いものを気合い入れて描いている感じだわ。 【主要人物】・せむし男(カジモド)・フロロー(せむし男の保護者、最高裁判事)・エスメラルダ(ジプシー女) せむし男はノートルダム大聖堂の鐘つきをして生きてる、というかほぼ幽閉されている。そしてこの大聖堂が聖域=サンクチュアリであるということが物語の核になってる。 せむし男がフェスティバルの醜い顔の男祭りみたいなのでなんかトマト投げられてんのよ。実は子供の時にここまでは金ローかなんかで見たことがあって、見てられ…

  • 大掃除で神棚の榊が数十年ぶりに交換される

    去年の大掃除で神棚にあるプラスチックの榊の葉が落葉したのよ。プラスチック製が落葉するってよっぽどだぞ。さらなる驚きなのはこれが昨年落葉してからさらに1年使い倒したところだわ。 ようやく母とDCMホーマックで左右合わせて1204円の榊を買う。これでまた次の数十年くらいを持たせたいところだわ。帰宅して、取り替えるべく古い榊を取り出してみるとなんかまだまだ大丈夫そう。しかしそれを口に出した瞬間にハラリと一枚落葉したのよ。さすがにおとなしく入れ替えたわ。 落葉する榊(造花) 一方、郷ひろみは榊(ちゃんと生きてるやつね)を半月ごとに取り替えているという。ウチとはえらい違いである。そんなわけで、今年でとう…

  • 第1回ドジデミー賞作品発表!!

    2024年もいよいよ終わりということで、ドジ(つまり私)が今年見た映画の中から、素晴らしい作品(雑)を表彰します!対象作品は2024年の本記事公開時点までにレビューした作品計99本。賞は6部門。 語り草賞「ターミナル」 記事が特に面白く仕上がり、本ブログでも沢山の人に閲覧された迷レビューの元凶。いまだに引き合いに出されたりする語り草具合。空港でおじさんが困ってるだけで2時間もたせるスピルバーグの実力よ。 狂気賞「JOLT」 登場人物の強い執念・執着が危ない領域まで高まったものが狂気。その最先端を最速で行くのがamazonオリジナル作品「JOLT」よ。気が短く、電気ベストで暴力衝動を抑える女性の…

  • 年末年始に見る映画の話

    ゲオが100円セールをやっている。私はこの時期になり、年末年始に実家で見る映画について考えていた。ディズニーがいいかなと思っている。でも最近ディズニーのコンテンツってDisney+に入ってたりするじゃんか。なので金曜ロードショーを待つか、はたまたDisney+に金を払う(直球)かといったところ。 が、宮城の田舎にはまだレンタルショップがあり、物理的なDVDをレンタルしてくれる。そこにはディズニーの映画があるかもしれない。ディズニーの中でもマイナーな作品は見たことないものが多くて興味がある。例えばムーランとかノートルダムの鐘ね。 昔は毎週TSUTAYAとかで借りてたわ しかし母はせむし男に金は払…

  • 守ってくれる殺人人形「M3GAN ミーガン」

    両親を交通事故で亡くした少女ケイディが伯母ジェマのもとに引き取られる。ジェマは玩具メーカー勤めで、人型の玩具への興味を通じて試作品の子守りロボット「ミーガン」をケイディの心の支えになればと起動するのであった。 【主要人物】・ジェマ・ケイディ・ミーガン しかしケイディはミーガンに依存し成長が見えなくなる。両親の死の話をタブーとしていたことも要因だった。両親の死に向き合うことでジェマとケイディの距離が縮まる。 個人的ハイライトはどんどん過保護になっていくミーガンの様子。近所のクソ犬を飼い主の声真似しておびき寄せてバアアァァン(恐怖演出)ってするわよね。ほかにも、ケイディをいじめたクソガキの耳をちぎ…

  • 流れ星はもう燃え尽きてる理論

    12月に「ふたごの日」というのがあるらしい。というのもふたご座流星群が来る日なんだとか。冬は星もきれいに見えるしね。そこから派生してあれ毎年発生すんのかとかずっと流れてるのかという話になった。燃え尽きて無くなりそうなもんだけど流れ星って毎年来るのよね。 だいたいハレー彗星も76年ごとに来るらしい。なんで?ふつう76年経ったらもう燃えカスでしょ。いつまで燃えてんのよ(家庭のガスコンロの感覚)。さらに言うと星は遠いので人間は昔の光を見ているらしい。なのでもうその星とか実在しないのかもわからん。それもそれで問題だぞ。 燃え尽きる流れ星 それにしてもなんで76年に1回しか来ない星の軌道がわかるのよ。私…

  • おじさんが迷惑な旅行をする話「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」

    この映画の評価は、Mr.ビーンを劇場版でやることの是非にかかっていそう。サイレントコメディ特有の「間」が映画で間延びするかどうかね。 一番笑った箇所がよりにもよって冒頭の919あるいは616のくじの部分。これでビーンのカンヌ行きが決定する。ビデオカメラをもってウキウキで出発。 ところが自分のせいで子どもが父とはぐれ、荷物は無くすわで子どもと旅をする。個人的ハイライトは、道中子どもと芸をしてお金を稼ぐシーン。宗教画みたいにして締めるんだが、死人の顔にティッシュを乗せるのは万国共通なのね。 そのあと映画撮影現場に紛れ込んだり、冒頭に出会った女優と合流し、車でカンヌまで駆けつける。子どもの父はカンヌ…

  • 「Hiromi Go Dinner Show 2024」 参戦レポ

    【ネタバレ注意】今年一番奮発し、郷ひろみ初参戦はディナーショー(ディナーショー自体も初)。ドレスコードがあるので一張羅で参戦。 ホテル入口 まずホテルに入ってクロークに荷物を預ける。そして広間に通されるんだけど、これスパイ映画とかに出てくる豪華なレセプションそのものじゃん。ワイングラス片手にドレスで「おほほほ…」「ははは…」とかってやつよ。 お食事20:00開始だけど、ついた人からもう食べてんのね。10人くらいのテーブルに通され、上品すぎてなんだかようわからん料理とひろみが出てくる。飲み物も給仕される。 上品すぎてなんだかようわからん料理とひろみ 自分のパンが左のか右のか分からなくて隣近所を見…

  • シスターたちのやりたい放題「天使にラブ・ソングを…」

    小学校とか中学校とかってみんなで体育館に集まって映画を見る時間があったんだよね。その中でこれが1番面白かった記憶がある。中学校いいセンスしてるわ。 クラブ歌手の女性が修道院に入る話。殺人現場を見てしまったせいで修道院に匿われる形だが、シスターとして厳しい生活をさせられる。ほんで聖歌隊の指導を任されることになり、そこから歌手としての頭角を徐々に表していくこととなる。近所の人や若者も訪れるようになり、寄付も集まり修道院は大繁盛。ローマ法王の耳にも噂が入るんだが、どんな情報網だよ。 最初はツッコミどころレベルのささやかコメディが用意されている。次第に規模が大きくなって明らかにおかしいだろとわかるレベ…

  • 蝋を塗りこむクリスマス

    この休日、私たちはエガちゃんのケツを見ながらクリスマスケーキを食べて過ごしていた。そしてクリスマスとは何の関係もなく「あんたこういうの欲しがってたでしょ」と友人からプレゼントをもらった。場所を取らない薄型の財布(中古)である。小銭が入るスペースにはチャックがあったので開けようとしたらガチガチの噛み合わせだったのよ。 友人の話ではチャックは蝋を塗り込むとなめらかになると言う話だった。そしてクリスマスケーキには蝋燭がついている。ということで、財布のチャックに蝋を塗ってみたわ。1番目立たなそうな青色をつけてみる。 包丁を研ぐように蝋を塗り込むクリスマス そうして蝋燭が削れるまでやると、確かに見違える…

  • ニセの家政婦が一生懸命やる話「ミセス・ダウト」

    離婚した夫婦の夫が家政婦に扮して家族の元に戻る話。あろうことか新聞見出しの「放火の疑い」から「ミセス・ダウトファイアー」と名乗り家政婦となる。 【主要人物】・夫(ミセス・ダウト)・妻・唐辛子食わされた人 積み上げて行った矛盾が明らかになって正体がバレ、最終的に総崩れになる。しかし夫は持ち前の演技力を活かしてチャンスを掴み、テレビ番組の出演までも果たす。家族からは「彼女」がいた時を惜しむ声も上がる。やがてとうとう父として監視員抜きで会えるようになり、家族の仲は進展していくのだった。 コメディなのもあり、心の描写はカメラワークではなく全部セリフに出すタイプ。最初はテンポが悪い映画かと感じていたが、…

  • 手鏡の疲労骨折

    仙台で開催されたイベント「ジョジョフェス in S市杜王町」で買った承太郎の手鏡がついに壊れた。いつも通り開いたらなんかパリパリいって角が取れたのよ。それで蓋の片方が外れて終わりよ。疲労骨折とはこのことだわ。 疲労骨折の現場 イベント2017年だったからほぼ7年稼働したことになる。日焼け止めするときとか、目元だけメイクする時のやつでほぼ毎日開け閉めしてたわ。たしか1000円くらいしたはずだが、けっこうちゃんとしたお品だったんだわね。この値段で寝起きの私の顔を7年映すのに耐えたと思えば優秀よ。 とりあえず百均でつなぎのミラーを買って、あとどうするか考えよう。取っ手がついたキラキラの手鏡に憧れるが…

  • ちょっとダークでしたねって感じの映画「グレムリン」

    父が怪しげな商人からモグワイ(魔怪の中国語読み)という動物を買ってきたのよ。大事な3つの決まり事があって、夜に食事を与えない、水を与えない、日光にさらさない。 【主要人物】・主人公・モグワイ(グレムリン) 主人公がさっそく水につけて増やしちゃって、夜にエサ食べてサナギになって孵化(グレムリン)して、そのあとYMCAっていう秀樹みたいなプールに入ってドンドン増えちゃって街で悪さするのよ。 一番おもしろかったのはグレムリンが増殖する前までだわ。どうなるんだろうみたいな不安をあおるのがうまい。誤って増やした5匹くらいの個体が不良みたいな感じで早速不穏なのよ。先生んとこにも1匹持ってって見てもらってた…

  • 下手くそ系技術ブログ爆誕

    話題があふれそうなのでサブブログを作ったわ。サブはあろうことか技術系ブログ。とりあえず見た目とかは運営しながら作っていく予定。 だいたい技術ブログってすごい人ばっかりが書いてるからぜんぜん参考にならなくて、もっとゴミみたいなやつ出せや(過激派)と思っていた。それを提供するのが私よ。技術ブログにあってはならないレベルの下手くそ系なんだが、同じくらい下手くそな人に需要があるかもわからん。 わからんからブログに書くの精神 とりあえずメインブログ(これ)が日常のオナラとすれば、サブブログは仕事中の技術的なオナラを書いているようなもんよ。パソコンの仕事(雑)で出た変な言葉とかなんか書いてくわ。サブブログ…

  • みんな大したことを考えてなかった映画「レッド・ワン」

    クリスマス間際にサンタが誘拐されて、プレゼント準備配送を担う組織が救出に向かう映画。AmazonPrimeのページにはワクワクなキャラクター紹介まで乗っけてるけど言うほど活躍してないやつもいるぞ。 【主要人物】・ドウェイン・ジョンソン・住所探知が得意な悪い大人・魔女 映画全体としてはCGとアクションに力を入れている。が、設定作り込み不足がキャラクター設計に影響している。ドウェイン・ジョンソンは強面でクリスマス至上主義という恵まれたキャラクターなのに、おもしろ発言がやや滑り気味。組織の設定をもっと作り込んだり、行動に落とし込んだりすればもっと輝きそう。 悪い大人は住所探知でサンタ誘拐の引き金とな…

  • 新しい加湿空気清浄機の威力

    カードのポイント交換で空気清浄機が届いた。前使ってたアイリスオーヤマの加湿器が壊れたからちょうどいいタイミングだ。お漏らしをするという壮絶な最期だったわ。 アイリスオーヤマ加湿器の壮絶な最後 加湿機能付きの空気清浄機ということで今は自宅で稼働している。水3Lがいつのまにか空気中に放たれていて、まぁおそらくなんかやっとるんだろうな(雑)という感じだ。おそらくキレイな空気になっているはずで、これがあると風邪を引かないらしい。 しかし、そのキレイな空気は冷たい風になってやってくるので、暖房で調整が必要になる。しかし暖房つけっぱなしでも乾燥しにくくなったと言うのはすごく良いポイントだわ。1週間くらい使…

  • 異文化に触れる昔のスパイがところどころ面白いですよ映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」

    ジョニー・イングリッシュシリーズの3作目。かなりベタなコメディの1と、綺麗にまとまりすぎた2ときて、今作が最高傑作と言っていいかなと思う。 【主要人物】・ジョニー・イングリッシュ・ボフ 物語はセキュリティ漏洩から始まる。システムが「情報が漏洩しました」とかわざわざパニックを煽るような赤い画面になるのよ。物語ではデジタルvsアナログという対立構図が常に明確になっていて、テンポ良く進んでいく。 本作の嬉しいポイントは1作目の部下であったボフ(CV高木渉)が再び相棒となるところ、さらにイングリッシュがグッズを結構使いこなしているので、ちゃんと戦力になっているところだ。これによって、間抜けな行為ではな…

  • 視力低下という屈辱

    前に受けた健康診断で私の視力が悪くなっているという屈辱を受けた。しかも0.4とかですって!とはいえ人の顔とかもぼやけてないので、自覚症状が出るまで放っておいた。そしてパソコンの画面を見るのがつかれたところで眼科に行ったのよ。 ほんで私の目が悪くなってたというと、そうでもなかった。なんか覗き込むタイプの視力計って全部近い距離で見えてるから間違いが出やすいらしい。昔ながらの視力計で謎メガネのレンズを入れ替えながら計ってもらったところ、なんと1.5ちゃんと見えてました! 検査の結果、私は遠視であるらしく、しかもピント調整ができるタイプの遠視らしい。とはいえ、近くを見るのは遠視じゃない人より大変なので…

  • 映像とキャラの美しいパワー不足の映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

    これは異能ものね。やっぱりさすがティム・バートンの美術なんだけれども、見所がそれしかないというのが問題。奇妙な子供たちが何か企んでるとかではなく、みんな結構順当に命(と目玉)を狙われて逃げてる感じだわ。 【主要人物】・主人公・ミス・ペレグリン・子供たち 主人公に冒険物語を語ってくれた祖父が目玉を失う謎の死を遂げていた。なんやかんやあって時間のループの中に過ごしているミス・ペレグリンと子供たちに出会うんだけれども、過去の祖父を知っていると言う。 キャラクターの異能も映像も素晴らしいのに、なんでこの子たちがここにいるかとか、祖父との関係は何かとかの謎を魅力的にストーリーに絡められてない気がする。な…

  • バスタブトレーのない暮らし

    最近、本や雑誌を風呂で読む人がいると知った。私はスマホを持ち込んでいたが、見てると目が疲れるから雑誌にしたい、というところであれこれ画策した。そこで、バスタブトレーという商品に目をつけたのよ。 アマゾンとかでバスタブトレーを見ながら、ほんわほんわとバスタブトレーのある暮らしを妄想した。しかしうちの風呂は狭い。そして、そんな風呂でやったら本はたちまちびしょびしょになる未来が見えたわ。うちの風呂なぜか洗い場にシャワーひっかけられないのよ。なんとしてもバスタブトレーを置かせまいとするユニットバス屋の意思を感じるわ。 結局水がかからないところに本を置けるセレブのための製品なのよバスタブトレーって。製品…

  • 死への恐怖が生々しい「スピード」

    爆弾事件が起こって、エレベーター→バス→地下鉄と展開していく。メインはバスね。スピードが下がると爆発するから走り続けなければならず、警察のキアヌ・リーブスが死にそうになりながら頑張る話。 【主要人物】・主人公(キアヌ・リーブス)・ヒロインの女性・犯人 この映画のポイントはとにかく強いリアル志向と死への恐怖。バスの全員に爆弾魔の存在が知れ渡ってからエンジンがかかってくる感じね。走ってるバスの下に台車で滑り込んで解体するとかとんでもないアクションを見せてくれた。命の危険を演出するのがとても優れている映画で、「キアヌ・リーブスがタイヤに巻き込まれて死ぬうぅぅ」ってマトリックスよりハラハラしたわ。 心…

  • 布施明コンサート「AKIRA FUSE 60th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2024-2025 Voyage<旅路>」 参戦レポ

    【公式ポリシーに沿いネタバレなし】仮面ライダー響鬼の主題歌でファンになった私が参戦(サンシティ越谷市民ホール)。布施明の影響で、朗々と歌い上げる男性歌手(尾崎紀世彦とか)への扉が開かれた。 そんな布施明の芸能活動60周年という節目の公演で、秋の部としては千秋楽になるという。「ロビー以外は飲食禁止です、開演までお待ち下さい」みたいなアナウンスが出た後に拍手があるくらいだからみんな待ちきれない様子(私も)。 結論から言うと「ドラマチック」の一言に尽きるのが今回の公演だったわ。登場の仕方もすごくかっこよかった。あの布施明が目の前に!そして生歌を、シクラメンをかほるように品種改良させるほどのパワーを持…

  • ただ親父が狂っただけの映画「シャイニング」

    ある一家が閉鎖期間のホテルで管理人業務をやったら幽霊が出て、執筆が手につかなくなって、結果として親父が狂うのよね(雑)。ホテルに来るまでに映画が30分くらい経過してるんだが、何かもっと不気味な予備動作とかカメラワークがないと盛り上がらないわ。 【主要人物】・親父・妻・息子 子どもが双子とかの幽霊を見るようになる。ただ、子どもが最初に双子を見つけたときの香港ズームみたいなのは何なんだ(急激なズームね)。これのせいで全然怖さを感じないわ。 父と子の会話も固定カメラなのがきつい。せっかくの狂い始めなんだからもう少し狂気を演出したほうがよかった。さらに息子の首に傷があるのをBGMで示すんだが、バイオリ…

  • 最近のお金は実態がない理論

    三菱UFJ銀行の銀行員がお客さんの金を盗むって言うけしからん事件があったんだけれども、最近のお金って実体ないよね。今どき貸金庫にちゃんと現金で入ってるもんなんだなあ。というか金庫貸すなんて事業があったのね。 私もインターネットバンキングを利用していて銀行に金が入ってるんだけれども、そのままカードの取引とかでやるわけだから、実際のお金の動きを見ることなくやりとりしている。それでもATMで金出せって言うとちゃんと出してくるんだからたいしたもんだわ。実は引き出しても10,000円札とかじゃなくて変なものが出てくるかもしれないとかちょっと考えるわ。 変なのが出てきたATM とはいえ、貸金庫なんて一般市…

  • 死に様のコレクション「ファイナル・デスティネーション」

    飛行機の中で爆発事故が起きることを予期した少年がパニックを起こしてつまみだされたのよ。そのおかげで結果として5人ぐらいが助かったんだけど、死にそうな運命がまだ続いてる話ね。 【主要人物】・生き残った少年・生き残ったほか4人くらい 鮮明だった初回に比べてその後は予知のパターンもバラバラである。なんで主人公が予知できるようになったのかについてほっとくならほっとくって言ってくれないと気が散りやすい視聴者(私)はそっち気になっちゃうわよ。 超常現象をやりたいのか謎解きを描きたいのかどっちつかずで、結果としてただの死に様のコレクションになっとる!死に様も割とワンパターンで破片が飛んできて首に刺さる系がダ…

  • ザーサイってなんだよ!

    中華料理とか食べると、盆のすみっこにちっちゃいお皿で漬物みたいなのが載ってるじゃんか。我が生涯ではじめてザーサイが出てきた時、親に聞いたのよ「何これ」って。そしたら「ザーサイ」ってだけ返ってきた。誰も説明できないから会話が進まない。魔法陣グルグルに出てたギンギー料理みたいな感じだわ。 ザーサイ目線 たぶん初ザーサイはバーミヤンだったのよ。子供心に不思議なのは、なんでこんな大人も説明できないものが食卓に出るんだというところ。まあ中国の漬物ね(雑)。とはいえ中国の人も日本に来て盆の端っこの皿にすんげーピンクの漬物乗ってて何だコレはって思うかもしれんからおあいこね。↓すんげーピンクの漬物の話 ザーサ…

  • おっさんの言い争いシーンが有用な映画「AKIRA」

    母の推薦を受けて、Youtubeで期間限定無料のうちに見たわ。実家にあのでっかいコミックスがあるんだけど、1ページ見て難解であることを察して諦めてたから映像は嬉しい。 【主要人物】・金田・てつお・変な子ども なんかあちこちで爆発してバイクで走り出すとても治安の悪い第三次世界大戦後。道路に変な子どもが立ってて、それに関連して転倒したてつおが病院に運ばれる。のちに金田たちが「変なガキ」って言ってて、私の非行少年レベルの語彙が露呈したわ。 あちこちでアキラというすごい存在に期待を寄せてたり、変な団体も話のネタにしたりしてるのよね。途中でおっさんたちが丸テーブル会議してるシーンがある。ここが貴重な情報…

  • 「立川志の彦 Road to 真打」参戦レポ

    立川志らく1回しか見たことのない私が予備知識無しで参戦。志の彦の落語は良い意味でクセがない、ナチュラルな印象。テンポはゆっくり目。後述の人柄の良さがこの語りにも現れているのかなと感じる。まずは、わけのわからん新作(師匠談)を披露。 続いてなんと、サプライズで師匠・立川志の輔が登場!「偶然通りかかったので」と言いながらバッチリ着物。志の輔といえば宮城県家庭教師ネットワークのCMで子供時代におなじみだ。師匠・立川談志の話題や、落語家が増えすぎて将来客が1人もいなくなるという話ののち、落語は水がめを値切って買うやつ(雑)を披露。やはりさすがの間の取り方である。 最後に志の彦が再登場し「よそう…また夢…

  • 隠して失敗しただけの話「ロープ」

    ヒッチコック作品に挑戦。犯人がわかっている系の話ね。知人を絞殺した2人の男がいるんだが、遺体を入れた箱の上に食事を並べてパーティしてバレないようにするというとんでもない話。 【主要人物】・殺人した男・殺人した男・カンのいいおっさん このパーティで誰か本書いてんのよ(雑)。だから部屋に本とかいっぱいある。絞殺にロープ使って台所に隠していたんだが、誰が出してたのか本を縛るのにあのロープが使われてるのよね。殺人した男は動揺する。パーティに招かれたカンのいいおっさんはカンのよさに定評があるらしい。あの手この手で揺さぶりをかけてくる。 ハイライトは食事が終わったあたり。テーブル(死体の箱)の上の皿を片付…

  • オーガニックは一生懸命虫をパッパッして追い払ってる理論

    オーガニック熟成干し芋というのを買ってきた。食べたところそんなに甘くもない。そういう品種なのかしら。そんな時にふとオーガニックってどうやって育ててるんだろうかという話になった。 オーガニックは無農薬のイメージがあるが、SNSで無農薬キャベツが虫食いだらけになってるのを見てたまげたわ。これビニールハウスの中にしたって虫が出そうだしなあ。もしかするとオーガニックって、結局野菜のそばにくっついて一生懸命虫をパッパッして追い払うしかないのではという結論に。 オーガニック農場の様子 …と思われたが、天然由来の虫よけで追っ払ったりするらしい。たしかに柑橘とかハッカは虫が寄らないって聞くもんね。農薬じゃなく…

  • 刑事ドラマ「アリゲーター」

    下水に流された子ワニが成長して人を襲うキャー系と思いきや、これは刑事ドラマだったのよね。 まずハイライトは女の子の父親が小アリゲーターをトイレに流してしまうシーン。お手洗いの水がのろのろぐるぐるする演出はおそらくテルマエ・ロマエの時空移動の元ネタではないか。 【主要人物】・警官・博士・アリゲーター・むかつく記者 仕事で相棒をなくした警察官が主人公で、この人の視点からアリゲーターにどう対峙していくかと言う物語になっている。途中でパートナーとなる博士のかつてのペットがその問題のアリゲーターだった。 相棒をなくした主人公に対してむかつく記者がしつこい取材をしてくるが、後日アリゲーターに食われることと…

  • なんか髪にいい電気を流すブラシ(雑)

    なんか髪にいい電気を流すブラシ(雑)という衝撃のお品が実家にやってきたらしい。叔母がこういうのを買ってはすぐ使わなくなり母へまわしてくれる。マメじゃない叔母を持って良かったわ(ブログのネタも来る)。 写真を送ってもらったところ、潮干狩りで使う熊手のような形。風呂上がり濡れた髪で使用するとイテテってなるくらいには電気があるそうだ。叔母いわく「リーブ21の会社がやっているから信頼できるモノ」らしい。そういえば学生時代、サークルで発表できるホールの日程を見ていたところ、リーブ21の全国発毛日本一コンテストが開催されていたわ。ちゃんと実施しているのね。 問題のお品 ブラシだけでなく、赤い赤外線ランプも…

  • なんでアホが時空超えられるんだよ!「マルチバース」

    なんか大学生の男女のグループ4人が時空を超えるような研究をしてたら、向こうの時空から同一人物がやってくるのね。 【主要人物】・男の子・男の子・ロレッタ・エイミー 自動車事故に巻き込まれ死亡したはずのロレッタが別時空からやってきたんだけれども、向こうの世界では腕にお揃いのタトゥーを入れたという。その話を聞いて、これからとんでもないアホが続々とやってくると確信したわ。なんでアホが装置開発して時空超えられるんだよ。 エイミーは耳が聞こえないなんだけど並行世界では違っていたり、同一人物が同じ時空に2人存在できないのでどちらかが弱っていくとか設定はけっこう面白そうなのよ。並行世界からやってきた全員が悪さ…

  • トイレットペーパーのシングル

    トイレットペーパーがなくなったので買いに行ってきた。でも近所にいつも売ってるやつがなくて、なんかプライベートブランドみたいなしょーもないやつしか置いてなかった。安売りスーパーってこういうことしてくるのよね最近。 それでも今日買わなければ、ケツが拭けなくなってしまう。まあどんな紙でもケツくらい拭けるだろということで買ってきてトイレタンクの横に積み上げる。そうして使ってみたらこれシングルなのね! パッケージをちゃんと見ない消費者 私はシングルのトイレットペーパーの存在意義がよくわからなくて(過激派)、手を巻く手間を2分の1にしてくれるのがダブルなんだからそっちでいいだろと思うのよ。ケツをやさしく包…

  • 素晴らしい演出と血しぶき「獣兵衛忍風帖」

    ま~忍者が使命を全うするために頑張るバトル主体のアニメね。和・忍者モノって登場人物の区別がつかない可能性が高いが大丈夫なんだろうか。 【主要人物】・獣兵衛(じゅうべえ)・陽炎(かげろう) 手裏剣が青白い光となって飛んでいく演出が目を引いて、作品への期待度が高まったわ。最初強そうな忍者が出てくるのに、もういきなり惨殺されるのよね。血しぶきも出るんだけれども、もののけ姫に毛が生えたくらいの感じ。最終的に黄金を狙って因縁の相手と部下7人が来る。 作画が良いのはもちろんだが、敵が8人もいるのにキャラが立ってるから区別がつく!しかも、この時代にその辺にありそうなもの(虫、花粉、刀、爆薬、銅線など)を使っ…

  • おわってない防虫剤

    なぜか百貨店の入り口に防虫剤が落ちていた。しかもおわってないやつ。コートのポケットにでも入っていたのかしら。実家のタンスの中に入ってたのと同じやつだ。実家はすべての防虫剤に「おわり」って書いてあって、おわってないところを見たことがなかった。誰もメンテナンスしとらんわ。 百貨店に防虫剤 あれを入れとかないと服が虫に喰われるわけだが、それにしても服に穴が開く時なんであんな少しで満足するんだ虫は。爪楊枝の穴くらいじゃん。もし私が虫の立場ならあそこに住み着いて服を穴だらけにするわ。 虫にとっては一生分食べたことになるんだろうか?それとも成虫になって好物が変わるとか?もしや成虫になったら服食べないのか。…

  • ビル・ゲイツ(悪)「サベイランス -監視-」

    ガレージで開発とかやってるエンジニアの若者マイロに、アップルみたいな大会社からスカウトが届くわけよね。その会社は「シナプス」って言うSNSの走りみたいなのを作りたいと。マイロはそこに合流して仕事を始めるわけだが、どうも会社に悪い噂が立っているみたい。 【主要人物】・マイロ・ゲイリー CEOゲイリーはどう見ても完全にビル・ゲイツなんだけど、これがいちばんのホラーポイントよね。彼が優秀な技術者を殺害してソースコードを盗んでいたのよ。それをSNSシナプスを使って告発し、シナプスのソースコードも公開することでガレージの若者に光を取り戻すという話。 ハイライトは、中盤で真犯人がゲイリーだと発覚するところ…

  • 歯医者しか買えない歯ブラシ(?)

    歯医者さんからもらった歯ブラシがとても具合が良いので、同じものをAmazonで買おうとした。そしたらAmazonに「お前は歯医者か」と聞かれたのよ。なんか医療用品みたいな扱いなのかしらねAmazonでは。 でもどうせ歯医者を経由して私んとこに来るんだからおんなじことだろと思って購入したのよ。しかも、ヨドバシでは同じ製品でも医者かどうか聞かれなかったりするし、なんだこれは。 そうして無事に歯ブラシも届いた。しかし、これで私はAmazonにとって歯医者という扱いになるんだろうか。もしこれである日Amazonの人が家まで来て、「患者の手術をしろ、お前は医者だろ」とか言われたらどうしよう…。 歯ブラシ…

  • 数学は楽しいですよビデオ「不思議の国の数学者」

    エリート学校の落ちこぼれと、天才数学者の用務員が数学を通して親しくなっていくストーリーの韓国映画。 【主要人物】・イ・ハクソン(数学者)・ハン・ジウ(学生) まあ「数学は楽しいですよビデオ」がドラマ仕立てになっているという感じだわ。ストーリーもカメラワークもベタだなあと思っていたら、映画の中盤くらいでこの映画に「青少年向け」タグがついていることが発覚する。青少年向けとは気づかず「もっと話はダークなほうが…」とか「生徒と生徒の間の列にカメラドローン飛ばせ」とか考えていた。 用務員は脱北した数学者で、研究成果を兵器利用したい北に狙われていた。終盤で退学の危機に陥ったハン・ジウのために、危険を冒して…

  • 接待を求める精神

    私はパソコンの仕事(雑)してるんだが、コーディングはほとんどできない。日本語で言ってくれって感じよねあんなん(過激派)。 接待を求める会社員 なんか、よく会社のホームページとかに「社会へ出る皆さんへ」みたいな企画で先輩社員が綺麗事とか言うじゃんか(超過激派)。特にエンジニアが「コーディングをしているときに詰まっている箇所が解消して、一気に進むのが気持ちいい」とか言うけれども、全然気持ちよくないわあんなもん!一回も詰まらないほうが気持ちいいに決まっとるだろうが!! よくエンジニアって「面倒くさがりの人が向いてる」と言われるんだけど、怠惰にも限度があるってことだわね。根本原因に、私がコーディングに…

  • 地味でも出来が良い「ロード・トゥ・パーディション」

    4人家族の長男マイケルは、厳格な父の仕事に疑問を持っていた。なんかパパが拳銃を持っているのも見ちゃったし、仕事現場にこっそりついてったらやっぱり人殺してたのよね。 【主要人物】・マイケル(長男)・マイケル父(トム・ハンクス) このあと家族を殺害され、父が戻ったら第一発見者のマイケルは暗い食卓に呆然と座ってたわ。逃げながら敵討ちのために2人で奮闘する。 この映画には、奥行きのある細長い建物を印象的に魅せる不思議なテクニックがある。色彩も優れていて、特に「黒」。黒尽くめの服だと襟すら見えない真っ黒になるほど調整されている。死の気配や、先が見えない危険を感じさせるわ。 あと、父が他のマフィアを頼ると…

  • 食品の保存容器は進化しない理論

    母と電話してて、レトルトパウチってぜんぜん進化しないわねという話になった。無印良品のカレーなんか食べようとするとまだ食事にありつけてもいない段階で跳ねて服を汚す危険もある。右から開けて思ったより深くいってしまって左から開け直したら真ん中で止まって開かないのがいちばん地獄よ。 ハサミを使っていれば… あれってなんか画期的に開けられるグッズ(雑)があったら特許で大儲けできそうね。母は納豆の梅だれの、押し出しでプチュって出すやつが良かったという。ただ、同じ技術を使うと買い物袋の中で圧縮されてカレーが出る可能性もある。意外と難しいな。 いま2024年なのに、スーパー見るとジャムなんてビンに入ってんのよ…

  • イカした教習所ビデオ「マッハ’78」

    78という年代もあり、prime videoでもたった9件しかレビューのついていない掘り出し物。これは映画というよりカーアクションのドキュメンタリーで、ところどころ物語仕立てになっていると考えるとしっくり来るわ。 日本人でもアメリカ人でもない男性と記録係の美女、さらに敵チームに同じような国籍不明の男性がいて…ってけっこう映画の題材として盛り上がりそうなんだが、映画はおまけなのよね。日本人が日本人の声をアテレコしている。おそらく録音環境の問題かな。 この映画の見どころはカーアクションと、それに命をかける男たち。年代由来のセリフの古めかしさもいい感じなんだが、もうちょっと映画として勇敢さを表現して…

  • トロたくで大騒ぎ

    私はその日疲れ果てていた。もはや目もあいておらず、かろうじてトロがどうのって書いてあったパック寿司を買って帰ってきた。ほんで食べて変な味すんなと思ったらこれこそが「トロたく」っていう寿司だったんです! 疲れたサラリーマンの視界 おぼろげながらトロたくという名前に抱くべき印象は、牛丼のつゆだくみたいにトロがたくさん入ってトロたくみたいな感じじゃんか。なんだこれは。トロが入るべきところに半分黄色いのが入っとる! トロとたくあんでトロたく!なんてことを!食感も違うし味も違うし、トロって単体で美味しいものなんだからたくあん異物だろこんなん(過激派)!別々でいいわ! それにしてもトロたくって長年生きてき…

  • 映像がキレイめなよくわからん映画「シー・フィーバー 深海の怪物」

    なんか学生が海の研究してて(雑)、教授に外出て体張って来いって言われて漁船に乗ったんだよね。 これは密室の感染症ものなのね。でっかいイカみたいなのが船底から寄生虫入りの液体を撒いてて、近づいたら食べられもする。結果として感染した船のメンバーは死んだり揉めたりしてバラバラに。最後に自身の感染を悟った主人公は二次感染を防ぐため救命ボートから飛び降りて自害したわ。 これは、いわゆるどれがやりたいのかわからない系映画ね。人間関係やりたいのか、映像美をやりたいのか科学系をやりたいのか、結果として映像のキレイめなよくわからん映画が出来上がった。 色彩は素晴らしくて、暗めの色合いながら鮮やかな色(血とか化物…

  • 手帳が続かない理由は「もう書いとるから」

    この時期になると来年の手帳とかいろいろ見かけるんだが、毎年ほぼ日手帳買っては続かないのよね。その続かない理由は、このブログにあることが発覚した。 手帳には予定もそうだが、達成したことや感想を書いていた。ところが最近、映画の感想や参戦レポといったコンテンツは瞬く間にブログにアップされて読者の知るところとなるので、わざわざ私しか読まない紙に書いてどーすんの状態になる。あと予定はGoogleカレンダーに突っ込む。 昨年買った手帳の成れの果て そんなわけで手帳なんぞに書くことなど何もなかったわけね。手帳ってステキなデザインのもあって惚れぼれするんだけど、私にとっては実用的じゃないらしい。もはや観賞用と…

  • 前代未聞の怪作「プリディスティネーション」

    なんか顔をやけどした人が画面に写ったわ。あと爆弾魔が逃げているらしい。それはさておきバーに場面転換して、バーテンダーに客の男が身の上話をする場面になった。 【主要人物】・ジョン(客の男)・バーテンダー 映画の身の上話って、つまんない惨め系なのが多いじゃんか。ところがこの話がなかなか常軌を逸していて、ここからどんどんエンジンがかかってくるわね。男性はかつて少女(ジェーン)であり、孤児院で育ち、子どもを設けたときに両性具有が発覚、子宮を摘出され男性(ジョン)として生きてゆくことに。しかし一人娘を誘拐されてしまう。 過去に戻るチャンスを与えたら、失踪した相手の男に復讐するという。そして唐突にバーテン…

  • 医師が奨めるR-1でオナラ出る

    なんか最近仕事してても、おなかすいてなくてもお腹の方で「ぶぅ~」っていう、よりによってオナラみたいなおなかの音がするのよ。しかも細切れに何回も。これ会社の近所の席の人からは「オナラしとるわこの人」って思われとるんじゃなかろうか。なんならモノホンのオナラのほうも細切れに出とるわ。 (オナラしとるわこの人) 変だなあと思ったが、最近朝食といっしょに飲んだり食べたりしていたR-1が問題っぽいとの結論に至った。いわゆる体質に合わないヨーグルトはオナラをもたらす理論。でもお医者さんも「これは素晴らしい」とか言って推薦してるのよね。みんな飲んだ人はオナラ出しながら冬を乗り切ってるのかな。 でもCMだと天海…

  • 1もけっこういいじゃん!「ターミネーター」

    いつも金曜ロードショーで2をやるから見てるけど、1を初めて見た。この作品はスリラーがメインで、少しのアクションがアクセントになっているという意外な構成。 【主要人物】・ターミネーター・サラ・コナー・カイル(未来から来た若者) 最近、サラ・コナーという名の女性が立て続けに殺されているという。そんな中で神出鬼没な不死身の大男が命を狙ってくる。カイルという若者が助けてくれるが、自分の息子が未来から送り込んできたのだという。 手始めに、ターミネーターが裸で街を闊歩するという素晴らしいシーンでつかみはバッチリ。これからどれだけ異様なことが起こるかを予期させる。本作ではターミネーターのUIや眼の色を象徴す…

  • Gのプリント配られる

    なんか高校の時の国語の話を思い出した。現代文の授業で、題材はたしか評論とかだったんかな。その題材の中に虫(G)の話題が登場する。おそらく具体的な種別名称が出てきたはずだ。そしたら先生が次回の授業で、そのGの特徴をWikipediaで調べて印刷してきてくださったんです!! プリントを配られる学生 1クラス40人分のゴキブリ資料が配られた。「さすがに私も虫が大画面に映るとアレなので画像が小さいやつを選びました」というのだが、なんでそこまで頑張って印刷するんだよ。見るとたしかに写真部分は米つぶくらいの大きさのがプリントされていたので大丈夫だった。それにしてもなんで今回印刷されたか、虫の特徴は何かは忘…

  • 恐怖の積立預金「ミザリー」

    「ミザリー」と言う小説シリーズを書いた有名な小説家が車事故に遭って、それを救助した元看護師に監禁される。ちょうど新作を書き終えたところから始まるが、机の上にタバコと酒が並んでいて、書き終わった後のルーティンがあるんだなと分かる。一言も発さない状況でも情報が詰め込まれていて、とてもよくできた作品であることを予期させる。 【主要人物】・小説家・元看護師 変な薬でじわじわと弱らされて車椅子から立ち直れない小説家。看護師の狂気は小説家と、それ以上にミザリーへの愛がもとになっている。結末が許せないから新作の原稿を焼かせるなど、精神面へのダメージもなかなかのもの。自分の意見を取り下げるかと思えば激昂したり…

  • 幸福の木(2回目の満開)

    この前またつぼみをつけた幸福の木(ドラセナ)に花が咲いたわ。1年で2回咲いたことになる。花を咲かせるのにすごくエネルギーを使うため、木のほうはもうヘロヘロらしい。そらそうだ。10年に一度のパワーを2回も使うなんてドラゴンボールじゃあるまいに。 栄養剤をブスブスさして甲斐甲斐しく世話していた父は、咲く瞬間はずっとドラセナに張り付きだったらしい。普段影の薄い父は自分の存在感を示す数少ないチャンスとばかりに気合の入った写真を送ってくる。 渾身の花の写真への感想 幸福の花って花っぽくなくて地味なのね(カリフラワーに近い属性)。でも私は思ったわ、本物の幸福と言うものもこれぐらい慎ましいのかもしれないと(…

  • 世知辛い黒人音楽社会の話「ドリームガールズ」

    世界的なアーティストになるため頑張るぞー系の話かと思ったんだが、当時の黒人を取り巻く社会がそうはさせてくれない。 【主要人物】・エフィ・カーティス(プロデューサー)・ステージでパンツ出した人 この社会に生きるアーティストとプロデューサーの話なんだわね。最初は黒人コミュニティのラジオでしか音楽を流せず、そうしている間に白人に曲を盗まれるらしい。 3人組の黒人女性の音楽ユニットで、センターのエフィはパワフルな歌唱で曲をリードする。しかしデビューにあたり、3人の中でルックスが良い者をセンターに据えるなどプロデューサーの意向で方向転換。ブラックミュージックの範疇から抜けて一般受けを狙うためとは言え、世…

  • 突っ張り棚落下する

    ある日の夜、私はTVで芸人のケツを見ながら爆笑していた。そしたら廊下のほうでなんか物音がしたのよ。見に行ったらトイレの上の収納スペース(突っ張り棚)が崩れ落ちていた。とりあえずバブとか排水溝ネットの替えとか、床に散乱した生活に根ざすモノをメソメソと拾ったわ。 メソメソと拾う私 実はトイレの棚は普段からだいぶ傾いてたんだけど、こんなに傾いて大丈夫なんだから末永く大丈夫だろうと楽観的に考えていた。毎日わずかに角度がついてきていたに違いない。たしかに5年以上よく突っ張ってるなって不思議だったわ今思えば。 そのあと片付いたトイレで用を足そうとしたら電気が明るすぎて落ち着かない。棚の上に電気があったから…

  • 薄味のSF「スター・トレック」

    【ネタバレ注意】シンプルなストーリーで、宇宙船に若者たちが乗って敵を撃破して終わりよ。豪華なCGがバンバン描かれるが、それに負けない展開も見せてほしいところ。 【主要人物】・主人公・スポック・老スポック 主人公は、体力と頭の回転はカツオくんみたいなイメージ。スポックは主人公のライバルで極めて頭が良い。問題を起こした主人公がつまみだされ、老スポックと出会い、頑張って船に戻って敵をやっつけるという話。そして2人は手を取り合って頑張ると(雑)。 老スポックにアドバイスを受けるのはいいんだけど、せっかくの未来人要素なんだから、目の前の戦い以上に活かすとか伏線を張るとかしたらいいのに。これじゃ都合よく現…

  • 新しい野菜

    小学生の頃読んだ教科書で、品種改良が進んで新しい野菜がどんどん出ますみたいな話があった。その例として、上がキャベツ下が大根のキャベコンがイラストで載っていた。しかし大人になった今、キャベコンのなんかこう具体的な続報が出てこない。 最近の野菜といったら、白いライトの部屋でいちごやレタスが大人しく育ってるような感じじゃん。装置が大掛かりになるからキャベツも大根もと2ついっぺんには難しいのかね。だいいち土に埋まってんじゃん大根なんて。土がない工場で育たんわ。 最近のレタス 調べてみると、たしかに存在はしているらしい。しかし接ぎ木がうまくいかず実になる確率が少ないらしい(10%以下)。まだスーパーへの…

  • 趣味か仕事を犠牲にする男達「釣りバカ日誌」

    【ネタバレ注意】2人の男が魚の塩焼きの骨を通じて知り合う。ハマちゃんがコンピュータのミスで四国→東京に転勤となって、スーさんを釣りに誘うんだが、社内報とかを見てないから勤め先の社長とは気づかずに釣りを指南していく。 【主要人物】・ハマちゃん(仕事を犠牲にしている)・スーさん(趣味を犠牲にしている) 映画冒頭でハマちゃんが魚を釣り上げるんだけど、明らかに活きが悪くて爆笑したわ。カメラワークは、自然風景と人をノスタルジックに見せる。コメディ部分はわりとあっさり(=不必要にもり立てずに)撮影しているので、騒がしく楽しい日常を視聴者に印象付ける。そしてシリーズ恒例「合体」の潔い演出も素晴らしい。 釣り…

  • ソール・ライター「Beauty in the Overlooked Ordinary」参戦レポ

    この三連休に、ソール・ライターというアーティストの写真を見てきたわ。スペースがとても小さいが無料。結構楽しかったわ。もうメインビジュアルからして面白いもんね。すんごいスペース余してるし画面の端で人が外向いてるのよ。いわゆるお手本に背いてるけど下手くそじゃない写真になっている。 メインビジュアル(公式サイトより引用) 他の写真も、なんかうまく撮れていないようで実はちょっと狙って撮っているみたいな写真が多かった。画面の9割を占めるピンボケの車のはるか向こうの小さな人物を撮っている写真などが面白かった。写真の多くは画面全体に対してなにかしら大きい遮蔽物があるのが面白くて気に入った。 画面右の写真が特…

  • 話が複雑すぎる困った映画「V フォー・ヴェンデッタ」

    【ネタバレ注意】国が国民に忠誠を誓わせてる感じの社会。そんな中「V(ヴィー)」という仮面姿のテロリストが活躍。テレビ局に務める女性がVに助けられ、匿われる。2人から話が始まり、最終的に国民たちが影響されて自由を求めて戦うことになる。が、中盤の坊主頭のあたりから話が分からなくなる。 【主要人物】・主人公の女性・V 問題の部分なんだが、話の中盤に知らないおっさんと知らない女性がテレビ見てんのよ。国の風刺映像を放送したことから男はテレビ局関係者らしい。女性も主人公の同僚かなと思ったら、Vの家から脱走してきた主人公らしいのよ。主人公の顔すら覚えてないということで、映画の理解はいよいよ絶望的となる。 そ…

  • メモ帳はアナログ派

    ↑この記事を読んだんだが、ChatGPTでおなじみOpenAI社のCEOはメモをアナログで取るという。世界一勢いのあるAI会社の社長がメモ帳アナログ派だということで心強いわ。切り離せるタイプのメモ帳で、アイデアを並べたり床に捨てたりできるので便利だそう。床じゃなくてゴミ箱に捨てろよ。 メモの取り方には2種類あって、整理して長期的に覚えるためのやつと、とりあえず一時的に忘れないようメモできればいいよがある。ここは私もCEOも後者。映画のメモには面白かったシーンやセリフだけ入れとけば思い出すし、ほぼ2日以内にまとめてきれいにしてブログにアップするから、長期的なメモもこれで完了する。 なのでブログ書…

  • イケおじが活躍するベタな映画「007 ドクター・ノオ」

    【ネタバレ注意】ジェームズ・ボンドというイケおじが活躍する話なんだが、それ以上でもそれ以下でもない。00は殺しのライセンスのことなのね。 トリックや演出など当時の最先端が詰まった映画なんだが、当時の最先端ということは今はベタな演出ということになる。戸棚に髪の毛貼るトリックがあれば私にとっては「これ夜神月がエロ本隠すときのやつじゃん」ってなってしまう。特に美女と2人でベッドに倒れ込んでフレームアウトし、その後天井のプロペラが映るのはあまりにベタで味わい深い。 演出がベタな上に、カメラワークなどで挽回するでもなく見どころや抑揚に欠ける。ジェームズ・ボンドが完璧すぎて個性が見えないのも痛い。そんな彼…

  • コメの品質検査

    最近テレビのニュースでコメの検査してたけど、米袋に穴を開けてるじゃん。あの穴はその後どうなってんのか。穴から出てきちゃうじゃんコメが。何かの対処をしてるはずなんだが、テレビカメラの視界から穴あき袋が消えちゃうから結末がわかんないのよね。 (あの穴どうすんだろ…) 穴の空いた袋は製品化せずに農家で食べるのかはたまたシールでも貼るのかと家族で話していたが、調べたところ、シールを貼ってるらしい。「検」って書かれたシールが貼ってあったわ農家のWebサイトを見ると。 コメが減っちゃうけどそこは大丈夫なのかなと思ったが、量的に誤差の範囲か。こちらは、米袋にはそれを見越して少し多めにちゃんと入ってるから大丈…

  • 歌以外ガバガバなミュージカル「ウィズ」

    【ネタバレ注意】オズの魔法使いをミュージカルにしたもの。異世界に迷い込んだドロシーが戻ってくるまでの話ね。一番の見せ場は開始直後。「エムおばさん」が出てくるんだが、これTHE MASKでマスク男がふざけ倒してる時(ほぼ全編)に言ってたエムおばさんというセリフの元ネタだわ!という大発見をする。 【主要人物】・ドロシー・かかし男(マイケルジャクソン)・ティンマン・ライオン ミュージカル映画ということで、俳優の歌唱力には一定以上のクオリティがある。肝心の映画のほうは、一言喋りゃ済むところをいちいち歌うから時間がかかる。 出会って1曲歌ってすぐ仲間にして、と展開していく割にはテンポが良くない。感情移入…

  • まずいバナナ

    こないだ安いスーパーで買ったバナナがまずかった。バナナってじーちゃん世代の頃から日本にあるんだからおいしく品種改良されてそうじゃん。そんなバナナをまずくするってどんな技術だよ。 まず皮が硬すぎる。むくのに力がいる上にちぎることもできない。皮が実と一体化してんのかってくらいむけない。実も固くて、香りも味もそれほど感じない。4本セットなんだが、3本食べたところで「なんでこんなの食わなきゃならんの」と思って残り1本を冷蔵庫に放置してたらずっと黄色いのね。熟さないというか。 問題のバナナ 販売元は味見してんのかこれ。バイヤーはどうやってこんなまずいのを仕入れてくるんだよ。3週間ぐらい冷蔵庫で放置したの…

  • 血も涙もないフライト「7500」

    無機質なタイトルと、少し不穏な防犯カメラの映像からはじまり、これから不穏なことを淡々と見せられるんだわ…と感じる。 【主要人物】・主人公(副操縦士)・ハイジャック犯 いよいよ離陸。サンドイッチが来るんだけど、意味深なカメラワークでパイロットが振り向いたらもう次の瞬間にハイジャックが発生する。なんとか撃退したが、ドアはバンバン叩かれ、管制塔からの通信が入るという緊迫した状態で物語は展開する。7500とは、ハイジャック発生時のコードなのね。 このへんで機長が失血死。外の連中がコックピット入らせろって人質をとり出すんだけど、応じられるわけがない。モニター越しに1人殺され、とうとう主人公の恋人が人質と…

  • あさぎ色の投票用紙ってなんだよ!

    夕方にノロノロと選挙に行ってきたわ。受付して投票用紙を渡されるんだが、まず小選挙区からやるのね。ブースで候補者の名前書いて投票箱にいれるわけだが、小選挙区用と比例代表用で2箱ある。 間違えようのない位置に置いてあるが「小選挙区(あさぎ色)」って書いてあんのね。あさぎ色ってなんだよ!投票用紙は薄い緑色。 小選挙区(あさぎ色) つまるところあさぎ色ってあさいネギなんでしょと思って調べたら、とても投票用紙とは似つかぬティファニーブルーみたいな濃い色も出てきたわ。あさぎ色の範囲が広すぎる。 ↑この2つが同じ色に入るとか、それこそ政治で使われる玉虫色を笑えんわ。もっと区別がつくように水色とかにしたほうが…

  • 強くて(たぶん)賢い3人が戦う「チャーリーズ・エンジェル」

    【ネタバレ注意】チャーリーという男が音声で遠隔司令して、イケイケの美女3人が大活躍するというものよ。依頼は、音声認識ソフトごと開発者が誘拐されたので取り返すというもの。 人物の把握については、今回3人が区別つくし安心していた。が、3人それぞれ人間関係があるから登場人物がねずみ講のように膨らんでいったわ。この3人は賢くて強いという設定。ミッション・インポッシブルのパロディみたいな施設に潜入する場面があるが、施設側もガバガバなので本当に彼女らが賢いのかは不明。 一番のメインはアクションシーンだが、キャラクターの掘り下げや演出・テンポが今ひとつなまま進む。中盤で依頼人らが実は悪役でしたって正体が明か…

  • chromeのニュース記事表示停止機能の話

    ブラウザって単語を身につけたのがけっこう大人になってからよね。知らん人に説明するときは「ブラウザとは、インターネット見れますよシステムのことですよ」と話してるわ。Windowsにはedgeというブラウザがあるがウンコなので(直球)、google chromeをインストールして使っているわ。 ほんでchromeを朝一番に立ち上げるとニュース出てくんのよ。しかも興味のないニュースは非表示にしていける。最終的には飯の話と、ゲームの話と、美術展と、芸人のケツの話だけを乗せてほしいと欲望のままにバンバン非表示にしていった。そしたらみるみる非表示メニュー縮小していってこれ以上非表示できなくなったわ。なんと…

  • ピュアな王子が偽マックで働く「星の王子ニューヨークへ行く」

    【ネタバレ注意】21歳でトイレすら一人で入ったことがないほど過保護に育てられた王子。結婚相手まで決められている状況にうんざりし、お嫁探しにニューヨークへ向かう。 【主要人物】・王子・ヒロイン・恋のライバル ハイライトは引っ越してきた翌朝。王子が窓の外へ愛の挨拶を行うと罵声が飛んでくる。「Fuck you too!!」と笑顔で返す王子。ニューヨークで過ごして数日、とあるイベントで登壇した女性が気になった王子。どうやらハンバーガー屋に勤めてるらしい。行くとそこはマクドナルドの偽物で、マックのスパイが写真を撮りに来ているようだ。 王子はこの偽マックでバイトをすることに。タイミング良く強盗が入ってきて…

  • 幸福の木(2回目)

    母から聞いたのだが、実家の幸福の木(苦節22年)にまた花が咲きそうであるらしい。普通は5~10年に1回らしいが、1年以内に2回目の芽が出たんだという。父が栄養剤をブスブスしたおかげだろうか。 電話で報告を受けたが、母は「金のなる…じゃなくて、なんだっけあの木」と発言。勝手に金まで期待されとる。さっそく父が宝くじを買いに行ったというが、幸福の木的にはもう2回目の花を咲かせる時点で運を使い切っているのではなかろうか。 欲望丸出し それにしてもこんなに連続で咲くなんて、どういう条件なんだろう。気温かな?でもそうだったら血眼で実験されてて論文とかが出てそう。とにかく枯らさないのが大変らしいが、謎よね。…

  • 老人が殴られるという新規性「アミューズメント・パーク」

    「遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう」っていう翻訳丸出しの紹介文が怖い。映画の前と後にメッセージがちゃんと入っているので、内容や意図が分かる親切設計。 ↑この映画ビジュアルを母に説明する際にサザエさんで例えた。オープニングの最後に「エイケン」って出るあたりで季節の果物が2つに割れるじゃない。その間に磯野家とタマがいるわけなんだが、季節の果物がおじいさんの顔に、タマの部分が遊園地に置き換わってるというものよ。 おじいさんが遊園地に行ってひどい目にあうんだけど、殴られもすれば不審者扱いもされ不憫。老後がどのように悲惨かを直接あるいは間接的に若者に教えてくれる。老人の絶望する様子は描かれるが、淡々…

  • インシデント系の話

    もう10月も終わろうかという頃。年末は飲み会イベントに伴いPC紛失など、インシデントの危険が増えますよみたいな注意喚起が会社から出る。 ただ、インシデントってつまるところ入れ歯洗浄剤じゃんか。もうちょっと緊急度合いが高そうな名前にしたほうがいいわ。重大事項とか厳罰処分みたいな言葉って濁点も多いし緊急そう。インシデントじゃどんだけ譲歩しても歯医者さんだよ。 ダメな社員 同じような流れでヒヤリハットもあるけどとにかくダサすぎる。こっちに至っては日本語だしもう何なんだよ。ヒヤリハットのルーツは「ハインリッヒの法則」なのよね。つまりもともと英語の国(雑)で育った概念で、本場では「near miss」と…

  • 芸人たちの裸一貫「ドキュメンタル シーズン5」

    【ネタバレ注意】2日に1本の映画レビューのスケジュールがキツキツだなあと思っていたらドキュメンタルを見ているからだ。シーズン5だけどこれも書いちゃおう。 芸人10人が最後の1人になるまで笑わせ合いをする。Amazonでの放送なので、テレビと違って当然のように裸が出てくるのが喜ばしいポイント。映画とは形式が違うので、好みの芸人のハイライトを書いていくわ。 【主要人物(一部抜粋)】・たむらけんじ・ジミー大西・ケンドーコバヤシ・ハリウッドザコシショウ たむけんは、体を張る気まんまんの初期の出で立ち(褌グラサン獅子舞)が嬉しい。持ちギャグ「ちゃ~」は営業用、本気用など使い分けてるらしい。営業=大きい声…

  • 魚肉ソーセージの話

    子供の頃、たぶん仮面ライダーみたいなお子様向け魚肉ソーセージが開けられなかった。箱の裏にワンタッチで開くとか書いてあるんだけどぜんぜん開けられないのよ。 なんか赤いフィルムみたいなテープを剥がして開けるんだけれども、そこがなかなか子どもの不器用な手ではつまめない。ツルツルして。タッチですらないわ。赤いテープを剥がしたらツルリと剥けるはずなんだと思うわ。つまんだと思ったら赤いテープが裂けてつかむところがなくなってしまった。爪がおかしくなるかと思ったわ。 ソーセージにありつけない しかたがなく端っこの金属の輪とかを歯でひっぱってなんとかソーセージにありつけたわ。改めてパッケージ裏のワンタッチとは一…

  • キャーじゃねえよ!「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」

    【ネタバレ注意】かなりの低予算映画。トマトが人間に襲いかかる事件が発生する。キャーじゃねえよ!ただ、人間VSトマトが普通に見えるくらいには他の世界観もバカバカしい。まあコロコロコミックみたいなもんね。 唐突にヘリコプターがとんでもない回り方をしながら墜落してくるが、これトマト関係ないじゃん!そうしてる間にも雑な編集で人が襲われるんだけど、キャーじゃねえよ! ハイライトは冒頭の会議室。トマトに対抗するべくそれっぽい軍人が集まって話をするが、登場する実績(作戦名)がことごとくアホくさい。パゴパゴ・パラシュート作戦に至っては英語発音のほうが輪をかけてアホくさい。壁掛けの絵が回転しながら水槽に落ちる様…

  • とうとう矯正に踏み切った私 その10 アーチを整える

    矯正してまもなく1年が経とうかというところ。歯並びは以前と比べて別物というくらい良くなってきて、矯正器具付きの歯磨きにも慣れてきた。中古の軽(値段的に)が私の口の中に収まりつつある感じね。 歯並びはOKとして、今度は上と下の歯の被さり具合のバランスを取る。上が下に少しかぶさるのがベストで、理科室のガイコツを真横から見た形が理想ね。下顎を小さくまとめて、上の顎のアーチを大きくするため、力のかかり方が変わってくる。またはが動くので痛みがあるが、奥歯は動かず噛みやすいのでなんとかなっている。 問題は、下唇のど真ん中に口内炎ができてんのよね。この口内炎が器具に当たって痛い上に、なんだか2~3週間ずっと…

  • テンポの悪い出来の良い映画「シャッター アイランド」

    【ネタバレ注意】精神病患者を隔離している島に連邦保安官2人が捜査に来るのよ。ところが島全体が異様で、非協力的な雰囲気。逃亡犯レイチェル、67人目の患者、放火犯レディスといった謎を追っていくわ。 カメラワークはまずまず、色彩は良好で、どこを一枚切り取っても雰囲気のある絵面になる。淡々と進む構成も、静かで不気味な世界観構築に一役買っている。しかし、これがテンポの悪さと合わさって良くない化学反応を起こしてしまっている。謎に迫る密度をもっと上げないと気の短い視聴者には苦しい。 だいたい車が向こうにブーンって走ってくシーンとか意外性何も無いんだからもっと圧縮のしようがあるだろと思うわ。物語の中盤が過ぎた…

  • 水があらぬ方に行くシャワーヘッド

    昔買ったシャワーヘッドにカルキ汚れが詰まってきて、水があらぬ方向に行くようになった。おそらく穴が小さいからすぐに詰まるのよね。当初はそんなに気にしないで使っていたが、そろそろ問題になってきた。 というのも、日に日に水に角度がついてくるのね。下に向けてシャワー出してんのに真横の私の顔目がけて水が来るという。この世は360度あるのによりによってこっち来るのよね。 最近のシャワーの様子 シャワーヘッドはたしか4000円くらいで買って相当使い倒しているはずだからもはや実質無料で、そろそろミラブルみたいなやつに買い替えるかとも思った。が、うちのマンションはお湯と水それぞれキュッキュして止めるタイプだから…

  • がっかり恐竜キャー系映画「ジュラシック・パーク」

    【ネタバレ注意】パッケージからなんとなく恐竜が出てきてキャーってなるんだろうなとは思っていたが、それでどうやって2時間持たすんだろうか。 【主要人物】・人間たち・恐竜たち 生きた恐竜に会えるパークがあんのよ。琥珀化した蚊からDNA採取し、不足した分は爬虫類などのDNAで補って恐竜を作ったらしい。どんだけ昔から生きてんだよ蚊は。恐竜が賢かったり、施設がガバガバだったりと不穏な感じがカメラワークなどから伝わり始める。そして映画の半分手前からキャーが始まる。 本作のハイライトは、Tレックスが姿を表した直後。弁護士がお手洗いに避難するが、Tレックスが建物を破壊し、便器の上で追い詰められる。なぜ弁護士が…

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