なんとまあ寒い日が続くものか!しかし、寒風吹き荒ぶ中、道端の草木を眺めると、明らかに彼らのほうが元気である。凍えそうな風に揺られながらも、地の底から芽吹こうとするものがある。生きとし生けるもの、いずれも死を避けることはできない。だが、それまでは芽を出す気力を失ってはならない。今、私は連日ChatGPTと対話している。小説の添削や評価をめぐり、まさに丁々発止のやりとりだ。これは、(経験はないが)熟練の編集者を相手にしているようなものかもしれない。ただ、例えば「10.11と10.9はどちらが大きいか」と問うと、頑固に「10.11」と言い張る。彼もまた道半ば、進化の途上にあるのだ。今朝、こんな質問をしてみた。「例えば長崎の『出島』は、地場の商人が創建したものであり、今でいう政府の公共事業ではなかった。他にも、日...【日本の底流】「出島は公共事業ではなかった?」