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三神工房 https://blog.goo.ne.jp/mikamikoubou

2006年1月11日から約8年、OcnBlogで綴った日記・旅日記・作品発表は、2014年10月gooへ移動しました。筆名・三神工房で「エブリスタ」「小説家になろう」に投稿中です。

mikami koubou
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2019/04/19

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  • Web小説「キャラヘン」【短編】全4話

    今日から(その1)を投稿しました。明日と明後日で全4話が完結します。【紹介文】64歳、営業人生最後の出張。東京の街を歩きながら、主人公は過去を振り返る。震災、仕事、家族——「キャラを変えた」人生の選択は正しかったのか?忘れかけていた記憶が、ある蕎麦屋の暖簾の下で蘇る——。変わるも変わらぬも人生。その先に見えるものとは?【投稿先】1.「小説家になろう」https://ncode.syosetu.com/n8633ka/2.「カクヨム」https://kakuyomu.jp/works/16818093093193870426/episodes/16818093093193933134よろしくお願いします。筆名:船木千滉三神工房Web小説「キャラヘン」【短編】全4話

  • Web小説「誰がために蕎麦を作る?」

    「燃えるダイヤモンド」【後編】は、続編を推敲中です!今日は、「誰がために蕎麦を作る?」を投稿しています。「なろう」と「カクヨム」に、並行して投稿したいます。今回は短編、よろしくお願いします。「なろう」:https://ncode.syosetu.com/n6676ka/「カクヨム」:https://kakuyomu.jp/works/16818093093066231921/episodes/16818093093066659955Web小説「誰がために蕎麦を作る?」

  • 【日本の底流】「空回りするループ」

    明日1月29日は旧正月の元旦。アジア各地では賑やかなお祭りが行われ、日本の中華街でも華やかな光景が広がることだろう。この寒い冬、せめてテレビのニュースで心温まる情景を楽しみたいものだ。私の故郷・松阪では、かつて旧正月を祝う風習があった。早朝、祖母が餅米を焚き、若い叔父と共に杵で餅をつく。その場で湯気の立ち上る餅を大根や黄粉、甘い小豆と共に味わう時間は、かけがえのない思い出として今も胸に刻まれている。しかし、それも今は遠い昔の話だ。太陽暦と太陰暦は相容れないとしても、古くからの風習は人々の生活を彩る文化だった。それが廃れていく現状を見ると、人の心の豊かさまでも失われているように感じるのは私だけだろうか。昨晩、某テレビ局の会見を見た。局員が役員に意見する姿は痛々しく、その会長が87歳の相談役に丁寧語で話す場面...【日本の底流】「空回りするループ」

  • [Undercurrent of Japan] "The Loop That Goes Nowhere"

    Tomorrow,January29th,markstheLunarNewYear.AcrossAsia,livelycelebrationswillunfold,andJapan’sChinatowndistricts,suchasthoseinYokohama,Kobe,andNagasaki,willundoubtedlybefilledwithfestivesights.Inthiscoldwinter,evenwatchingsuchheartwarmingscenesonthenewswouldbecomforting.InmyhometownofMatsusaka,weoncecelebratedtheLunarNewYear.Earlyinthemorning,mygrandmotherw...[UndercurrentofJapan]"TheLoopThatGoesNowhere"

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

    明日から、第18話「揺らぐ人の心と揺るがぬ魂」が始まります。「俺の……、親父は誰ね……」酔った一ノ瀬隆志が、そう独白するところから始まります。それを聞いた母・翔子は、戸惑いながらも強く反論します。母と子の葛藤……、そして息子の決断は!そして翔子は、20年ぶりに柿岡と再会して、ふたりは……。明日午後、第18話(その1)から始まる4日間、是非とも!船木千滉(筆名)https://ncode.syosetu.com/n4710jy/よろしくお願いします。三神工房Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

  • 【日本の底流】「水を治める人」

    日本の歴史を振り返ると、古代より「米を作るために水を制する者」が為政者となってきたことがわかる。これは学者の教えを借りずとも、多くの人が感覚的に理解していた事実だ。戦国時代、天下に覇を唱えた武田信玄もまた、兵を動かす時期を「米の収穫を終えた晩秋から田植え前の早春まで」に定めていた。それを覆したのが、尾張の織田信長である。江戸時代に入っても、諸藩の力を測る基準は「石高」、すなわち米の収穫量であった。これが明治維新を機に変化し、昭和20年の敗戦により、完全に「米」から遠ざかることとなった。そして21世紀、米は「金」に変わり、さらに「実体のある貨幣」から「目に見えぬ通貨」へと進化し、今や富は民の手から離れ、「富が富を呼ぶ」仕組みの中で浮遊している。「上善如水(じょうぜんじょすい)」という言葉がある。これは中国由...【日本の底流】「水を治める人」

  • [Undercurrent of Japan] "The One Who Controls Water"

    LookingbackatJapanesehistory,itisevidentthat"thosewhocontrolledwaterforricecultivation"havebeentherulersofthelandsinceancienttimes.Thisunderstandingwasn’tsomethingtaughtbyscholarsbutratheratruthnaturallyfeltbymany.DuringtheWarringStatesperiod,TakedaShingen,whodominatedthebattlefield,alsojustmobilizedhistroopsonlybetweenlateautumn,afterthericeharvest,andea...[UndercurrentofJapan]"TheOneWhoControlsWater"

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

    後編も、現在投稿中の第17話と来週の18話で「後編の前半」が終わります。現在【後編】の成績は、PV=828pv・ユニーク=619人です。なお【前編】の成績は、PV=2766pv・ユニーク=1948人です。「良いものなら、大勢の方が読んで下さる」ですが、やはり気になります。来週は「後編の後半」として、第19話~24話まで仕上げ、本編も完了です。https://ncode.syosetu.com/n4710jy/今後とも応援、よろしく!追伸:偉そうなことを申し上げても、やはり「数字」です。頑張ります!(筆名)船木千滉三神工房Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

  • 【日本の底流】「南天」

    恐らく我が家だけではないのだろうが、年々、年末年始の風習を簡略化してきた。例えば、鏡餅のお供えは最小限となり、玄関の注連縄はこの数年飾っていない。しかし、その中で変わらないものがある。玄関に生ける生け花である。今年も年末に生けた南天が、半月以上経った今もなお生き生きとしている。この南天は、元々中国原産で、日本には江戸時代以前に伝わったという。冬になると赤く丸い実をつけるため、かつて多くの家庭で植えられていた。私も幼い頃、父方の実家に泊まった際、縁側越しに池のほとりで赤い実をつけた南天を見た記憶がある。その隣には祖父が立っていた。「赤い実、なんて言うの?」「あれは南天や」そんな会話を交わしたような気がする。その祖父が危篤との知らせを受けたとき、車を飛ばして駆けつけた。そして、病床で祖父の足をさすった途端、彼...【日本の底流】「南天」

  • 【Undercurrent of Japan】“Nanten” (Heavenly Bamboo)

    Perhapsit’snotjustourhousehold,butovertheyears,wehavesimplifiedouryear-endandNewYearcustoms.Forinstance,thekagamimochiweofferisnowminimal,andithasbeenyearssincewelasthungashimenawaatourentrance.However,onethinghasremainedunchanged—weplaceinourflowerarrangementattheentrance.Thisyear,asalways,wearrangednantenattheendofDecember,andevenaftermorethanhalfamonth...【UndercurrentofJapan】“Nanten”(HeavenlyBamboo)

  • 【日本の底流】5時46分52秒

    連日、寒い日が続いています。体調を崩し、丸々2日間寝込んでしまいました。1月17日、眠れぬまま迎えた朝5時46分52秒。ただ、静かな朝でした。地震の翌日、寒さの中、家中のやかんや鍋を抱えて近くの道端に立ちました。大勢の人が文句一つ言わず、互いの無事を祈るかのように穏やかに見えたのを覚えています。夕方には給水車から水を受け取り、物が散乱する家の中で、家族とともに何とか過ごしました。その頃、東灘区から須磨区までが地獄絵図と化していたことを、私たちは知る由もありませんでした。今もなお、石川の方々は困難と向き合っています。そして世界中の国々で、さまざまな災難が起きています。そろそろ、いがみ合いを止め、手を携えながら明日をより良いものにする時ではないでしょうか。三神工房【日本の底流】5時46分52秒

  • at 5:46:52

    Thecolddayscontinue.Ifellillandspenttwowholedaysbedridden.OnJanuary17,unabletosleep,Igreetedthemorningat5:46:52.Itwasaquietmorning.Thedayaftertheearthquake,inthebittercold,Istoodbytheroadsidewitheverykettleandpotfromourhouse.Irememberhowsomanypeoplestoodthere,withoutasinglecomplaint,appearingcalmasifsimplygratefultobealive.Intheevening,wereceivedwaterfrom...at5:46:52

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

    第14話「炎の裏に潜む陰」(その4)は、明日の午後に投稿します。第15話も引き続き明後日の午後から、連日投稿していく予定です。サイト訪問、コメント・評価等、是非ともよろしくお願いします。https://ncode.syosetu.com/n4710jy/三神工房(筆名:船木千滉)Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

  • 「燃えるダイヤモンド」【後編】第14話

    (その2)を、連続投稿しました!よろしくお願いします。https://ncode.syosetu.com/n4710jy/6「燃えるダイヤモンド」【後編】第14話

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

    本日、第14話「炎の裏に潜む陰」(その1)を投稿しました!今日から連日、その4まで投稿予定です。一度、サイトの方へおいで頂き、読んで下されば幸いです!筆名:船木千滉https://ncode.syosetu.com/n4710jy/5三神工房Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

  • 【日本の底流】「冬の酒」

    私が初めて設計した船は、200GTほどの「活魚運搬船」だった。水面下、船体の左右にハッチを設け、内部に海水を循環させて魚の稚魚を生きたまま運ぶ設計だ。最初に描いたのはGeneralArrangement。その後、船体の形状を決めるLinesを描き上げ、最後には試運転まで立ち会った。処女航海では、韓国で積み込んだ稚魚が日本へ帰港する頃には、わずか数%しか生き残らなかったと聞き、「失敗か」と肩を落とした。しかし、上司は「それだけ生き残れば成功だ」と微笑みながら語った。その言葉には救われたが、それ以上に心に刻まれたのは、船台で自分が設計した船が形となり、海へ滑り出す瞬間の感動だった。思えば「船」と共に歩んだ人生は、同時に「酒」とも寄り添ってきた。起工式、進水式、引渡し式――造船所での節目にはいつも酒があった。営...【日本の底流】「冬の酒」

  • 【Undercurrent of Japan】 "Winter's Sake at Izakaya"

    ThefirstvesselIeverdesignedwasasmall"livefishcarrier,"around200grosstons.Ithadhatchesonbothsides,justbelowthewaterline,allowingseawatertocirculatecontinuouslyinsidethetanktokeeptheyoungfishalive.Ibeganwiththegeneralarrangement,refinedthevessel'slinestoshapeitsform,andfinallysawitthroughtoitsseatrials.Istillrememberitsmaidenvoyage.Itcarriedjuvenilefishfrom...【UndercurrentofJapan】"Winter'sSakeatIzakaya"

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

    第13話「小火、それとも不審火?」(その4)、投稿しています。・・・・・・2002年(平成14年)7月4日金曜日、客船マベラス・ダイヤモンドの船上、昼食の為、大勢の作業員が下船を始める午後12時前、第4Deckで小火。大火災に至る予兆ともいえる小火と不審火、柿岡はいかに闘っていくか。・・・・・・是非、下記サイトで!https://ncode.syosetu.com/n4710jy/4よろしければ是非採点を!三神工房Web小説「燃えるダイヤモンド」【後編】

  • 【日本の底流】「2025年巳年スタート!変革の足音」

    2025年春、あけましておめでとうございます。今年は巳年です。今年の巳年は、「変化・成長・革新」の象徴とされており、特に「困難な状況の中で新たな芽が生まれる」年とされています。そこで、過去の巳年に起こった大きなトピックを振り返ってみました。=過去の巳年に起こった主な出来事=1873年(明治6年):徴兵令の公布、太陽暦の採用1885年(明治18年):内閣制度の創設、政党政治の開始1897年(明治30年):貨幣法の制定、経済基盤の整備1909年(明治42年):伊藤博文暗殺、鉄道網の発展1921年(大正10年):原敬暗殺、ワシントン会議1933年(昭和8年):国際連盟脱退、昭和恐慌の克服1945年(昭和20年):第二次世界大戦終結、平和憲法の制定1957年(昭和32年):ソ連が人工衛星打ち上げ、高度経済成長期へ...【日本の底流】「2025年巳年スタート!変革の足音」

  • 【Undercurrents of Japan】"2025: Heralding Change in the Year of the Snake"

    Spring2025,HappyNewYear!ThisyearmarkstheYearoftheSnake.TheYearoftheSnakeissaidtosymbolize"transformation,growth,andinnovation,"andparticularlyrepresentsatimewhen"newopportunitiesemergefromchallengingsituations."Withthisinmind,let’stakealookbackatsomemajoreventsthatoccurredinpreviousYearsoftheSnake.MajorEventsinPastYearsoftheSnake1873(Meiji6):Enforcementof...【UndercurrentsofJapan】"2025:HeraldingChangeintheYearoftheSnake"

  • 【日本の底流】「千秋楽」

    かつて子供の頃、年の瀬にクリスマスも過ぎ、来る新年に胸を躍らせた。それと共に、母の実家で若い叔父達と共に餅を搗いた。出来立ての餅を、おろし大根や黄な粉、小豆の餡子に塗して頬張った。あの味は今も忘れない。早朝に起きて、蒸し器の湯気の中で重い臼をついた。それに買い物。私の故郷は「松阪牛」が有名だが、我が家がそれを食べるのは盆と正月だけだった。母に連れられ肉屋へ行き、A5級の「細切れ」を争うようにして買った。大晦日、それを食べて風呂に入り、紅白を見て寝床へ。枕元には新品の着替えが用意され、除夜の鐘を聞きながら新年を迎えた。当時を思い返しながら今年の年の瀬を迎えると、久しぶりに交信した知り合いから、かつて「競合相手」であり「コペンの父」とも呼んだ人の消息を聞いた。何分にも高齢で、もう会えないと思っていたが、今も存...【日本の底流】「千秋楽」

  • 【Undercurrents of Japan】"Sen-Syu-Raku (The Grand Finale)"

    Asachild,IusedtofeelmyheartflutterwithexcitementafterChristmas,anticipatingthearrivaloftheNewYear.Oneofourtraditionswastomakemochiatmymother'sfamilyhomewithmyyounguncles.Thefreshlypoundedricecakes,coatedwithgrateddaikonradish,kinakosoyflour,orsweetredbeanpaste,wereunforgettable.Earlyinthemorning,wewouldwakeuptothesteamyaromafromthesteamerandtaketurnspound...【UndercurrentsofJapan】"Sen-Syu-Raku(TheGrandFinale)"

  • 【日本の底流】「ヤカンの寿命」

    先週の朝、お湯を沸かそうとヤカンを持ち上げた瞬間、突然取っ手が外れてしまいました。よく見ると、持ち手部分のプラスチックが割れ、金属の接続部分も折れていました。仕方なく鍋でお湯を沸かして、いつものようにコーヒーを入れましたが、どうも味が変です。どこかに味噌のような風味が混じっている気がしました。このヤカンがいつから我が家にあるのか、記憶は定かではありません。数日後、近くの大型店で新しいヤカンを購入しました。最近のインフレの影響でしょうか、思った以上に高価でした。しかし、それでようやくまた香ばしいコーヒーが飲めるようになった…と思いきや、なんと数日後には新しいヤカンが変形して蓋が開かなくなったのです。その出来事が起きたのは、テレビでニュースを見ていた時でした。「1995年1月17日から来年で30年」という話題...【日本の底流】「ヤカンの寿命」

  • 【Undercurrents of Japan】 “The Life Span of a Kettle”

    Lastweek,asItriedtoboilsomewaterinthekettle,thehandlesuddenlycameoff.Uponcloserinspection,Ifoundthattheplastichandlehadcrackedandthemetaljointwasbroken.Withnootherchoice,Iboiledwaterinapotandbrewedmyfavoritecoffee.However,thetastewasoff—ithadastrangemiso-likeflavor.Ican’tquiterememberwhenwegotthatkettle.Afewdayslater,Iwenttoalargestorenearbyandboughtanewo...【UndercurrentsofJapan】“TheLifeSpanofaKettle”

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」第12話「もの言わぬ天の命題」

    (その1)投稿!1話づつ書き溜めては、修正しながら連日投稿をして参りました。しかし師走もどんどん行きすぎ、忙中閑ありといえども限界です。よって第12話を前編の最終話として、(その4)でひとまず完了。後編は、怒涛の展開となります。引き続き応援のほどよろしく!https://ncode.syosetu.com/n6420ji/46船木千滉(三神工房)Web小説「燃えるダイヤモンド」第12話「もの言わぬ天の命題」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    明日から3日間、都合で下記を予約投稿しました。第11話「揺れる地と揺るがぬ意思」(その3)、(その4)第12話「もの言わぬ天の命題」(その1)https://ncode.syosetu.com/n6420ji/引き続き応援のほど、よろしくお願いします。船木千滉(三神工房)Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    第11話「揺れる地と揺るがぬ意思」(その1)投稿しました!https://ncode.syosetu.com/n6420ji/42よろしくお願いします!Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    第10話「遠くて近い隣国の現実」(その4)を投稿しました。明日から第11話に入ります。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/41本編は、一応下記の構成で書き進めています。なんとか途切れぬよう、来週も頑張ります。どうか応援のほど、よろしくお願いします。!!「起」:第1話~第6話「承」:第7話~第12話「転」:第13話~第18話「結」:第19話~第24話こんなことを書くと、自分を追い詰めるばかり……。それもまた良しかと、なんとか最後まで頑張ります。よろしくお願いします!三神工房(船木千滉)Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」第10話(その2)

    今はもう、数多くの大型客船が、日本各地の港を訪れるようになっている。誰が考えたのか、韓国の港一か所に依るだけで、国内クルーズと同じこと。ただ日本国内で造った船の数は、まだ数えるばかりで、たかが知れている。願わくば、海洋国日本として、美しくも気高い客船を造り続けて欲しい!それを願って、この物語を書いて、次の世代に残せればと思う次第である。出来れば、多くの方に読んでいただき「海と船」に関心を持って頂きたい。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/Web小説「燃えるダイヤモンド」第10話(その2)

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    本日第10話「遠くて近い隣国の現実」(その1)を投稿しました。その前書きです;1995年の韓国は、若さに溢れ、留まることのない勢いだった。ただ実情と、目の前の現実は、思いのほか縁遠いものだった。柿岡は初めて釜山を訪れ、三大造船の1社である近代造船所の協力事業所を訪問。そこには数知れないメガブロックが並び、機関艤装を終えたものから順次、三千屯のガントリーで出荷。その規模は、極東重工長崎の50万屯ドックを遥かに超えて、世界最大の造船王国の座を伺うに、十分な企業連携であった。そこで再会した時津と新日本の山岡、時津は彼らと重工長崎の将来について語り合う……、そして物語は客船PJのスタートへ。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/38今週も、よろしく応援のほど、お願いします。以上。Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • 【日本の底流】「師走の銀杏」

    2024年も12月に入り、寒さは例年通り、いよいよ「師走」がやってきた。古くから、12月は「師」でさえ走る忙しさの月だと言われ、「師走」と呼ばれている。由来には諸説あるが、「師」とはお坊さんのことで、年末の法要や仏事に駆け回る姿を指しているらしい。平安時代にはすでに使われていた言葉だというから、実に千年の歴史を持つ言葉である。それはさておき、街を歩けば、色づいた街路樹が冬の風景に彩りを添えてくれる。銀杏は東京だけのものではなく、全国のあちらこちらで冬の寂しげな景色を明るくしてくれる存在だ。この銀杏については以前も書いたことがあるが、改めて思うのは、彼らが2億年以上も前から地球に生き続けているという事実だ。そして興味深いことに、銀杏には雄と雌の区別があり、雄木は雌木の風上に根を張り、秋風に乗せて精子を運ぶの...【日本の底流】「師走の銀杏」

  • 【[Undercurrents of Japan】 "December Ginkgo"

    AsthecalendarturnstoDecember2024,thefamiliarchillofwintersettlesin,heraldingthearrivalof“Shiwasu,”thetraditionalJapanesenameforthismonth.Thewordcarriesanintriguinghistory,saidtooriginatefromtheideathateven“masters”ormonkswoulddashaboutintheyear-endhustle.SomeclaimthetermdatesbacktotheHeianperiod,makingitathousand-year-oldtreasureoflanguage.Walkingthrought...【[UndercurrentsofJapan】"DecemberGinkgo"

  • 今年もあと1ヶ月!

    今朝は季節に相応しい朝の冷え込み、明日から師走です。街の並木も色づきを深めてはいるものの、どこかまだらな枯れ具合。それでも季節は移ろい、確実に流れていくようです。週末は、朝の投稿にしました。Web小説、「燃えるダイヤモンド」第9話「若い巨人たちの足音」(その2)釜山に飛んだ柿岡、時津との再会で共に訪れた工場、そこで見たものは!明日も朝から投稿します。Haveaniceweek-end!K.Mikamihttps://ncode.syosetu.com/n6420ji/35今年もあと1ヶ月!

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    第8話「砂漠のような闇の中」(その1)—投稿しました。明日、明後日と、続編を投稿をします。よろしく応援のほど、お願いいたします。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/30Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」第7話(その4)

    主人公・柿岡は、尊敬する渡部副所長から、副所長室室長を命じられた。副所長と言えば、極東重工業長崎造船所の従業員約1万名を束ねている。彼は何を考えているのか、そして柿岡はどこへ、今週第8話へ続きます!https://ncode.syosetu.com/n6420ji/29Web小説「燃えるダイヤモンド」第7話(その4)

  • Web novel "The Burning Diamond"

    Iamcurrentlypostingmywebnovel,TheBurningDiamond.Penname:ChihiroFunakiUnfortunately,it’sonlyavailableinJapanesefornow,butI’mconsideringtranslatingitintoEnglishonceit’scompleted.Here’sabriefsynopsisofthestory://////////In2002,thebrand-newpassengershipMarvelousDiamondfloateditsmassivewhitehullsilentlyinNagasakiBay.AsthefirstpassengershipeverconstructedbyKyok...Webnovel"TheBurningDiamond"

  • 【日本の日本の底流】「MVP」

    古い話だが、私が育ったのは戦後十数年が経った頃で、ご多聞に洩れず我が家も貧しかった。小学校に入り、私も野球少年の一人で、半ズボン姿に素手でボールを追いかけた。雑草が生い茂る原っぱで、草をかき分けながら白球を追いかけた記憶は今も鮮明だ。寒くなったある日、見かねた母が手作りのグローブを与えてくれた。その時の有難さは、今も忘れることができない。成長するにつれ、同郷の伝説的な投手『沢村栄治』に憧れ、私も投手を目指した。沢村は戦前、ベーブ・ルースらを相手に剛速球を見せつけ、日本野球を世界に知らしめた英雄だ。しかし、二度目の召集を受け戦地に向かう途中、27歳の若さで戦死した。その名は今もNPBの最優秀投手賞「沢村賞」として語り継がれている。ただ、私の場合は高校で自らの限界を知り、夢はそこで途切れることとなった。それに...【日本の日本の底流】「MVP」

  • 【[Undercurrents of Japan】 ”MVP”

    It’sanoldstory,butIwasbornasevenyearslaterafterWorldWarⅡ.Atthattime,allofJapanwasstillpoor.Likemanyboys,Ilovedbaseball,chasingballswithbarehandsonafieldovergrownwithweeds.Onecoldday,mymothermademeaglovewhichwashandmade.I’llneverforgethowgratefulIfelt.AsIgrewolder,IadmiredEijiSawamura,alegendarypitcherfrommyhometownwhofacedBabeRuthbeforethewar.Tragically,h...【[UndercurrentsofJapan】”MVP”

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    第6話「節理なきマネージメント」(その4)第6話の最後です。よろしく応援、お願いします!https://ncode.syosetu.com/n6420ji/25Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • 「燃えるダイヤモンド」第5話(その2)

    今日も投稿しています!よろしくお願いいたします。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/19「燃えるダイヤモンド」第5話(その2)

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    第5話「立ちはだかる壁との闘い」(その1)公開しました。応援、よろしくお願いいたします。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/18Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • Web小説「燃えるダイヤモンド」

    引き続き、投稿中です!明日から第4話に入ります。応援、よろしくお願いいたします。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/13Web小説「燃えるダイヤモンド」

  • 「燃えるダイヤモンド」

    本日、第1話「長崎湾に浮かぶ白い夢」(その5)を発表!応援、よろしくお願いいたします。https://ncode.syosetu.com/n6420ji/5「燃えるダイヤモンド」

  • New Web Novel, "Burning Diamond."

    Ihavestartedpublishinganewwebnovel,"BurningDiamond."Althoughitwillbeirregular,Iwilltrytopublishitatleastonceaweek.Iwouldappreciateyoursupport.MikamiKoubou[Synopsis]Itwas2002whenthenewpassengership"MarvelousDiamond"floateditshugewhitebodyinthequietNagasakiBay.ThefirstpassengershipbuiltbyKyokutoShipbuildingafterthewarwasinthemiddleofbeingoutfitted,carryingt...NewWebNovel,"BurningDiamond."

  • 小説「燃えるダイヤモンド」

    新作のWeb小説「燃えるダイヤモンド」の掲載を開始しました。不定期ながら、毎週の発表を心掛けていきます。応援頂ければ幸いです。三神工房【あらすじ】新造客船「マベラス・ダイヤモンド」が、その白い巨体を静かな長崎湾に浮かべたのは2002年のことだった。戦後、極東造船が念願としてきた客船建造の第1番船は、日本中の造船業界の夢を載せて、今まさに艤装の真っ最中であった。10月1日火曜日午後5時、西寄りの風が強くなり始めた夕刻、広い客船の片隅で一人の溶接工が引き起こした不祥事が発生した。小さな組織の綻びが歪となってその溶接工を追い込み、それがやがて会社を揺るがす大事件へと発展していく。偏った利益追求は急激な事業再編を促し、企業内の派閥抗争を生む。本来会社は、人と人が集い、組織を作り、社会貢献を目指すものだ。しかし一度...小説「燃えるダイヤモンド」

  • 【日本の底流】「壊れた洗濯機」

    一昨年の12月、十数年使っていた洗濯機がついに動かなくなった。仕方なくネットで安価なA社の洗濯機を購入した。それが先月、洗濯槽のハッチを開けようとしても開かなくなってしまった。取扱説明書を見ても、インターネットで調べても、壊れた理由は分からなかったので、仕方なくサービスセンターに電話した。「関係先から連絡します」と言われ、待つこと3日。3日後、サービスセンターからの返答は「訪問点検は15,000円、部品は別途」。点検しなければ原因が分からないと言われ、それから10日余りは家人が手洗いで洗濯をしていた。サービスマンがようやく訪問し、ハッチを開けると二つ折りで止まる部分の支えピンが壊れて、飛んでいたことが判明した。修理にはハッチ全体の交換が必要で、その費用は33,000円とのこと。私は思わず「なんで!?」と言...【日本の底流】「壊れた洗濯機」

  • 【[Undercurrents of Japan】 "The Broken Washing Machine"

    InDecemberoftheyearbeforelast,thewashingmachinewehadusedforoveradecadefinallybrokedown.Reluctantly,weboughtaninexpensivewashingmachinefromCompanyAonline.Lastmonth,whenItriedtoopenthewashingtubhatch,itwouldn’tbudge.Ilookedthroughthemanualandsearchedonlinebutcouldn'tfigureoutwhyitwasbroken.So,Ireluctantlycalledtheservicecenter.Theysaid,"Wewillcontacttherele...【[UndercurrentsofJapan】"TheBrokenWashingMachine"

  • 【日本の底流】 「我が故郷の偉人・本居宣長」

    ようやく夏も終わりを告げ、朝夕秋らしい空気が漂い始めている。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺通り、野に秋風が吹き、見上げる空は果てしなく碧い。過ぎ去った夏と移り行く季節に、人は「もののあわれ」を感じる。この言葉は、我が故郷松阪の偉人・本居宣長が残したものである。19世紀初頭に71歳で亡くなった彼は、終生古事記を解読し、神道の研究に重要な役割を果たした。彼は、「物事のはかなさ」や「移ろいゆく様」に感動や共感する思いを「もののあわれ」と表現した。この概念は日本文化における美意識や価値観に影響を与え、今も学問的に様々な解釈がなされている。彼の旧宅・鈴屋(すずのや)は松阪城址にある。私は十代の頃、夏休みに独りで虫籠を持って城址を走り回っていた。大きな虫取り網で蜂を取って、標本セットの注射器をブスッと打った。訪ねる人...【日本の底流】「我が故郷の偉人・本居宣長」

  • 【Undercurrent of Japan】 "The Great Figure of My Hometown, Motoori Norinaga"

    Summerhasfinallycometoanend,andtheairofautumnbeginstopermeatethemorningsandevenings.Astheproverbgoes,"Heatandcoldlastuntiltheequinox,"theautumnwindblowsthroughthefields,andtheskyaboveisinfinitelyblue.Reflectingonthepastsummerandthechangingseasons,onefeels"mononoaware"(thepathosofthings).ThisphrasewasleftbyMotooriNorinaga,agreatfigurefrommyhometownofMatsus...【UndercurrentofJapan】"TheGreatFigureofMyHometown,MotooriNorinaga"

  • 【日本の底流】 「マイルポスト」

    かつて造船所で働いていた頃、船の速度を測るのに、伊勢湾の知多半島側にあるマイルポストを使っていた。これは海岸線に1海里の距離で2本のポストが立ち、その沖合を船が走る時間で速度を割り出していた。その際に船側が使うのは、双眼鏡とストップウォッチだけである。海上で使う1海里(nauticalmile)は1852メートルであり、これは地球の緯度1分に相当する距離である。船が1時間で1海里進めば1ノット(knot)である。ノットとは「結び目」のことで、これは昔、knotsをつけたロープで速度を測っていたことに由来すると、書物で読んだことがある。レーダーで進路を確認しながら、船はマイルポストを結ぶ線と並行して走る。エンジン出力ごとに計り、それを横軸に速度、縦軸に出力のグラフに載せて、定格速度を確定させる。新造船の場合...【日本の底流】「マイルポスト」

  • 【Under Currents of Japan】 "Mile Post"

    BackwhenIworkedatashipyard,weusedmilepostsontheChitaPeninsulasideofIseBaytomeasurethespeedofships.Theseweretwopostssetupalongthecoastlineasthedistanceofonenauticalmile.Wewoulddeterminethespeedbytiminghowlongittooktheshiptotravelbetweenthem.Theonlytoolsweusedontheshipwerebinocularsandastopwatch.Anauticalmile(1,852meters)correspondstooneminuteoflatitudeonEa...【UnderCurrentsofJapan】"MilePost"

  • 【日本の底流】「吾亦紅(われもこう)」

    今年もまた、例年になく厳しい残暑がだらだらと続いている。本来ならば、朝夕には秋の虫が盛んに鳴く時期なのだが、それもジリジリと照り付ける太陽にかき消されている。秋の虫にとっては元々短い恋の季節なのだが、どうにか燃える太陽に負けぬ激しい想いで、新しい命を紡いでほしいものである。昭和の歌ではないが、2007年リリースの“すぎもとまさと氏「吾亦紅」”は、都会で生きる者のつれづれを紛らわす秋の曲である。その詩は故郷を遠く離れた者にとって、身につまされるものがある。お盆が終わり、秋が来て、「ただあなたに謝りたくて」と、亡き母への想いを歌うフレーズは胸に刺さる。すぎもとまさと「吾亦紅」作詞:ちあき哲也、作曲:杉本眞人https://www.youtube.com/watch?v=ezrjjvb4TKY吾亦紅はバラ科の植...【日本の底流】「吾亦紅(われもこう)」

  • 【Undercurrent of Japan】 "Ware-mokou"

    Onceagain,thisyear,theunusuallyseverelatesummerheatlingerson.Normally,thiswouldbethetimewhenautumninsectschirpvigorouslyinthemorningsandevenings,buteventheirsongsaredrownedoutbythescorchingsun.Fortheseautumninsects,theseasonofloveisalreadybrief,butIhopetheyweavenewliveswithpassionsthatrivaltheblazingsun.Althoughit’snotasongfromtheShowaera,MasatoSugimoto’s...【UndercurrentofJapan】"Ware-mokou"

  • 【日本の底流】「津軽海峡冬景色」

    もう古い話だが、初めて訪ねたニューヨークで、私は石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を歌った。そこは日本人ママが経営する店だった。ホテルのバーで知り合ったアメリカ人に誘われ、その店に行った。本来なら避けるべきだったが、初めてのニューヨークで酒を飲み、かなり調子に乗った結果だった。この歌は作詞・阿久悠、作曲・三木たかしによるもので、1977年に発売されるや大ヒットした。そして最近も彼女自身が年末の紅白歌合戦で歌っている。累計売上はミリオンセラーとなり、昭和を代表する楽曲である。ある意味1970年代に生まれたカラオケで進化した“戦後生まれの文化の象徴”であろう。「津軽海峡冬景色」https://www.youtube.com/watch?v=fV59rg-jtp4その店のドアの前で私は緊張した。なにしろ店のドアには...【日本の底流】「津軽海峡冬景色」

  • 【Undercurrent of Japan】 ”Japanese pop songs in Showa-era"

    It’sanoldstory,butwhenIfirstvisitedNewYork,IsangSayuriIshikawa's"TsugaruKaikyoFuyugeshiki".ItwasatabarrunbyaJapaneselady.AnAmericanImetatthehotelbarinvitedmetothatplace.Ideally,Ishouldn'thavedoneit,butitwasmyfirsttimeinNewYork,andafterdrinkingquiteabit,Igotcarriedaway.Thissong,writtenbyYuAkuandcomposedbyTakashiMiki,becameahugehituponitsreleasein1977.Evenr...【UndercurrentofJapan】”JapanesepopsongsinShowa-era"

  • 【日本の底流】「自主家畜化」

    先週NHKのBSで「FRONTIER:80億人人類繁栄の秘密」という番組を興味深く見た。そこで「自主家畜化」という耳慣れない言葉が出てきた。それは意外にも悪い意味ではなく、自ら家畜化した人類(ホモサピエンス)が他の攻撃的な種とは異なり、なんとか生き延びて現在の繁栄を築いたというものだった。(それにしても、なぜ今もなお世界では紛争や戦争が絶えないのか、不思議である)学者によれば、アフリカに生息するチンパンジーとボノボ、100-200万年前に先祖が分かれたらしいが、食料や過当競争の心配がない地域にいたボノボは、今持って雄雌共々共存共栄の生活をしているらしい。それよりももっと古くに、彼らの先祖と別れた人は、生き残る為にアフリカから世界に広がったという。それに1950年代の「ネズミの繁殖実験」が面白かった。米国で...【日本の底流】「自主家畜化」

  • 【Undercurrent of Japan】”Self-Domestication ”

    Lastweek,IwatchedanNHKBSprogramtitled"FRONTIER:TheSecretofHumanity’sProsperityat8Billion."Init,Iencounteredanunfamiliarterm,"self-domestication."Surprisingly,thistermwasnotusedinanegativesense.Itreferredtohowhumanity(Homosapiens)voluntarilydomesticateditself,thussurvivingandthriving,unlikeotheraggressivespecies.(Still,it’scuriousthat,despitethis,conflicts...【UndercurrentofJapan】”Self-Domestication”

  • 【日本の底流】 「もののあわれ」

    一般的にテレビドラマは13回、約3ヶ月で1作となり、これを「1クール」と呼ぶらしい。最近、ある民放のサスペンスドラマを見ていたのだが、最終回に違和感を覚えた。エンディングを迎えても物語が終わらず、「あれっ?」と思った瞬間に、次のようなテロップが流れた。「この続きは〇〇(有料放送)で引き続きご覧ください」昔なら、これを見て「憤懣やる方無い」と怒る人もいただろう。今の地上波テレビは、視聴率の結果だけにこだわり、特に高齢者の心情に無頓着である。今の若者は、動画を倍速で視聴することが多いらしい。また、テレビの解説者もまるで機関銃のように「早打ち」で話す人が増えている。昭和の時代には、夫婦漫才師が世情に文句を言いながら「責任者出て来い!」と叫ぶ姿があったが、今となっては、時代の流れを嘆いても虚しいばかりだ。私は今、...【日本の底流】「もののあわれ」

  • 【Undercurrent of Japan】The Trickery of Modern Dramas and the Essence of "Mono no Aware"

    Generally,televisiondramasrunfor13episodesoveraboutthreemonths,whichiscommonlyreferredtoas"onecour."Recently,IwaswatchingasuspensedramaonacommercialTVnetwork,andIfeltsomethingoffaboutthefinalepisode.Astheendingapproached,thestorydidn'tseemtoconclude,andjustasIthought,"What'sgoingon?"amessageappearedonthescreen:"Pleasecontinuewatchingthisserieson[payTV]."I...【UndercurrentofJapan】TheTrickeryofModernDramasandtheEssenceof"MononoAware"

  • 【日本の底流】「お酒というコミュニケーションツール」(プロローグ)

    日本には「酒は百薬の長」という言葉が古くから伝わっている。適量の酒が健康に良い、という意味だが、元々は紀元前の中国の書物に由来するらしい。とはいえ、この「適量」というのが厄介である。昔の話だが、私は18歳で長崎の学生寮に入った。そこは木造の2階建ての民家で、3畳から8畳までの小部屋が廊下でつながっていた。3月末に新入生歓迎会があり、寮生二十数名が8畳間に集まった。宴が盛り上がりを見せる中、黄金色のヤカンを手にした上級生が新入生の席を回り始めまた。ヤカンには日本酒が入っていて、否応もなく各自に配られたコップに、人肌の酒がなみなみと注がれた。私はまだ18歳で、飲酒は当然違法だが、いわゆる「縦社会」のため、上級生の命令は絶対だった。すでに酒の美味しさを知っていた私は調子に乗り、杯を次々に空けて、9杯まで飲んだの...【日本の底流】「お酒というコミュニケーションツール」(プロローグ)

  • 【Undercurrents of Japan】 "Alcohol as a Tool for Communication" (Prologue)

    InJapan,there'sanoldsaying:"Sakeisthebestmedicine."Itmeansthatdrinkingalcoholinmoderationisgoodforyourhealth,butitapparentlyoriginatedfromancientChinesetexts.Thatbeingsaid,thisconceptof"moderation"canbequitetricky.Alongtimeago,ImovedintoastudentdormitoryinNagasakiattheageof18.Thedormwasawooden,two-storyhouse,withsmallroomsrangingfromthreetoeighttatamimats...【UndercurrentsofJapan】"AlcoholasaToolforCommunication"(Prologue)

  • 【日本の底流】「言葉を超える音楽の力」

    昨日、再放送されたNHKのテレビ番組を見て、久しぶりに心を揺さぶられるような感動を覚えた。主人公は「ハラミちゃん」という若きピアニスト。彼女はお母さんの影響でピアノを習い始め、音大でピアノを学んだ。しかし彼女は挫折し、企業に就職するも体調を崩し家に閉じ籠もり。そんな中、ストリートピアノとの出会いが彼女を目覚めさせ、ついには武道館で単独コンサートを開くまでに至った。彼女が初めてフランスを訪れ、そこで出会った人々と片言の仏語と日本語で交流しながらピアノを弾く場面は、感動の連続だった。ある人とは地下のライブ会場で演奏し、別の人とはコラボレーションし、その人の家を訪ねた。初対面の二人が奏でる演奏の美しさは、言葉で表現するのが難しいほどである。ハラミちゃんはピアノで名を馳せたが、自らの生き方に今も葛藤を抱えている。...【日本の底流】「言葉を超える音楽の力」

  • 【Undercurrents of Japan】 "The Power of Music beyond Words"

    Yesterday,IwatchedanNHKTVprogramthatwasarebroadcastfrom2023,anditdeeplymovedme.TheprotagonistwasayoungpianistnamedHarami-chan.Shebeganlearningthepianoattheageoffourundertheinfluenceofhermotherandlaterhonedherclassicalpianoskillsatamusicuniversity.However,shefacedsetbacksandendedupworkingatanITcompany,onlytofallillandretreatintoherhome.Itwasthenthatshedisc...【UndercurrentsofJapan】"ThePowerofMusicbeyondWords"

  • 【日本の底流】 「兵庫」

    私が住んでいる神戸市は、兵庫県の県庁所在地である。この「兵庫」という名前は、武器を格納する倉庫を意味する。これは、実際に7世紀に現在の神戸市兵庫区に武器庫が設置されたことに由来する。その後、兵庫は「兵庫の津」として発展し、1868年の明治維新で「兵庫県」となり、現在に至っている。兵庫に武器庫が置かれた背景には、当時の朝鮮半島の政治情勢が深く関わっている。朝鮮半島では「百済」「高句麗」「新羅」の三国が争っており、「新羅」は中国の唐の支援を受け、「百済」は日本に援助を求めた。日本は軍を派遣したが、663年に唐・新羅連合軍に敗れ、百済は滅亡した。その後の歴史を見れば、13世紀にモンゴル帝国が九州に攻め込んだり、16世紀には日本軍が朝鮮半島へ二度の侵攻を行い、最終的に敗退した。そして1910年、日本は韓国を併合し...【日本の底流】「兵庫」

  • 【Undercurrents of Japan】 "Hyogo"

    ThecityofKobe,whereIcurrentlyreside,isthecapitalofHyogoPrefecture.Thename"Hyogo"meansawarehouseforstoringweapons.Thisnameoriginatesfromthefactthataweaponsdepotwasestablishedinthepresent-dayHyogoWardofKobeCityinthe7thcentury.Overtime,Hyogodevelopedintotheportknownas"HyogonoTsu,"andin1868,duringtheMeijiRestoration,itbecameHyogoPrefecture,whichcontinuestothi...【UndercurrentsofJapan】"Hyogo"

  • 【日本の底流】 「誰かがいて、自分がいる」

    TVで映画「ジャンヌ・ダルク」を見た。1999年公開のフランス人監督によるハリウッド映画である。我が青春のハリウッドスター、ダスティン・ホフマンが「ジャンヌの良心」役で出演している。それはともかく、今オリンピックを開いているフランスは、14世紀中頃から百年に渡って英国と戦っていた。映画の冒頭、英国兵が主人公ジャンヌの村を傍若無人に襲い、殺戮の限りを尽くす。姉の機転で物陰に隠れたジャンヌは、その姉が目の前で暴行されて殺されるのを見てしまう。25年前の映画とはいえ、しかも数百年前の歴史上のこととはいえ、現実に今のウクライナやガザの殺戮を彷彿とさせた。全編を通して、彼女は己の良心と闘い、信仰告白を切に願う。最後は為政者の怨念で火炙りに処せられる。この物語を完全に理解するには、やはり欧州の歴史を熟知することが絶対...【日本の底流】「誰かがいて、自分がいる」

  • 【Undercurrents of Japan】 "There are someone else, therefore I exist"

    Iwatchedthemovie"JoanofArc"onTV.ItwasaHollywoodmoviedirectedbyaFrenchdirector,releasedin1999.OuryouthfulHollywoodstar,DustinHoffman,playedtheroleofJoan'sconscience.Settingthataside,theFrancehostingtheOlympicstodaywasatwarwithEnglandforahundredyearsoverstartinginthemid-14thcentury.Atthebeginningofthemovie,EnglishsoldiersbrutallyattackJoan'svillage,committi...【UndercurrentsofJapan】"Therearesomeoneelse,thereforeIexist"

  • 【日本の底流】 「フルフェイスのヘルメット」

    昨日の午後、ネットの表示が気温32度、湿度80%を示す中、炎天下の歩道を重い荷物を持って歩かねばならなかった。そこで昭和の男の矜持はどこかへ捨て、荷物を肩に担いで傘を差した。道を挟んだ向こう側の歩道には、夏休み前の授業を終えた高校生が喧しく歩いている。その姿は、今も頭の隅に記憶のある「若さ」であり、羨ましくもある。だがもう遥か彼方のことである。そんな光景を見ながら汗を拭き歩いていると、突然背後から「ブオン――」と爆音が近づいた。はっとして振り向くと、その正体は大型バイクであり、瞬時に走り去った。後に「バリバリバリ」と、嫌なエンジン音が響く。バイクに跨る男は、ウルトラマンに出てくる小怪獣のように背を丸めて走っている。恐らく、頭に被ったフルフェイスのヘルメットを脱げば、平凡な普通の男であろう。どちらかといえば...【日本の底流】「フルフェイスのヘルメット」

  • 【Undercurrents of Japan】 "Full-Face Helmets"

    Yesterdayafternoon,theonlinedisplayshowedatemperatureof32degreesCelsiusand80%humidity.Ihadtowalkonthescorchingsidewalkcarryingaheavyload.Abandoningmyold-fashionedmalepride,Icarriedtheloadonmyshoulderandusedanumbrella.Ontheothersideofthestreet,Isawhighschoolstudentsnoisilywalkinghomeafterfinishingtheirpre-summerbreakclasses.Theirlivelystepsremindedmeofthe"...【UndercurrentsofJapan】"Full-FaceHelmets"

  • 【日本の底流】「七夕」

    今日は7月7日、例によって「七夕」である。2600年以上前の中国の神話に由来し、天の川を挟んで年に一度、機織り少女と牛飼いの青年が出会うという伝説である。日本では平安時代から続く祭りで、日本人であれば誰しも「たなばた」と聞くだけで、「浴衣・短冊・笹の葉」を思い起こすであろう。あれはもう半世紀前、当時スマホなどなく、彼女へ連絡するには手紙か電話だけ。「来週から夏休みだけど、その後バイトして月末に帰る」と、伝えるだけで「カチャカチャ」と10円玉が落ちていく。ピンクの公衆電話には一度に10円玉10枚しか入らない。千円分のコインがあっという間に消えていく。そしてデートの日、約束の駅前で待った。30分……来ない。1時間……待って、なにかあったのかと彼女の家に電話したが留守。それはそうであろう、俺と待ち合わせているの...【日本の底流】「七夕」

  • 【Undercurrents of Japan】 "Tanabata (the Star Festival)"

    TodayisJuly7th,whichmeansit’sTanabataonceagain.OriginatingfromaChinesemythover2600yearsago,ittellsthestoryofaweavingmaidenandacowherdwhomeetonceayearacrosstheMilkyWay.ThisfestivalhascontinuedinJapansincetheHeianperiod,andanyJapanesepersonwhohears“Tanabata”immediatelythinksof“yukata,tanzaku,andbambooleaves.”Bytheway,itwashalfacenturyagowhentherewerenosmart...【UndercurrentsofJapan】"Tanabata(theStarFestival)"

  • 【日本の底流】 「我が故郷の名物(甘いもの)」

    前回はお酒を照会したので、今回は名物の”甘いもの”をご紹介する。江戸時代より、”伊勢は津でもつ津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城で持つ”と伊勢音頭で詠われた通り、お伊勢参り”は一種の国民的行事であった。この唄は、伊勢は津の港のお陰、尾張名古屋は金の鯱のお陰で有名だというのだが、21世紀の今も伊勢神宮への参拝客が絶えることはない。かつて江戸から“お伊勢参り”するには、東海道で桑名から四日市へ、そこから伊勢街道を南へ下った。その宿場町、桑名・四日市・津・松阪・伊勢には、それぞれ名物が生まれた。その中で、私が実際に食べたことがあり、今も好んで買い求める“甘い名物”をご紹介する。1.安永餅(Yasu-naga-Moti)まずは桑名の名物である。残念ながらホームページは日本語だけだが、細長い餅の中に得も言われぬ甘さの餡...【日本の底流】「我が故郷の名物(甘いもの)」

  • 【Undercurrents of Japan】"The Sweets of My Hometown"

    Inmylastpost,Iintroducedheresomelocalsake.Thistime,I'dliketosharesomefamoussweetsfrommyhometown.SincetheEdoperiod,thefolksong"IseissupportedbyTsu,TsuissupportedbyIse,andOwariNagoyaissupportedbyitscastle"hasbeenpopular,highlightingtheculturalsignificanceofvisitingtheIseGrandShrine,whichremainsanationaltraditioneveninthe21stcentury.Historically,apilgrimagef...【UndercurrentsofJapan】"TheSweetsofMyHometown"

  • 【日本の底流】 「我が故郷の銘酒」

    「故郷は遠くにありて想うもの」という句は、石川県金沢市出身の詩人・室生犀星が詠んだものだが、私も故郷を離れてもう40年が過ぎた。不思議なもので、歳を重ねれば重ねるほど懐かしく、やはり自分が生まれた土地というものは、水が合うというか、なにか不思議な磁力で吸い寄せられるものがある。文藝春秋社刊「磯田道史と日本史を語ろう」で養老孟司教授が、「東日本と西日本は違うプレートに乗っており、フォッサマグマで分かれている」と語られ、日本の自然科学も文化も異なるらしい。人間の体の6割は水だというから、昔江戸っ子が「神田の水を産湯に!」と啖呵を切ったのも頷けなくはない。私は十代の後半から4年間ほど長崎に住み、その後また縁があって仕事で30年ほど通った。故に合計で6年は長崎にいたことになる。その長崎で、評判の鮨屋で出会った旨い...【日本の底流】「我が故郷の銘酒」

  • 【Undercurrents of Japan】 "My hometown's Sake"

    Thephrase"Homeshouldbebetterseenfromafar"waspennedbythepoetSaiseiMurō,whohailedfromKanazawaCityinIshikawaPrefecture.Ithasbeen40yearssinceIleftmyhometown.Strangelyenough,theolderIget,themoreIyearnforit.Thereisaninexplicablepull,akindofmagneticforce,whichdrawsmebacktothelandwhereIwasborn.It’sasiftheverywaterofthatareaisinmyveins.Inthebook"Let’sTalkaboutJapa...【UndercurrentsofJapan】"Myhometown'sSake"

  • 【日本の底流】 「青年よ、恋をするな!」

    早朝、また目が覚めて、なんとなくラジオを聞いていた。「主、曰く……」で始まる定番の番組だった。出張で早朝の出発もあり、しばらく聞いていた。その話は、ざっと次のような物語だった。ぶどうの栽培で忙しい父親が長男に「今日、ぶどう園に行って働きなさい」と言うと、長男は「はい、分かりました」と答えたが、結局行くことはなかった。そして父親は次男にも「ぶどう園で働きなさい」と言うと、次男は「嫌だ」と答えたが、後で考え直して行ったという。ここまで聞いて後を聞き漏らした。これは主が「長男と次男のどちらが父親の望み通りにしたか?」と長老たちに問い、彼らは「次男」と答えたらしい。この例え話は「自分の罪を自覚して今までの生活や考え方を変えること、そのために必要なものは心の柔軟性と謙虚さ」ということを説いているらしい。私は聖書を冒...【日本の底流】「青年よ、恋をするな!」

  • Young Men, Don't Fall in Love!

    Earlyinthemorning,Iwokeupagainandwaslisteningtotheradioaimlessly.Itwasastapleprogramthatbeganwith,"TheLordsaid...”SinceIhadanearlydepartureforabusinesstrip,Ilistenedforawhile.Thestorywentsomethinglikethis:Afather,busywithgrapecultivation,toldhiseldestson,"Goandworkinthevineyardtoday."Theeldestsonanswered,"Yes,Iwill,"butheneverwent.Thefatherthentoldhisyoun...YoungMen,Don'tFallinLove!

  • 【日本の底流】 「はたち」

    「はたち」といえば、古い数え方で二十歳のことをいう。多少法律は変わったが、誰もが「はたち」になれば「成人式」を迎える。20年と言えば、伊勢神宮の式年遷宮が20年毎に行われる。次回は2033年である。数えて第63回、つまり20年x63回で1260年になる。16世紀に中断があったものの1300年余り続いている。遷宮は原則20年毎に、内宮と外宮の正殿、また14の別宮の全てを造り替え、神座を移す式典である。この時、付帯する鳥居など殿舎や装束や太刀等の神宝、そして五十鈴川を渡る宇治橋も造り替えられる。また特筆すべきは、役目を終えた大鳥居等の用材は、日本各地の神社へ払下げが行われることであろう。かつて遷宮に使う木は、神宮の背後の森から切り出していた。だが14世紀頃から太い桧が取れなくなり、各地のものを使っていた。だが...【日本の底流】「はたち」

  • 【Undercurrents of Japan】 "Hatachi (20)"

    "Hatachi"referstotheageoftwentyinoldcountingmethods.Thoughlawsmayhavechangedsomewhat,everyonecelebratesthe"ComingofAgeCeremony"uponturningtwenty.Speakingoftwentyyears,itisalsotheintervalatwhichtheShikinenSengu,theritualrebuildingoftheIseGrandShrine,takesplace.Thenextoccasionwillbein2033.Thismarksthe63rdcycle,totaling1260yearsofhistory.Thisritualhascontinu...【UndercurrentsofJapan】"Hatachi(20)"

  • 【日本の底流】「我慢」

    「そんな我儘を言わないで、我慢しなさい」かつて子供の頃、なにかのときに母からそう言われたことがある。とかく日本の熟語は仏教に由来するものが多い。ただ、それだけでなく外国人にとって漢字が難解なのは、似た文字の組み合わせで意味が全く違う。「我儘」という熟語は「わがまま」と読み、また「我慢」は「がまん」と読むのである。元々「我慢」は仏教用語で、「おごり高ぶる心」つまり「自分が自分が」という利己心を指していて、仏の教えを知りたければ、それを捨てねばならないということらしい。それが時代を経て変化している。「わがまま」は「自分の思うままにすること」であり、「がまん」には「耐え忍ぶこと」の意味がある。一方、ある程度年齢を重ねて「生老病死」という四文字熟語を知った。これも仏教用語である。「生」は生まれること、「老」は老い...【日本の底流】「我慢」

  • [Undercurrent of Japan] "Try to be endure!"

    "Don'tbesoselfish(wagamama),justendure(gaman)it,"mymotherusedtosaytomewhenIwasachild.Inparticular,manyJapaneseidiomsoriginatefromBuddhism.However,thisisnottheonlyreasonwhykanjiaredifficultforforeignerstounderstand,ascombinationsofsimilarcharactershavecompletelydifferentmeanings.Theidiom``我儘''ispronounced``selfishness,''and``我慢''ispronounced``gaman.''Itsee...[UndercurrentofJapan]"Trytobeendure!"

  • Sakura, Sakura, Sakura!

    Sakura,Sakura,Sakura!

  • M/S Diamond Princess will come to Toba!

    https://www.iseshima-kanko.jp/event/2490"Ifyouneedfortheurgentre-buildingsofthefiredship,wewillhelpoutatmycompanytoo."Myfriendtoldmeabout"Itwasthecallcamefromacompanywehadnoacquaintancewithorhadanybusinessdealingswith."Hewasapersoninvolvedinashipyardthatwasbusyrestoringalargepassengershipthathadburneddown.OntheeveningofOctober1,2002,smokesuddenlyrosefroma...M/SDiamondPrincesswillcometoToba!

  • ダイプリが、ふたたび鳥羽へ!

    https://www.iseshima-kanko.jp/event/2490「先日、なんの面識もない、なんの取引もない会社から『もし良かったら、うちの会社も手伝うから……』と、そんな電話がかってきた」と、私がその話を聞いたのは、燃えた客船の復旧に追われる造船所の関係者である。2002年10月1日の夕刻、はしなくも長崎湾内で艤装中の船から煙が上がった。長崎の街は百万ドルの夜景に包まれ、穏やかな夜だった。だがボヤだと思われた火は爆発を伴って燃え上がった。真新しい船体を炎でつつみ、36時間にわたって燃やし続けた。あとに残ったのは見るも無残な光景だった。新造船M/SDiamondPrincess(全長約290m、総トン数約12万ton、乗客2700名)は、こうして廃船の危機を迎えた。だが世界最大の客船建造は日...ダイプリが、ふたたび鳥羽へ!

  • 【日本の底流】「ChatGPT 」

    「あなたは私に聞くことはないの?」と問うと、ChatGPTは即座に、「もちろんです!何か質問がありますか?」と答えた。とかく会話は人間同士でも難しい。だがChatGPTには、自ら何かを問うという概念はなく、あくまで従属的な辞書であるべきとされているのか?この短い問いで判断するのは危険だとしても、どうも彼は意識を持っていないようである。今朝の日経新聞、「AIに善意は宿るか」という見出しが一面を飾っている。この記事、人工知能研究の「ゴッドファーザー」と呼ばれる人と、その教え子の話から始まる。その教え子とは、昨年アメリカオープンAIの内紛で会社を辞めた人であり、その彼がある数式を提示したという。その数式は、「y=a/(2040-x)」である。(yはGNP、xは西暦)教え子曰く、様々な国のGNPが、この数式に当て...【日本の底流】「ChatGPT」

  • [Undercurrent of Japan] "ChatGPT"

    "Doyouhaveanyquestiontome?"IaskedChatGPT,heimmediatelyreplied,"Ofcourse!Doyouhaveanyquestions?"Conversationisdifficultevenbetweenhumans.However,ChatGPTdoesnothavetheconceptofaskingquestionsonitsown,stillasubordinatefunctionlikeasuperdictionary.Ofcourseitisdangeroustojudgebasedonthisshortquestion.Butitissurethatheisnotconsciousatthisstage.Thismorning'sNikk...[UndercurrentofJapan]"ChatGPT"

  • 【日本の底流】「NHK のど自慢」

    2月4日(日)神戸文化ホールで行われた、生放送の「NHKのど自慢」を見に行った。家人に言われるままネットで応募したら、なんと15倍の抽選に当るという幸運だった。午前11時半、1階席のチケットを持って会場入り。階段を下りながら、自分の席を探すと、かなり端だが、なんと前から3列目。いわゆる「かぶりつき」である。まだ誰もいないステージには、すでに登場ゲートが設えてあり、そこに「鳥」のシンボルマークがある。その両脇に参加者が座る座席、そして目の前にゲストが座るコーナー。この日のゲストは平原綾香と島津亜矢、そのゲスト席が目の前なのである。多少カメラスタンドが邪魔にはなるのだが、それは無視できるほど、絶好の位置なのである。そして11時40分、ステージにディレクター現れ、生放送に先立つ注意事項の説明。彼が芸人かと思うほ...【日本の底流】「NHKのど自慢」

  • [Japanese undercurrent] “NHK Nodo-Jiman (Amateur singing contest) ”

    OnFebruary4th(Sunday),Iwenttoseethelivebroadcastof"NHKNodo-Jiman''heldattheKobeBunkaHall.WhenIappliedonlineasmyfamilytoldmetodo,Iwasluckytowina15xlotteryticket.Ienteredthevenueat11:30a.m.withmyticketforthefirstfloorseat.Descendingthestairs,Ilookedformyseat,andfounditinthethirdrowfromthefront,althoughitwastheendofoneside.Thedecoratedentrancegatehasalreadyb...[Japaneseundercurrent]“NHKNodo-Jiman(Amateursingingcontest)”

  • 【日本の底流】「雪の降る街を」

    今日の日本、北海道の札幌の最低気温が-6℃で最高気温が0℃。片や沖縄の那覇は、最高気温が20℃で最低気温が17℃という。明日は全国的に雪が降るらしい。言わずもがなだが、能登も雪に覆われる。津波の跡にも、土砂崩れの跡にも、いまだに安否の分からない二十数名の方々の上にも、分け隔てなく雪は降る。「雪の降る街を思い出だけが通り過ぎてゆく」そう歌ったのは、1952年にヒットした「雪の降る街を」である。今も歌い継がれているこの歌を、また聞いてみた。世界は数多の戦災・人災・自然災害に溢れている。雪はそれをすべて覆い尽くすように降る。でもその下で芽吹くものがあり、雪解けの水が大地を潤すことになる。歌はさらに綴る。「この哀しみをいつの日かほぐさん緑なす春の日のそよ風」歌は「哀しみ」と謳い「悲しみ」とは言わない。悲しいと言っ...【日本の底流】「雪の降る街を」

  • [Undercurrent of Japan] “Yuki no Furu Machi wo (In Snowing Town)”

    Today'sJapan,thelowesttemperatureinSapporois-6℃andthehighestis0℃.Ontheotherhand,Naha'shighestis20℃andthelowestis17℃.Butitlookslikeitwillsnownationwidetomorrow.(ExceptNaha)MaybeNotowillbecoveredinsnow.Therearestilltracesoftsunamiandlandslides.Butthesnowfallsonthereandequallyontheovertwentyorsopeoplewhosesafetyisunknown."Onlymemorieswillpassingthroughthesno...[UndercurrentofJapan]“YukinoFuruMachiwo(InSnowingTown)”

  • Web小説・新作「槿と桜」、掲載を開始します。

    下記サイトをご覧下されば幸いです。筆名、三神工房改め、船木千滉です。https://ncode.syosetu.com/n2931ip/よろしくお願いいたします。以上。Web小説・新作「槿と桜」、掲載を開始します。

  • 【日本の底流】「心凍らせて」

    あれは確か1月の寒い夜、残業を終えた私は同僚と連れ立って、東灘の埋立地から国道43号線を、意味もなく西へ向かった。神戸を襲った地震は芦屋から西を廃墟にした。鉄道は寸断され、国道の上空を覆っていた高架は薙ぎ倒されて、星空が見えていた。歩きながら何を話したのだろう。街の灯りは消え、車も人もいない暗闇の中を歩いた。「屋台でも探そうか」確かそんな事を言って歩いた。御影、大石、岩屋を通り過ぎ、それでも灯りは見えない。だが春日野道を過ぎて、遠くにぽっと赤提灯。あの灯りを見た時の感動は、今も決して忘れない。防寒着のポケットの中で突っ込んだ拳を握り直し、あれだとばかり足を速めた。それは屋台をブルーシートで囲ったラーメン屋。私は同僚とビールケースの代用椅子に座り、即座にコップ酒とラーメンを頼んだ。その時、テーブルの隅にある...【日本の底流】「心凍らせて」

  • 【Undercurrent of Japan】 “Freezing your heart”

    ItwasacoldnightinJanuary.Afterworkingovertime,mycolleaguesandIheadedaimlesslywestalongNationalRoute43fromtheHigashi-nada.Bytheearthquakein1995hashitKobelefttheareawestofAsiainruins.Therailroadwascutoff,andtheviaductthatcoveredthenationalhighwayhadbeenfalldown,wecouldseethestarrysky.Iwonderwhattheytalkedaboutastheywalked,thecitylightswentout,andtheywalkedi...【UndercurrentofJapan】“Freezingyourheart”

  • 【日本の底流】「やっぱ好きやねん」

    正月、ひとり実家で仏壇の前に座り、お神酒を飲んだ。かつて親族が集い、母のおせちで新年を寿いだ家に、今はもう誰もいない。いつにも増して、南向きの部屋には陽光が溢れ、華やぐ鳥の鳴き声、それは今も変わらない。ただ時と共に移ろいゆく人の世かな。早朝に神戸を出て大阪から三重へ。コロナ禍が明けた新年、街は人で賑わう。神社へ初詣、寺へ墓参り。そして母を見舞い日帰り。クリスマスを祝い、神社で新年を寿ぎ、寺で先祖を供養する。これが日本の年末年始、それを今年も続けて、新しい年が始まった。だが元旦早々大地震、そして被災地へ向かう飛行機がクラッシュした。神も仏も及ばぬ禍、それでも人は生きてゆかねばならない。命を落とした方の冥福を祈ると共に、願わくは生きる人の、心安らかなことを願う。帰路、日の暮れた大阪駅、発車ベルの代わりに流れる...【日本の底流】「やっぱ好きやねん」

  • 【Undercurrent of Japan】"Sukiya-nen "

    OnedayduringtheNewYear'sDay,IsataloneinfrontoftheBuddhistaltaratmyparents'houseanddranksacredsake.ThehousewheremyrelativesusedtogatherandcelebratetheNewYearwithmymother'sNewYear'sfoodisnowempty.Sunlightwasfloodingtothesouth-facingroomthroughshojipaper,andbirdschirpingonthetreesatthegarden.Ithasnochangedatall.It'sjustfadingthetime.IleftKobeearlyinthemornin...【UndercurrentofJapan】"Sukiya-nen"

  • 【日本の底流】 「たきび」

    極月も22日、今年もあとわずか。外は木枯らし、あれほど暑かった列島も、いまや雪景色。あれもこれも覆い隠すように、暮れていく。凍てつく朝に、ふと思い出す、悴む手を翳した焚火。故郷は遠くにありて想うもの。ただ、あの温もりは今も我が心の中に。・・・日本の歌百選「たきび」作詞:巽聖歌(TatsumiSeika)/作曲:渡部茂(WatanabeShigeru)https://www.youtube.com/watch?v=nY2N1m_CYlQ三神工房【日本の底流】「たきび」

  • 【Undercurrent of Japan】 "TAKIBI (a bonfire)"

    December22nd,thereareonlyafewmoredaysleftthisyear.Fallenleavesstilldecoratetheroadatoutsideasshort-livedjoy.Thearchipelago,whichwasoncesohot,itisnowcoveringinsnow.Atendingofthisyear,liketotrytoconcealthedisgracefulaffaireverythinginthisIsland.Onaverycoldmorning,IhaverememberedthatIwarmmyfreezingcoldhandsoverTakibi(abonfire).Mydearoldhomeisgoingtofarawayye...【UndercurrentofJapan】"TAKIBI(abonfire)"

  • 【日本の底流】「ダイプリ、明日また彼女に会える!」

    「もうやっとられへん、明日職人ぜんぶ連れて、神戸へ帰りまっさ!」そんな電話を受けたのは、ちょうど今日のように木枯らしの吹く深夜だった。火事で燃えた1番船と建造途中の2番船を入れ替え、内装の仕上げを急いでいる最中だった。造船所の依頼で船大工30人を現場へ派遣していた。深夜の電話はその棟梁が酔ってかけてきたのだった。その日、造船所の規定年齢を超えた棟梁は、岸壁事務所へ出っ張っていた。そこへ戻ってきた職長が「昨日仕上げた現場を他の大工が剥がしやがった」と報告。怒った棟梁が高層の現場まで登ったが、後の祭り。突貫で仕上げた床のカーペットが、見るも無残に剥がされていた。呂律の回らない棟梁に、とにかく明日行くからと言って電話を切った。翌朝、私は1番の飛行機で飛んだ。その日、棟梁となにを話したか覚えていないが、なんとか事...【日本の底流】「ダイプリ、明日また彼女に会える!」

  • 【Undercurrent of Japan】 "DIPRI, I'll see her again tomorrow!"

    "Ican'ttakeitanymore.TomorrowI'lltakeallthecraftsmenandgobacktoKobe!"WhenIreceivedsuchacall,itwaslateatnight,justliketoday,whenthewindwasblowing.Thefirstship,whichburneddowninafire,wasreplacedwiththesecondship,whichwasstillunderconstruction,andtheinteriorwasbeingfinishedinahurry.Attherequestoftheshipyard,wehavearrangedandhaddispatchedabout30shipwrightstot...【UndercurrentofJapan】"DIPRI,I'llseeheragaintomorrow!"

  • M/S Diamond Princess

    Again!TheDiamondPrincessreturnstoTobaPort!ArrivedatTobaat9:00a.m.onSaturday,December2nd.PleaseenjoyeverypassengerandcrewsatTobainIse-Shimaforawhileuntildepartureat4pm!https://www.kankomie.or.jp/event/40138https://www.kankomie.or.jp/en/Iwillbetheretoseeheragain.K.MikamiM/SDiamondPrincess

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