先般のノーベル平和賞受賞式を見て、 日本被団協代表のひとり田中熙巳さん(92)の演説に感銘を受けました。 遠路の疲れも見せず、数十分もの長文をしっかりした口調で 淡々と演説し、絶大なる喝采を受けられました。 直ちに発射できる核弾頭が4000発もあるとの話を聞き、 身震いすると同時に、人類の悍ましさを感じました。 被団協結成(1956)から既に約70年、 遅すぎる授与だとも思います。 この受賞がもっと早ければ、 世界に原爆の恐ろしさ核廃絶の必要性を感じる人たちが増え、 核兵器保有数がこれほどまでにはなってなかったのでは、 などと(後戻り)できないことばかりを考えてしまいます。 どこでボタンの掛け…