トンキンとは、
- 東京の唐音読み。北京、南京、西安、東京
- 中華人民共和国河南省開封市の北宋時代の名前。東京開封府。
- ベトナムにある地名。ベトナムハノイの旧称。ベトナム北部のこと。
- 東京新宿にあるレストラン
- 静岡県三島市にある焼肉専門店
- 東京都の蔑称(一般的な呼び名ではない)
- トンキンハウスの一部での略称
- 北海道日本ハムファイターズに所属中の外国人投手、マイケル=トンキン。
ここでは6について触れていく。
概要
東京(とうきょう)を北京(ペキン)、南京(ナンキン)のように読むと東京(トンキン)になる。
「君は北京か、広東か」
「どつちでもない。おれはトウケウだ」
「トウケウ、トンキンか」
「日本の東京だよ」
「君は日本人か」
なお、この読み方は「唐音読み」という昔の中国の読み方であり、現在の中国の読み方とは異なる。
現在の中国語において東京は「ドンジン(DongJing)」と読むのが主流で、北京も同じように「ベイジン」と読まれ、正式な英語表記も「Beijing」である。
また唐音読みが日本と同じように伝わったベトナムでも「東京」とかいて「トンキン」のように発音する地名がある。
A:問題です。
北京は「ペキン」と読む。南京は「ナンキン」。
では「東京」は?
B:トンキン?
A:ぶっぶー!はずれ!とうきょうでした~。
そこから日本では昭和時代には上記のような、なぞなぞが存在した。
2ちゃんねる用語として
また電子掲示板サイト2ちゃんねるのニュース速報板では、「東京(とうきょう)」をわざと「トンキン」と読んで蔑称として使う文化がある。
これは2006年あたりのニュース速報板ではすでに使われている。
ニュース速報板では、書き込みした人の住んでる場所が分かるため、いろいろな県同士の罵り合いが絶えなかった。また、事件がどこの都道府県で起きたかでその県を「また〇〇県か」と叩くことが多い。
元々、先に大阪府で事件が多かったことから「大阪なんて日本じゃねえ!」というの意味合いから『大阪民国』という言葉が生まれた。その他、『うどん県』『グンマー』『修羅の国』『大都会岡山』も誕生(大都会岡山などは元々、2chのお国自慢板という、最も痛々しい連中の多い問題板から起こったもの)。
そんな中で当然、東京他地方民による「東京なんて日本じゃねえ!」という意味で『トンキン』を東京の蔑称として使うようになった。その背景には、東京のテレビ局によるメディアゴリ押しや政府や財界による、東京一極集中政策があり、ますます「東京なんて日本じゃねえ!トンキンだ!」の意味合いは強くなっている。また、他地方から東京に在住して、同属嫌悪で他地方在住者を見下すような、身の程知らずの連中を罵っていることも多い。
別のwikiでは東京ジャイアニズムという言葉も生まれている。
社会背景
尤も、この傾向は江戸時代初期から見られたようで、井原西鶴が「江戸は田舎者ばかり」などと見下していた記録がある。実際、1000年以上前から都を構えていた難波(大阪)とは異なり、江戸が開墾されたのは約450年ほど前であり、駿河を中心とした移住者によって都が作られた。そして、地方からの移住者による共通のアイデンティティとして、見栄っ張りな江戸っ子気質が生み出されたわけである。
かの有名な十返舎一九の『東海道中膝栗毛』は、江戸っ子の二人連れが全国のあちこちでドジを踏む描写が、他地方在住者のカタルシスを感じさせ、大ヒットの要因となったと言われているなど、他地方在住者にとっても当時から江戸に対する羨望とは裏腹の感情を持っていたことは容易に想像できる。
要は、これと現状は変わっていない、同じ歴史を繰り返しているだけといえるだろう。また、東京在住者に言わせれば、少なくとも三代東京に住んでいないと東京人ではないそうで、長く在住している人ほど排他的ではなくなっており、同じ東京でも下町あたり、浅草、深川や谷根千あたりなどは人情味溢れた町も多く、トンキンの排他主義ぶりに辟易しており、あいつらとは一緒にされたくないとばかり、江戸っ子と自負している。
更に言えば、田舎出身者が都会を求めて定住し、そのコンプレックスの防衛手段として見栄っ張りな体質を生む性質は東京以外でも見られる傾向でもあり、大阪でもキタとミナミの醜いまでのステータス論争が絶えない。加えて、阪神圏における阪神間モダニズムのほか仙台の伊達気質、札幌、名古屋、金沢、岡山、福岡、熊本などでも顕著な例があり、更に小規模な都市でも類例が見られるなど、枚挙に遑がない。無論、日本だけではなく、アメリカ、フランス、中国など世界中で見られる共通の傾向でもある。
トンキン国の現状(※ネタを含んでいます)
この項目は、ブラックジョークを含んで書かれています。 気を悪くしないでね。 |
トンキンとは、日本列島の関東地方南部に位置する都市国家である。首都はトンキンシティ。人口は1370万人。周囲には3900万の人口を吸収し、核家族をどんどん殖やしている(別名、東京ブラックホール(出典は読売新聞記事))。国王は小池百合子。
以下、その情報を列挙する。
- トンキン人の他人に無関心で人間関係が希薄な特徴から、「トンキン砂漠」と言われることがある。トンキンには土がない。空がない。空気に余裕がない。アマガエルも泣かない、ツクシも見られない、風鈴の音も公害と化すほど人が荒んでいる。
- 狭いにも関わらず数多くの文化が密集している(アキバ文化やら渋谷文化・下町文化など)。そのためか文化衝突が絶えない。
- 奥多摩や伊豆・小笠原諸島もトンキンの国土であるが、認知度はあまり高くない。それどころかトンキンシティの住民は多摩地区すらトンキンと認識していない。
- トンキンの最南端は沖ノ鳥島、最東端は南鳥島であるが、ほぼ空気扱いである。特に南鳥島が最南端っぽい名前であるためか、地理のテストで間違えた人は数知れず。さらに沖ノ鳥島はいつだったか中華人民共和国にいちゃもんをつけられたことがある。
- トンキンの人口が国土面積に対してあまりに多すぎるため、災害には非常に脆弱である。さらに日本の政治・経済などの首都機能がトンキンに一極集中しているせいで、大地震が直撃すれば日本の経済にも壊滅的な影響を受けると言われている。さらにテロなどの標的にもされやすい(実際に過去に起きたものには地下鉄サリン事件がある)。イメージ操作のためかテレビで言わないが、今後30年以内に新宿区がM6.5以上の大地震に曝されるリスクは静岡市並みに高い。
- 政治の中枢があるトンキンシティの永田町はよく在トンメディアに報道される。そしてたまに揺れる。
- トンキンで通勤する鉄道客は毎日zipされている。それを見ては「人住むところじゃねえな」という感想を抱かせている。
- 国民の45%はトンキンに全く関心がないというアンケート結果が出ている。テレビの視聴率が落ちているのも、あながち無関係ではない。
- トンキンは京の都に一目置いているようだが、京の民が最も嫌っているのはトンキンの民である(天皇家を奪われた恨み、またどさくさに文化財も奪われた禍根は想像以上に根が深い)。当然、京都発の企業がトンキンに本社を移すことはめったにない。
- また、愛知もトンキンとは仲が悪く、愛知発の企業がトンキンに本社を移すことはめったにない。トンキンはまああかん、終わっとる、トロくさい病気が流行っとる…ry