ニコニコ大百科における分割については、「ニコニコ大百科:ページの分割と統合」をご覧ください。 |
分割とは、単数や複数のものをさらに細かく分けることを言う。
内部まで開いてしまうものは分解とも呼ばれる。
対義としては統合・一括など。
特性的に合体・合成などが含まれる場合もある。
概要
分割する理由としては様々
例えば、ここに1個のりんごがあったとする。それを2人で食べるのならば、半分に切って2人で仲良く食べるのが普通だろう。(りんごごときで喧嘩するなよ)これを「分割」と言う。
人数・時間・資源・資金・戦力を有効に分割することで問題への対処・理解・解決を容易にする、チームワークを発揮する、個々の負担を小さくするといった利点もある。多少のセンスも必要となるが。
家具や棚などそのままの大きさでは嵩張るため販売時は分割されている場合も多い。
大型の撮影機材や重火器[1]など、分割して複数人で持ち運ぶことが前提で設計されているものもある。
複数のパーツをひとつの大きなユニットとし分割しやすく設計されたものもあり、整備性の向上はもちろん最悪でも運用現場でユニットごと交換すれば元通りに動く…といった利点もある。
簡単に分割できるもの
大抵の板チョコには、切れ目が入ってるため、分割が簡単である。
他の事象では、切り取り線に沿って凹凸や点線状の穴が開いているものもある。
レゴブロックなど、分割・組立てが容易で好きな形が作れるといった利点のおもちゃもある。
アタッチメントなど主要パーツのみ分割(交換)を容易とし、様々な用途に転用可能としたものもある。
劣化・損傷・摩耗しやすいものは最初から分割されたパーツとして設計されている場合がほとんど。
欠点など
大勢・多数に分配すると数量に比例して個々の取り分が小さくなる、喧嘩や取り合い、戦争といった争いの火種になる。りんごでは起きなくとも、規模の多いものでは領土や利益の分割(分配)などで揉め事やトラブルになりやすい。
割り勘など人数が少なければ負担軽減率が低かったり、個々の食べた量や使用頻度によって不満が噴出したりと揉めることもある。分割払いは単純に借金にもなる。(家のローンなど)
人数を分割してチームを作る場合もあるが、個々の能力や相性もあるため一概に戦力アップとは言い切れず独断行動や内部抗争で自爆することもある。構成時には能力の把握や関係性、管理・指揮能力も必要となる。バックアップ・サポート体制が甘く現場が早期に疲弊する場合もある。
テロ・密輸など、武器などを分割することで小型化し他の事象や関連部品に見せかけるなど、持ち込み手口に用いられる場合もある。こっそり持ち込んだ武器の部品をトイレなどで組み立てる…といったシチュエーションはスパイ映画などでもよく用いられるし、現実で細かな物品に対してまで厳密な検査を行えばセキュリティ上の大きな負担にもなる。
怖い例では、死体をバラバラに分割して可搬性を上げる、隠匿を容易とする殺人事件などもある。
製品の一部が勝手に分割されてバラ売りされてしまう場合もある。
特に分割が容易としたものは事故や劣化、想定外の使用方法によって分割部分から壊れてしまう、勝手に分離してしまうなど本末転倒なパターンもある。