拘束とは、対象の身動きを取れなくすることである。
(例:犯人の身柄を拘束した)
- 逮捕や監禁などで体の身動きを取れないようにすること。
- 1が転じて、アニメやゲームのキャラクターの身体を拘束するシーンなどを指す。
- そういったプレイを含める場合もある。
- 行動や判断の自由を制限すること。
※単純に閉じ込められているだけの場合は「監禁」として区別される場合も多い。
現実からフィクション、刑事ドラマからちょっとアレな雰囲気まで高い汎用性がある。
※主人公や主要人物が拘束される場合もある
概要(1)
- 逮捕・逮捕術・監禁によって相手の身動きを取れなくするもの。
- 必ずしも拘束具を使用するとは限らない。
- 狭義で捕獲を目的とした拘束は「捕縛」と呼ばれる場合もある。
- 野生動物などは「捕獲」が用いられるほうが多いかもしれない。
- 相手は銃やナイフなど何を隠し持っているか分からないため、拘束には危険が伴う。
- その場で取り押さえられているパターン。
- 倉庫など、外部から施錠可能な場所に閉じ込める場合もある。
- 拘束後、警察・組織などの監視下にあり自由に行動できないパターン。
- 刑務所・牢屋・檻などから自由に出られないパターン …など様々。
悪人や犯罪者、裏切り者、自身や自組織にとって不利となった人間などに対して用いられやすい。
基本的には相手を生け捕りにするのが目的であるため殺傷を目的としない。人権云々を除いても、安易に殺してしまうと様々な情報が得られなくなるといったデメリットもあるため。
※戦闘においては身体を拘束し、確実にトドメを刺すといった戦法が用いられる場合もある。
拘束する理由
- 犯罪・テロ等の実行や目的達成を阻止する。
- 逃走[1]・自殺・証拠隠滅を阻止する。
- 外部・第三者・共犯者への通報・連絡される事を防ぐ。
- 人質・他者への加害や破壊行為といった二次被害を防ぐ。(自暴自棄など)
- 執行者への反撃を防ぎ、逃走を困難にしつつ取扱いを容易にする。(手錠など)
警察以外にも、スパイや軍事組織(特殊部隊など)が重要人物を生きたまま拘束する場合もある。
拘束後
- 警察署・奉行所・法的機関・刑務所・その他施設などに連行する。
- 犯罪捜査として、動機・犯行状況・薬物や武器の入手手段などの詳細を説明させる。
- 拘束相手の身分・個人情報を手に入れる。
- 拘束相手に対して警告・要求を飲ませる、洗脳が完了する[2]・同意するまで帰さない。
- 人質にする、捕虜とすることで、相手との交渉材料とする。
- 趣味嗜好の相手とする。(次項2が詳しい)
拘束した相手とのやり取りはドラマ・アニメ・映画・漫画の見どころの一つ。
その他
- 単純に閉じ込めて出られないものは「監禁」とも。
- レベルによってガチガチに拘束される「緊縛」から比較的自由な「軟禁」もある。
- かなり広義ではあるが、単純に相手を殺傷/気絶させ動けなくする、空間・領域の安全を確保する行為は「制圧」と呼ばれる場合もある。(例:敵のアジトを制圧した)
一般人でも拘束は可能
概要(2)
作品における表現手法。
※そういったプレイを含める場合もある。
アニメやゲームではヤンデレ系のキャラクターが自分の好きな人や物を自分から離したくない時によく用いられる手法。大抵の場合は眠らせた状態で縄で縛るなどの行為を用いて動けなくなるようにすることが多い。また、お色気シーンではヒロインを触手で縛るようなシーンで使われることもある。
拘束後の展開は作品によって様々であり、自力で脱出する・仲間が奪還に来る場合もある。
R-18系であれば、そのまま凌辱されてしまう場合が多い。知ってた。
広義の拘束と区別するものとして、DIDとも呼ばれる。(→DID)
- 事前・事中・事後、セリフ、相手は大人数、人外など様々。
- 拘束する手段は様々。
- 吊るされる、大の字、座っている、寝転がっているなど様々。
- 屈辱的なものは「くっ…殺せ!」などが併用される場合もある。
- 捕まっているが恐怖心を感じていないなど、あまり意味を理解していない場合もある。
(→無知シチュ) - 針金などで手錠のカギを開く、ガラス片などで縄を切って逃走するシチュエーションもあるある。
- 怪盗などは拘束とは無縁。
イラスト投稿サイトにおいては、タグとして大いに機能する。
拘束 - ニコニコ静画 (イラスト) (nicovideo.jp)
TRPGにおいて
TRPGなどにおいては2の意味で使われることが多い。キーパーによってルールを設け、プレイヤーの動きに拘束力を持たせてプレイさせることの意味として使われる。特にパラノイアではいろんな言動によっては即死してしまうので、かなり拘束力が強いルールだといえる。