似とは、似ていることを表す接尾辞である。例:ピッチ変更で●●似シリーズ。
漢字として
- 意味
- 類似、象る、まねる、~のごとし、~よりあやかる、という意味がある。
- また(嗣と通じて)嗣ぐ、(示と通じて)示す、(以と通じて)用いる、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は佀で、〔説文・巻八〕には「象(に)るなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は以(㠯)。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音)、ジ(呉音)、訓読みは、にる、つぐ、おくる、より。名のりに、あえ・あゆ・あり・あれ・い・かた・ちか・つね・のり、などがある。
- 規格
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 似を声符とする漢字に、𠳎、娰、𠏳などがある。
- 語彙
- 似非・似類