術とは、特定のことを人が行うための、知識、手段、方式のことである。
その他の意味
中国語圏の人名である。
漢字として
- 意味
- わざ、すべ、スキル、方法、計略、学問、村の中の道、(述と通じて)述べる、という意味がある。〔説文解字・巻二〕に「邑中の道なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕には朮を声符とする形声とある。ほかに、行+朮の会意で朮は儀礼に用いる獣、獣を道で殺す儀礼とする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはシュツ(漢音)、ジュツ(呉音)、訓読みは、すべ、わざ、みち。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 術学・術業・術芸・術策・術士・術式・術数・術法