裏とは、以下のことを表す。
- 面状のものの表側に対して反対側のこと。裏側
- 筒状、球状のものの内側のこと
- 建物などで正面の反対側のこと。
- 正規ではないこと、普通でないこと、人目をはばかるもののこと。裏ルート、裏技
- 内面や隠されたもののこと
- 裏付け、ある論説の補強する証拠のこと
- 論理学で、命題 p → qに対して¬p → ¬qのこと
- 野球で、後攻チームの攻撃するターンのこと
- サッカーで、ディフェンスラインの背後のこと
- 麻雀で、裏ドラのこと
漢字として
裏
- Unicode
- U+88CF
- JIS X 0213
- 1-46-2
- 部首
- 衣部
- 画数
- 13画
裡
- Unicode
- U+88E1
- JIS X 0213
- 1-46-3
- 部首
- 衤部
- 画数
- 12画
- 意味
- うら、衣服の裏地、裏側、心うち、内側、(理と通じて)おさまる、という意味がある。また接尾辞的に、場所を表すのに使われる。〔説文解字・巻八〕に「衣の内なり」とある。
- 字形
- 形声。声符は里。
- 音訓
- 音読みは、リ(漢音、呉音)。訓読みは、うら、うち。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 裏衣・裏行