若者4人が立ち寄ったガソリンスタンドは『スポールディングのバケモノ博物館』という伝説の殺人鬼達を紹介する博物館も併設されていた…そりゃ、ホラーファンで無くても話のネタになるから見学するでしょうし、ホラーファンなら何の躊躇いもなくマーダーライドショーに突撃するでしょうw
このふとした興味から地獄への逃れられないからくりが動き出しましたとさ。
何度見直してもこの作品は作りこみと言うか世界観が物凄く愉しいのです。
特段殺人に関してはグロでもなく、目を背けたくなるようなエグいそのものずばりのカットはありません。
その後の映像で脳内補完して楽しんでおくれやす♪と言う映画ですね。
それでも愛すべき殺人一家のキャラが立っていて、無意識でもっとやれもっとやれと囃し立ててしまうのです。
地下道の異形の者たちは誰だったのかとか、パリの地下壕のカタコンベみたいな死人たちも、解き明かされる日は来るのでしょうか。
シリーズを鑑みると個人的には圧倒的に評価が高いけど独特の世界観が失われたパート2より、闇鍋ごった煮系B級ノリの本作のほうが最高に愉しいですね。
多分、凄く少数派の意見でしょうけどw
ちなみに物語の世界観をどこかポップに染め上げるベイビー、とにかくハイテンションで可愛かったんですが、やっぱりゾンビが見初めちゃいましたね♪