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種山ヶ原たねやまがはら
種山ヶ原といふのは北上山地のまん中の高原で、青黒いつるつるの蛇紋岩や、硬い橄欖岩からできてゐます。 高原のへりから、四方に出たいくつかの谷の底には、ほんの五六軒づつの部落があります。 春になると、北上の河谷のあちこちから、沢山の馬が連れて来 …
作品に特徴的な語句
どご 仕舞しむ あい うな 彼処あそご 提灯ちゃうちん わらす 御免ごめ 斑々ぶちぶち には にほひ 湿気しっき さを 仰向あふむ にはか おら わづ 剣舞けんばひ 太刀たあち せは 溺死いっぷかっぷ あを かご たか うさぎ かへ 可笑をか 岩片いはかけ とほ ぬぐ つか しば 朱桶しゅをけ 格好かくかう よだ 灌木くわんぼく とも さかづき 硬張こはば なは 脇差わきざ 草鞋わらぢ らふ 這入はひ あし しづく かす 頭巾づきん 一寸ちょっと 仮面めん 何処どこ まま 其処そこ わか 勿論もちろん 北上きたかみ ひる はら ただ つぶや 咽喉のど 四月よつき ほか 太刀たち きら うれ 小脇こわき かが わか かす おそ よろこ こしら さが すく 春日かすが 木炭すみ
題名が同じ作品
種山ヶ原 (新字新仮名)宮沢賢治 (著)