Location via proxy:
[ UP ]
[Report a bug]
[Manage cookies]
No cookies
No scripts
No ads
No referrer
Show this form
トップ
>
涎
ふりがな文庫
“涎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よだれ
95.6%
よだ
4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よだれ
(逆引き)
毛脛
(
けずね
)
が大の字を書いている。胸は、はだけているし、
涎
(
よだれ
)
は畳にベットリだ。鼻から
提灯
(
ちょうちん
)
を出していないのがまだしもの寝顔であった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まるで寺小屋の芝居に出て来る
涎
(
よだれ
)
くりのような、うすぎたない、見すぼらしい、人前に出るさえ
耻
(
はず
)
かしい姿になってしまって居る。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
涎(よだれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
よだ
(逆引き)
土間に、置きすててある
笈
(
おいずる
)
を、老人はひっくり返して、あわただしく
検
(
あらた
)
めた。赤い
涎
(
よだ
)
れ
掛
(
かけ
)
をした地蔵如来、幾つもの巾着、
守札
(
まもりふだ
)
、椿の花——
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(牛の肉の中で一番上等が
此
(
こ
)
の舌だといふのは
可笑
(
をか
)
しい。
涎
(
よだ
)
れで
粘々
(
ねばねば
)
してる。おまけに黒い
斑々
(
ぶちぶち
)
がある。歩け。こら。)
種山ヶ原
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
涎(よだ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“涎(
唾液
)”の解説
唾液(だえき、saliva)は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液である。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなる。ヒトでは、正常なら1日に1-1.5リットル程度(安静時唾液で700-800ミリリットル程度)分泌される。成分の99.5%が水分であり、無機質と有機質が残りの約半分ずつを占める。とくに病的に分泌量の多い場合、流涎症(りゅうぜんしょう)ということがある。
(出典:Wikipedia)
涎
漢検1級
部首:⽔
10画
“涎”の関連語
唾
“涎”を含む語句
垂涎
竜涎香
涎掛
涎懸
涎垂
涎衣
龍涎香
唾涎
鼻涎
飢涎
風涎
血涎
羨涎
竜涎
涎食
涎臭
涎繰
涎液
涎流
大涎
...
“涎”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
南方熊楠
谷崎潤一郎
林不忘
佐々木邦
山本周五郎
幸田露伴
山川方夫
夢野久作