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『不思議な国の話』
ふりがな文庫
『
不思議な国の話
(
ふしぎなくにのはなし
)
』
そのころ私は不思議なこころもちで、毎朝ぼんやりその山を眺めていたのです。それは私の市街から五里ばかり隔った医王山という山です。春は、いつの間にか紫ぐんだ優しい色でつつまれ、斑ら牛のように、残雪をところどころに染め、そしていつまでも静かに聳え …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「金の鳥」1922(大正11)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
萌
(
き
)
再
(
ま
)
香
(
におい
)
何
(
な
)
斑
(
まだ
)
出
(
いで
)
狩
(
がり
)
間
(
けん
)
相渝
(
あいかわ
)
日南
(
ひあたり
)
朱
(
あか
)
跼
(
しゃが
)
森
(
しん
)
倦
(
あ
)
眩惑
(
めまい
)
磧
(
かわら
)
窺
(
うかが
)
聳
(
そび
)
能
(
よ
)
知
(
し
)
表面
(
うわべ
)
詰
(
つま
)
眇目
(
すがめ
)
足掻
(
あが
)
谿合
(
たにあ
)
趁
(
お
)
潟
(
かた
)
跼
(
かが
)
蹠
(
あしのうら
)
躑躅
(
つつじ
)
辷
(
すべ
)
這
(
は
)
這入
(
はい
)
遣
(
や
)
靄
(
もや
)
頂
(
いただき
)
顫
(
ふる
)
麓
(
ふもと
)
憑
(
つ
)
一層
(
いっそう
)
佇
(
たたず
)
何処
(
どこ
)
何日
(
いつ
)
供米
(
くまい
)
円
(
まる
)
処
(
ところ
)
可哀
(
かわい
)
唯
(
ただ
)
室
(
へや
)
小波
(
さざなみ
)
岩照
(
いわてら
)
市街
(
まち
)
徹
(
とお
)
目高
(
めだか
)
戸室
(
とむろ
)
持前
(
もちまえ
)
春早
(
はるば
)
最
(
も
)
本統
(
ほんとう
)
杏
(
あんず
)
柴
(
しば
)
梢
(
こずえ
)
沁
(
し
)
一向
(
いっこう
)
疋
(
ぴき
)
瘠
(
や
)
益々
(
ますます
)