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乘組人
ふりがな文庫
“乘組人”の読み方と例文
新字:
乗組人
読み方
割合
のりくみにん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のりくみにん
(逆引き)
其處
(
そこ
)
は
乘組人
(
のりくみにん
)
の
御勝手
(
ごかつて
)
次第
(
しだい
)
、
他
(
た
)
の
區劃
(
くくわく
)
は
彈藥
(
だんやく
)
や
飮料
(
いんれう
)
や
鑵詰
(
くわんづめ
)
や
乾肉
(
ほしにく
)
や
其他
(
そのほか
)
旅行中
(
りよかうちう
)
の
必要品
(
ひつえうひん
)
を
貯
(
たくわ
)
へて
置
(
お
)
く
處
(
ところ
)
で、
固定旅櫃
(
こていトランク
)
の
形
(
かたち
)
をなして
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ふと
眼
(
まなこ
)
に
入
(
い
)
つたのは、
今
(
いま
)
、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
の
責任
(
せきにん
)
を
双肩
(
さうけん
)
に
擔
(
にな
)
へる
船長
(
せんちやう
)
が、
卑劣
(
ひれつ
)
にも
此時
(
このとき
)
、
舷燈
(
げんとう
)
の
光
(
ひかり
)
朦朧
(
もうろう
)
たるほとりより、
天
(
てん
)
に
叫
(
さけ
)
び、
地
(
ち
)
に
泣
(
な
)
ける、
幾百
(
いくひやく
)
の
乘組人
(
のりくみにん
)
をば
此處
(
ここ
)
に
見捨
(
みす
)
てゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
私
(
わたくし
)
は
今
(
いま
)
、
時
(
とき
)
ならぬ
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
を
此
(
この
)
印度洋上
(
インドやうじやう
)
に
認
(
みと
)
め、
特
(
こと
)
に
其
(
その
)
乘組人
(
のりくみにん
)
の
一人
(
ひとり
)
は
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
片腕
(
かたうで
)
と
言
(
い
)
はれた
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
であつたので
想
(
かんが
)
へると、
今
(
いま
)
や
孤島
(
こたう
)
の
櫻木君
(
さくらぎくん
)
の
身邊
(
しんぺん
)
には、
何
(
なに
)
か
非常
(
ひじやう
)
の
異變
(
ゐへん
)
が
起
(
おこ
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乘組人(のりくみにん)の例文をもっと
(1作品)
見る
乘
部首:⼃
10画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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