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「LINEMO」の版間の差分

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ahamoへの対抗としてデータ通信容量が増量されたことを追記。
 
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{{Otheruseslist|[[ソフトバンク]]が運営している携帯電話サービスのブランド|かつて存在した[[電気通信事業者]]|LINEモバイル|[[KDDI]]が[[au (携帯電話)|au]]ブランドで展開している音楽配信サービス「LISMO」|LISMO|TOKAIコミュニケーションズが運営する「LIBMO」|TOKAIコミュニケーションズ}}

{{Infobox_Brand
{{Infobox_Brand
| ブランド名= LINEMO
| ブランド名= LINEMO
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'''LINEMO'''(ラインモ)は、[[ソフトバンク]]が[[2021年]][[3月17日]]に導入した[[携帯電話]]のオンライン専用新料金ブランドである。
'''LINEMO'''(ラインモ)は、[[ソフトバンク]]が[[2021年]]3月17日に導入した[[携帯電話]]のオンライン専用新料金ブランドである。


2020年[[12月3日]]に[[NTTドコモ]]が発表した新料金プラン「[[ahamo]]」に対抗した[[ソフトバンク]]のオンライン申し込み形式の新ブランド。[[2020年]][[12月22日]]に「SoftBank on LINE(ソフトバンク・オン・ライン)」の仮称で発表され<ref name=":0">[https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201222_03/ 20GB+「LINEがギガノーカウント」を月額2,980円で提供]ソフトバンク株式会社 プレスリリース 2020年12月22日</ref>、2021年2月18日に、正式名称「LINEMO(ラインモ)」とプランの詳細が発表された<ref name="sb210218">{{cite press release|url=https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210218_04/|title=オンライン専用ブランド“LINEMO”、3月17日にサービス開始|publisher=ソフトバンク|date=2021-02-18|accessdate=2021-02-18}}</ref><ref name="itm210218">{{cite web|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/18/news077.html|title=ソフトバンクの廉価ブランド、名称は「LINEMO」 月額2480円で3月17日スタート 音声定額分離でauに追従|publisher=ITmedia Mobile|date=2021-02-18|accessdate=2021-02-18}}</ref>。当初の計画では標準としていた5分間の無料通話をオプション化することで月額料金を500円引き下げ、後発の[[KDDI]]の[[povo]]と同額とした。
[[2020年]]12月3日に[[NTTドコモ]]が発表した新料金プラン「[[ahamo]]」に対抗したソフトバンクのオンライン申し込み形式の新ブランド。2020年12月22日に「SoftBank on LINE(ソフトバンク・オン・ライン)」の仮称で発表され<ref name=":0">[https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201222_03/ 20GB+「LINEがギガノーカウント」を月額2,980円で提供]ソフトバンク株式会社 プレスリリース 2020年12月22日</ref>、2021年2月18日に、正式名称「LINEMO(ラインモ)」とプランの詳細が発表された<ref name="sb210218">{{Cite press release|和書|url=https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210218_04/|title=オンライン専用ブランド“LINEMO”、3月17日にサービス開始|publisher=ソフトバンク|date=2021-02-18|accessdate=2021-02-18}}</ref><ref name="itm210218">{{Cite web|和書|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/18/news077.html|title=ソフトバンクの廉価ブランド、名称は「LINEMO」 月額2480円で3月17日スタート 音声定額分離でauに追従|publisher=ITmedia Mobile|date=2021-02-18|accessdate=2021-02-18}}</ref>。当初の計画では標準としていた5分間の無料通話をオプション化することで月額料金を500円引き下げ、後発の[[KDDI]]の[[povo]]と同額とした。


ソフトバンクへ吸収合併により、2021年3月31日をもってすべての新規受付を終了する[[LINEモバイル]]のプランの後継となるプランで<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2101/29/news076.html LINEモバイルの新規受付が3月31日で終了] ITmedia 2021年1月29日</ref>、メッセンジャー[[アプリケーション|アプリ]]である[[LINE (アプリケーション)|LINE]]の通信時のデータをカウントフリーとしている点を特徴としてまた、物理カードを使わない[[SIMカード#規格|eSIM]]の契約に対応する。
ソフトバンクへ吸収合併されて2021年3月31日すべての新規受付を終了する[[LINEモバイル]]の後継となるプランで<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2101/29/news076.html LINEモバイルの新規受付が3月31日で終了] ITmedia 2021年1月29日</ref>、[[LINE (アプリケーション)|LINE]]の通信時のデータをカウントフリーとしているが使い放題ではない。物理カードを使わない[[SIMカード#規格|eSIM]]の契約に対応する。


==導入の経緯==
==導入の経緯==
ソフトバンクグループは、[[ウィルコム]]と[[イー・モバイル]]の買収後、[[2014年]][[7月]]に[[ワイモバイル]]株式会社を発足し、同年8月から[[サブブランド]]でのサービスを開始した。ワイモバイルはその後、[[2015年]][[4月]]ソフトバンクに吸収され、ソフトバンクはブランドだけを存続させた上で、[[Y!mobile]]を展開し、[[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]]と同様に、サブブランドでライトユーザー向けのサービスを展開してきた。
ソフトバンクグループは、[[ウィルコム]]と[[イー・モバイル]]の買収後、[[2014年]]7月に[[ワイモバイル]]株式会社を発足し8月から[[サブブランド]]でのサービスを開始した。ワイモバイルは[[2015年]]4月にソフトバンクに吸収され、ソフトバンクはブランドだけを存続させ[[Y!mobile]]を展開し、[[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]]と同様に、サブブランドでライトユーザー向けのサービスを展開した。


一方、日本で最も広く普及しているメッセンジャーアプリの[[LINE (アプリケーション)|LINE]]を運営する[[LINE (企業)|LINE]]は、[[2016年]][[2月]]格安スマホを販売する[[仮想移動体通信事業者]](MVNO)の[[LINEモバイル]]を設立。2010年代中盤に中国・台湾メーカーのSIMフリースマートフォンが日本で次々と発売されるようになるのに合わせ、MVNOへの新規参入企業が相次ぐ中、後発で事業に参入したものの契約数が低迷した。その後、独立での運営を断念し、[[2018年]]春にソフトバンクグループ入りした<ref>[https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/column/15/1018922/032600125/ 開始2年足らずでLINEモバイルがソフトバンク傘下に] - 日経トレンディネット(技術・データ)、2018年3月28日</ref>。
メッセンジャーアプリLINEを運営する[[LINE (企業)|LINE]]は、[[2016年]]2月に格安スマホを販売する[[仮想移動体通信事業者]] (MVNO) の[[LINEモバイル]]を設立して後発で参入した、低迷し[[2018年]]春にソフトバンクグループ傘下となる<ref>[https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/column/15/1018922/032600125/ 開始2年足らずでLINEモバイルがソフトバンク傘下に] - 日経トレンディネット(技術・データ)、2018年3月28日</ref>。


そのような状況下、[[2020年]][[9月]]大手携帯電話会社に携帯電話の月額料金値下げを強く要求する[[菅義偉内閣]]が発足し、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3キャリア要求にえる必要を迫られたしかし、メインブランドでの値下げによる料金収入低下を避けたいソフトバンクは2020年10月28日、菅内閣からの要求応えた形で、サブブランドである[[Y!mobile]]で、20[[ギガバイト|GB]]1回10分以内の通話無料で税抜月額4,480円というプランを発表した<ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1285642.html UQ、20GBで月額3980円の新料金プラン「スマホプランV」] ケータイ Watch 2020年10月28日</ref><ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1285645.html ワイモバイル、20GB/4480円で10分通話定額付きの「シンプル20」] ケータイ Watch 2020年10月28日</ref>。これに対し、菅内閣の[[総務大臣]]である[[武田良太]]は、メインブランドで値下げを行おうとしないソフトバンクの姿勢をKDDIと同様に批判した<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2011/20/news098.html 携帯料金、サブブランドのみの値下げは「羊頭狗肉」 武田総務大臣が批判] ITmedia、2020年11月20日</ref>。
[[2020年]]9月、携帯電話の月額料金値下げを強く要求する[[菅義偉内閣]]が発足し、ドコモ、KDDI、ソフトバンクは必要となる。ソフトバンクは2020年10月28日にサブブランドY!mobileで、20[[ギガバイト|GB]]1回10分以内の通話無料で税抜月額4,480円プランを発表した<ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1285642.html UQ、20GBで月額3980円の新料金プラン「スマホプランV」] ケータイ Watch 2020年10月28日</ref><ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1285645.html ワイモバイル、20GB/4480円で10分通話定額付きの「シンプル20」] ケータイ Watch 2020年10月28日</ref>。[[総務大臣]][[武田良太]]は、メインブランドで値下げしないソフトバンクの姿勢をKDDIと合わせて批判した<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2011/20/news098.html 携帯料金、サブブランドのみの値下げは「羊頭狗肉」 武田総務大臣が批判] ITmedia、2020年11月20日</ref>。


一方、これまでサブブランドを持ってなかったドコモは、前述の武田良太からの批判を避ける形で、2020年12月、[[サブブランド]]としてではなく、あくまでメインブランドとして位置づけで、「ahamo」という従来プランとは分離された新料金プランを発表した。ドコモ既存プランからahamoへ移行時の費用が無料であったことから、武田を始め、[[内閣総理大臣]]の[[義偉]]もドコモのahamoプラン導入を評価した<ref>{{Cite web|title=武田総務大臣、ドコモの「ahamo」は「競争を導く大きなきっかけになる」と評価|url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2012/04/news082.html|website=ITmedia Mobile|accessdate=2021-01-14|publisher=|date=2020-12-04}}</ref><ref>{{Cite web|title=菅首相、ahamoについて「ひとつの節目。本当の改革はこれから」|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1293263.html|website=ケータイ Watch|date=2020-12-04|accessdate=2021-01-14|publisher=}}</ref>。
従来サブブランドの設定がないドコモは、2020年12月メインブランドの新料金プランとして「ahamo」を発表した。ドコモ既存プランからahamoへ移行費用が無料で、武田らは評価した<ref>{{Cite web|和書|title=武田総務大臣、ドコモの「ahamo」は「競争を導く大きなきっかけになる」と評価|url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2012/04/news082.html|website=ITmedia Mobile|accessdate=2021-01-14|publisher=|date=2020-12-04}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=菅首相、ahamoについて「ひとつの節目。本当の改革はこれから」|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1293263.html|website=ケータイ Watch|date=2020-12-04|accessdate=2021-01-14|publisher=}}</ref>。


また、ahamoは、携帯電話業界でこれまで慣習化していた契約後の最初の数か月間、1年間などといった期間限定割引や各種セット割引適用時の料金表記を止め、どのユーザーでも料金を実現たことから料金面でのインパクトも大きく、メインブランドでの大幅値下げ打ち出せていなかったKDDIやソフトバンクにとっては大きな衝撃となった<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2012/05/news023.html 石野純也のMobile Eye:ドコモの激安「ahamo」で携帯業界に激震も、“料金プラン”扱いには疑問 (1/3)] ITmedia、2020年12月5日</ref>。
ahamoは期間限定や各種セットなど割引料金を止めて全ユーザー料金で提供し、大きな反響た<ref>[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2012/05/news023.html 石野純也のMobile Eye:ドコモの激安「ahamo」で携帯業界に激震も、“料金プラン”扱いには疑問 (1/3)] ITmedia、2020年12月5日</ref>。


こうしたこともあり、ソフトバンクとKDDI方針転換を迫られた。そこで、ソフトバンクは20201222日、既同社のグループ傘下に収めていたLINEモバイルを親会社であるLINEが[[Zホールディングス]]と経営統合するのに合わせて、2021年3月にソフトバンクが完全子会社た上で吸収合併するとともにそれまでLINEモバイル展開してきたLINEカウントフリープランを引きぐ形で、「LINEMO」(当は「SoftBank on LINE」の名称)を発表し、ahamoに対抗することになった<ref name=":0" /><ref>{{Cite web|title=ドコモに対抗…ソフトバンク新プラン発表|url=https://www.news24.jp/articles/2020/12/22/06790764.html|website=日テレNEWS24|accessdate=2021-01-14|last=|publisher=|author=日本テレビ|date=2020-12-22}}</ref>。なお、LINEMOの導入に伴い、従来のLINEモバイル新規受付2021年2月から3月にかけて順次停止する予定となっている<ref>{{Cite web|title=ソフトバンクが月2980円プラン、LINEで登録OK|url=https://www.asahi.com/articles/ASNDQ3VCGNDQULFA00H.html|website=朝日新聞|accessdate=2021-01-14|publisher=|date=2020-12-22}}</ref><ref>{{Cite web|title=LINEモバイル、新規申込停止日など発表、Webは3月31日まで|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1303212.html|website=ケータイ Watch|date=2021-01-28|accessdate=2021-01-30|publisher=}}</ref>。
ソフトバンクは2020年12月22日に、ソフトバンクが20213月に傘下LINEモバイルを完全子会社吸収合併従来LINEモバイル展開したLINEカウントフリープランをする「LINEMO」(当は「SoftBank on LINE」)を発表した<ref name=":0" /><ref>{{Cite web|和書|title=ドコモに対抗…ソフトバンク新プラン発表|url=https://news.ntv.co.jp/category/economy/790764|website=日テレNEWS24|accessdate=2021-01-14|last=|publisher=|author=日本テレビ|date=2020-12-22}}</ref>。従来のLINEモバイルは、新規受付2021年2月から3月に順次停止する<ref>{{Cite web|和書|title=ソフトバンクが月2980円プラン、LINEで登録OK|url=https://www.asahi.com/articles/ASNDQ3VCGNDQULFA00H.html|website=朝日新聞|accessdate=2021-01-14|publisher=|date=2020-12-22}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=LINEモバイル、新規申込停止日など発表、Webは3月31日まで|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1303212.html|website=ケータイ Watch|date=2021-01-28|accessdate=2021-01-30|publisher=}}</ref>。


KDDIは新プラン「[[povo]]」で、通話定額なし月額2,480円、通話定額はオプション扱いを開始した。
発表時はahamoと同じく5分間の通話定額を含んだ月額2,980円という料金設定だったが、その後KDDIが新プラン「[[povo]]」で通話定額なし月額2,480円(通話定額はオプション扱い)を打ち出したことに加え、発表後のSNSでの反応として「LINEカウントフリーであるならLINEで通話すれば通常の通話定額は不要」という意もあったことから、2021年2月18日のブランド名発表とともに「povo」と同様に通話定額なし月額2,480円通話定額はオプション扱いに変更している<ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1307198.html 月額20GB/2480円の「LINEMO」発表、ソフトバンクとLINEのキーパーソンが語る新プランの特徴とは],ケータイ Watch,2021年2月18日</ref>。


LINEMOはahamoと同様に5分間の通話定額込で月額2,980円と発表したが、「LINEカウントフリーであるならLINEで通話すれば通常の通話定額は不要」の評価も見ら、2021年2月18日のブランド名発表に「povo」と同様に通話定額なし月額2,480円通話定額はオプション扱いに変更し<ref>[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1307198.html 月額20GB/2480円の「LINEMO」発表、ソフトバンクとLINEのキーパーソンが語る新プランの特徴とは],ケータイ Watch,2021年2月18日</ref>。
2021年7月15日に3GBで月額990円(税込)というミニプランの提供を始めたことを発表した。オンライン手続き専用の値下げプランの中最安値となる<ref>{{Cite web|title=月3GBで990円、ソフトバンクがLINEMOで新プラン|url=https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210715-OYT1T50113/|website=読売新聞|date=2021-07-15|accessdate=2021-07-15}}</ref><ref name=":2">{{Cite web|title=ソフトバンクのLINEMO 月額990円の「ミニプラン」を発表|url=https://mainichi.jp/articles/20210715/k00/00m/300/073000c|website=毎日新聞|accessdate=2021-07-15|date=2021-07-15}}</ref>。


2021年7月15日に3GBで月額990円(税込)ミニプランを発表しオンライン手続き専用の値下げプランで最安値となる<ref>{{Cite web|和書|title=月3GBで990円、ソフトバンクがLINEMOで新プラン|url=https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210715-OYT1T50113/|website=読売新聞|date=2021-07-15|accessdate=2021-07-15}}</ref><ref name=":2">{{Cite web|和書|title=ソフトバンクのLINEMO 月額990円の「ミニプラン」を発表|url=https://mainichi.jp/articles/20210715/k00/00m/300/073000c|website=毎日新聞|accessdate=2021-07-15|date=2021-07-15}}</ref>。
なお、ソフトバンクが運営する固定電話サービス、LINEMOは同一法人が運営するにもかかわらず、他社携帯電話の扱いとなる。

2024年7月30日に3GBまで月額990円(税込)、3GB-10GBまで月額2,090円(税込)の2段階制のLINEMOベストプラン、20GBまで月額2,970円(税込)、20GB-30GBまで月額3,960円(税込)の2段階制のLINEMOベストプランVを開始した。旧来のスマホプラン、ミニプランは新規受け付けを停止した<ref>{{Cite web|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1612330.html|title=LINEMOの新料金プラン「LINEMOベストプラン/ベストプランV」本日30日スタート - |website=ケータイ Watch|publisher=インプレス|date=2024-07-30|accessdate=2024-07-31}}</ref>。

2024年10月25日、同業他社が展開している低価格プランに対抗するため、同月から実施していた30GBまで月額2,970円(税込)のキャンペーンを今後は通常のプランにすることを発表した<ref>{{Cite web |title=ソフトバンクも実質値下げ 低価格プラン刷新、楽天対抗 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC254070V21C24A0000000/ |website=日本経済新聞 |date=2024-10-25 |access-date=2024-10-25}}</ref>。

ソフトバンクが運営する固定電話サービスは他社携帯電話の扱いとなる。

2020年の[[菅義偉内閣|菅政権]]発足時に日本は「世界で2番目に高い通信料金」とされたが、2022年1月に日本・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・韓国の6か国中最安値と報じられる<ref>{{Cite web|和書|author=石川温 |url=https://www.businessinsider.jp/post-250303 |title=「携帯料金値下げ」は終焉へ、日本は世界最安の料金水準に…一方で5G整備に危機感 |website=Business Insider Japan |publisher=メディアジーン |date=2022-02-08 |accessdate=2022-02-10}}</ref>。


== 特徴 ==
== 特徴 ==


===料金===
===料金プラン===
*ベストプラン
*スマホプラン:月額2,480円([[消費税]][[基礎的電気通信役務|ユニバーサルサービス]]料金・[[電話リレーサービス]]料金別)。
**3GB:月額900円(税込990円)、3GB - 10GB:月額1,900円(税込2,090円)([[基礎的電気通信役務|ユニバーサルサービス]]料金・[[電話リレーサービス]]料金別)<ref name="ktaiwatch20240725">{{Cite web|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1611080.html|title=ソフトバンク、新料金プラン「LINEMOベストプラン/ベストプランV」7月30日スタート|website=ケータイ Watch|publisher=|date=2024-07-25|accessdate=2024-07-25}}</ref>。
**国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。また、後述の通り[[LINE (アプリケーション)|LINE]]利用時はノーカウント対象となるため、LINEを使った通話は無料になる。
**データ通信量の上限は20GB。上限を超過すると、通信速度が最大1Mbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
**データ通信量の上限は10GB。上限を超過すると、15GBまでは通信速度が最大300[[ビット毎秒|kbps]]、15GBを超えると最大128kbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
**国内通話は30秒ごとに20円(税込22円)。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINEを使った通話はデータ通信量にノーカウントとなる。
*ミニプラン:月額900円([[消費税]][[基礎的電気通信役務|ユニバーサルサービス]]料金・[[電話リレーサービス]]料金別)<ref name=":2" />
*ベストプランV
**国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。また、後述の通り[[LINE (アプリケーション)|LINE]]利用時はノーカウント対象となるため、LINEを使った通話は無料になる。
**30GB:月額2,700円。(税込2,970円)(ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)<ref name="ktaiwatch20240725"/>。
**以前は20GBまでが月額2,700円(税込2,970円)、30GBは月額3,600円(税込3,960円)であったが、ahamoのデータ容量が2024年10月から30GBに改定されたことを受け、プランを改定するまでの対抗措置としてデータ容量が30GBに増量された。
**データ通信量の上限は30GB。上限を超過すると、45GBまでは通信速度が最大1Mbps、45GBを超えると最大128kbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
**国内通話は30秒ごとに20円(税込22円)。1回5分以内の無料通話が付帯する。オプションとして月額1,000円でほぼ全ての通話が無料となる。LINEを使った通話はデータ通信量にノーカウントとなる。

===過去の料金プラン===
以下の料金プランは、2024年7月29日(21時59分)に新規受け付けを終了した<ref name="ktaiwatch20240725"/>。
*スマホプラン:月額2,480円(消費税・ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)<ref name=":2" />
**国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINE利用時はカウント対象外でLINEを使った通話は無料になる。
**データ通信量の上限は20GB。上限を超過すると通信速度が最大1Mbpsに制限される。LINE利用時のデータ通信量はノーカウント、ノーカウント対象外となるサービスあり。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
*ミニプラン:月額900円(消費税・ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)。
**国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINE利用時はノーカウント対象LINEを使った通話は無料になる。
**データ通信量の上限は3GB。上限を超過すると、通信速度が最大300[[ビット毎秒|kbps]]に制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
**データ通信量の上限は3GB。上限を超過すると、通信速度が最大300[[ビット毎秒|kbps]]に制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。


=== サービス可否 ===
===オプション===
*通話定額:1,500円(ベストプランVは1,000円)
*通話準定額:500円(ベストプランVを除く、1回5分までの通話が対象)
*[[留守番電話|留守電]]パック:200円
*セキュリティパック(L):600円
*持込端末保証:650円(Android・iPadのみ)


=== サービス可否 ===
*無料の国際ローミングオプションあり(ただし、契約日から4ヶ月目の月末までは加入できない
*無料の国際ローミングオプションあり、契約日から4ヶ月目の月末までは加入できない。
*[[テザリング]]オプションは無料で使用可。
*[[テザリング]]オプションは無料で使用可。
*LINEの[[クリエイターズスタンプ]](月額240円)が使い放題で利用可能(2021年夏頃を予定)<ref name=":1">{{Cite web|title=ソフトバンク「LINEMO 月2480円」ahamoはどうする?|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/faebfa527e01c6b4b889ac9acd1a375abce90b9f|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2021-02-23|author=毎日新聞|date=2021-02-23}}</ref>。
*スマホプランのみ、LINEの[[クリエイターズスタンプ]](月額240円)が使い放題で利用可能<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=ソフトバンク「LINEMO 月2480円」ahamoはどうする?|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/faebfa527e01c6b4b889ac9acd1a375abce90b9f|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2021-02-23|author=毎日新聞|date=2021-02-23}}</ref>。
*[[キャリアメール]]は利用不可。
*[[キャリアメール]]は利用不可。
**なお、ソフトバンク並びにワイモバイル既存契約者に関してはオプション契約扱いでLINEMO変更後もソフトバンク・ワイモバイルのメールアドレスが利用できる「メールアドレス持ち運び」を2021年12月20日から開始することを同日発表した<ref>{{Cite web|title=ソフトバンク、「メールアドレス持ち運び」サービスを開始--20日から提供|url=https://japan.cnet.com/article/35181112/|website=CNET Japan|date=2021-12-20|accessdate=2021-12-21}}</ref>。
**ソフトバンクワイモバイル既存契約者はオプション契約扱いでLINEMO変更後もソフトバンク・ワイモバイルのメールアドレスが利用できる「メールアドレス持ち運び」を2021年12月20日から開始することを発表した<ref>{{Cite web|和書|title=ソフトバンク、「メールアドレス持ち運び」サービスを開始--20日から提供|url=https://japan.cnet.com/article/35181112/|website=CNET Japan|date=2021-12-20|accessdate=2021-12-21}}</ref>。
*LINEMOにはLYPプレミアム(旧 Yahoo!プレミアム)加入特典は付帯しない。
*「[[Yahoo! JAPAN#Yahoo!プレミアム|Yahoo!プレミアム]]」の利用料(月額462円)無料や[[QR・バーコード決済]]サービスの「[[PayPay]]」還元率増額など、ソフトバンクやワイモバイル利用者向けの特典・優遇サービスが対象外になる場合もある<ref name=":1" />。
*2021年7月6日から[[口座自動振替|口座振替]]にも対応するようになった但し、サービス申込時のみ受け付けとなるため既に本プランを利用しているユーザーの支払い方法変更は不可である。また、[[ゆうちょ銀行]]については後日対応となる<ref>{{Cite web|title=LINEMOが「口座振替」での支払いに対応 サービス申し込み時のみ受け付け|url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2107/06/news100.html|website=ITmedia Mobile|accessdate=2021-07-06|date=2021-07-06}}</ref>。
*2021年7月6日から[[口座自動振替|口座振替]]にも対応する。サービス申込時のみ受け付け、本プランを利用しているユーザーの支払い方法変更は不可である。[[ゆうちょ銀行]]は後日対応る<ref>{{Cite web|和書|title=LINEMOが「口座振替」での支払いに対応 サービス申し込み時のみ受け付け|url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2107/06/news100.html|website=ITmedia Mobile|accessdate=2021-07-06|date=2021-07-06}}</ref>。
*当初はソフトバンクなど大手携帯電話会社3社が共同提供している[[インスタントメッセンジャー|メッセージ]]アプリケーションの「[[+メッセージ]]」に対応していなかったが、2022年春頃を目処に同アプリに対応することを2021年9月2日に発表した<ref>{{Cite web|title=「+メッセージ」が携帯3社の全ブランドとMVNOに拡大。UQ・ワイモバも|url=https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1348136.html|website=Impress Watch|date=2021-09-02|accessdate=2021-09-02}}</ref>。
*当初はソフトバンクなど大手携帯電話会社3社が共同提供している[[インスタントメッセンジャー|メッセージ]]アプリケーションの「[[+メッセージ]]」に対応していなかったが、2022年春頃を目処に同アプリに対応することを2021年9月2日に発表し、[[2022年]]6月28日に対応した<ref>{{Cite web|和書|title=+メッセージ、ワイモバイル・LINEMOで利用可能に。携帯3社全ブランドが対応 |url=https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1420566.html |website=Impress Watch |date=2022-06-28 |access-date=2022-06-29 |language=ja |last=株式会社インプレス}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「+メッセージ」が携帯3社の全ブランドとMVNOに拡大。UQ・ワイモバも|url=https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1348136.html|website=Impress Watch|date=2021-09-02|accessdate=2021-09-02}}</ref>。


===サービスエリア===
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== CM ==
== CM ==
LINEモバイルに引き続き[[本田翼]]が出演してい。CMではLINEモバイル同様「[[いい湯だな]]」の替え歌を歌っているが歌詞が違う。第2弾のCMからはオリジナルキャラクターの「モモンキー」も登場している<ref>{{cite web|url=https://www.cinra.net/news/20210303-linemo|title=本田翼がダンス&モモンキーと共演 「LINEMO」新CM2本順次公開|publisher=CINRA.NET|date=2021-03-03|accessdate=2021-03-08}}</ref>。
LINEモバイルに引き続き[[本田翼]]が出演してい。CMではLINEモバイル同様「[[いい湯だな]]」の替え歌を歌っているが歌詞が違う。第2弾のCMからはオリジナルキャラクターの「モモンキー」も登場している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinra.net/news/20210303-linemo|title=本田翼がダンス&モモンキーと共演 「LINEMO」新CM2本順次公開|publisher=CINRA.NET|date=2021-03-03|accessdate=2021-03-08}}</ref>。2024年7月からは[[川口春奈]]が出演するCMの公開が開始された


== 脚注 ==
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[[Category:携帯電話の料金システム]]
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2024年11月10日 (日) 16:14時点における最新版

LINEMO
ロゴ
種類 携帯電話サービス
所持会社 ソフトバンク
使用開始国 日本の旗 日本
主要使用国 日本の旗 日本
使用開始 2021年
ウェブサイト LINEMO
テンプレートを表示

LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンク2021年3月17日に導入した携帯電話のオンライン専用新料金ブランドである。

2020年12月3日にNTTドコモが発表した新料金プラン「ahamo」に対抗したソフトバンクのオンライン申し込み形式の新ブランド。2020年12月22日に「SoftBank on LINE(ソフトバンク・オン・ライン)」の仮称で発表され[1]、2021年2月18日に、正式名称「LINEMO(ラインモ)」とプランの詳細が発表された[2][3]。当初の計画では標準としていた5分間の無料通話をオプション化することで月額料金を500円引き下げ、後発のKDDIpovoと同額とした。

ソフトバンクへ吸収合併されて2021年3月31日にすべての新規受付を終了する、LINEモバイルの後継となるプランで[4]LINEの通信時のデータをカウントフリーとしているが使い放題ではない。物理カードを使わないeSIMの契約に対応する。

導入の経緯

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ソフトバンクグループは、ウィルコムイー・モバイルの買収後、2014年7月にワイモバイル株式会社を発足して8月からサブブランドでのサービスを開始した。ワイモバイルは2015年4月にソフトバンクに吸収され、ソフトバンクはブランドだけを存続させてY!mobileを展開し、KDDI沖縄セルラー電話と同様に、サブブランドでライトユーザー向けのサービスを展開した。

メッセンジャーアプリLINEを運営するLINEは、2016年2月に格安スマホを販売する仮想移動体通信事業者 (MVNO) のLINEモバイルを設立して後発で参入したが、低迷して2018年春にソフトバンクグループ傘下となる[5]

2020年9月に、携帯電話の月額料金値下げを強く要求する菅義偉内閣が発足し、ドコモ、KDDI、ソフトバンクは対応が必要となる。ソフトバンクは2020年10月28日にサブブランドのY!mobileで、20GBと1回10分以内の通話無料で税抜月額4,480円のプランを発表した[6][7]総務大臣武田良太は、メインブランドで値下げしないソフトバンクの姿勢をKDDIと合わせて批判した[8]

従来サブブランドの設定がないドコモは、2020年12月にメインブランドの新料金プランとして「ahamo」を発表した。ドコモ既存プランからahamoへ移行費用が無料で、武田や菅らは評価した[9][10]

ahamoは期間限定や各種セットなど割引料金を止めて全ユーザーに同一料金で提供し、大きな反響を得た[11]

ソフトバンクは2020年12月22日に、ソフトバンクが2021年3月に傘下のLINEモバイルを完全子会社として吸収合併し、従来LINEモバイルが展開したLINEカウントフリープランを後継する「LINEMO」(当初は「SoftBank on LINE」)を発表した[1][12]。従来のLINEモバイルは、新規受付を2021年2月から3月に順次停止する[13][14]

KDDIは新プラン「povo」で、通話定額なし月額2,480円、通話定額はオプション扱いを開始した。

LINEMOはahamoと同様に5分間の通話定額込で月額2,980円と発表したが、「LINEカウントフリーであるならLINEで通話すれば通常の通話定額は不要」の評価も見られ、2021年2月18日のブランド名発表時に「povo」と同様に通話定額なし月額2,480円で通話定額はオプション扱いに変更した[15]

2021年7月15日に3GBで月額990円(税込)のミニプランを発表し、オンライン手続き専用の値下げプランで最安値となる[16][17]

2024年7月30日に3GBまで月額990円(税込)、3GB-10GBまで月額2,090円(税込)の2段階制のLINEMOベストプラン、20GBまで月額2,970円(税込)、20GB-30GBまで月額3,960円(税込)の2段階制のLINEMOベストプランVを開始した。旧来のスマホプラン、ミニプランは新規受け付けを停止した[18]

2024年10月25日、同業他社が展開している低価格プランに対抗するため、同月から実施していた30GBまで月額2,970円(税込)のキャンペーンを今後は通常のプランにすることを発表した[19]

ソフトバンクが運営する固定電話サービスは他社携帯電話の扱いとなる。

2020年の菅政権発足時に日本は「世界で2番目に高い通信料金」とされたが、2022年1月に日本・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・韓国の6か国中最安値と報じられる[20]

特徴

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料金プラン

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  • ベストプラン
    • 3GB:月額900円(税込990円)、3GB - 10GB:月額1,900円(税込2,090円)(ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)[21]
    • データ通信量の上限は10GB。上限を超過すると、15GBまでは通信速度が最大300kbps、15GBを超えると最大128kbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
    • 国内通話は30秒ごとに20円(税込22円)。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINEを使った通話はデータ通信量にノーカウントとなる。
  • ベストプランV
    • 30GB:月額2,700円。(税込2,970円)(ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)[21]
    • 以前は20GBまでが月額2,700円(税込2,970円)、30GBは月額3,600円(税込3,960円)であったが、ahamoのデータ容量が2024年10月から30GBに改定されたことを受け、プランを改定するまでの対抗措置としてデータ容量が30GBに増量された。
    • データ通信量の上限は30GB。上限を超過すると、45GBまでは通信速度が最大1Mbps、45GBを超えると最大128kbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
    • 国内通話は30秒ごとに20円(税込22円)。1回5分以内の無料通話が付帯する。オプションとして月額1,000円でほぼ全ての通話が無料となる。LINEを使った通話はデータ通信量にノーカウントとなる。

過去の料金プラン

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以下の料金プランは、2024年7月29日(21時59分)に新規受け付けを終了した[21]

  • スマホプラン:月額2,480円(消費税・ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)[17]
    • 国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINE利用時はカウント対象外でLINEを使った通話は無料になる。
    • データ通信量の上限は20GB。上限を超過すると通信速度が最大1Mbpsに制限される。LINE利用時のデータ通信量はノーカウント、ノーカウント対象外となるサービスあり。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。
  • ミニプラン:月額900円(消費税・ユニバーサルサービス料金・電話リレーサービス料金別)。
    • 国内通話は30秒ごとに20円。オプションとして月額500円で1回5分以内の通話無料。月額1,500円でほぼ全ての通話が無料となる。LINE利用時はノーカウント対象でLINEを使った通話は無料になる。
    • データ通信量の上限は3GB。上限を超過すると、通信速度が最大300kbpsに制限される。ただし、LINE利用時のデータ通信量はノーカウント(ノーカウント対象外となるサービスあり)。500円で1GBのデータ容量の追加が可能。

オプション

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  • 通話定額:1,500円(ベストプランVは1,000円)
  • 通話準定額:500円(ベストプランVを除く、1回5分までの通話が対象)
  • 留守電パック:200円
  • セキュリティパック(L):600円
  • 持込端末保証:650円(Android・iPadのみ)

サービス可否

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  • 無料の国際ローミングオプションあり、契約日から4ヶ月目の月末までは加入できない。
  • テザリングオプションは無料で使用可。
  • スマホプランのみ、LINEのクリエイターズスタンプ(月額240円)が使い放題で利用可能[22]
  • キャリアメールは利用不可。
    • ソフトバンクとワイモバイル既存契約者は、オプション契約扱いでLINEMO変更後もソフトバンク・ワイモバイルのメールアドレスが利用できる「メールアドレス持ち運び」を2021年12月20日から開始することを発表した[23]
  • LINEMOにはLYPプレミアム(旧 Yahoo!プレミアム)加入特典は付帯しない。
  • 2021年7月6日から口座振替にも対応する。サービス申込時のみ受け付け、本プランを利用しているユーザーの支払い方法変更は不可である。ゆうちょ銀行は後日対応する[24]
  • 当初はソフトバンクなど大手携帯電話会社3社が共同提供しているメッセージアプリケーションの「+メッセージ」に対応していなかったが、2022年春頃を目処に同アプリに対応することを2021年9月2日に発表し、2022年6月28日に対応した[25][26]

サービスエリア

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(2024年まで3Gも)

申し込み方法

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  • 2021年2月17日、専用のWebサイト及びLINE上で先行エントリーを開始。店頭では受付不可。
  • Softbank・Y!mobileから乗り換える場合、MNP予約番号の発行は不要(ネットワーク暗証番号が必要になる)。
  • eSIM利用時に限り、eKYCによる即日開通サービスを予定[2]

CM

[編集]

LINEモバイルに引き続き本田翼が出演していた。CMではLINEモバイル同様「いい湯だな」の替え歌を歌っているが歌詞が違う。第2弾のCMからはオリジナルキャラクターの「モモンキー」も登場している[27]。2024年7月からは川口春奈が出演するCMの公開が開始された。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 20GB+「LINEがギガノーカウント」を月額2,980円で提供ソフトバンク株式会社 プレスリリース 2020年12月22日
  2. ^ a b オンライン専用ブランド“LINEMO”、3月17日にサービス開始』(プレスリリース)ソフトバンク、2021年2月18日https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210218_04/2021年2月18日閲覧 
  3. ^ ソフトバンクの廉価ブランド、名称は「LINEMO」 月額2480円で3月17日スタート 音声定額分離でauに追従”. ITmedia Mobile (2021年2月18日). 2021年2月18日閲覧。
  4. ^ LINEモバイルの新規受付が3月31日で終了 ITmedia 2021年1月29日
  5. ^ 開始2年足らずでLINEモバイルがソフトバンク傘下に - 日経トレンディネット(技術・データ)、2018年3月28日
  6. ^ UQ、20GBで月額3980円の新料金プラン「スマホプランV」 ケータイ Watch 2020年10月28日
  7. ^ ワイモバイル、20GB/4480円で10分通話定額付きの「シンプル20」 ケータイ Watch 2020年10月28日
  8. ^ 携帯料金、サブブランドのみの値下げは「羊頭狗肉」 武田総務大臣が批判 ITmedia、2020年11月20日
  9. ^ 武田総務大臣、ドコモの「ahamo」は「競争を導く大きなきっかけになる」と評価”. ITmedia Mobile (2020年12月4日). 2021年1月14日閲覧。
  10. ^ 菅首相、ahamoについて「ひとつの節目。本当の改革はこれから」”. ケータイ Watch (2020年12月4日). 2021年1月14日閲覧。
  11. ^ 石野純也のMobile Eye:ドコモの激安「ahamo」で携帯業界に激震も、“料金プラン”扱いには疑問 (1/3) ITmedia、2020年12月5日
  12. ^ 日本テレビ (2020年12月22日). “ドコモに対抗…ソフトバンク新プラン発表”. 日テレNEWS24. 2021年1月14日閲覧。
  13. ^ ソフトバンクが月2980円プラン、LINEで登録OK”. 朝日新聞 (2020年12月22日). 2021年1月14日閲覧。
  14. ^ LINEモバイル、新規申込停止日など発表、Webは3月31日まで”. ケータイ Watch (2021年1月28日). 2021年1月30日閲覧。
  15. ^ 月額20GB/2480円の「LINEMO」発表、ソフトバンクとLINEのキーパーソンが語る新プランの特徴とは,ケータイ Watch,2021年2月18日
  16. ^ 月3GBで990円、ソフトバンクがLINEMOで新プラン”. 読売新聞 (2021年7月15日). 2021年7月15日閲覧。
  17. ^ a b ソフトバンクのLINEMO 月額990円の「ミニプラン」を発表”. 毎日新聞 (2021年7月15日). 2021年7月15日閲覧。
  18. ^ LINEMOの新料金プラン「LINEMOベストプラン/ベストプランV」本日30日スタート -”. ケータイ Watch. インプレス (2024年7月30日). 2024年7月31日閲覧。
  19. ^ ソフトバンクも実質値下げ 低価格プラン刷新、楽天対抗”. 日本経済新聞 (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。
  20. ^ 石川温 (2022年2月8日). “「携帯料金値下げ」は終焉へ、日本は世界最安の料金水準に…一方で5G整備に危機感”. Business Insider Japan. メディアジーン. 2022年2月10日閲覧。
  21. ^ a b c ソフトバンク、新料金プラン「LINEMOベストプラン/ベストプランV」7月30日スタート”. ケータイ Watch (2024年7月25日). 2024年7月25日閲覧。
  22. ^ 毎日新聞 (2021年2月23日). “ソフトバンク「LINEMO 月2480円」ahamoはどうする?”. Yahoo!ニュース. 2021年2月23日閲覧。
  23. ^ ソフトバンク、「メールアドレス持ち運び」サービスを開始--20日から提供”. CNET Japan (2021年12月20日). 2021年12月21日閲覧。
  24. ^ LINEMOが「口座振替」での支払いに対応 サービス申し込み時のみ受け付け”. ITmedia Mobile (2021年7月6日). 2021年7月6日閲覧。
  25. ^ 株式会社インプレス (2022年6月28日). “+メッセージ、ワイモバイル・LINEMOで利用可能に。携帯3社全ブランドが対応”. Impress Watch. 2022年6月29日閲覧。
  26. ^ 「+メッセージ」が携帯3社の全ブランドとMVNOに拡大。UQ・ワイモバも”. Impress Watch (2021年9月2日). 2021年9月2日閲覧。
  27. ^ 本田翼がダンス&モモンキーと共演 「LINEMO」新CM2本順次公開”. CINRA.NET (2021年3月3日). 2021年3月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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