コローニ・FC188
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コローニ・FC188B | |||||||||
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | コローニ | ||||||||
デザイナー | ロベルト・オーリ | ||||||||
先代 | コローニ・FC187 | ||||||||
後継 | コローニ・C3 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | アルミニウムおよびカーボンファイバー製モノコック | ||||||||
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン, ショックアブソーバー | ||||||||
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン, ショックアブソーバー | ||||||||
エンジン |
フォード コスワース 1988年: DFZ (Novamotor); 1989年: DFR (Mader); 3.5リッター, 575/585 ps, 90° V8, NA | ||||||||
トランスミッション | コローニ/ヒューランド 6速 | ||||||||
重量 | 520 kg (1,146 lb) | ||||||||
燃料 | アジップ | ||||||||
タイヤ | グッドイヤー, ピレリ | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | コローニ SpA | ||||||||
ドライバー |
ガブリエル・タルキーニ ロベルト・モレノ ピエール=アンリ・ラファネル | ||||||||
初戦 | 1988年ブラジルグランプリ | ||||||||
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コローニ・FC188(Coloni FC188)は、ロベルト・オーリが設計したフォーミュラ1カーで、1988年から1989年にかけてコローニチームによって使用された。
FC188
[編集]1987年からF1参戦を果たしたコローニが、前年型コローニ・FC187を改良したマシン。エンジンはコスワースDFZを搭載、タイヤはグッドイヤー。ドライバーはガブリエル・タルキーニがドライブし、1988年シーズンでの最上位はカナダGPでの8位。
第12戦イタリアGPから、大きく改良された仕様が投入された。サイドポンツーンがコクピット後方まで下げられた短い仕様となり、コクピット頭上のロールバーを覆っていたカウルが廃され、リアカウル後端も短縮されショートタイプになるなど空力面が見直されたほか、エキゾーストパイプもこれまでよりマシン底部、下方から排気する形状に変更された。トランスミッション用のオイルクーラーがリアウイング支柱の根元に追加されるなど、これまでのF3000マシンの延長上にあったようなマシンからフォーミュラ1マシンの基準を満たすレベルへとアップデイトが施された[1]。
FC188はシーズン通算では16戦中計7回予選落ち(その内6回は予備予選落ち)を喫した。
スペック
[編集]シャーシ
[編集]- シャーシ名 FC188
- 前トレッド 1,790 mm
- 後トレッド 1,650 mm
- タイヤ グッドイヤー
エンジン
[編集]- エンジン名 コスワースDFZ
- 気筒数・角度 V型8気筒・90度
- 排気量 3,494cc
- 最大馬力 585馬力
FC188B
[編集]新車コローニ・C3が完成するまでは前年型の改良型で出走し、エンジンもコスワースDFZの改良型であるコスワースDFRを搭載し、タイヤはピレリに変更された。第6戦以降からC3を使用した。89年シーズンはロベルト・モレノが3回、ピエール=アンリ・ラファネルが1回決勝進出するもすべてリタイヤに終わり、残りのレースは予選及び予備予選落ちと、散々な1年となってしまった。
スペック
[編集]シャーシ
[編集]- シャーシ名 FC188B
- タイヤ ピレリ
エンジン
[編集]- エンジン名 コスワースDFR
- 気筒数・角度 V型8気筒・90度
- 排気量 3,493cc
F1における全成績
[編集]年 | シャシー | エンジン | タイヤ | 車番 | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ポイント | 順位 |
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1988年 | FC188 FC188B |
フォード コスワース DFZ V8 3.5 |
G | BRA |
SMR |
MON |
MEX |
CAN |
DET |
FRA |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
POR |
ESP |
JPN |
AUS |
0 | - | ||
31 | ガブリエル・タルキーニ | Ret | Ret | Ret | 14 | 8 | DNPQ | DNPQ | DNPQ | DNPQ | 13 | NC | DNQ | 11 | DNPQ | DNPQ | DNQ | ||||||
1989年 | FC188C | フォード コスワース DFR V8 3.5 |
P | BRA |
SMR |
MON |
MEX |
USA |
CAN |
FRA |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
POR |
ESP |
JPN |
AUS |
0 | - | ||
31 | ロベルト・モレノ | DNQ | DNQ | Ret | DNQ | DNQ | |||||||||||||||||
32 | ピエール=アンリ・ラファネル | DNPQ | DNPQ | Ret | DNPQ | DNPQ |
脚注
[編集]- ^ NEW DETAIL by G.PIOLA COLONI FC188 グランプリ・エクスプレス '88イタリアGP号 27頁 1988年10月1日発行