にじさんじ所属のバーチャルライバー・月ノ美兎さんが8月31日(土)、笹木咲さん、椎名唯華さんとの新曲「てんやわんや、夏。」を発表した。
ジャンルはレゲエ。3人のXでは数日前から、31日に何らかの発表があることが予告されていた。
作詞作曲は、作曲家の常楽寺澪さんが担当。作曲にはにじさんじの弦月藤士郎さんも参加している。
「レゲエのすがた」とは一体なんなのか?
楽曲のリリースに先立ち、月ノ美兎さん、笹木咲さん、椎名唯華さんの公式Xには、実写かつかなりがっしりとした体格の3人の写真が投稿されていた。
そして8月31日には、月ノ美兎さんのXで今回の楽曲がレゲエであることや、MVのサムネイルなどが発表された。
MVの概要欄には、それぞれ3人の「レゲエのすがた」として俳優・宮川翼!!さん、木村都貴さん、奥田隆一さんの名前がクレジット。
そして、月ノ美兎さん、笹木咲さん、椎名唯華さんら本人はゲスト出演者として記載されている。
月ノ美兎、笹木咲、椎名唯華を結ぶボブ・マーリー
今回の楽曲につながる出来事として、月ノ美兎さんが2020年の自身の誕生日に行った凸待ち配信がある。
様々なライバーたちが現れ、お祝いのメッセージなどを伝えていく中、笹木咲、椎名唯華さんの2人も登場。
2人が月ノ美兎さんに贈ったのは、前日の深夜につくったというオリジナル曲「委員長おめでとうの歌」だった。
楽曲の中では、2人が何故かツボに入ってしまったという「レゲエの先駆者ボブ・マーリー」というフレーズが繰り返し登場。
月ノ美兎さんも今回の発表ポストにぶら下げる形で「関連楽曲」として「委員長おめでとうの歌」のリンクを貼っている。
なお、ボブ・マーリーは、レゲエの先駆者として知られる伝説的なアーティスト。
1981年に36歳という若さで亡くなるものの、現在までレゲエを象徴する人物として知られており、彼のアルバムの全世界での売り上げは7500万枚を超えるとされている。
月ノ美兎さん当人は新曲について、「昨年から今年にかけての年越し番組の楽屋でわたくし・笹木・椎名・弦月くんだけになった瞬間にポッと出た話が実現した感じ」「多分本当に形になるとは全員10%ぐらいしか思ってなかったです」とXに投稿している。
ソニー・ミュージックレーベルズからの脱退を明かしていた月ノ美兎
月ノ美兎さんは、2018年2月ににじさんじからデビューしたバーチャルライバー。
グループ発足時からのメンバーで、長年にわたってにじさんじを牽引してきた。現在のチャンネル登録者数は126万人。
2020年10月には、ソニー・ミュージックレーベルズ内のレーベル「SACRA MUSIC」からメジャーデビュー。長谷川白紙さんらを制作に迎えた1stアルバムをリリースし、ワンマンライブも開催した。
しかし、直近の1年ほどはSACRA MUSICからの楽曲リリースは行われず、ソロアーティストとしての活動は実質休止状態だった。
動きがあったのが2024年8月28日。YouTubeでのライブ配信で、ソニー・ミュージックレーベルズからの脱退を発表した。
脱退後はセルフプロディースでアーティスト活動を続けていくとしており、この時リリースを予告していたのが今回の新曲「てんやわんや、夏。」となる。
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