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だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!

後悔することがなくなる“ノース”の厚底トレラン!? 山も街も気にせず走ろう

本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、近年セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第66回は「ALTAMESA 500(アルタメサ 500)」をピックアップした。

ザ・ノース・フェイス「アルタメサ 500」(品番:NF02402)。公式サイト価格は22,000円(税込)

ザ・ノース・フェイス「アルタメサ 500」(品番:NF02402)。公式サイト価格は22,000円(税込)

このプロダクトは、野山のような非舗装路だけでなく、アスファルトやコンクリートといった舗装路も走りやすい、クッション性を重視したやわらかな履き心地の厚底トレイルランニングシューズ。これ1足であらゆるシチュエーションに対応してくれる。

やわらかさと反発性を備えながらも安定感のある履き味を実現

ザ・ノース・フェイス「アルタメサ 500」は、ミッドソールにクッション性と反発性にすぐれた「DREAM(ドリーム)」を採用。接地面積を広くしたワイドミッドソールジオメトリー構造で安定感を向上させ、プレートのないボトム構造が、ミッドソールのやわらかい履き心地をダイレクトに感じながら、安定感のある走りを可能にする。「SurfaceCTRL(サーフェスコントロール)アウトソールラバー」(10%天然ラバー配合)を巻き上げた前足部のラバーラップは、つま先のプロテクション性と耐久性を高め、石や木の根などが出ているトレイルでも安心だ。

アッパー素材には、62%のリサイクル材料を使用したエンジニアードメッシュを配し、通気性を高めながら、環境にも配慮。また、フィット感の高いガセットタン構造を採用することでシューズ内での足のズレを軽減している。

ミッドソールには、クッション性と反発性にすぐれた「ドリーム」を採用。沈み込みすぎることはなく、着地安定性にもすぐれている

ミッドソールには、クッション性と反発性にすぐれた「ドリーム」を採用。沈み込みすぎることはなく、着地安定性にもすぐれている

アッパーには、すぐれた通気性とフィット感を両立するエンジニアードメッシュを採用。つま先のラバーラップにより、石や木の根などが出ているトレイルでも心配ない

アッパーには、すぐれた通気性とフィット感を両立するエンジニアードメッシュを採用。つま先のラバーラップにより、石や木の根などが出ているトレイルでも心配ない

本作はトレイルランニングシューズとして開発されたモデルではあるが、トレイルはもちろんのこと、ロードでも適度なグリップ性を発揮するアウトソールを装備しているため、舗装路から非舗装路までさまざまなサーフェスに対応。クッション性重視のやわらかなシューズで走りたいランナーに最適な一足となっている。

「サーフェスコントロールアウトソールラバー」は、オンロードからオフロードまで、さまざまな路面で高いグリップ性能を発揮する

「サーフェスコントロールアウトソールラバー」は、オンロードからオフロードまで、さまざまな路面で高いグリップ性能を発揮する

実際に履いて、舗装路と未舗装路を両方走ってみた!

ザ・ノース・フェイスでオンロード向けランニングシューズといえば、「ベロシティ フォワード」があげられるが、今年の秋に知り合いのランナーから「トレイルランニングシューズなんですけど、ロードランニングで使っても問題ないどころか、かなり走りやすい靴があるんですよ!」という話を聞いた。それが「アルタメサ 500」だった。

トレイルランニングだけでなくロードランニングでも使えるというが……はたしてどうか!?

トレイルランニングだけでなくロードランニングでも使えるというが……はたしてどうか!?

まず足を入れてみると、かかと部分から中足部のフィット感が高いことがわかる。いっぽうで足長は一般的なサイズUS8のシューズよりも長く感じられたが、問題ないレベル。走り始めると、このブランドの共通した特徴であるすぐれた着地安定性を有していることが理解できた。ミッドソールに採用された「ドリーム」は、従来よりもクッション性と反発性にすぐれているにもかかわらず、沈み込みすぎることがなく、安定性を損なっていないのだ。

アスファルトやコンクリートといった舗装路で走っても突き上げ感はそれほどなく、雨上がりの状況で走ったが、マンホールの蓋のような箇所を避ければ、市街地のランニングにも対応してくれる。そして、本来の活躍の場であるオフロードでの機能性は言わずもがな。「サーフェスコントロールアウトソールラバー」は、土、落ち葉、木の根といったさまざまな路面で高いグリップ性を発揮してくれ、最初から最後まで快適な走り心地を提供してくれた。

【まとめ】オフロードだけでなく市街地もイケる、ありがたい一足

ザ・ノース・フェイス「アルタメサ 500」は、トレイルランニングシューズとして開発されたモデルだが、ブランド側も「ロードもトレイルも走りやすい、やわらかい履き心地でクッション性重視の厚底トレイルランニングシューズ」というコンセプトを発信しており、実際にそれを体感できた。

これまで、旅行先で知り合ったランナーに「ここから走ってそれほど遠くない場所にトレランできる場所があるんですよ!」と教えてもらったものの、オンロード向けシューズしか持っておらず、野山を走るのを諦めた経験が何度かあるが、「あのとき『アルタメサ 500』のようなシューズを持っていたら…」と、今になって思う。本作は、「オンロードもトレイルも同じように走りたい!」というランナーに最適な一足で、デザインやカラーリングがスタイリッシュな点もうれしい。

ランニング愛好家が旅先へ持っていくのにも適したモデルだろう

ランニング愛好家が旅先へ持っていくのにも適したモデルだろう

南井正弘
Writer
南井正弘
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年間勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆しており、ランニングギアマガジンやランニング全般のポータルサイト「Runners Pulse」の編集長も務めている。
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