2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
心の苦しみは快でも不快でもある 人生には、どうしても避けられない苦しい時期があります。思うようにいかない現実に直面したり、出口が見えない状況に身を置かれたりすることもあるでしょう。どう捉えるか。 自分一人で乗り越えることのできないこともあり…
人を大事にするということ 人を大事にするとは、相手を思いやり、その存在を尊重すること。 誰かの話を真剣に聞き、相手の気持ちを理解しようとする姿勢。それだけで、人と人の間に温かなつながりが生まれます。何気ない行動の中に「あなたを大切に思ってい…
幸せは足元にある 淡々と日々を過ごしていると、「幸せ」とはどこか遠いところにあるもののように感じることもあります。「もっと成功したら幸せになれる」「欲しいものが手に入ればきっと幸せになれる」 そんな風に、私たちは幸せを未来や外側に求めがちで…
カレーを食べたかった、そんな日 食事をしてお腹が満たされると、自然と心も穏やかになることがあります。この感覚には、大脳辺縁系と呼ばれる脳の部分が深く関係しています。大脳辺縁系は、私たちの本能的な感情や欲求をつかさどる重要な役割を果たしていま…
今 過去や他人を変えたいと思うことは、誰しも一度はあるかもしれません。過ぎた時間や他人の考えや行動をどうにかしたいと思う気持ちは、時に私たちを悩ませます。でも、過去と他人は変えられない、心理学者E・バーン博士の言葉です。 変えられないものに心…
自分の味方は自分 脳は自分自身にとって最も身近で頼れる存在です。私たちは日々、脳を使って考え、感じ行動しています。時には自分を責めたり、悲観的になったりすることもありますが、それでも脳は休むことなく、私たちがより良く生きるための手助けを続け…
他人の空似 街を歩いていて、見知らぬ人から話しかけられたり、誰かと間違えられることがあります。しかも地元で。 「あれ、今日休みなの?この前はありがとうね」と言われて戸惑う瞬間。覚えていないだけで何かでご一緒させて頂いた人かなと、とりあえず反…
助けてと言える勇気 「助けて」と言うのは、とても勇気のいることです。人に迷惑をかけてしまうのではないか、頼ることで弱いと思われるのではないか、そんな思いが頭をよぎることがあるでしょう。でも、本当に困ったときに「助けて」と言えることは、弱さで…
あの時代に教わったこと 道を歩いていて、誰かと肩が触れ合う瞬間。電車の中で、ふと目が合う人。袖振り合うも他生の縁、という言葉がありますが、日常の中で出会う人々は、偶然のようで実は何かしらの意味があるのかもしれません。 雑草はどんな環境でも根…
ダブルバインドかもだけれど 新しい年の始まりには、多くの人が希望を思い浮かべます。でもその一方で、不安や失敗、叶わなかったことに思いを巡らせる瞬間もあるのではないでしょうか。「希望は絶望の中に、絶望は希望の中に」という言葉には、そんな心の動…
希薄になるつながりの中でも交流の大切さを見直す 家族や地域とのつながりが薄れていると感じることはないでしょうか。総務省の「令和3年社会生活基本調査」によると、日本の家庭では家族全員が揃って過ごす時間が年々減少しているそうです。特に平日は仕事…