木材を切断するための電動工具、丸ノコ。DIYでお馴染みの手動のノコギリよりも、正確に速く木材を切断できます。マキタやハイコーキ(旧日立工機)、京セラ(旧リョービ)などのメーカー・ブランドから、充電式・コード式・卓上式のような異なるタイプの商品が販売されており、どの商品を購入すれば良いか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の丸ノコ18商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの丸ノコをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな丸ノコは「DIY初心者でも安全に使いやすく、ノンストレスで精巧な作品を作りやすい商品」。徹底検証してわかった丸ノコの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
安全性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「制御しやすく誤作動が起きにくいうえに安定して置ける商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
取り回しがよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体が軽いうえに取り回しやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
切断がスムーズな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電動工具で木材の切断をしたことがある10人のモニターがより切断がスムーズと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
付属品が充実している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「より精度を高く仕上げられるような付属品があるうえに、中級者になっても使いやすい付属品がついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
仕上がりの精度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「初心者でも高精度の作品が作りやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
以下の見出しを追加・刷新しました。
材料を電動で切断できる工具には、丸ノコのほかにディスクグラインダー・ジグソー・レシプロソー(電動ノコギリ)などがあります。このなかからどの工具を選べばよいか迷う人もいるのではないでしょうか。
丸ノコが得意な作業は大きな木材をきれいにまっすぐ切断すること。DIYでの使用がおすすめですよ。一方、ディスクグラインダーは金属の研磨・ジグソーは木材の細やかな切断・レシプロソーは解体や伐採などが得意です。それぞれの用途に合ったものを使用しないとケガをする恐れもあるので、注意して使い分けるようにしましょう。
なお、ひとくちに丸ノコといっても細かい分類があり、手持ち式・卓上式・卓上スライド式などタイプはさまざま。本コンテンツでは、手持ち式の丸ノコを紹介しています。
丸ノコは使用の際に特別な資格はいらないものの、丸のこ等取扱い作業従事者教育(参照:中小建設業特別教育協会)が実施されており、丸ノコを使用する業務がある人には受講が推奨されています。仕事で使う人はもちろん、丸ノコを頻繁に使用する予定がある人は受講を検討してもよいでしょう。
丸ノコを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
大きな刃が高速で回転する丸ノコは、正しい使用方法を守ることはもちろん、安全性に配慮された機能が備わっているものを選ぶことが重要です。特に、切断工具の扱いに慣れていない場合は、安全性につながる「セーフティボタン」と「ブレーキ機能」を搭載したものを選びましょう。
セーフティボタンとは、トリガーのロックを解除するためのボタンのこと。チップソーを回転させるには、セーフティボタンを押してからトリガーを引く必要があります。セーフティボタンがないものはハンドルを握ったときに誤ってトリガーを引くと回転してしまいますが、セーフティボタンがあればそのようなリスクは少ないといえるでしょう。
ブレーキ機能とは、トリガーを離すとチップソーの回転が瞬時に止まる機能のこと。ブレーキ機能がない場合、すぐに回転が止まってほしいような場面でも自然と回転が止まるのを待つしかありません。一方、ブレーキ機能があれば、トリガーを離せばすぐに回転が止まるため、安全性と作業効率が向上します。
作業者に向かって本体が跳ね返ってくる「キックバック」のリスクを減らすなら、「キックバック反動低減機能」つきのものがおすすめ。キックバック反動低減機能があれば、本体の跳ね返りを最低限に抑えられるほか、キックバックによる破片の飛散も軽減できますよ。
丸ノコのサイズは取りつけられるチップソーの外径で分類されます。チップソーの外径は147mm・165mm・190mmが主流。なかでも、実用性・取り回しの観点から、取りつけられるチップソーの外径が165mmのものがおすすめです。
チップソーのサイズにより、切断可能な材料の厚さの限界が異なります。基本的にチップソーが147mm以下のものは、小型・軽量で取り回しは良いものの2×4材(厚さ38mm)を45度にカットできず、110mm以下のものの多くは90度でも2×4材をカットできません。
切断のスムーズさの検証でも、チップソーのサイズが小さいほど切断のパワーやスピードも小さい印象でした。そのためチップソーの外径が147mm以下の丸ノコは、角材など厚い木材の切断には不向きです。
190mmのチップソーは2×4材を45度にカットできることだけでなく、厚さ68mmほどの大きな木材を90度にカットできることも魅力。しかし重量があり取り回しにくいうえ、チップソーが大きいため、回転にパワーが必要です。十分な切断のためにはコードで給電するか、電圧が18V以上で容量が大きく重量のあるバッテリーを選ばなければ、効率的に作業を続けられません。
商品によって異なるものの、165mmのものは2×4材を45度にカットできるものがほとんど。実用性があり、取り回しも良いバランスの取れたサイズだといえます。各商品のカットできる深さを知りたい人は、詳細項目の「90度・45度の切り込み深さ」の欄を確認してください。
また165mmなら、取りつけられるチップソーの種類が多いことも魅力のひとつ。スピードを求める場合や仕上がりのきれいさを求める場合はチップソーを交換しましょう。チップソーの選択肢を広げるという点でも、165mmのサイズの丸ノコがベターです。
自宅で使うなら、給電方式は取り回しの良いバッテリー式がおすすめです。丸ノコを使うような大規模なDIYなら、庭や広いガレージで作業することが多いでしょう。バッテリー式ならコンセントの位置を気にせず、気軽に屋外で作業できることが大きなメリットといえます。
加えて、庭や作業場内での移動を考えると、コード式より少ないストレスで作業できるのがバッテリー式の魅力。作業中にコードがコンセントから抜けたり、誤ってコードを切断したりするリスクを心配する必要がありません。
もしコード式を選ぶなら、5m前後のコード長のものを選びましょう。今回の検証の結果、コード長が1〜2mと短すぎると作業台の上で切断を行う場合にコードの長さが足りず、取り回しが大きく損なわれることがわかりました。
ちなみに、バッテリー式はバッテリーの充電残量が少なくなるとパワーが落ちます。とはいえ、充電をこまめに行えば急停止して事故につながるようなことは起こりにくいといえます。バッテリー式の場合は充電の残量に注意しましょう。
使用可能時間はAh数(電流)で大まかに傾向を確認でき、基本的にはAh数が大きいほど使用可能時間も長いといえます。その分重量も大きいため、扱いやすさとのバランスが良いものを選びましょう。
各メーカーでさまざまなAh数のバッテリーが販売されており、3.0Ahや6.0Ahが主流。
丸ノコは分厚い木材や硬い木材などを連続して切るとバッテリーの消費も激しいので、金額に余裕があって迷った場合はAh数が大きいものを選びましょう。
コード式の丸ノコで定格時間内の使用なら、パワーが弱くなることはありません。長時間大きい木材をカットすることが予想される場合は、コード式がおすすめです。
バッテリー式はコード式よりもパワーが劣るイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、近年はバッテリーの性能も上がってきています。切断のスムーズさの検証では、18Vのバッテリー式とコード式では切りやすさがほぼ同等でした。
基本的にはV数(電圧)が大きいほど、切断のスピードとパワーも大きくなります。10.8V・14.4V・18Vのものが主流で、最近はプロ用モデルとして36Vのものも多く販売されています。
14.4V以下のものだとパワーが小さく、切断に時間がかかる傾向がありました。大規模なDIYに使うような大きい木材の切断には不向きです。
18Vあれば、パワー不足で刃が止まることも起きにくく、キックバックの可能性はバッテリー式のなかでは低いといえます。また、単純にスピードが上がれば作業時間が短縮され、DIYのほかの工程に時間を回せることも利点。バッテリー式を購入するのであれば18Vの丸ノコを選びましょう。
コード式もバッテリー式も「定格時間」があるため、連続で使用できる時間は制限されます。モーターに負荷がかかりすぎてしまい故障の原因となるので、定格時間を超えて使用を続けないようにしてください。
基本的に具体的な定格時間は説明書等に明記されていますが、作業の負荷の大きさや外気温によって短くなることがあります。使用環境に合わせて適切な使用時間を守りましょう。
また、コード式の丸ノコで本体のコード長が短く延長コードを使用する場合には、安全性の観点から、本体のコードと同程度の被覆のもの(同じくらいの太さのもの)を選びましょう。
取り回しや材料に丸ノコを置いたときの安定感から、本体重量は2.5〜3.0kgがベストです。
ほかの手持ちの電動工具の場合、軽量であればあるほど取り回しやすく疲労感を感じにくい印象ですが、丸ノコの場合は、やや重量があった方が安定しやすく操作しやすい傾向がありました。今回の検証でも、重量が2.5〜3.0kgのものはほどよい重量感があり、材料にしっかりと密着させて切断できた印象です。
一方で2.5kg未満のものは、切断中に振動が大きくなると本体を材料に密着させづらく、操作しにくくなる印象。丸ノコを使った作業では作業スペース内での移動が少なく、材料を入れ替える際には一度丸ノコを置きます。さらに、丸ノコを手で持ち上げたままでは切断しないため、軽さはそれほど重要ではありません。
3.0kg以上の場合、材料の高さまで持ち上げる動作にやや疲労を感じました。切断するために丸ノコを動かすときもどっしりとした重量感があり、力に自信のない人は扱いづらいと感じる場合があるでしょう。
付属品や機能を使うことで、直線をきれいにカットできるという丸ノコの魅力を最大限発揮できます。切断面をきれいに仕上げたり、スムーズに切断したりしたい人は付属品の充実度もチェックしましょう。
木材の長さと断面の水平垂直を正確にそろえてカットしたいのであれば、平行定規つきのものを選びましょう。
平行定規を使えば、きれいな直線にカットできます。テーブルや棚といった家具を作るために同じ寸法の木材がたくさん必要なときや、ダイニングテーブルやベンチの側面をそろえたり、ウッドデッキの脚を水平垂直に切断したりするときに便利です。
さらに、細幅のカットや溝入れは数ミリの誤差で大きく仕上がりに影響が出ることも。そのような場合にも平行定規があると、まっすぐブレさせず丸ノコを操作できるので、作業が大幅にラクになります。
ほかにも、まっすぐ切ることが苦手な初心者でも、平行定規を使うことで精度がアップするというメリットが。罫書き(下書きの線)どおりにまっすぐカットすることには慣れが必要であるため、はじめて丸ノコを使う人は必ず付属しているものを選んでください。
平行定規のほかにも、丸ノコ定規というものもあります。多くの丸ノコでは別売りです。
丸ノコ定規は、平行定規が届かないような板の中の方を切るときや板を長く切るときなどに使用します。大規模で精密さが必要なDIYをするなら、丸ノコ定規を一緒に購入することを検討してみましょう。
現在丸ノコを持っていて平行定規のついたものがほしい人は、自作するのもひとつの手。100均やホームセンターに売っているもので簡易的な平行定規は作れるので、気になる人はぜひチャレンジしてみてくださいね。
丸ノコを材料に対して安定した角度で切り込ませるために大変重要な役割を持つベースプレート。主にアルミ製と鉄板製があります。アルミ製のものは、鉄板製と比べて外部からの衝撃に強く、落下しても変形しにくく歪みにくいことが特徴。鉄板製より滑りやすいので、切断が比較的スムーズで細かい作業を正確に行いやすいことが魅力です。
加えて、アルミベースのなかでもリブ構造などの補強設計を採用しており、より歪みに強いモデルも。さらに表面加工が施されていれば、材料と接する面が滑りやすくなり、罫書き線に合わせやすくなるなど精度を高める効果に期待できます。
鉄板ベースは基本的に薄いうえ補強設計がついていないものが多いので、落とすと曲がってしまいます。また鉄板プレートには表面加工もないものが多く、実際に切断してみると滑りづらく細かい作業を行いづらいと感じました。
安定感があり操作もしやすく耐久性があるため、補強設計と表面加工がついたアルミ製のベースプレートがおすすめです。
滑りやすく操作しやすいと謳われているフッ素の表面加工のベースプレートがここ数年で登場しました。
基本的には別売りなのでほしい丸ノコに適合するか調べる必要はありますが、ベースプレートだけ別途購入して、精度を上げるという方法もあります。
丸ノコを使う頻度が多いなら、六角レンチが付属しているものを選びましょう。
消耗したチップソーを使い続けたり、チップソーの取りつけがゆるいまま使用したりすると、精度や安全性に影響が出ます。消耗したチップソーの交換やチップソーの締めつけには六角レンチが必須であるため、付属していない場合は必ず別途購入してください。
六角レンチが付属しているもののなかでも、本体に六角レンチを格納できるモデルがおすすめ。本体に六角レンチが格納されていると、作業中に異状を察知したときでも、すぐに六角レンチを取り出して締め直すことが可能です。
例えばチップソーの交換の際に締めが甘かったら、正しい状態で回転せず切れ味が格段に悪くなります。六角レンチが本体に格納されているとすぐに締め直すことが可能。また、六角レンチは小さい工具のため大きい木材の多い中で作業しているとなくしがちですが、本体に格納できれば紛失したり捜索の手間が発生したりする心配がほとんどありません。
もし集塵機を持っているなら、集塵機に取りつけ可能な丸ノコがおすすめです。
丸ノコを使用する際、どうしても気になるのがおが屑の掃除です。おが屑はかなりの量が排出されるうえ、とても細かく、空気に舞い続けることもしばしば。
集塵機と接続するためのアタッチメントは別途必要ですが、集塵機に接続しながら切断できれば直接おが屑を吸えるので、掃除がかなりラクです。
また、集塵機を持っていないなら集塵袋をセットできる丸ノコがおすすめ。集塵袋を丸ノコのおが屑の排出口に直接取りつけ、おが屑を回収します。屋内での作業であれば、集塵袋の取りつけはマストです。
集塵機に比べて集塵袋はおが屑を捨てる頻度が多く、完全におが屑を集められるわけではないので性能としては劣ります。しかし集塵をまったくしない場合と比べると格段に掃除しやすいといえるでしょう。
集塵機や集塵袋に接続するためのダストノズルやアダプターの付属の状況は商品によって異なるので、詳細項目をチェックしてくださいね。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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安全性の高さ | 取り回しやすさ | 切断のスムーズさ | 付属品の充実度 | 仕上げの精度の高さ | 電源方式 | 電圧 | ノコ刃外径 | 回転数 | コード長 | ベースプレート補強設計 | ブレーキ機能 | キックバック反動低減機能 | モード切替機能 | 専用ケース付き | ベースプレートの表面加工 | 2×4材の45度切断 | 防塵機能 | フラットモーターカバー | 付属チップソーピッチ | 六角レンチ付き | 平行定規付き | セーフティボタン付き | 本体重量(検証値) | |||||||
1 | Robert Bosch Power Tools Bosch|GKS 18V-57-2H PROFESSIONAL|GKS18V-57-2H | ![]() | 8位 | 安全性もパワーも高水準!どんなシーンでもおすすめの1台 | バッテリー式 | 18V | 165mm | 5,000min-1 | 不明 | 24 | 3.2kg | |||||||||||||||||||
2 | DCMホールディングス DCMブランド|充電式丸のこ165mm18V|CS-180D | ![]() | 6位 | パワーも取り回しも良好。これから電動工具一式そろえる人に | バッテリー式 | 18V | 165mm | 不明 | 52 | 2.94kg | ||||||||||||||||||||
3 | 工機ホールディングス HiKOKI|36V コードレス丸のこ|C3606DB(NN) | ![]() | 多機能で作業効率が高い、大規模なDIYにおすすめの1台 | バッテリー式 | 36V | 165mm | 5,600min-1 | 不明 | 45 | 3.3kg | ||||||||||||||||||||
3 | 工機ホールディングス HiKOKI|コードレス丸のこ|FC1806DA(NN) | ![]() | 1位 | 力に自信がない人に。軽量かつスムーズに切断できた | バッテリー式 | 18V | 165mm | 3,800min-1 | 24ピッチ | 3.37kg | ||||||||||||||||||||
5 | マキタ 165mm充電式マルノコ|HS631DZSB | ![]() | 取り回しやすく付属品や機能も充実。マルチに活躍できる1台 | バッテリー式 | 18V | 165mm | 5,000min-1 | 不明 | 45 | 3.12kg | ||||||||||||||||||||
6 | パナソニック Panasonic|充電パワーカッター|EZ45A2XM-H | ![]() | 5位 | 厚い木材は切断できないが、集塵機能は魅力 | バッテリー式 | 14.4V・18V | 135mm | 4,500min-1 | 不明 | 30 | 2.74kg | |||||||||||||||||||
7 | マキタ 電気丸ノコ|M565 | ![]() | 4位 | プロ用モデル並みの切れ味。機能は少ないが高クオリティ | コード式 | 100V | 165mm | 5500min-1 | 約4.7m | 52 | 3.13kg | |||||||||||||||||||
7 | コメリ UBERMANN|18V充電式丸ノコ(165mm)|UB18VMCBLBFS | ![]() | ちょうどいい重量感。パワーの必要な切断も可能な1台 | バッテリー式 | 18V | 165mm | 5,000min-1 | 不明 | 52 | 2.7kg | ||||||||||||||||||||
9 | 工機ホールディングス HiKOKI|165mm丸のこ(ブレーキ付)|FC6MA3 | ![]() | 3位 | 取り回しと切断のパワーは良好。機能はまずまず | コード式 | 100V | 165mm | 5500min-1 | 約4.9m | 52 | 3.02kg | |||||||||||||||||||
9 | アイリスオーヤマ アイリスプラザ|充電式丸のこ|JSC140 | ![]() | 付属品が充実。取り回しも良いが、大規模なDIYには不向き | バッテリー式 | 18V | 140mm | 4,300min-1 | 不明 | 24 | 2.36kg |
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.2kg |
良い
気になる
ドイツで1886年に創業したボッシュが発売する「GKS 18V-57-2H PROFESSIONAL」はプロ用モデルの丸ノコ。給電はバッテリー式で、2.0Ahバッテリー装着時の本体重量は約3.2kgです。
安全に配慮した機能が充実しており、稼動時・非稼動時を問わず誤作動を防止しやすいような設計でした。例えば、稼動に2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンや、キックバックと呼ばれる機械の跳ね返りの反動を低減するために、刃が挟まれた場合にすぐにモーターを自動停止するキックバック反動低減機能が搭載されています。
実際にDIYでよく用いられる2×4材と1×8材を切断したところ、スピーディでパワフルな切り心地でした。ウッドデッキ作りやセルフリノベーションなどに使用する大型の木材も短時間で切断できるでしょう。
本体はやや重いものの、両手ハンドルがついているためしっかりホールドでき、作業中の安定感は良好で取り回しには問題ない重さだと感じました。一方で、傾斜調節目盛りと実際に切った際の角度に軽微なズレが見られ、正確さがいまひとつであったため、家具のパーツなどの細かい細工には不向きです。
平行定規やチップソーなどの付属品も充実しており、別途オプションを購入しなくても、商品が到着したらすぐに作業を始められると感じました。ただし、他社の商品とチップソーや六角レンチのサイズなどの仕様が若干異なります。
六角レンチはサイズが大きく、日本の市場で主流の丸ノコとは規格が異なっているため、他社丸ノコに対しての使用はできません。また、付属のチップソーは刃の数が24Pと粗めです。
やや他社の丸ノコと異なる仕様がありますが、安全面でも機能面でも全体的にハイクオリティで、ベストバイといえる1台です。
回転数 | 5,000min-1 |
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コード長 | |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | 不明 |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 24 |
平行定規付き |
ボッシュ コードレス丸ノコ GKS18V-57-2Hをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 2.94kg |
良い
気になる
ホームセンターチェーンであるDCMの、バッテリー式シリーズのプライベートブランド商品である「充電式丸のこ165mm18V」が登場。本体重量は約2.94kgです。対応するチップソーは165mmで、45度の最大切り込み深さは約40mmです。
安全カバーやハンドルのグリップなどの最低限の安全構造のほか、電源を切った時に刃の回転がすぐに止まるブレーキ機能や、2段階のスイッチで誤作動を防ぐセーフティボタンがついています。キックバック時の事故の衝撃を抑えるキックバック反動低減機能はついていませんでしたが、安全対策の機能は十分備わっている印象。
本体はちょうど良い重さで取り回しやすく、材料の上に置いたときも安定感があります。切り始めは若干スピードが遅い印象ですが、刃が入ってからはパワーもありスムーズに切断できます。抵抗も少なく振動も気にならない程度で、快適に切断できました。
ほかの丸ノコの場合、平行定規はつまみやネジで固定することが多いですが、この丸ノコは付属の六角レンチで平行定規を固定します。道具が必要な分やや手間がかかりますが、しっかり固定できる点がメリットです。
ベースプレートは大きいものの、補強設計・表面加工が無く、素材もアルミプレートではなかったため、耐久性や精度の維持という面ではいまひとつという印象。保管する際は平らな木材の上にベースプレートを置いたり、落下してプレートを歪めないように配慮したり、慎重に扱う必要があります。
傾斜調節目盛りは操作しやすく、設定した角度と切断面の角度にほとんどズレがなかったうえ、両手ハンドルもあるため、正確に操作しやすい印象でした。DCMの同一シリーズの電動工具とバッテリーの互換性があるため、これからいろいろな電動工具を一気に揃える人におすすめです。
回転数 | 不明 |
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コード長 | |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
DCM 充電式丸のこ165mm18V CS-180Dをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 36V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.3kg |
良い
気になる
工機ホールディングスの「36V コードレス丸のこ」は、給電方式がバッテリー式の丸ノコです。2.5Ahのバッテリー込み本体重量は約3.3kgと、大きく取り回しにくい印象。付属のバッテリーは、ハイコーキで販売されているマルチボルトシリーズのバッテリーであれば、18V・36Vどちらにも対応できます。
安全カバーやハンドルのグリップなどの最低限の安全構造のほか、事故防止のためにチップソーの回転数を制御するような安全に配慮された機能が搭載。例えば、電源を切った時に刃の回転がすぐに止まるブレーキ機能や、刃が挟み込まれて失速したときにモーターを自動で止めるキックバック反動低減機能などが搭載されています。
バッテリーも本体も大きいため重量があるものの、切断スピードが十分にあるため疲労感は少なく、重さはそれほど気になりません。DIYによく用いる2×4材と1×8材を実際に切断したところ、抵抗が少なくサクサク切れる印象でした。
平行定規は別売りです。精度を求める場合は同時に購入しておくと良いでしょう。また、切れ味をアップするために表面加工を施していると謳っているチップソー「黒鯱」が付属しています。
ベースプレートは、補強設計に加えてニッケルメッキの表面加工が施されています。実際に使用したところ、滑りやすく操作をしやすい印象でした。しかし、傾斜調節目盛りの正確な調整がやや難しいと感じました。
ほかにも、LED機能・集塵機との無線連動機能・回転数を3段階に変更する機能などもついていました。機能性が高く、作業効率のアップもかなり期待できます。大きい木材を切断する作業が多く、効率的に切断したい人におすすめの1台です。
回転数 | 5,600min-1 |
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コード長 | |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | 不明 |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 45 |
平行定規付き |
ハイコーキ 36V コードレス丸のこ C3606DBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.37kg |
良い
気になる
工機ホールディングスの「HiKOKI コードレス丸のこ FC1806DA(NN)」は、木材をスムーズに切断したい人や力に自信がない人におすすめ。
本体重量が3.37kgと安定感と軽さを両立した重さであるうえに、バッテリー式なのでコードがなく、取り回しやすいのが魅力です。力がそれほどいらず、初心者も扱いやすいでしょう。
切断終了までの速さや安定感に優れており、スピーディでありながら快適に作業できます。実際に使用したモニターからは「木の厚さを変えてもスピードが変わらないのがすごい」「下位商品には抵抗した感覚があったが、こちらは安定していた」などの声が。振動が少なく、まっすぐ切りやすいのもポイントです。
ハンドルにグリップがついているほか、セーフティボタン・安全カバー・ブレーキ機能・フラットモーターカバーがあり、安全性も高いといえます。多くの商品同様に、キックバック反動低減機能はないものの、手が滑って落としたり誤作動させたりするのが心配な人にぴったりです。
付属品は、チップソー・平行定規・六角レンチ。平行定規がついているため、木材の水平垂直を正確にそろえてまっすぐカットしやすいでしょう。日本語のイラスト付き説明書もあるので、初心者も使い方に迷いにくい印象。ベースプレートに補強がないものの丈夫なアルミプレートで、平行定規の接地面も十分に広いので、仕上げの精度も悪くありません。
パワフルかつ安全性も高い丸のこで、初心者から上級者まで幅広く使いやすいでしょう。DIYを始めたい人や、手軽に木材を切断したい人はぜひ検討してみてください。
回転数 | 3,800min-1 |
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コード長 | |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 24ピッチ |
平行定規付き |
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.12kg |
良い
気になる
1915年に名古屋で創業し、電動工具市場でトップレベルのシェアがあるマキタ。「165mm充電式マルノコ」は、5.0Ahのバッテリーを含めた重量が約3.12kgのバッテリー式の丸ノコです。
刃が挟み込まれて失速したときにモーターを自動で止める、キックバック反動低減機能は搭載されていませんでした。しかし誤作動を防ぐためのセーフティボタンを備えているうえ、電源を切ると回転をすぐに止めるためのブレーキ機能は搭載。安全をサポートする機能は十分にあるといえます。
実際に2×4材・1×8材を切断したところ、安定感があるほどよい重さで、疲労感につながるほどの重量ではないと感じました。切断スピードも十分あり、サクサク切断できた印象です。
特殊な表面加工により抵抗が少なく切断できると謳われている「鮫肌」チップソーも標準付属品です。平行定規や六角レンチもついており、付属品は豊富といえるでしょう。集塵機との無線連動機能やLEDライト、回転数を自動で調節する自動変速機能、「APT」と呼ばれる防塵機能も備わっており、機能も充実しています。
傾斜調節目盛りは-5〜45度で調整可能ですが、実際の切断面の角度には1〜2度程度のブレが生じる場合がありました。また、ベースプレートには表面加工がないため、操作の精度の高さという点ではまずまずです。
作業場所や素材が多岐にわたるような多様なシーンでの使用を予定している人には、取り回しが良く付加機能が豊富なこの1台がおすすめです。
回転数 | 5,000min-1 |
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コード長 | 不明 |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 45 |
平行定規付き |
マキタ 165mm充電式マルノコ HS631DZSBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 14.4V・18V |
ノコ刃外径 | 135mm |
本体重量(検証値) | 2.74kg |
良い
気になる
家電や工具を幅広く取り扱うパナソニックの「充電パワーカッター EZ45A2XM」。給電方法はバッテリー式で、別売りの14.4V、18Vのバッテリー両方に対応します。本体重量は約2.74kg、チップソーは135mmと小さく、傾斜をつけるための機構がないため、傾斜をつけたカットはできません。
キックバック反動低減機能はついておらず、キックバックを起こした際に反動を抑えるための機能はありませんが、電源をOFFにすると回転が瞬時に停止するブレーキ機能はついています。セーフティボタンは進行方向側に押し込むことでトリガーのロックが外れる機構となっており、モニターの中には押しづらく操作しづらいと感じた人もいました。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、振動も少なく安定したスピードがあり切断のスムーズさは好印象。チップソーの径が小さいため、厚みのある木材は切れません。溝を作る作業などで重宝するでしょう。
コードレスでちょうど良い重さなので作業中の腕の負担が少なく、薄い木材はかなり快適に切れる印象。ベースプレートの幅が広く、材料にしっかり密着すると感じました。一方で補強設計がないため、歪みや衝撃に弱い可能性があります。
この商品で最大の魅力は、ダストケースが本体についていること。容量が少ないため、頻繁に溜まったおが屑を捨てる必要はありますが、ダストケースがないものと比べて掃除はかなりラクになります。また、カバーを取り外せば集塵機にも接続できます。
回転数 | 4,500min-1 |
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コード長 | 不明 |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 30 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
---|---|
電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.13kg |
良い
気になる
世界でもトップレベルの電動工具のシェアがあるマキタのホーム用モデルの「電気丸ノコ」。コード抜きの本体重量が約3.13kgで、コード長は約4.7mです。
ハンドルのグリップ・安全カバー・フラットモーターカバーなど安全に配慮された構造に加えて、電源オフ時に回転をすぐに止めるブレーキ機能がついています。しかし、トリガーを引いただけでは電源が入らないようにするためのセーフティボタンが搭載されていません。ハンドルを握ったときに誤って電源をONにする場合があるため、チップソーを交換するときは電源コードを必ず抜いて作業してください。
コードが長めであるうえほどよい重量感があり、取り回しと安定感は好印象。コード式ではありますが、作業量が多い場合でも少ないストレスで切断できるでしょう。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、パワーもスピードも十分にあると感じました。DIY向けのモデルですがまったくプロ用モデルに引けを取らない切れ味といえるでしょう。ブロワ機能もついているため、罫書き線(下書きの線)におが屑が被りづらく切断のしやすさは好印象です。
平行定規・チップソー・六角レンチなど付属品も充実しており、購入してすぐに使い始められます。また平行定規はしっかり木材に密着するため、扱いやすいと感じました。
ベースプレートは補強設計があり、経年の歪みや外部からの衝撃には十分耐えられるつくりです。また傾斜調節目盛りもしっかりガイドに角度を合わせやすく、角度が調整しやすい印象。ベースプレートの表面加工がないため操作のしやすさはまずまずですが、精度を求める切断に要する基本的な操作は十分行える仕様です。
回転数 | 5500min-1 |
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コード長 | 約4.7m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
マキタ 電気丸ノコ M565をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 2.7kg |
良い
気になる
コメリで展開している電動工具ブランド「UBERMANN」シリーズの「18V充電式丸ノコ」。バッテリーは、同シリーズの電動工具と共用できます。またこの商品にはバッテリーがついていないため、別途購入が必要。本体重量は2.5Ahのバッテリー込みで約2.7kgです。
電源を切ったあと瞬時に刃の回転を止めるブレーキ機能や、キックバックを防ぎやすくするキックバック反動低減機能は搭載していませんでした。一方で2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンはあるためハンドルを握っても誤って電源が入る可能性は低く、安全に配慮した機能はまずまずといえます。
ちょうど良い重さで、安定感と取り回しやすさのバランスが好印象。多少振動は感じたものの、安定してしっかり材料に密着しているためそれほど振動によるストレスはありません。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、十分なパワーとスピードで快適に切れる印象でした。傾斜調節もほぼ問題なく高い精度で行えるため、家具などのパーツを作ることにも向いています。
ベースプレートは現在日本ではマイナーなマグネシウム合金製です。アルミ製に比べて強度が高いことに加えて、補強設計も施されており、実際に使用したところ耐久性が十分優れていると感じました。
チップソー・平行定規・六角レンチ・ダストノズルが標準付属品で、バッテリーを購入すればすぐに作業が開始できます。六角レンチは本体に格納でき、チップソーの取りつけ・調整に便利。コメリのプライベートブランド「RETZLINK」の集塵機に接続可能で、LEDライトもついているため、切断を快適にするための付加機能も充実しているといえるでしょう。
回転数 | 5,000min-1 |
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コード長 | 不明 |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 3.02kg |
良い
気になる
工機ホールディングスで展開しているブランド「ハイコーキ」のDIYモデル、「165mm丸のこ(ブレーキ付)」です。給電方式はコード式で、コードの重量を引いた本体重量は約3.02kg。コード長は約4.9mと長めです。
2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンや、キックバックの反動を抑えるキックバック反動低減機能は搭載されていません。しかし、電源を切ったあとに回転をすぐに止められるブレーキ機能は搭載。そのほかハンドルのグリップや安全カバーは実装されており、十分安全に配慮された構造です。
取り回しやすさの観点では、コードが長いことにより可動域が広いため、安全に使いやすい印象。コード式のなかでは比較的重量がありますが、安定感があり好印象でした。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、抵抗や振動も少なく十分なパワーとスピードで、疲労感が少なく作業できると感じました。傾斜調節目盛りを操作しやすく、実際の切断面の角度も目盛りと正確に合っている印象。
ハイコーキのプロ用モデルには平行定規がついていませんでしたが、このモデルには平行定規が付属。そのほか、チップソーや六角レンチも付属しており、別途オプションを購入しなくても、商品が到着したらすぐに作業をはじめられます。
ベースプレートは補強設計はなかったものの厚みがあり、高剛性のアルミベースが採用されているため、外部から衝撃があっても歪みづらい印象です。また表面加工がされており、滑らかに操作できました。
回転数 | 5500min-1 |
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コード長 | 約4.9m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
HiKOKI 165mm丸のこ ブレーキ付 FC6MA3をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 140mm |
本体重量(検証値) | 2.36kg |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「充電式丸のこ」は、バッテリー装着時の本体重量が約2.36kgと非常に軽量。付属している18V2.0Ahのバッテリーは、ほかのアイリスオーヤマの充電式電動工具でも使用可能です。対応するチップソーは140mmと小型で、45度の最大切り込み深さは27mmです。
ブレーキ機能・キックバック反動低減機能など、とっさに電源を切ったときに回転数を自動で制御する機能やキックバックが起こってしまった際に被害を抑えるための機能はありません。一方セーフティボタンがついており、ハンドルを握ったときに誤って稼動してしまうような事故も防ぎやすいため、安全に配慮した機能はまずまずです。
軽いため材料に置いただけでは本体が安定しにくいですが、両手ハンドルがあるためしっかりと押さえることは可能。しかし、ベースプレートが鉄板で補強設計がないため外部からの衝撃に弱く、高い精度を保つのは難しいと考えられます。また、つまみのつくりが簡素で、角度調整の精度を保ちにくい印象でした。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、抵抗や振動も少なく、2×4材の垂直のカットに十分なパワーがあるという印象。スピードも十分あり、特にストレスを感じることなく切断できました。ただし、45度の最大切り込み深さが浅く、2×4材の45度カットはできません。
切断できる木材のサイズは小さいので、セルフリノベーションなどの大きな規模のDIYには不向き。また、現在日本で主流のものとはチップソーの回転が逆であるため、別売りのチップソーを取りつける向きに注意しましょう。付属のチップソーは、本体に示された回転の矢印に合うように装着すれば問題はありません。
付属するバッテリーの容量は若干少ないため、効率的に作業したい人は充電をこまめに行うか、 もう1つ別売りのバッテリーを購入するのがおすすめです。充電器・チップソー・六角レンチ・平行定規などの付属品が充実しており、購入後すぐに作業を開始できます。
回転数 | 4,300min-1 |
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コード長 | 不明 |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 24 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 2.56kg |
良い
気になる
2段階のスイッチで誤作動を防ぐセーフティボタンや、キックバックの反動を抑えるキックバック反動低減機能は搭載されていません。一方、電源を切ったあとに回転がすぐに止まるブレーキ機能を搭載。そのほかハンドルのグリップや安全カバーは実装されており、十分安全に配慮された構造です。
重量はちょうど良いものの、コードが短く幅の大きな木材の切断には不向き。また、ベースプレートはアルミプレートではないうえ、厚みや補強設計もないため歪みや衝撃に弱い構造です。重量があるので置いたときに安定はしますが、プレートが薄いため材料に密着させるために作業者が操作時に押し当てる必要があります。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、切れ味は好印象。スピードも十分で、振動や抵抗も気にならない程度だったので、長時間の作業でもあまり疲労感はありません。傾斜目盛りは90度・45度の切断時に軽微なズレが見られたため、厳密な角度でカットする作業には不向きです。
チップソー・平行定規・六角レンチなどの付属品は充実しており、商品の到着後すぐに作業を始められるのが魅力です。
回転数 | 約4,700min-1 |
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コード長 | 約2.0m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52ピッチ |
平行定規付き |
電源方式 | バッテリー式 |
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電圧 | 18V |
ノコ刃外径 | 140mm |
本体重量(検証値) | 2.47kg |
良い
気になる
1910年にアメリカで創業した、電動工具市場で世界最大手のブラックアンドデッカー。「18V コードレス丸ノコ」の給電方法はバッテリー式で、2.0Ahのバッテリー込みの本体重量は約2.47kg。対応するチップソーのサイズが140mmと小さめで、45度の最大切り込み深さも34mmと浅めです。
ハンドルのグリップや2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンなど、バッテリー式の丸ノコに最低限ついていてほしい機能はついています。しかし、電源を切ったら瞬時にチップソーを停止させるためのブレーキ機能や、キックバックを起こしにくくするキックバック反動低減機能などはついていませんでした。
コードレスで本体は軽量。さらに両手ハンドルがついているため、取り回しは良好です。一方で、ベースプレートは補強設計がない鉄板製で厚みがないため、安定感がありませんでした。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、振動は若干感じられるものの、パワーは十分にある印象でした。ただし、45度の最大切り込み深さが浅く、2×4材の45度カットはできません。90度・45度の傾斜調節も、ガイド目盛りの精度がいまひとつで正確に角度を合わせて切断することが難しいため、仕上げの精度はあまり高くないといえます。
チップソーと平行定規、六角レンチが付属しており、初心者でも購入後すぐに作業を始められます。また、六角レンチは本体に収納ができるため、チップソーの調整や交換の際に便利です。
チップソーは内径が10mmで、現在日本で流通しているチップソーの内径よりも小さい規格であるため、交換時は注意が必要。主流の内径のチップソーを取りつける場合には変換ブッシュという部品を別途購入する必要がありますが、標準付属のチップソーは変換ブッシュなしで使用可能です。
回転数 | 3,700min-1 |
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コード長 | 不明 |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 40 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 2.51kg |
良い
気になる
新興製作所の「電気丸ノコ」は、コードを含まない本体重量が約2.51kgのコード式の丸ノコ。コードの長さは約2.0m。チップソーのサイズは165mmですが、45度の最大切り込み深さは37mmと浅めです。
本体はハンドルのグリップ・安全カバーなど、安全に配慮した構造です。また、電源を切った際にチップソーの回転を瞬時に止めるためのブレーキ機能も搭載。コード式の丸ノコにおいては最低限の機能がついているといえます。ただし、2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンや、キックバックの反動を抑えるキックバック反動低減機能は搭載されていません。
ほどよい重さがあり、材料の上に置いた際に安定感があります。ただしコードが短いため、ほとんどの場合で延長コードが必要になると予想できます。安全性の観点から、コードを延長する際はコードと同程度の被覆・太さのものを選びましょう。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、スピードがあり、安定して切断するためのパワーが十分にあると感じました。振動も少なく、ザクザク切れる印象です。しかし、チップソーの大きさに対して45度の最大切り込み深さが浅く、2×4材の45度のカットはできません。
チップソー・平行定規・六角レンチは付属しており、チップソーの交換時や切断を始めるときに必要なアクセサリはしっかり揃っています。
ベースプレートは鉄板で補強設計もないため、外部からの衝撃に弱く耐久性も低いといえます。一方、90度・45度の傾斜調節は目盛りの精度が高く、かなり正確に角度を調整できた印象でした。
回転数 | 4,700min-1 |
---|---|
コード長 | 約2.0m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 147mm |
本体重量(検証値) | 2.27kg |
良い
気になる
「EARTH MAN」はDIY層に特化した高儀の電動工具ブランドです。「DM-100 電気丸のこ」のコードを含めない本体重量は約2.27kgで、コード長は約5.0m。対応するチップソーのサイズが147mmで、45度の切り込み深さは31mmです。
ハンドルのグリップ・安全カバーなど最低限安全に配慮した構造に加え、電源を切った際に瞬時にチップソーの回転を止めるためのブレーキ機能がついており、安全に配慮した機能はコード式丸ノコに最低限必要なものがついていました。一方で、2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンや、キックバックの反動を抑えるキックバック反動低減機能は搭載されていません。
アルミプレートを採用しているものの、本体が軽量であるため木材に置いた際にはまずまずの安定感です。一方で、コードは十分な長さがあり、取り回しにストレスが少ないといえます。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、スピードはまずまずでしたが少し抵抗や振動があり、長時間作業すると疲労感が残るでしょう。また45度の最大切り込み深さが浅く、2×4材の45度カットはできません。
チップソー・平行定規・六角レンチが付属しているため、チップソーの交換時や切断を始めるときに必要なアクセサリはしっかり揃っているという印象です。また、平行定規が木材に密着する面積も広く、扱いやすいと感じました。
90度の初期状態のチップソーの入り方は正確で使用にまったく問題がない精度でした。一方、45度のガイドに目盛りを正確に傾斜調節することがやや難しいと感じたため、仕上げの精度の高さはまずまずといえます。
回転数 | 5,000min-1 |
---|---|
コード長 | 約5.0m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 40 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 147mm |
本体重量(検証値) | 2.20kg |
良い
気になる
Amazonの限定ブランドであるPrimero。丸ノコのほかにも多種の電動工具をラインナップしています。「電気丸のこ AC100V 147mm」はパッケージに「高儀」と書かれていたため、製造は高儀であることがわかりました。コードを含まない本体重量は約2.2kgで、コードの長さは約1.9mと小型の印象。対応するチップソーのサイズは147mmで、45度の最大切り込み深さは32mmです。
本体はハンドルのグリップ・安全カバーという最低限安全に配慮された構造に加えて、電源を切ったときに瞬時に回転が止まるブレーキ機能もついていました。2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンはついていないため、不用意にトリガーを引かないよう注意が必要です。
コードを含まない本体重量は約2.2kgと軽量ですが、ベースプレートがアルミで補強設計もあるため、材料に置いたときの安定感は良好。また、外部からの衝撃に強く耐久性もあるといえます。
一方でコードがかなり短く、ほとんどの場合で延長コードが必要になります。安全性の観点から、コードを延長する際はコードと同程度の被覆・太さのものを選びましょう。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、スピードはやや遅く少し抵抗もある印象でした。45度の最大切り込み深さは浅く、2×4材の45度でのカットはできません。
付属品は、チップソー・平行定規・六角レンチがついており、チップソーの交換や切断を始めるのに必要なアクセサリはしっかり揃っています。しかし、傾斜調節目盛りを正確に合わせるのが若干難しく、傾斜の精度を求めるカットには不向きだと感じました。
回転数 | 4,500min-1 |
---|---|
コード長 | 約1.9m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
---|---|
電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 147mm |
本体重量(検証値) | 2.33kg |
良い
気になる
1943年に広島県で創業したリョービ。2017年に京セラの電動工具事業と合併し、ブランド名も京セラに一新しました。コードを含まない本体重量は約2.33kgで、コードの長さが約2.0mと小型。対応するチップソーのサイズは147mmで、45度の最大切り込み深さは30mmと、同サイズのチップソーのなかでも浅めです。
安全に配慮した機能として、ハンドルのグリップ・安全カバーの最低限必要な2つの機能に加え、電源を切ったときに自動で回転数を制御するブレーキ機能もついています。稼動に2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンはついていないため、誤ってトリガーを引かないよう注意が必要です。
コードが短く、取り回しにくさを感じました。延長コードを使用する際は、安全に使うためにコードと同様の被覆・太さのものを選びましょう。
2×4材と1×8材を切断したところ、スピード・パワーはどちらも十分にある印象です。少し抵抗はあるものの、ストレスになるほどではありませんでした。
付属品は、平行定規と六角レンチがついています。チップソーは付属していますが取りつけられておらず、購入後に装着が必要。六角レンチは本体に格納できるタイプで、チップソーの調整の際に便利です。
本体が軽くやや不安定で、ベースプレートの素材も鉄板製のため安定感はいまひとつです。補強設計もなく外部からの衝撃に弱いため、歪んで精度に影響が出る可能性があります。本体の傾斜の微調整が難しく、家具作りや切断面の意匠をこらすような用途には不向きです。
回転数 | 3700min-1 |
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コード長 | 約2.0m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | 不明 |
ベースプレートの表面加工 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
フラットモーターカバー | 不明 |
付属チップソーピッチ | 24 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 165mm |
本体重量(検証値) | 2.52kg |
良い
気になる
「電気丸のこ165mm」は、ホームセンターチェーンであるDCMのプライベートブランド商品です。コードを含まない本体重量は約2.52kgで、コードの長さは約2.9m。対応するチップソーは165mmで、45度の最大切り込み深さは37mmと浅めです。
安全に配慮した機能として、ハンドルのグリップ・安全カバーといった機能はついています。また、電源を切ったときに自動で回転数を制御するブレーキ機能もありますが、セーフティボタンは搭載されておらず、ハンドルを握った際に誤ってトリガーを引いて稼動させないよう注意が必要だと感じました。
ほどよい重さでベースプレートもしっかりしているため安定感があると感じました。作業台を1m弱の高さであると仮定した場合、2mほどしか取り回しの際に余裕がないため、延長コードを必要とする場面も多いと思われます。とはいえ、取り回しの観点では比較的良好といえます。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、少し抵抗や振動があり、パワーがやや小さい印象です。スピードも速くはないため、作業量が多い場合はストレスになるかもしれません。
チップソー・平行定規・六角レンチが付属しており、チップソーの交換のしやすさや始めやすさという点では十分付属品が充実していると感じられました。
ベースプレートの素材は明記されていないため判断ができませんが、厚みのある金属製で補強設計もあるため、耐久性はまずまずと予想できます。しかし本体の傾斜の微調整が難しく、傾斜目盛りを正確に合わせづらいと感じました。精度を求める傾斜をつけた切断には不向きです。
回転数 | 4,700min-1 |
---|---|
コード長 | 約2.9m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
電源方式 | コード式 |
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電圧 | 100V |
ノコ刃外径 | 147mm |
本体重量(検証値) | 2.21kg |
良い
気になる
「AC丸鋸 147mm」は、東日本を中心にホームセンターのチェーンを展開してきたカインズのプライベートブランド「Kumimoku」の丸ノコ。コードを抜いた本体重量は約2.21kgで、コード長は約3m。対応するチップソーのサイズは147mmで、45度最大切り込み深さは32mmです。
安全面の機能は非常にシンプルで、グリップと安全カバーの2つの機能がついています。電源を切った際に速やかにチップソーの回転を停止させるブレーキ機能や、稼動に2段階のスイッチをつけることで誤作動を防ぐセーフティボタンは搭載されていません。
コードは取り回す際にストレスの懸念がない長さで、特に短すぎるとは感じませんでした。コンセントが近い作業スペースではそれほど問題なく使えるでしょう。
DIYによく用いる2×4材と1×8材を切断したところ、スピードはやや遅いものの、必要なパワーは十分あった印象です。しかし、作業量が多い場合はスピードにストレスを感じるかもしれません。
付属品は、チップソー・平行定規・六角レンチがついており、メンテナンス時や切断を始めるときに必要なアクセサリはしっかり揃っているという印象です。
切断面が全体的にやや粗く、ベースプレートの素材は歪みやすい鉄板製です。そのため仕上がりの良さや精度の高さを求める加工には不向きです。45度の最大切り込み深さも浅く、2×4材の斜めカットはできません。
回転数 | 約4500min-1 |
---|---|
コード長 | 約3.0m |
ベースプレート補強設計 | |
モード切替機能 | |
専用ケース付き | |
ベースプレートの表面加工 | |
防塵機能 | |
フラットモーターカバー | |
付属チップソーピッチ | 52 |
平行定規付き |
マイベストではベストな丸ノコを「DIY初心者でも安全に使いやすく、ノンストレスで精巧な作品を作りやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の丸ノコ18商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:安全性の高さ
検証②:取り回しやすさ
検証③:切断のスムーズさ
検証④:付属品の充実度
検証⑤:仕上がりの精度の高さ
今回検証した商品
安全性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「制御しやすく誤作動が起きにくいうえに安定して置ける商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
取り回しがよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体が軽いうえに取り回しやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
切断がスムーズな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電動工具で木材の切断をしたことがある10人のモニターがより切断がスムーズと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが丸ノコで木材を切断して、切断のスムーズさを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
<モニター条件>
<使用した木材>
付属品が充実している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「より精度を高く仕上げられるような付属品があるうえに、中級者になっても使いやすい付属品がついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
仕上がりの精度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「初心者でも高精度の作品が作りやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
丸ノコを安全に使用するために、正しい使用方法をしっかり確認してください。まずは、丸ノコを使うときは広い場所で作業しましょう。正しい姿勢で丸ノコを扱ったり、切断する材料をしっかりと固定したりするには、スペースにゆとりのある場所で作業することが重要です。
なお、長い木材を切断するときは、必ず切断する部分の下に切り台を設置してください。切断する部分が沈み込んでチップソーを挟むとキックバックにつながるため、必ず適切な位置に切り台を設置しましょう。
続いて材料の厚さに対して、チップソーが5mm程度はみ出るように切り込み深さを調節してください。チップソーを出しすぎると、刃と木材が接する部分が少なくなり切断面が粗くなります。また、チップソーが挟まりやすくなるため、キックバックの発生にも繋がります。
木材を切り台の上にセットできたら、カットしましょう。カットするときは刃の後ろ側に手や足を置いたり、立ったりすることは絶対にやめてください。万が一キックバックしても大事故にならないような位置に立つことが重要です。
また、ノコ刃が曲がることのないようまっすぐ切断することを心がけ、無理な体勢や周りにモノが散乱した状態で使用することのないようにしましょう。
使用時の注意点を3つ説明します。1つ目は、切り込み深さを調節するときやチップソーを交換するときは、電源コード・バッテリーを必ず抜くこと。誤って電源が入ることがないよう、切断時以外は必ず電源コードやバッテリーを抜いてください。
2つ目は木材の中に釘・ネジが入っていないことを確認すること。木材の中に異物が入っていると、キックバックや故障につながります。
3つ目は、丸ノコを使用しないときは、チップソーを上にして床や作業台の上に置くこと。チップソーを上にしておけば、万が一誤作動でチップソーが回転しても丸ノコが床や作業台をはうように動くことがなく、事故や怪我につながるリスクを低減できるでしょう。作業をしない時間はベースプレートを木材の平らな面の上に置いて保管すれば、ベースプレートの歪みを防げます。
丸ノコを扱うときは手袋の素材にも要注意。法令では丸ノコで作業を行う際に手袋の使用は禁止されてはいません。しかし、目が粗く糸がほつれやすい軍手やサイズの合っていない軍手は、ほつれた糸や指先の余った布などが巻き込まれやすいため使用厳禁。目の細かい素材の手袋を使用するようにしてください。
チップソーの「摩耗」と「汚れ」を確認し、交換が必要なタイミングかどうかチェックしましょう。チップソーは使用頻度が高いほど摩耗しやすく、交換頻度も上がります。
摩耗は刃の先の見た目や、切れ味に表れます。刃が丸くなっていたり切れ味の悪さを感じたりしたら、交換のタイミングです。以前より切断面が荒れていたら、それも交換の目安になります。また、黄色い油のようなものがチップソーに付着していたり、おが屑が目立つようになったりした場合もチップソーを交換しましょう。
チップソーの汚れは、具体的にはヤニやおが屑、焦げ付きなどです。木材からはヤニや樹脂と呼ばれる油分が出ており、チップソーに付着します。また、こうしたヤニ汚れが固着してくると、チップソーにおが屑が固着しやすくなり、おが屑の掃除がしにくくなります。これらの汚れが回転の摩擦に触れると、焦げ臭いにおいが発生することもあります。
チップソーは重視するポイントに合わせて付け替えることもおすすめです。チップソーの違いは、主に仕上がりやスピードに影響します。「52P」などの表記の「P」は「ピッチ」の略で、1枚についている刃の数を表しています。「T(チップ)」と表記される場合もあります。
数字が小さいほど刃の数が少なく、粗い仕上がりになりますが切断速度は向上します。反対に、数字が大きいほど刃の数が多く、きれいな切断面になりますが切断速度は落ちます。165mmの場合、一般的にスピードと仕上がりのバランスが良いのは50P前後です。
シーンに合わせてチップソーを使い分けましょう。
劣化したチップソーを使い続けると、仕上がりが悪くなったり、キックバックの発生につながったりします。
ヤニ汚れは手のこに使用するような専用のクリーナーで落とすこともできますが、チップソーは手のこと比べて摩耗もしやすいです。消耗品と考え、早めに取り替えましょう。
DIYを始めたいけれどたくさんの工具や建材を買うのは出費がかさみますよね。また、思い切って購入してもすぐに飽きて倉庫の肥やしになるというパターンも。お試しで丸ノコを使ってみたい人はレンタルするのもひとつの手ですよ。
レンタルであれば1日1,000円台から貸し出しをしているところもあり、初期費用をグッと抑えられます。まだ購入の勇気が出ない人はまずはレンタルすることも検討してくださいね。
準備するものが多くなかなか始められないのがDIY、どんなものを準備すればよいかわからない人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
また、丸ノコを扱う専用の作業台(丸ノコスタンド)も販売されているので、丸ノコでの作業が多い人はその作業台の購入を検討してもよいでしょう。
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1位: Robert Bosch Power Tools|Bosch|GKS 18V-57-2H PROFESSIONAL|GKS18V-57-2H
2位: DCMホールディングス|DCMブランド|充電式丸のこ165mm18V|CS-180D
3位: 工機ホールディングス|HiKOKI|36V コードレス丸のこ|C3606DB(NN)
3位: 工機ホールディングス|HiKOKI|コードレス丸のこ|FC1806DA(NN)
5位: マキタ|165mm充電式マルノコ|HS631DZSB
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