周囲の音を遮断せずに使えることから、作業中や仕事中のイヤホンとして人気の片耳イヤホン。Bluetoothを利用したワイヤレスタイプが主流で、1万円以上の高価なものから、2,000円程度の安価なものまで、多くの商品が販売されています。さらに、高音質な通話ができるもの・耳掛けつきでインカムとして使えるものなど商品によって特徴はさまざま。どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
マイベストが定義するベストな片耳イヤホンは「騒音下でも音声がクリアに聞こえ、1日中ストレスなく使い続けられる商品」。徹底検証してわかった片耳イヤホンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
マイク性能がよく、声が届けやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「声にがさつき感が一切なく、自分の言葉が相手の頭にスッと入るもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイク性能が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな騒音下でもノイズがマイクに乗らず、クリアな音声を届けられるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
相手の声が聞き取りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「相手の声がクリアに聞こえて、意思疎通がまったく問題ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
相手の声が大きく、騒音下でも聞こえやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電話してきた相手の声がクリアに聞こえて、騒音下でも意思疎通がまったく問題ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
つけ心地のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間つけていても痛みを感じず、つけていることを忘れるほど快適なもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バッテリー性能が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「イヤホンのみで1日中使えて、充電すれば、ケース込みで1週間くらい充電しなくてもよいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「イヤホン本体だけでどんな操作もワンタッチで行えるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
作業中でも外れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「荷物運びなどで階段の昇り降りをする際もまったくずれないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
防水性が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「豪雨や水にうっかり落としても耐えられるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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片耳イヤホンの最大の魅力は、周囲の音も聞き取りながら、通話がスムーズにできることです。一般的なイヤホンを片耳につけることでも使用はできますが、周囲の雑音の影響で音声品質が下がり、通話がしにくい点がネック。一方、片耳イヤホンは通話中の音声にノイズが乗りづらく、騒音下でも相手にクリアな声を届けられるので、スムーズに通話できるでしょう。
イヤーフックがついている商品なら、作業中に耳から外れにくい点も魅力のひとつ。また、一般的なイヤホンと比べてボタンが大きく硬めなので、誤作動が起きづらいのもメリットといえます。
マイクつきで、音声操作ができる商品が多いのも強み。スマホを取り出すことなく、イヤホン本体で通話操作ができるため、ハンズフリーイヤホンとも呼ばれています。外回りが多い営業や、無線でのやり取りが必要な配達業務ではとくに活躍するでしょう。
片耳イヤホンは通話の使用をメインとしているため、音楽を聴く用途には基本おすすめできません。周囲の音が適度に聞こえつつ、音楽を楽しみたいなら、耳を塞がないイヤホンがおすすめです。気になる人は下記リンクをチェックしてみてくださいね。
昨今ではワイヤレスイヤホンが主流になったことで、有線のモデルが少なくなってきています。このコンテンツでは、取り回しやすいワイヤレスイヤホンに絞ってご紹介します。
片耳・両耳を問わず、自転車・バイクを運転中のイヤホンの使用を禁止している地域もあります。「片耳イヤホンなら運転中に装着しても問題ない」と思っている人が多いものの、自治体の条例によって異なるので注意が必要です。詳しくは、各都道府県が定める道路交通規則を確認してください。
禁止されていない地域でも、運転中はイヤホンの装着を控えるのがベター。国が定める道路交通法では明確にイヤホンの使用は禁止されていませんが、安全な速度と方法で運転するよう定められています(参照:警察庁)。
また、2024年5月17日に道路交通法の改正が行われ、2026年までに自転車の青切符での取り締まりが開始されます。明確に装着が違反となっているわけではいませんが、「安全な運転に必要な音または声が聞こえない状態」と判断されれば、違反になる場合があるので、運転中の使用は控えるようにしましょう。
自治体によっては条例違反になるので、注意が必要です!
たとえば神奈川県の場合、平成23年5月1日に神奈川県道路交通法施行細則が一部改正されました。それにともない、現在では携帯電話で通話しながら、イヤホンやヘッドホンで音楽を聴きながら運転する「ながら運転」が禁止されています(参照:神奈川県)。
片耳イヤホンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
片耳イヤホンを主に通話で使うなら、本体の形状とマイクの性能を必ず確認しましょう。どちらも通話の品質を左右するポイントなので、しっかりチェックしてくださいね。
片耳イヤホンでスムーズに通話をしたいなら、ヘッドセット型がおすすめです。そもそも片耳イヤホンにはマイクの長いヘッドセット型と、マイクの短いイヤホン型の2種類に分類されます。
ヘッドセット型は装着したときにマイクが口元まで届き、音声を捉えやすい構造でつくられています。実際に検証した結果、ヘッドセット型は通話相手にクリアな音声を届けられる商品が多いことがわかりました。一方、イヤホン型は電車音などの周囲の音がやや乗りやすく、聴き心地はあまりよくない傾向でした。
また、相手にスムーズに聞き取ってもらうには、子音が強調されているかが重要。とくにパ行、タ行、カ行の子音は聞き取りづらいとされています。子音は2,000〜4,000Hzと高い帯域に属しており、ここの音量が大きいことで、子音が強調され、ハキハキとした聞き取りやすい声になります。クリアな声を届けるためにも、マイクの形状と位置、高音域の音量は重要なので気になる人はチェックしてみてくださいね。
2,000〜4,000Hzは、人間の耳が最も聞き取りやすい帯域でもあります。そのため、この範囲の音がしっかり届くかどうかが、聞き取りやすさに大きく影響しますよ。
また、スピーカー性能はマイク性能に比べると大きな差はなく、それほど気にする必要はないでしょう。
騒がしい環境で通話するなら、片耳イヤホンのマイクに通話用のノイズキャンセリング機能がついた商品を選んでください。特に駅のホームで通話することが多い人や、配送業者・建設業者など屋外で頻繁に通話する人には必須です。また、電車の走行音や、風切り音を抑えられる商品は、よりスムーズな通話ができますよ。
実際に、電車の走行音をどれだけ低減できるかは商品によって大きく異なりました。高評価の商品は走行音をしっかり低減でき、相手の声だけが強調されて聞こえ、言葉が届きやすい結果に。一方、低評価の商品は走行音がそのまま耳に届き、電話の受け手側が思わずイヤホンを耳から外したくなるレベルでした。
また、ほとんどの商品が風切り音を除去できず、風切り音が邪魔をして声が聞こえない結果に。なかには、風切り音が非常にうるさく、イヤホンを耳から外したくなるほどのものもあったので注意が必要です。
しかし、一部の商品のみ風切り音を抑え、相手に不快な思いをさせることなく、ギリギリ声が聞き取れるものも。騒がしい環境で使用することが多いなら、騒音化での声の届けやすさ★4.5以上の高評価の商品を選んでくださいね。
通話での快適さをさらに求めるなら、ミュートボタンとマルチポイントがあるものがおすすめです。ミュートボタンでは、自分の声や周りの音を一時的に相手に聞こえないようにできます。周囲が騒がしいときでも相手の発話に集中できるため、営業などの外回りや配達業の人はとくに役立つ機能といえるでしょう。
一方、マルチポイントは、片耳イヤホンを複数のデバイスと同時接続できる機能です。パソコンとスマートフォンに同時接続しておけば、パソコンでのオンライン会議中にスマートフォンに着信があった場合でも、スマホを取り出さずにワンタップで応答できますよ。
ちなみに今回の検証では一部商品を除き、通話の応答・終了、音量調節といった機能はほとんどの商品についていました。しかし、ミュートボタンとマルチポイントの有無は商品によって異なったので、必要な場合はしっかりチェックしてください。
なお、充電ケーブルは汎用性の高いUSB Type-Cがおすすめ。microUSBの商品は数が少なくなってきているため、ケーブル管理の手間を抑えられます。
通話の保留ができると便利ですが、今回選定した商品のなかに保留ができるものはありませんでした。しかし、ミュートボタンで代用できるので、チェックするとよいでしょう。
基本は、8時間以上連続使用ができるものが便利です。なかには14時間も連続再生が可能な商品もあるので、充電を忘れたとしても連日使用できます。とくに、配達業・フードデリバリー業など1日中使用するのが当たり前な人におすすめです。一方、家事の合間やテレビ会議のときだけしか使わない場合は、連続再生時間はそんなに気にしなくてよいといえます。
今回選定した商品の連続再生時間を調べたところ、短いものは約3時間でした。一方、特に高評価を得た「Jabra Talk 65」は、14時間連続再生が可能。充電の手間を減らしたいなら、チェックしてみてくださいね。
水濡れが心配なら、IPX4以上の防水性能を備えた商品を選びましょう。防水性能はIPXという基準で示され、IPXのあとに続く数字が大きいほど防水性能が高いと判断できます。
また、IPX4以上なら、多少の雨や汗には耐えられる基準です。片耳イヤホンを軽く水洗いしたい場合や、雨のなかでも使用する場合がある人は、IPX5〜7以上の商品を選ぶとよいでしょう。
ただし、基本的に水に濡れることを想定して作られた商品は少なめ。今回選定した13商品のうち、防水性能を備えているものは5商品だけでした。必ず搭載されているわけではないので、気になる人は必ずチェックしてくださいね。
通話だけでなく、音楽も聴きたい人は、「声の聞き取りやすさ」の評価が★4.5以上のものを選ぶとよいでしょう。
ただし、通話に特化した設計であるため低音が軽かったり、高音域で表現できない音があったりするので、一般的な両耳タイプのイヤホンと比べると、音質が高いとはいえません。
とはいえ、「声の聞き取りやすさ」の評価が★4.5以上なら、ノイズ感がほとんどなくクリアな音質を楽しめたほか、楽器の細かい音色・ボーカルの息づかいなども味わえました。一方で、評価の低い商品は、音声がこもって聴こえるような音質。長時間聴いていると疲れてしまうほどだったので、注意が必要です。
現場作業や宅配業務などで使うなら、イヤーフックつきがおすすめです。イヤーフックがないと階段の上り下りなどで次第に耳の穴から浮き、外れてしまう可能性があります。装着し直すのが面倒なので、両手がふさがりがちな引越し業・配達業の人には特に不向きです。
加えて、イヤーピースはカナル型がよいでしょう。カナル型は装着時にしっかり耳の奥まで入れるつくりなので、落としづらいといえます。カナル型以外のものは外の音を聞き取りやすいものの、安定感には欠ける傾向。さらに本体に重量感があるものは、軽量なものよりも外れにくいという結果でした。
90dBほどの環境であれば基本的に問題なく使えますが、120dB程度の環境(工事現場や音の大きな工場)で使うなら航空機用のヘッドセットを使うのがベターです。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||
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声の届けやすさ | 騒音下での声の届けやすさ | 声の聞き取りやすさ | 声の大きさ | つけ心地のよさ | バッテリー性能の高さ | 使いやすさ | 作業中の外れにくさ | 防水性能の高さ | 通話用ノイズキャンセリング機能 | 連続通話時間 | 連続待受時間 | 通信距離 | イヤーウィング付き | 接続タイプ | イヤーフック付き | 応答/終了操作可能 | Bluetoothバージョン | 操作方法 | ミュート操作可能 | 対応コーデック | リダイヤル操作可能 | 付属品 | 充電時間 | 防塵防水性能 | 重量 | マルチペアリング対応 | マルチポイント対応 | AIアシスタント | ハンズフリー通話対応 | ||||||
1 | GN Audio Jabra|Talk 65 | ![]() | 迷ったらコレ!高い通話品質とノイキャン性能で会話が弾む | 14時間 | 17日間(408時間) | 100m | ワイヤレス | Bluetooth 5.1 | ボタン操作 | SBC | イヤージェル×2、USB-C to USB-Aケーブル、保証書 | 2.5時間 | IP54 | 20g | |||||||||||||||||||||
2 | WOWUP Bluetooth ヘッドセット | ![]() | 外れにくく、長時間使用する人におすすめ!コスパも十分 | 15時間 | 110時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.3 | ボタン操作 | AAC、SBC | イヤーピース×3種類 | 1.5時間 | 16.1g | ||||||||||||||||||||||
3 | Boytond イヤホンマイク | ![]() | 予算を抑えたい人に。使いやすく、ノイキャン性能も高い | 12時間 | 400時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.2 | ボタン操作 | SBC | 充電ケース、充電ケーブル、イヤーピース(3種類) | 1.5時間 | IPX4 | 12g | |||||||||||||||||||||
4 | Poly 片耳ワイヤレスヘッドセット | ![]() | 外れにくさ重視の人に。密着感が高く、マイク性能も優秀 | 7時間 | 9日間(216時間) | 30m | ワイヤレス | Bluetooth 5.0 | ボタン操作 | SBC | 充電ケーブル、イヤーチップ | 1.5時間 | IPX4 | 20g | |||||||||||||||||||||
5 | JVCケンウッド KENWOOD|ワイヤレスヘッドセット|KH-M700 | ![]() | 音楽も楽しみたい人に。音質がよく、圧迫感のないつけ心地 | 7時間 | 164時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth5.0 | ボタン操作 | SBC | サポート付きイヤーピース、フレキシブルイヤーフック、コード | 3時間 | IPX4 | 10.3g | |||||||||||||||||||||
5 | JVCケンウッド KENWOOD|ワイヤレスヘッドセット|KH-M500 | ![]() | 騒音下での通話におすすめ。音が大きく、声が聞こえやすい | 7時間 | 164時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.0 | ボタン操作 | SBC | 充電用USB Type-Cケーブル、取扱説明書、イヤーピース(S/M 各1個)、サポート付きイヤーピース(右耳用S/M 各1個、左耳用S/M 各1個)、 イヤーフック×2個 | 3時間 | IPX4 | 10.1g | |||||||||||||||||||||
7 | Glazata ワイヤレスヘッドセット|EC300N ブラック | ![]() | 丸1日連続使用が可能。充電の手間がかからず、音質も良好 | 24時間 | 90日間(2160時間) | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.1 | ボタン操作 | SBC、AAC、aptX、aptX HD | 充電ケーブル、日本語取扱説明書 | 40分 | 12g | ||||||||||||||||||||||
8 | サンワサプライ ヘッドセット|MMBTMH68BK | ![]() | どんな耳にも合わせやすい。音質がよく会話がスムーズ | 12時間 | 150時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.0 | ボタン操作 | SBC | USBケーブル、イヤーピース×3種類 | 1.5時間 | 17g | ||||||||||||||||||||||
9 | Lazataテクノロジー Glazata Bluetooth ヘッドセット|EC200 | ![]() | 2,000円台で買えて、バッテリー持ちはトップクラス | 20時間 | 60日間(1440時間) | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.1 | ボタン操作 | SBC、AAC、aptX、aptX HD | 充電ケーブル、日本語取扱説明書 | 2時間 | 12g | ||||||||||||||||||||||
10 | ゲオ ハンズフリーイヤホンマイク カナル型|GRND-HFEM100F900 | ![]() | マイクが耳後ろにあるため目立ちにくい。マイク性能には懸念 | 15時間 | 170時間 | 10m | ワイヤレス | Bluetooth 5.0 | ボタン操作 | SBC | イヤーキャップ、充電用USBケーブル、取扱説明書 | 2時間 | 12.8g |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
GN Audioの「Jabra Talk 65」は、とにかく通話品質を重視する人におすすめ。マイクを通した声は男女ともに中~高音域が強調されており、相手に明るくハキハキとした印象を与えられます。
クリアで子音がハッキリしているため、早口でも会話に支障はなさそうです。電車の音を流してもわずかに雑音が入った程度で、ノイズ低減力も優秀。また、検証した商品の大半が風切り音に声がかき消されたなか、本品は「ウィーン」と音が入る程度で会話ができました。
相手の声の聞き取りやすさも申し分なし。ボリュームは平均58.5dBと大きくはなかったものの、透き通るようなクリアな声で一言一句聞き取りやすいでしょう。感情が掴みやすいので、会話も弾みそうです。
応答/終了・通話・音量調節・リダイヤルなど、基本的な操作はすべてイヤホン本体で完結。さらに、2台の機器に同時接続できるマルチポイントやミュート機能もあり利便性も高い印象です。IP54の防水性能を備え、小雨や汗程度なら壊れる心配はほとんどありません。連続再生時間は14時間と、仕事中に充電が切れる心配は少ないでしょう。
ヘッドセット型で特段小さくはないものの、装着時の重さはそれほど気になりません。イヤーフックやイヤーピースの肌あたりもよく、痛みはほぼなし。しかし、装着部分の形に違和感を覚える人もいたため、使いはじめは使用時間を短くして装着感に慣れるのがよいでしょう。外れにくさは意見が割れ「耳にしっかり固定されている」「階段の昇降時にグラついた」との声があがりました。
とはいえ、デスクワークでの使用が中心なら問題なし。通話品質が高く相手との会話がスムーズに進むのでテレワークでも活躍します。片耳イヤホン選びに悩んでいるすべての人におすすめできる商品なので、ぜひ検討してみてください。
連続待受時間 | 17日間(408時間) |
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通信距離 | 100m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | イヤージェル×2、USB-C to USB-Aケーブル、保証書 |
充電時間 | 2.5時間 |
重量 | 20g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
Jabra Talk 65の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
WOWUPの「Bluetooth ヘッドセット」は、長時間使用できて外れにくい片耳イヤホンを求める人におすすめ。耳掛け式のヘッドセット型であるうえ、イヤーピースを耳穴に差し込むカナル型なので密着感が高め。実際に装着したモニターからは「作業中も外れる心配がない」と好評です。一部、耳の穴に違和感を覚えた人はいますが、重量感やカナル型イヤホンにありがちな圧迫感は気になりませんでした。
連続使用時間は15時間と、バッテリー性能も優秀。さらに、ケース込みでは最長50時間使用可能です。応答や通話などのボタンがあり、基本操作は本体のみでできます。ミュート機能つきで利便性も高めですが、防水性能はないため濡らさないように注意しましょう。
マイクの性能もよく、声は非常に大きくクリアに相手に届きます。ノイズを拾いづらく、早口や小声でも問題なく会話できるでしょう。また、電車音に声がかき消されなかった点も高ポイント。線路脇でも会話は可能です。しかし、風が吹くと「ボコボコ」というノイズに声がかき消されてしまいました。
相手の声は男女ともに中~高音域が強調されており、ハキハキとした印象。明るく聞こえて、会話が楽しくなるでしょう。声の大きさも平均66.8dBと十分に出ていました。
強風時以外は会話に困ることはなく、長時間使用できるのが強み。外れにくいので、作業中にずっと音楽を聴きたい人にもぴったりです。価格は2,000円台に抑えられているので、コスパ重視の人も選択肢に入れてみてください。
連続待受時間 | 110時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | AAC、SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | イヤーピース×3種類 |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 16.1g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
Boytondの「イヤホンマイク」は、コスパ重視の人にぴったり。2,000円台と手が届きやすい価格でありながら、優れた音質とノイズキャンセリング性能を誇ります。
検証では、電車のノイズを見事に低減しました。その分声も小さくなりますが、音質はクリアで会話には困りません。しかし、風切り音を流すと低音の「ザー」という音が小さく入り、会話が難しくなりました。強風時の使用には向きませんが、線路脇や工事現場など騒音が大きい場所でも使えるのはメリット。全体的にクリアでハッキリと声を届けられて、変に甲高かったり雑味が入ったりすることもありませんでした。
相手の声の大きさは、平均73.1dBと十分なボリューム。スピーカーの音質は中~高音域が弱いせいかややぼやけ、壁越しに話しているような曇った印象を受けますが、会話は問題なく進められました。
使い勝手は非常によく、応答/終了・通話・音量調節・リダイヤルはイヤホン本体で操作が可能。ミュートやAIアシスタント機能も搭載しています。また、汗や水滴程度なら耐えられるIPX4の防水性能も装備。イヤホン単体の連続再生時間は12時間と長めで、ケース込みで約70時間使用できるのも高ポイントです。
ヘッドセット型で大きめのつくりですが、重量感の少ないつけ心地も魅力。「肌に触れていないような感覚」「耳になにか乗っているという違和感がある」と個人差はありますが、使うのが億劫になるほどの重さはないでしょう。フィット感も高く、作業中や階段の昇降時に外れる気配はほとんどありませんでした。
声の聞き取りやすさには若干物足りなさを感じるかもしれませんが、同価格帯の製品と比べると十分に優秀な性能。手頃な価格で高品質な片耳イヤホンを探している人は、ぜひ検討してください。
連続待受時間 | 400時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | 充電ケース、充電ケーブル、イヤーピース(3種類) |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 12g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
Boytond M22Dの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
Polyの「片耳ワイヤレスヘッドセット」は、とにかく外れにくいものがほしい人におすすめです。耳掛け式かつカナル型で耳にしっかり密着させられるのがメリット。商品を試したモニターからは「階段の上り下りや作業中も外れる心配がない」との声が寄せられました。イヤーフックが柔らかいため痛みや重さも気になりにくく、装着中も違和感なく過ごせるでしょう。
マイクの性能も優秀。声が明るく大きく聞こえ、雑音も抑えられています。若干甲高い印象を受けますが、自分の声をハッキリと相手に届けられました。電車のノイズや風切り音をしっかり低減でき、騒音下でも会話が可能。声のボリュームがやや下がり、一部途切れ途切れになった場面はありますが、うるさい場所でも使えて幅広く活躍するでしょう。
相手の声は、男性・女性ともに中~高音域がかなり強調されハキハキと明るめな声質。非常にクリアで、声の大きさも平均69.1dBと十分に出ていました。会話はスムーズに進むでしょう。
応答/終了・通話・音量調節などのボタンがイヤホン本体にあるため、操作のたびにスマホを取り出す必要はなし。応答ボタンと音量ボタンは別の面にあり、押し間違えることも少ないでしょう。IPX4の防水性能を備えているため、小雨程度なら気にせず使えるのもうれしい点。しかし、連続再生時間は7時間と、バッテリー性能はあまり高くありません。
日中の間バッテリーが持てば問題なく、引っ越しや宅配時、ランニング時などよく動くシーンで使いたい人はぜひチェックしてください。
連続待受時間 | 9日間(216時間) |
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通信距離 | 30m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | 充電ケーブル、イヤーチップ |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 20g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
---|
良い
気になる
JVCケンウッドの「KENWOOD ワイヤレスヘッドセット KH-M700」は、片耳イヤホンで音楽も楽しみたい人におすすめ。同社の「KH-M500」より子音がハキハキと聞こえました。ボリュームも平均70.1dBと十分に出ていたので、会話はもちろん音楽を聴くのがメインの人にもよいでしょう。
マイク性能も悪くありません。「ザーザー」という高めのノイズはかすかに入りましたが、声はクリア。早口でも相手にしっかり伝わります。 騒音下での声の届けやすさの検証では、電車の音だけを抑えて声は雑味なく聞こえたものの、風切り音を流すと掃除機のような音に声がかき消されました。強風時は場所を移すことをおすすめします。
装着時は痛みや違和感が少なく、つけ心地のよさは高評価を獲得しました。ヘッドセット型で少し重さがあるように見えますが、モニターからは「重さが分散されてつけ心地が軽い」との声が。イヤーフックが細めで圧迫感もほとんどありません。フィット感が高く、階段の上り下り程度なら外れる心配も少ないでしょう。
使いやすさも申し分なし。応答/終了や通話・音量調節など各種ボタンが分かれているうえ、立体的で押しやすいつくりです。マルチポイントやミュート機能つきで利便性がよく、IPX4の防水性能も備えています。一方、バッテリー性能はいまひとつ。連続再生時間は公称値の7時間とほぼズレはなく、約6時間24分と短めでした。
1日中使用したい人には向きませんが、音質はよいため、会話だけでなく音楽を聴くことも多いならぜひ検討してみてください。
連続待受時間 | 164時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | サポート付きイヤーピース、フレキシブルイヤーフック、コード |
充電時間 | 3時間 |
重量 | 10.3g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
JVCケンウッドの「KENWOOD ワイヤレスヘッドセット KH-M500」は、工事現場のようなとにかくうるさい環境で使う人におすすめ。声の大きさは平均74.8dBと、トップクラスの大きさでした。声はハキハキとしていて聞き取りやすい印象です。
マイクの音質は同社の「KH-M700」と同様、ザーザーというノイズがかすかに聞こえますが、クリアで相手にきちんと声を届けられます。電車音の騒音下では、電車のノイズはあるものの声は十分に聞き取れました。一方、「ウィーン」という風切り音にはかき消されてしまうため、強風時の使用はおすすめできません。
一方、つけ心地はよく、実際に使用したモニターから「軽くて耳への負担が少ない」「イヤーフックが針金のように細く装着感が少ない」と高い支持を獲得。イヤーキャップのフィット感が強く、階段の上り下りや散歩程度なら外れる心配は少ないといえます。
応答/終了や通話・リダイヤルなど細かくボタンが分かれており、使いやすさも高評価。2台の機器を同時につなぐマルチポイントや音声によるAIアシスタントなど、機能面も充実しています。
IPX4の防水性能も搭載。しかし、連続再生時間は7時間と物足りず、バッテリー性能が高いとはいえません。
1日中つけたまま作業したい人には向きませんが、最大ボリュームが大きいのは強み。工事現場などで通話する機会が多いなら要チェックです。
連続待受時間 | 164時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | 充電用USB Type-Cケーブル、取扱説明書、イヤーピース(S/M 各1個)、サポート付きイヤーピース(右耳用S/M 各1個、左耳用S/M 各1個)、 イヤーフック×2個 |
充電時間 | 3時間 |
重量 | 10.1g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
Glazataの「ワイヤレスヘッドセット EC300N ブラック」は、充電の手間を減らしたいなら選択肢のひとつになります。イヤホン単体の連続再生時間は24時間と、驚異のスタミナ。さらに、基本的な操作ボタンが本体に搭載されており、操作も簡単です。ミュートボタンがあり利便性もよいものの、防水性能はないため雨天時の使用は避けましょう。
相手の声は輪郭もくっきりしており、難なく聞き取れました。男性・女性のどちらの声もハキハキとした印象を受けるでしょう。大きさも平均68.1dBと適度なボリュームです。
マイクは短めですが性能は上々。明るく大きな声で相手にしっかりと届きます。電車の音は低減されたため、線路脇でも会話は可能。しかし、声自体のボリュームも抑えられており、小声での会話は困難です。また、風が吹くとドライヤーのようなキーンとした音が鳴り、声がかき消されてしまいました。
つけ心地は、イヤーフックの硬さが気になる人はいたものの、痛みを感じた人は少数です。フィット感も悪くありませんが、移動時にやや浮いている感覚があったモニターもおり、一部からは「階段の上り下りで外れそうになった」との声があがりました。
屋外や作業中だと使いづらい可能性がありますが、デスクワークなら問題なし。同社の「EC200」より価格は高いものの音質は優れています。1日使えるロングバッテリーで、BGMとして音楽を聴きたい人にもぴったりです。
連続待受時間 | 90日間(2160時間) |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | 充電ケーブル、日本語取扱説明書 |
充電時間 | 40分 |
重量 | 12g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
サンワサプライの「ヘッドセット MMBTMH68BK」は、イヤホンを購入する際、サイズが合うものがなくて悩んでいる人におすすめ。3サイズのイヤーピースつきで、自分の耳に合わせやすいのがメリットです。
実際に試したモニターからも「イヤーピースをSサイズに変えたら、圧迫感や痛みがなかった」との声が挙がりました。なかには、ヘッドセット部を固定するためのイヤーフックがやや太くフィットしにくかった人も。とはいえ耳上部と耳の穴でしっかり固定されており、作業中に落ちることは少ないでしょう。
応答/終了や通話・音量調節など基本的な操作ボタンを搭載しているうえ、ボタンは立体的で押しやすいつくり。マルチポイント機能つきで、スマホやパソコンに同時接続できます。連続再生時間は12時間。長時間使用できるので、通話だけでなく仕事中にBGMを流したい人にもぴったりです。ただし、防水性能がない点は留意しておきましょう。
かすかにノイズが入っていましたが声はハッキリとした印象で、声は届きやすいといえます。子音がシャキシャキと聞こえたので、早口でも問題なく相手に伝わるでしょう。騒音下では、電車の音のみを低減し声はクリアに聞こえました。しかし、風切り音では声がかき消されて会話は不可能。強風時は屋内に入るなど配慮が必要です。
防水性以外の大きな欠点はなく、自分の耳に合わせやすいので、普通のイヤホンでサイズが合わないと悩んでいる人はぜひ検討してください。
連続待受時間 | 150時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | USBケーブル、イヤーピース×3種類 |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 17g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
Lazataテクノロジーの「Glazata Bluetooth ヘッドセット EC200」は、低価格でバッテリー持ちがよい片耳イヤホン。連続通話時間が20時間と頼りになるバッテリー性能で、通話・音量調節などの基本的なボタンや、音声によるAIアシスタント機能つきで使いやすさも良好。防水性能はないので、雨天時は屋外での使用を避けてくださいね。
軽量かつコンパクトな設計も魅力。モニターからは「ほとんど重量感がなかった」と好評でした。イヤーフックで固定するヘッドセット型で密着感は上々。作業中に外れる心配はあまりありませんが、フックの硬さに違和感を覚えた人もいたため、はじめは短時間の装着がおすすめです。
マイクを通した声はハッキリ大きく届けられ、輪郭もしっかりしています。ややクリアさには欠けますが、マイクの性能は悪くありません。しかし、ノイズ低減力はいまひとつで、電車のノイズを流すと会話が途切れ途切れに。また、風切り音を流すと人の声はかき消されてしまいました。線路脇や工事現場では会話がスムーズにいかないでしょう。
声の大きさも平均72.1dBと十分ですが、少し声質がガサガサしており、同社の「EC300N」に比べると音質は劣ります。
とはいえ、2,000円台という安さを思えば検討の余地あり。充電の手間を減らしたい人や、コンパクトでスタイリッシュなヘッドセット型イヤホンがほしい人は検討してみてください。
連続待受時間 | 60日間(1440時間) |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | 充電ケーブル、日本語取扱説明書 |
充電時間 | 2時間 |
重量 | 12g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
しっかりフィットするぶん耳への負担が少なく、つけ心地は良好。なかには、耳裏や上部にわずかに痛みを感じたモニターもいますが「圧迫感は気にならなかった」というコメントが大半を占めました。階段を昇り降りしてもヘッドセット部のズレはほとんど気になりません。
連続再生時間は15時間と、バッテリー性能は高め。万が一、残業が入っても充電切れのリスクは低めでしょう。通話や応答ボタンが本体にあるため、操作も楽々。ただし、充電方法がmicroUSBである点は留意しておきましょう。また、防水性能はないため、雨天時の使用は避けるのが無難です。
会話をする相手の声は、若干雑味があり割れたような音質だったものの問題なく聞き取れました。声のボリュームも平均73.4dBと十分です。
しかし、マイクで通した音声は声の芯がボリューム大きく聞こえるものの、子音がハッキリせず、早口や滑舌が悪い人は相手に聞き返されるかもしれません。また、電車のノイズや風切り音に声がかき消されたため、騒音下での会話も困難。マイクやノイズ低減の性能より、目立ちにくさ重視なら選択肢に入れてもよいでしょう。
連続待受時間 | 170時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | イヤーキャップ、充電用USBケーブル、取扱説明書 |
充電時間 | 2時間 |
重量 | 12.8g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
エレコムの「Bluetooth ハンズフリーヘッドセット LBT-HSC20MPBK」は、イヤーフックがかなり細いため、メガネやヘルメットに干渉しにくいのがメリットです。重さも11gと非常に軽く、実際に装着したモニターからも「違和感ゼロで耳に意識がいかない」という声が。しっかりとフックが耳に引っ掛かるためフィット感も高く、階段昇降時も外れる心配はほとんどありません。
声の聞き取りやすさの検証では、耳元で話しかけているような自然な声質が印象的。声の大きさも平均73.8dBと十分に出ていました。
自分の声はハッキリと相手に伝わり、早口でもスムーズなコミュニケーションが可能。ただし、声が入るタイミングで「ザザー」と小さな音が入ることがあったのは気になるところです。また、電車のノイズはほとんど抑えられておらず、騒音下でのマイクの性能には懸念があります。風切り音を流すと「ゴロゴロ」と音が鳴り、思わずイヤホンを外したくなるほどでした。
応答/終了・音量調節はイヤホン本体でできますが、通話ボタンやマルチポイント・ミュート機能がなく、使いやすさは上位商品にはおよばず。防水性能も備えていません。また、連続再生時間は6時間でした。こまめな充電が必要で騒音下では会話も困難ですが、メガネやマスク・ヘルメットと併用するなら候補のひとつになります。
連続待受時間 | 120時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | USB充電ケーブル(Type-A to Type-C)、取扱説明書、イヤーフック(右用/左用)、イヤーキャップ |
充電時間 | 2時間 |
重量 | 11g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
---|
良い
気になる
大創産業の「ダイソー Bluetooth イヤホン」は、330円と検証したなかでも圧倒的な安さですが、バッテリー性能がいまひとつ。連続再生時間は3時間とかなり短く、こまめな充電が必要です。また、イヤホン本体に音量調節ボタンがないのも気になるところ。上位商品で見られたマルチポイントやミュート機能はなく、防水性能も備えていません。
自分の声が少しぼやけて相手に届き、通話品質も優秀とはいえない結果に。早口や滑舌が悪いと聞き返される可能性があるでしょう。また、騒音下では電車のノイズは低減はされたものの声が途切れ途切れになりました。風切り音が入ると、何を話しているのかまったくわからないレベルです。
相手の声は明るくハキハキとし雑味も少ないため、聞き取りやすさは問題ありません。声の大きさも平均69.8dBと十分です。
重さや痛みがほとんどない装着感でつけ心地のよさも魅力。モニターからは「0gなのではないかと思うくらい軽い」との声が挙がったほどです。イヤーピースでしっかりと耳穴に固定できるため、外れにくい点も高ポイント。
価格重視や短時間の使用なら試す価値は十分です。テレワークや作業中のBGMを聴くのに使うなら、ほかの商品をチェックしてくださいね。
連続待受時間 | 不明 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | イヤーフック、充電コード |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 5g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
通話用ノイズキャンセリング機能 |
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良い
気になる
エレコムの「超極小Bluetoothハンズフリーヘッドセット LBT-HSC30MPGD」は、イヤホン型を探しているなら候補になりますが、マイク性能がいまひとつ。マスクをつけて話しているような曇った声になり、ビジネスの相手にもよい印象を与えられない可能性があります。また、電車のノイズや風切り音に声がかき消されたため、騒音下での会話は困難です。
バッテリー性能も低く、連続再生時間は5時間。防水性能を備えていない点でも評価を落としました。使いやすさにおいては、ミュート機能はないものの、マルチポイント対応で応答/終了・通話・音量調節ボタンがありイヤホン本体で操作できるのは利点です。
相手の声はクリアで雑味も少なく、聞き取りやすさは優秀。声の大きさも平均66.9dBと十分に出ていますが、自分の声の印象があまりよくないため通話品質には懸念が残ります。
肌に触れる部分が少なく耳栓感覚で使えるため、長時間快適につけられるのは魅力。耳穴にすっぽり収まり、作業中や階段の昇降時も外れる心配も少ないでしょう。メガネに干渉しないようイヤホン型を探しているなら候補になり得ますが、通話が目的の人にはあまりおすすめできません。
連続待受時間 | 120時間 |
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通信距離 | 10m |
イヤーウィング付き | |
接続タイプ | ワイヤレス |
イヤーフック付き | |
応答/終了操作可能 | |
操作方法 | ボタン操作 |
ミュート操作可能 | |
対応コーデック | SBC |
リダイヤル操作可能 | |
付属品 | USB充電ケーブル(Type-A to Type-C)、取扱説明書、イヤーキャップ |
充電時間 | 2時間 |
重量 | 6g |
マルチペアリング対応 | |
AIアシスタント | |
ハンズフリー通話対応 |
マイベストではベストな片耳イヤホンを「騒音下でも音声がクリアに聞こえ、1日中ストレスなく使い続けられる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の片耳イヤホン13商品を集め、以下の9個のポイントで徹底検証しました。
検証軸①:声の届けやすさ
検証軸②:騒音下での声の届けやすさ
検証軸③:声の聞き取りやすさ
検証軸④:声の大きさ
検証軸⑤:つけ心地のよさ
検証軸⑥:バッテリー性能の高さ
検証軸⑦:使いやすさ
検証軸⑧:作業中の外れにくさ
検証軸⑨:防水性能の高さ
今回検証した商品
マイク性能がよく、声が届けやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「声にがさつき感が一切なく、自分の言葉が相手の頭にスッと入るもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
片耳イヤホンをスマホに接続したのち、ダミーヘッドマイクに装着。その後、ダミーヘッドマイクの口の部分に内蔵されたスピーカーから、テスト用の音声を再生。片耳イヤホンのマイクを経由した音声を音楽制作ソフトウェアで測定し、各商品の周波数特性を分析しました。
100-1000Hzと100~8kHzの差分dB値
2000-4000Hzと100~8kHzの差分dB値
マイク性能が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな騒音下でもノイズがマイクに乗らず、クリアな音声を届けられるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
片耳イヤホンをスマホに接続したのち、ダミーヘッドマイクに装着。その後、ダミーヘッドマイクの口の部分に内蔵されたスピーカーから、テスト用の音声を再生。片耳イヤホンのマイクを経由した音声を音楽制作ソフトウェアで測定し、各商品の周波数特性を分析しました。
2000-4000Hzと100~8kHzの差分dB値
100-1000Hzと100~8kHzの差分dB値
相手の声が聞き取りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「相手の声がクリアに聞こえて、意思疎通がまったく問題ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
片耳イヤホンをPCに接続したのち、ダミーヘッドマイクに装着。テスト用の音声を再生し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を音楽制作ソフトウェアで測定し、各商品の周波数特性を分析しました。
100-1000Hzと100~8kHzの差分dB値
2000-4000Hzと100~8kHzの差分dB値
相手の声が大きく、騒音下でも聞こえやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電話してきた相手の声がクリアに聞こえて、騒音下でも意思疎通がまったく問題ないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
片耳イヤホンをPCに接続したのち、ダミーヘッドマイクに装着。テスト用の音声を再生し、ダミーヘッドマイクが聞き取った音を音楽制作ソフトウェアで測定し、各商品の周波数特性を分析しました。
つけ心地のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間つけていても痛みを感じず、つけていることを忘れるほど快適なもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが片耳イヤホンを10分間装着してつけ心地を評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
バッテリー性能が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「イヤホンのみで1日中使えて、充電すれば、ケース込みで1週間くらい充電しなくてもよいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「イヤホン本体だけでどんな操作もワンタッチで行えるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
作業中でも外れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「荷物運びなどで階段の昇り降りをする際もまったくずれないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが片耳イヤホンを装着して、階段の昇り降りをする際にずれたり外れたりしないかを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
防水性が優れている商品としてユーザーがとても満足できる基準を「豪雨や水にうっかり落としても耐えられるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
Bluetoothのバージョンが新しいほど、通信速度・通信範囲・接続の安定性・オーディオ品質が優れているとされているので、なるべく最新のものを選ぶのがベター。5.0以上なら音飛びや遅延が少なく快適な聴取が期待できるでしょう。とくに仕事で使う場合は、取引先に迷惑をかけないために特に注意したいポイントといえます。
1位: GN Audio|Jabra|Talk 65
2位: WOWUP|Bluetooth ヘッドセット
3位: Boytond|イヤホンマイク
4位: Poly|片耳ワイヤレスヘッドセット
5位: JVCケンウッド|KENWOOD|ワイヤレスヘッドセット|KH-M700
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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