剥がせる壁紙のおすすめ人気ランキング【2024年】

手軽に部屋の模様替えを楽しみたい人は、シールタイプを選びましょう。あらかじめ裏面全体に接着剤が塗られており、台紙を剥がすだけですぐに貼り付けられます。また台紙の裏に方眼や目盛りがプリントされているものは、寸法どおりにカットしやすいのも特徴です。

シールタイプは貼ったあとの乾燥時間が必要ないため、すぐに部屋を使いたい人にもおすすめです。ただしシールタイプの剥がせる壁紙は、一般的なのり無しタイプの壁紙と比較して価格が高いため、広い面積のリフォームとなると費用がかさみます。賃貸ではない・費用を重視したい場合は、のり無しタイプの使用も選択肢に入れてみましょう。

さまざまなデザインの壁紙からお気に入りの柄を選びたい人は、一般的なのり無しタイプの壁紙に剥がしやすいのり・両面テープで貼る方法が適しているでしょう。

ただし、のりで貼る場合は、シールタイプに比べて貼り直ししづらかったり、両面テープで貼る場合は、中に空気がはいってしまったりと難しい面があります。さらに刷毛やローラーなどの道具も必要なので、DIYに自信がない人は専門業者に頼むことも候補に入れておきましょう。

アクセントクロスにするなら、1m単位で買えるものを選ぶとよいでしょう。一部の壁だけ雰囲気を変えたいときや、トイレやキッチンなど狭いスペースの模様替えに適しています。まとめ買いのほうが安く買えるケースもありますが、使わない壁紙を余らせることがないよう切り売りをうまく利用するとより経済的でしょう。

なかには1枚30×30cmほどにカットされた壁紙もあります。継ぎ目が目立つ柄には不向きですが、タイルのように貼り付けられるのはうれしいポイント。加工もしやすいので、狭い場所のアクセントクロスにぴったりでしょう。

部屋の雰囲気をガラッと変えたいなら、長尺の商品を購入するのがおすすめです。ECサイトで購入できる壁紙は幅50cm程度で、長尺ものでは1巻き10mほどのロールが多く取り扱われています。部屋のサイズにもよりますが、壁1面のみ張り替えるなら10m前後のものを1～2本が目安になります。

また部屋の壁をまるごと模様替えしたい場合、一般的な6畳間で例えると10mのものが6本程度は必要です。長尺の商品を購入し必要な寸法に切り分けることで、コストが抑えられるので、検討してみてください。

無駄を極力抑えたい人は、量り売り商品を活用しましょう。5mや10mなどあらかじめ設定された長さではなく、1m単位で必要な量だけを購入できるので経済的かつエコにも役立ちます。

ただし、貼ってみたら長さが足りなかったという失敗がないように、壁のサイズは入念に測っておきましょう。壁紙は貼り損じや切り代のロスが出るので、20%程度多めに発注しておくことがおすすめ。また、柄物の壁紙を貼るときは柄合わせが必要になるので、さらに余裕をもって発注しておくとよいですよ。

キッチンのシンク周りの壁に使うなら、防水・防汚機能付きを選ぶようにしましょう。調理や食器洗いで汚れても、手入れが簡単なので長期間きれいに使うことができます。また防カビ・抗菌効果を備えたタイプはより衛生的で、バスルームや結露しやすい場所で使いたい人におすすめです。

子ども部屋や大勢が使うリビングには、耐摩擦性や耐久性に優れたタイプが適しています。厚手の素材を使用することで、ものをぶつけたり引っかいたりしても傷つきにくいのが特徴です。貼った壁紙はもちろん下地の壁紙も保護できるので、ペットがいる部屋にも重宝するでしょう。