小物の収納もできる、ROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7。「しっかり自転車に固定できる」と評判ですが、「膝にぶつかる」「スマホが見にくい」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のカエディアやRec Mount・tiakiaなどの自転車用スマホホルダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車用スマホホルダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ホルダーの安定感も高評価を獲得。実際に段差がある場所を走行したところ、スマホやホルダーのズレはまったくありませんでした。比較したほかの商品には1~2mmズレてしまうものもありましたが、「しっかり自転車に固定できる」との口コミどおり、走行中に外れてしまうことは少ないでしょう。
ホルダーの取りつけも工具いらずで簡単。ただ自転車に巻く面ファスナーの丈が余る点と、面ファスナーの位置が悪くつけにくい点は惜しいところです。比較した商品の大半がハンドルの上に取りつけられたなか、本品はトップチューブの上のみ。「膝にぶつかる」との口コミどおり、脚に当たる可能性があります。
スマホの着脱のしやすさはまずまずです。ジッパーを開けてから面ファスナーで閉じるシンプルなつくりながら、モニターからは「工程が多く手間に感じる」という意見が。比較したなかには片手で着脱できる商品があったのに対し、両手で操作する必要があり着脱しやすいとはいえないでしょう。
「スマホが見にくい」との口コミ同様、スマホの使いやすさもいまひとつ。防水カバーがかかっていてタッチ操作しにくいうえ、反射して画面が見えにくいのも気になります。スマホの向きも縦方向のみでした。小物入れとして使えるのは魅力ですが、スマホの使いやすさを重視するならほかの商品も検討してください。
実際にROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車用スマホホルダーと、ホルダーの取りつけやすさ・ホルダーの安定感・スマホの見やすさ・スマホの着脱のしやすさ・スマホの使いやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Peak Design
マグネットで簡単着脱!シンプルなデザインが魅力
Rec Mount
スポーツバイクにおすすめ。見やすい位置に固定でき汎用性も高い
そもそも自転車用スマホホルダーとは、サイクリング中にスマホを活用するためのアイテム。何かを検索したり地図を確認したりする際に、ポケットやバッグから出し入れする手間がいらずスムーズにスマホを使えます。
今回ご紹介するROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7は、自転車用品やアウトドア用品を展開するコウメイの商品。小物入れに便利なトップチューブバッグに、スマホ収納がついているのが特徴です。
バッグの容量は約1.5Lと大きく、イヤホンやモバイルバッテリーなどの小物をまとめて収納可能。カバーが180度以上に開くため、中身が見やすく取り出しやすい点をアピールしています。
素材には防水性・撥水性の高いTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用。止水ファスナーを採用し、突然の雨にも強いことを謳っています。017-2以外の商品には、防水カバーも付属。カバーをつけることですき間からの浸水を防げますよ。
取りつけ位置は、自転車のトップチューブ上。入れられるスマホのサイズは、縦16.5×横8.5cm以内です。タッチパネルに対応しており、スマホを収納したまま操作できるのも便利。6.5インチ以下のディスプレイに対応しています。
サイズは幅8.5×奥行12.5×高さ20cm。デザインは6種類あり、それぞれ重量が異なります。なお017-5BKは、幅10.5cmなので覚えておきましょう。
<重量>
今回は、ROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7を含む、自転車用スマホホルダー全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ホルダーの取りつけやすさの検証です。工具なしで取りつけられるか・付属以外の部品やパーツの加工が必要ないか・取りつけ位置の自由度が高いかをチェックしました。
結果は良好。比較した商品の2割は工具が必要だったなか、工具いらずで簡単に取りつけられました。説明書もわかりやすく、スムーズに作業できます。
ただし、自転車につける部分の面ファスナーの丈が若干余ってしまう点と、面ファスナーの位置が悪くつけにくい点は惜しいところ。比較したほとんどの商品がハンドルの上に取りつけられたのに対し、セット位置はトップチューブ上に限られるので、頭に入れておきましょう。
続いて、スマホの着脱のしやすさを検証しました。
乗り降りする際を想定し、男女6人のモニターが実際にスマホを着脱。素早く簡単に行えたものを高評価としました。
一方なかには、「工程が多く手間に感じる」というモニターも。スマホを着脱するたびにジッパーを開け閉めして面ファスナーを剥がす必要があります。
比較したほかの商品には片手で着脱できるものがあったのに対し、「両手を使わないとスマホを落とす危険性がある」という意見も多数聞かれました。片手での操作は難しいでしょう。
<スマホの着脱のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、ホルダーの安定感の検証です。
段差がある場所をロードバイクで走行し、スマホや各商品にズレがないかを測定。スマホを装着した状態で上から5Nの力を加え、スマホにどれだけたわみがあったかも確かめました。
ホルダーの素材には弾力性と柔軟性をあわせもったTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用していますが、バッグタイプなのでたわみもなし。「しっかり自転車に固定できる」という口コミのとおり、安定感のある使い心地といえます。
最後に、スマホの使いやすさ・見やすさの検証です。
スマホの画面全体が見えるか・各商品の反射や陰で画面が見にくくならないか・画面の角度を360度変えられるか・スマホをハンドルより前につけられるかをチェック。また、画面を縦でも横でも使えるか・スマホのタッチ操作に問題はないか・スマホを充電できるかも確かめました。
スマホの使いやすさの評価はいま一歩。スマホを充電しながら設置できるため、長時間でも問題なく使えるでしょう。
一方、防水カバーがスマホの画面にかかっており、タッチ操作のしにくさが気になりました。比較したほかの商品にはスマホの向きを横にしても使えるものがありましたが、使えるのは縦方向のみ。スマホの表示内容に合わせて縦横を切り替えたい人には、物足りないといえます。
口コミで指摘されていたとおり、スマホの見やすさもいまひとつ。スマホの画面全体は問題なく見えるものの、防水カバーに反射して見えにくいのが気になります。比較したなかには画面の角度を360度変えられる商品もありましたが、角度も調節できませんでした。
ホルダーをハンドルより前に取りつけられない点も、評価を下げる要因に。「膝にぶつかる」という口コミのとおり、バッグが脚に当たってしまう可能性も高めです。スマホの位置が体から近く、画面が見にくい点もネックとなりました。
特にロードバイクを使用する場合は、慎重に検討したほうがよいでしょう。
対応スマホサイズ | 6.5インチ以下 |
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ハンドルバー径. | 非対応(トップチューブに取り付け) |
良い
気になる
素材 | TPU |
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収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | バイザー |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
ROCKBROS 自転車スマホホルダー トップチューブバッグ 017-7は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入可能です。サイトによって送料がかかる場合もあるので、購入する際はよく確認してくださいね。
最後に、スマホが快適に使える自転車用スマホホルダーをご紹介します。
Kaedear クイックホールド手裏剣は、様々なハンドル径に対応していて車種を問わず使えるのが魅力。取りつけ角度を自在に変えられるため、スマホの画面が見やすいですよ。スマホを置くだけで瞬時に固定されるため、着脱が簡単なのもうれしいポイントです。
ロードバイクを使うのであれば、Rec Mount Cycle マウントキット 【R+Cycle1】がおすすめ。ハンドルの前側にスマホを取りつけられるため、ハンドルと体が近いロードバイクでもスマホを快適に操作できるでしょう。段差がある場所を走行してもズレることなく、薄型で使いやすい商品です。
対応スマホサイズ | 4~7インチ |
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ハンドルバー径. | 12.7mm、22.0mm、25.4mm、31.8mm |
良い
気になる
素材 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | バーマウント、ミラーマウント、径変換アタッチメント、2mmラバーテープ、取り付け工具(六角レンチ)、日本語説明書 |
Kaedear クイックホールド手裏剣 KDR-M22Cをレビュー!口コミ・評判をもとに徹底検証
対応スマホサイズ | iPhone各種に専用ケース・汎用マウントあり |
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ハンドルバー径. | 31.8mm、26.0mm、25.4mm |
良い
気になる
素材 | アルミニウム、樹脂、ステンレス |
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収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | マウント本体、専用ケース、下部アダプター、脱落防止ストラップ、解除レバー |
Rec Mount Cycle マウントキット 【R+Cycle1】をレビュー!口コミ・評判をもとに徹底検証
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