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キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

最大約500ルーメンの明るさがあり、手軽にUSBで充電できると謳う自転車ライト、キャットアイ AMPP500 HL-EL085RC。「明るい」「取りつけも簡単」と評判です。しかし「思ったより暗い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 明るさ
  • バッテリーの持ち
  • 安定性
  • 着脱のしやすさ
  • 使い勝手のよさ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自転車ライトとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車ライト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
片岡優
ガイド
マイベストホビーチームマネージャー
片岡優

アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。

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自社施設

目次

はじめに結論!真っ暗な道をしっかり照らしたい人に。同じ明るさを長く維持でき、着脱もスムーズ

明るさ No.1
着脱のしやすさ No.1

キャットアイ
AMPP500HL-EL085RC

4,590円

AMPP500

おすすめスコア

4.73
2位 / 23商品中
  • 明るさ

    5.00
  • |
  • バッテリーの持ち

    3.90
  • |
  • 安定性

    4.99
  • |
  • 着脱のしやすさ

    5.00
  • |
  • 使い勝手のよさ

    4.38
明るさと点灯時間500lm(ハイ):約1.5時間/250lm(ロー):約3時間/500lm/250lm(デイタイムハイパーコンスタント):約5時間/250lm(点滅):約50時間
最大の明るさ537lm(実測)
明るさの安定性99.8%
重量(実測値)121.2g(マウント込み)
電源方式microUSB
タイムセール

良い

  • 最大の明るさが537lmで暗い道でも走行可能
  • 点灯直後の明るさを維持する安定性
  • 使い勝手のよい設計で、使用時のストレスが少ない

気になる

  • 連続点灯時間は3時間と、バッテリーがあまり持たない

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCは、とにかく明るく照らせるものがほしい人におすすめ。実際に明るさを計測すると、公称値500ルーメンの107.4%にあたる537ルーメンを記録しました。比較したほかの商品には、公称値の2~3割ほどしか発揮できないものや、100ルーメン以下のものも。「思ったより暗い」との口コミに反し、真っ暗な河川敷や山道でも快適に走行できるでしょう。


安定性も高く、点灯直後の明るさを長くキープできました。明るさの変化を記録したグラフの傾きはわずか0.2%で、比較した全商品の平均値25.03%(※執筆時点)を大きく下回る結果です。点灯直後の明るさがすぐに失われたダラ落ち型と比べると、本品は明るさが低下せず夜道を長く走る際にもぴったりですよ。


着脱のしやすさも文句なし。工具なしでマウント・ライトを着脱できるのはもちろん、片手でのライト着脱・ライトの左右角度の調節も簡単です。比較したなかでも本品を含むキャットアイの商品は特に使いやすく、頻繁に着脱する人にも有力候補となるでしょう。


使い勝手も良好です。重量は121.2gと、比較した商品内では走行時や携帯時の負担がかかりにくい重さ。4種類のモード切替機能と、バッテリーの低下をインジケータが知らせる機能も搭載していました。あらゆる方向からの水飛沫を受けても使えるIPX4の防水性能も備え、小雨程度であれば対応可能です。


ただ、ローモード(250ルーメン)でのバッテリー持ちは3.6時間と短め。比較した同じ200~250ルーメンの商品と比べると悪くない結果ですが、充電頻度が高く日常使いにはあまり向きません。とはいえ非常に明るく使いやすいので、明るさ重視の人や週末のサイクリングメインで使う人はぜひ検討してみてくださいね。

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCとは

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCとは

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCは、独自技術であるオプティキューブ™テクノロジーを採用した、ワイド配光が特徴のモデル。視認性と被視認性の両方にこだわったデザインと謳っています。自転車ライトには、電池式と走行による発電で光るダイナモ式がありますが、本品はmicroUSBで充電できる電池式です。


手軽にバーに固定できるよう、フレックスタイト™ブラケットを付属しているのも注目ポイント。別売りのオプションパーツを用意すれば、手元以外の場所やヘルメットにも取りつけ可能です。


販売元のキャットアイは、大阪府に本社を置く昭和29年創業のメーカー。自転車ライトのほか、サイクルメーターやリフレクターなどのサイクルアイテムを幅広く取り扱っています。

最大光量は500ルーメンと公称。ローモードで約3時間使える設計

最大光量は500ルーメンと公称。ローモードで約3時間使える設計
出典:cateye.com

最大光量の公称値は500ルーメン。ルーメン(lm)とは、ライトから出る光の総量(光束)の単位のことで、数値が大きいほど明るいとされています。


モードは全4種類から選択可能です。ハイ・ロー・点滅のほか、常時点灯に点滅機能をプラスしたデイタイムハイパーコンスタントモードも搭載。どのモードからでも、ダブルクリックで素早くハイモードに切り替えられますよ。


microUSB充電式で、約4~8時間で本体の充電が完了する設計。連続点灯時間は、ハイモードで約1.5時間・ローモードで約3時間と公称しています。残量が20%以下になると赤に点灯する、バッテリーインジケータを搭載しているのも便利です。

防水規格はIPX4に対応。AMPPシリーズでは全6種類を展開

防水規格はIPX4に対応。AMPPシリーズでは全6種類を展開
出典:cateye.com

重さは117gで、サイズは100×34×37mm。防水規格はIPX4相当で、あらゆる方向から水の飛沫があっても大きな影響を受けないつくりです。


なおAMPPシリーズでは、さまざまな明るさの商品をラインナップしています。今回ご紹介するAMPP500のほか、AMPP130・AMPP300・AMPP800・AMPP900・AMPP1100も販売。明るさの目安は真っ暗な道なら400ルーメン、街灯のある道なら150ルーメンとされているので、利用シーンに適したモデルをチョイスしてくださいね。

実際に使ってみてわかったキャットアイ AMPP500 HL-EL085RCの本当の実力!

今回はキャットアイ AMPP500 HL-EL085RCを含む、自転車ライト全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 明るさ
  2. バッテリーの持ち
  3. 安定性
  4. 着脱のしやすさ
  5. 使い勝手のよさ

安定した明るさが続く。街乗りだけでなく、暗い夜道にも対応

安定した明るさが続く。街乗りだけでなく、暗い夜道にも対応

まずは、明るさの検証です。外部専門機関に依頼し、ライトの明るさ(全光束:ルーメン)を測定。最も明るいモードでの明るさを実測し、500ルーメンを上限として明るいものほど高評価としました。


続けて、安定性の検証です。ライトを連続点灯させたときの明るさの変化を照度計で測定し記録。グラフの傾きが小さく、明るさが安定して続くものを高評価としました

明るさは文句なし。真っ暗な河川敷でも明るく照らせる

明るさは文句なし。真っ暗な河川敷でも明るく照らせる

結果、明るさの評価は比較した商品内でもトップクラスです。最も明るいハイモードでの実測値は537ルーメンと、公称値500ルーメンの107.4%の明るさを確認できました。「思ったより暗い」との口コミに反し、真っ暗な河川敷や山道でも走行しやすいといえます。


比較したほかの商品には、100ルーメン以下のものや公称値の2~3割程度の明るさしか確保できないものも。街灯のある市街地では使えても、暗い夜道には物足りません。対して本品は、とにかく明るさ重視の人でも満足できるでしょう。


ただ対向車が眩しく感じる可能性もあるため、交通量が多い道では注意が必要です。街乗りする場合は、ライトをやや下向きに調整するなど工夫してくださいね。

安定性も優秀。点灯直後の明るさを長くキープ

安定性も優秀。点灯直後の明るさを長くキープ

安定性も文句なしの高評価です。上の画像からもわかるとおり、点灯直後の明るさを長時間キープできました。明るさの変化を記録したグラフの傾きはわずか0.2%で、比較した全商品の平均値25.03%(※執筆時点)を大きく下回る結果です。


ほかの商品にはバッテリー持ちはよいものの、すぐに点灯直後の明るさを失うダラ落ち型と呼ばれるモデルも。暗い夜道を長く走行する場合は、本品のように明るさが低下しない一定光量タイプがおすすめです。

バッテリー持ちはあと一歩。毎日30分使うなら1週間は持ちそう

バッテリー持ちはあと一歩。毎日30分使うなら1週間は持ちそう

続けて、バッテリー持ちを検証しました。ライトを最も長く点灯するモード(点滅は除く)で、バッテリーが切れるまでの時間を測定。7時間を上限とし、長持ちするものほど高評価としました。


検証したところ、ローモード(250ルーメン)での連続点灯時間は3.6時間。比較したほかの200~250ルーメン程度の商品には同レベルのものもありましたが、なかには7時間以上使えたものも。ハイモードの公称値も約1.5時間と短く、長時間走行したい人よりも明るさ重視の人に向いているといえます。


なおローモードの250ルーメンは、街灯がある道では十分明るいとされる数値です。毎日の通勤で片道30分かかるなら、帰宅時に点灯し続けても1週間は使える性能ですよ。

着脱のしやすさも問題なし。ライトの左右角度の調節も簡単

着脱のしやすさも問題なし。ライトの左右角度の調節も簡単
出典:cateye.com

次は、着脱のしやすさの検証です。


工具を使わず手だけでマウント・ライトを着脱できるか、片手でマウントにライトを着脱できるか、ライトの左右の角度調整をできるかなどのポイントをチェックし、評価しました。

着脱のしやすさも非常に優秀。比較した多くの商品同様、工具なしでマウント・ライトの着脱が可能です。手軽に固定できると謳うフレックスタイト™ブラケットを採用しているおかげか、スムーズに着脱できました。


ほかの商品には片手でのライト着脱が難しいものや、ライトの左右角度の調節ができないものも。本商品はどちらも問題なく行えたので、通勤や通学などで頻繁に取り外しすることが多い人でも快適に使えるでしょう。

使い勝手も良好。バッテリー低下の通知機能も搭載

使い勝手も良好。バッテリー低下の通知機能も搭載
出典:cateye.com

最後は、使い勝手のよさの検証です。IP規格を満たした防水性を備えているか、モード切替機能があるか、本体+マウントが軽量かなどのポイントをチェック。幅広いシーンで使用できるモデルを高評価としました。


使い勝手も上々です。モードはハイ・ロー・デイタイムハイパーコンスタント・点滅の4種類で、シーンに合わせて使い分けられます。バッテリーが20%以下になったタイミングがわかるインジケータつきで、うっかりバッテリー切れを起こすリスクも軽減できますよ。


重さは121.2gと全商品の平均値130.38g(※執筆時点)を下回り、比較した商品内では走行時や持ち運び時の負担になりにくいといえます。


防水規格はIPX4と、あらゆる方向からの水飛沫にも対応できるレベル。ただ大雨のなかを走ったり、レースなど過酷な環境下で使ったりするなら、水しぶきへの耐性に優れたIPX6のモデルを検討しましょう。


  1. 防水規格|IPX4
  2. モード切替機能|⚪︎
  3. バッテリーLow通知機能|⚪︎
  4. 重量|121.2g

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCの詳細情報

明るさ No.1
着脱のしやすさ No.1

キャットアイ
AMPP500HL-EL085RC

おすすめスコア
4.73
自転車ライト2位/23商品
明るさ
5.00
バッテリーの持ち
3.90
安定性
4.99
着脱のしやすさ
5.00
使い勝手のよさ
4.38
AMPP500 1
AMPP500 2
AMPP500 3
AMPP500 4
AMPP500 5
最安価格
4,590円
やや高価格
最安価格
4,590円
やや高価格
明るさと点灯時間500lm(ハイ):約1.5時間/250lm(ロー):約3時間/500lm/250lm(デイタイムハイパーコンスタント):約5時間/250lm(点滅):約50時間
最大の明るさ537lm(実測)
明るさの安定性99.8%
重量(実測値)121.2g(マウント込み)
電源方式microUSB
防水機能
防眩機能
バッテリーLow通知機能
遠くまで照らせる配光

良い

  • 最大の明るさが537lmで暗い道でも走行可能
  • 点灯直後の明るさを維持する安定性
  • 使い勝手のよい設計で、使用時のストレスが少ない

気になる

  • 連続点灯時間は3時間と、バッテリーがあまり持たない
モード数4種類
重量(公称値)117g
自動点灯機能
工具不要
付属品microUSBケーブル、ブラケット
ソーラーパネル付き
全部見る

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    4,590円

    (最安)

    販売価格:4,590円

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キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCはどこで買える?

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCはどこで買える?
出典:cateye.com

キャットアイ AMPP500 HL-EL085RCは、Amazon・楽天市場などのECサイトで購入可能。送料・値段などを確認して、お得に購入できるショップを選びましょう。


値段は執筆時点で税込6,050円(※公式サイト参照)。キャットアイからは、AMPPシリーズのほかにバーの下に設置できるGVOLTシリーズや、KEEN(キーン)などの乾電池モデルも販売されています。自分の好みや使い方に合ったモデルを選んでくださいね。

バッテリー持ちにこだわるならこちらもおすすめ

最後に、バッテリー持ちがよく、長時間の使用に適したモデルをご紹介します。


明るさも重視する場合は、SERFAS USL-450がぴったり。モードを6種類選択でき、シーンにあわせて細かく使い分けられる点も魅力です。100ルーメンのミドルモードで7時間使用でき、最大光量は537ルーメンと明るい点もうれしいポイント。街灯のない場所も明るく照らせ、着脱も簡単です。


安定性にもこだわる人は、キャットアイ AMPP300 HL-EL083RCがおすすめ。明るさの変化を記録したグラフの傾きは0.9%に留まりました。100ルーメンのローモードで7時間以上点灯したので、通勤・通学などで毎日使用する人にも適しています。ライトの着脱も片手で簡単に行えましたよ。

SERFAS
USL-450USL-450

おすすめスコア
4.76
明るさ
5.00
バッテリーの持ち
5.00
安定性
4.81
着脱のしやすさ
5.00
使い勝手のよさ
4.13
参考価格
3,217円
中価格
明るさと点灯時間50lm(Low):14.5時間/100lm(Mid):7時間/100lm(点滅):20時間/200lm(Hi):3.5時間/450lm(Over):2.5時間/450lm(日中点滅):25時間
最大の明るさ537lm(実測)
明るさの安定性96.2%
重量(実測値)152g(マウント込み)
電源方式microUSB
防水機能
防眩機能
バッテリーLow通知機能
遠くまで照らせる配光

良い

  • 最大537lmの明るさで暗い道も照らせる
  • 7時間点灯可能で、日常的に使用しても充電回数が少なく済む
  • 大きなマウントの爪で着脱しやすく、手袋をしても操作可能

気になる

  • 特になし
モード数6種類
重量(公称値)162g
自動点灯機能
工具不要
付属品ブラケット、USB充電ケーブル、日本語取扱説明書
ソーラーパネル付き
全部見る
USL-450

SERFAS USL-450をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

キャットアイ
AMPP300HL-EL083RC

おすすめスコア
4.70
明るさ
4.60
バッテリーの持ち
5.00
安定性
4.96
着脱のしやすさ
5.00
使い勝手のよさ
4.38
参考価格
4,182円
やや高価格
明るさと点灯時間300lm(ハイ):約3時間/100lm(ロー):約8時間/300lm/70lm(デイタイムハイパーコンスタント):約10時間/60lm(点滅):約100時間
最大の明るさ298lm(実測)
明るさの安定性99.1%
重量(実測値)120.4g(マウント込み)
電源方式microUSB
防水機能
防眩機能
バッテリーLow通知機能
遠くまで照らせる配光

良い

  • 使いやすい300lmと100lmの2つのモードを備える
  • バッテリーが切れるまで明るさが一定
  • 100lmのモードで7時間以上点灯可能するため、日常的に使っても充電頻度が少ない

気になる

  • 特になし
モード数4種類
重量(公称値)117g
自動点灯機能
工具不要
付属品microUSBケーブル、ブラケット
ソーラーパネル付き
全部見る
AMPP300

キャットアイ AMPP300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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