「ap bank fes」は環境問題や災害支援といったさまざまなテーマを掲げながら、2005年より開催されてきた野外音楽フェス。3年ぶりの開催となった今回はap bankのコンセプトソング「to U」の世界観とリンクする「自分以外の誰かのためを想って」というメッセージのもと、初となる無観客配信ライブとして行われた。今年のステージには小林武史(Key)、櫻井和寿(Vo, G)、小倉博和(G)、
舞台となったのは、千葉県木更津市にある「農」「食」「自然」の循環を体験できるサステナブルファーム&パーク・KURKKU FIELDS。配信がスタートすると、約9万坪の自然豊かなKURKKU FIELDSの空撮映像や、「ap bank fes」の歴史を振り返るようにこれまでのイベントの様子が流れる。そして映像が切り替わると、抜けるような青空のもとにBank Bandの面々が。
ここからはゲストを迎え入れながらライブを展開していくBank Band。「彼女の才能を感じる中で、稀有な存在だと思いました」と小林に紹介された初出演のmiletは、眼前に広がる景色を全身で感じながら、「inside you」「Ordinary days」を歌う。一方、「ap bank fes」は皆勤賞というSalyuはスケール感のある「風に乗る船」、どんな状況下でも歌い続けていきたいという願いが込められた「THE RAIN」をエモーショナルに届けた。ひと際目を引くサンバの衣装で現れたのはKAN。“晴れわたる空に白い雲”という絶好のシチュエーションで「何の変哲もないLove Song」を披露し、サンバの羽飾りを背負った櫻井とともに「君のマスクをはずしたい」「弾かな語り」をデュエットした。
続いて登場したMr.Childrenは「ap bank fes」のステージに立つ喜びを噛み締めるように「彩り」をパフォーマンス。「I'll be」でアグレッシブなセッションを繰り広げたあと、温もりあふれる「口笛」で出番を終えた。日が傾き始めた頃、ステージに姿を現したのは宮本。久保田早紀「異邦人」を魂を解放するように歌った彼は、
トップバッターとともにトリも務めるBank Bandのステージは、
関連する特集・インタビュー
音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】「ap bank fes」配信版でBank Band、ミスチル、宮本浩次、MISIAら豪華アクトが自然の中で熱演(写真25枚)
https://t.co/18vsfDI7ms
#apbankfes #BankBand #小林武史 #櫻井和寿 https://t.co/S6d5JYnkIA