■独断の解釈ですが分かる範囲で
いまいちご質問の内容がはっきり理解できないのですが、動画の中のワンシーンということで、もう少し具体的に教えていただけますか?私なりの解釈を書きますので違っていたら補足してください。
・DVカメラ → テープに撮影した動画から任意の一枚の静止画を得る。
・デジカメ → 撮影したMPEG動画の中から一枚の静止画を得る。
この点に関して、僕の見解は以下のような感じです。
DVカメラは撮影した映像をテレビで見ることを前提に設計されています。この為、動きなどは通常のテレビ放送と同様に滑らかな動画が記録再生できます。解像度はテレビで表示するのに十分な720*480ピクセルです。しかし静止画に関してはあくまでオマケとして考えたほうが良いと思います。最近では静止画記録にも強いものもありますが、DVカメラとして売られている以上は静止画記録はサブだと思ったほうが良いでしょう。したがって、静止画は静止画記録専用のデジカメに比べて、価格の割に画が悪いのは仕方ないと思います。(これは一般論なので両者の利点を完全に融合した機種も出てくるかもしれません。)
静止画専用デジカメは、デジタルスチルカメラと呼ばれ、スチルはSTILL、静止するの意です。前述の場合とは逆に、静止画記録様に設計されているので動画記録がオマケです。現在のフラッシュメモリーには残念ながらDVと同程度の品質のビデオを記録するには役不足で、多くの機種では圧縮率の高いMPEGを採用しています。テレビで見るビデオとしてはまだまだ程遠いビデオです。
新型のデジカメ、DSC-F707(実売13万円くらい)を買いましたが、これの動画記録でもまだ30コマ/秒は出ていません。そろそろDV品質で撮影できるデジカメが出ても良いと思いますけどね。
■余談
切手2枚分くらいの大きさのカセットのビデオカメラが出ました。本体も一般的な静止画デジカメより小さいので新しい風を吹かせてくれるかもしれませんね。
■単純に静止画記録のお話
静止画でしたら2,3万円クラスのデジカメ(スチル)の方がDVより綺麗な場合が多いです。
最近発売されたDVカメラ、ソニーDCR-PC120を友人が買いましたが、静止画記録はふた昔前のデジカメ、といった感じでした。
DVカメラでもレンズの違い、CCDの違いで差はかなりあります。僕がメインで使っているDCR-VX2000というDVカメラは、解像度はVGAですが大きなレンズと3CCDの恩の系でとても鮮明な静止画が得られます。もちろん静止画デジカメでも機種によって様々。
解像度の点では、DVカメラは720*480で、静止画デジカメでは最低画質のVGA(640*480)とほぼ同等です。これは最終目的がテレビに映すことと、写真として(印刷用とも含めて)見ることの違いです。
ということで僕は静止画はF707、動画はVX2000と2台持ち運んで使い分けています。両者ともデカイので苦労します。。。