過年度分のデータはあくまで前のバージョンで処理してください、ということではないでしょうか。コンバートソフトは簡単にできるはずなんですがなんか理由があるのですかね。 　手作業もあり簡単というわけではないのですが、コンバートの方法がないわけでありません。やり方としては事業所情報を消費税を含めて以前のバージョンと同じ内容で新規登録します。前年度の科目体系を補助科目を含めて新しいバージョンで構築し、それぞれの科目と補助科目の開始残高を前年度の決算書などから移します。次に前のバージョンの仕訳日記帳からデータをCSV形式でエクスポートし、エクセルなどを使って弥生会計05の要求する形式に整え、最後にCSV形式で出力しそれを05で読み込ませることになります。弥生の場合は実際にデータを読み込む前にCSVファイルのデータの適合性をチェックし、たった一つのレコードでも要求する形式の基準を満たさない場合は、読み込み自体を行わないので、ダブルブッキングなどの事故は起こりません。その点は安心してよいと思います。 　全体的にはたいした手間はかからないと思うのですが、エクセルでは任意の列をダブルクオーテーション(")で囲んでCSV形式で出力することができませんので、"★"など絶対に他のデータの中に現れない文字（列）をダブルクオーテーションが必要な列に埋め込み、CSVで出力してからワードパッドなどで""に置換するなどすれば対応できるはずです。それ以外にも""で囲むことが必要なフィールドはデータの中に半角コンマ(,)を含む文字列などもありますので、先に(,)を全角に変えておくなどの手間も必要です。 　04から05のコンバータがないのは不満が大きいのでそのうちでる（ダウンロードできる状態になる）のではないかと思うのですが、コンバートに自信がなく手打ちで対応できない仕訳数であれば年度途中からの新バージョンの導入は少なくともコンバータがでるまではあきらめるしかないと思います。