「デンスケ」なんて言葉もなつかしいですね。現在では電気量販店の店員さんに「デンスケ」なんて言ってもほとんどの場合『???』って顔をされるんですよ!店員さんももっと勉強してほしいですね。
さて、ejison16さんがかつてされていたような、2トラックの生録音でしたら、録音ができるポータブルMDやポータブルDATと、ポータブルMDやDAT用のコンデンサマイクがあれば、昔よりも高音質な録音は可能かと思います。両方がプラグインパワー(録音機からコンデンサーマイクの電源を供給)に対応していれば、便利ですね。
もちろん通常のダイナミックマイクロフォンやコンデンサマイクロフォンをつなぐ事も可能ですが、変換ケーブルを購入または自作する必要があります。
MDにするかDATにするかという選択枝ですが、MDの場合は記録に情報を圧縮し再生時に展開するという方法をとっていますので、DATにくらべるとやや音質が落ちます。といってもかつてのカセット録音に比べるとはるかにハイファイな録音ですので、一般の方が使用する分には特に問題ないと言えます。
MDのディスクは1枚数百円で、最近ではコンビニなどでも売っている事、それに比べてDATのテープは千数百円からで、専門店などに行かないと売っていない事を考えると、コンシュマーユースではMDでの録音がよろしかと.....。
「100V電源が確保できる場所でしか録音しない」というのであれば、ポータブルではなく、据置型のMDデッキやDATレコーダーの方が使い勝手が全然違いますので、そちらの購入をおすすめします。
なお、趣味としてもっと凝った録音をしてみたいという場合には、最近では「ミキサー一体型のハードディスクレコーダー」というものが、安価に(安いものでは3万円未満、ただしこの場合録音時間はかなり短い)各社から出ているので、お店で眺めてみてはいかがでしょうか。これらの機種は一通りの編集機能や、最終的にはCD-RにオーディオCDとして記録できるものもあります。
DTM(デスクトップミュージック)関連のサイトやショップで見つけて下さい。また、楽器屋さんのDTM関連のコーナーにもあります。
お礼
早速の的確なご回答をありがとうございました。 昔はポータブルと言えばカセットテープ、と言う具合に単純だった ものですから、その中で一番いいものを買えばよし、という明確さ でした。いまはもう何がなにやら・・ 途中、DATというすごいものがある、ということを耳にしてはいま したが、再び始めようかな、と思ったときには、既に次なる時代に 移ってしまっているような状況で。とても追いついていけません。 (勝手に「次」と思っているだけで、実際は「次の次」なのかも・・) 再生はMDで聴きたいと思っているものですから、お勧めいただいた 選択肢は、まさにうってつけのような気がします。 また、何かありましたらお教えください。ありがとうございました。