ポータブルとデッキの音質の違い

デッキタイプといっても、ミニコンポ的な物からオーディオルーム向けまで ありますし、ポータブルといっても、持ち歩いて音が聞ければ良いというラ ジカセ感覚やヘッドホンステレオのような物もあれば屋外でのレコーディン グや集音用の物まであります。当然、それぞれ、あきらかに違うと思います。 どのような場所でどのような音を録音されるのか、重量の余裕、電源の確保、 耐久性、予算などいろいろ関係してくると思います。 例として、私が使っているカセットをあげれば、出先での録音には、今だに ソニーのカセットデンスケを使っています。録音の音質に関してはたいがい の据え置き機よりも良いですし、マイクリミッターなど生でマイク集音する 際に欲しい機能はそろってます。レベルメータも見易いです。 しかし、この機種は録音性能重視なのか、再生については並のカセットデッ キ程度です。 ＣＤについては、携帯用のコンパクト機と低価格の据え置き機では、音質の 点の差は小さいと思います。操作性や使用時の置き方の自由度などが選択の ポイントではないかと思います。 ＭＤは、以前調べたところでは、一般の民生機では、野外でのマイク録音や ミキサからのライン録音に使える程度の物は皆無だったと思います。これら の用途では、左右独立の録音レベル調節、左右のレベルメータは必須ですし、 できればリミッタなどが欲しいですから。ほとんどは、ＣＤからのダビング や会話の録音に使える程度です。

これは、本当に物に寄ると思いますよ。 例えば中途半端なミニコンよりは、ポータブルタイプをバッテリー駆動させた方が音質が良い事が多々在ります。 （電源ノイズが乗らない等の、ノイズ元が少ない為。） テープなんかの場合は特に差が出たりしますが、デジタルメディアの場合はアンプとスピーカーの特性の方が目立つので、余り差は解らないかも知れません。 また、聞く曲によっても音の特性が変わりますので、こればっかりは、御自分の耳で確認される方が良いと思いますよ。 私の場合、必ず自分のお気に入りのメディアと、ヘッドフォンを持って視聴して回ります。