Q/mp3というものがわかる方 簡単に教えてもらえないでしょうか?
A/MP3とは音声圧縮技術の一つです。
音のデータを効率化(符号化)し音質をある程度維持したまま、データ容量を減らす手法を音声の圧縮といいます。これを使うことで、ハードディスクを節約したくさんの音楽を保存できるようになります。
もっと分かりやすく言えば、私達も何か話すときに文章を省略したり略したりしても、相手にその意味が伝わることがありますよね。それと同じで、音声もあるルールに従い省略したり短縮して、データ量を節約するのです。そして、再生するときにそのルールに当てはめて、データをほぼ元の形に修復(伸張、展開)します。その一つの方式がMP3といいます。
正式名は、MPEG Audio Layer3というもので、元の圧縮されていないCDの音声(一秒間に約150KBぐらいの音に必要なデータを消費する)の1/10ぐらいの容量(一秒間に15KBぐらいの音データ量)でCD並の音質を維持できるというのが、MP3の特徴です。
ちなみに、MP3は圧縮技術の一つに過ぎず。ただ、最も多く使われている規格に過ぎません。
他にも2倍前後高い圧縮率でもCD並の音質を維持できるWMA8(WindowsMediaAudio8)やMD(ミニディスク)などの収録で使われる圧縮技術のATRAC(アトラック)という技術を進化させたATRAC3などの音声圧縮技術もあります。
MP3で圧縮すると、音の質は元の物より下がりますが、ごく僅かに音質が下がるだけに留まるため、多くの人は音質が悪いという感覚を感じません。
Q/また自分で変換できるものなのでしょうか?
A/もちろん可能ですよ。市販のMP3作成ソフトを使うことで可能です。フリーソフトでも「午後のこ~だ」などがあります。(検索サイトで午後のこ~だといれればヒットします。歴としたフリーソフトで違法ソフトではありません)
これらの圧縮(符号化)を行うソフトウェアをエンコードソフトウェアといいます。逆に符号化したデータを伸張するソフトウェアをデコードソフトウェアといいます。