(1)たぶん・・・というか、完全初心者でもまぁなんとかなると思います。 特にイラストレーター経験者であれば、操作的に似ている部分はありますので、ネット上で簡易的なハウツーを紹介しているサイトなんかを少しかじっただけで、なんとかなると思いますよ。 現実問題、「ツールが使いこなせるか否か」は、殆ど「いかに効率良く短時間で作業出来るか」で、作品の質はまた別問題だと思います。ツールプロフェッショナル＝優れたデザイナー・・では全くないですので。 405czさんに並以上のアイデアやデザイン能力があるのなら、始めのうちは多少のツール知識の貧しさはカバー出来るはずですし、また、「道具の使い方」なんてものは仕事の中で自然に身に着いていくと思います。 (2)テキスタイルデザインの現状は解りませんが・・・ これは様々な種類のデザイン業に言えると思いますが、どういう制作方法が主流かというのは、会社や個人によっても大きく違ったりすると思います。あまり一般論は求めず、自分自身の道を開拓していった方がいいかもしれません。 イラストレーターというのは主にベクトルデータを扱うツールで、フォントや幾何学的なデザインなんかの扱いに長けています。一方フォトショップの基本用途は、鉛筆や水彩・油彩なんかのお絵かきと同じ、手描きツールと考えていいと思います。（あくまで基本的な考え方です。）なので、全くの初心者として始めるなら、フォトショップの概念の方が理解し易く、むしろ敷居は低いかもしれません。 で、この２つ（特に新しいバージョンなど）は互換性に優れ、それぞれの利点を生かし双方を兼用している人も多いですね。 最近の印刷技術は高くその表現方法にも幅がありますので、ベクトルデータの表現だけでは今のテキスタイルデザインには事足りないこともあり、フォトショップが好まれるということも多少あるのかもしれません。 ・・・以上からも、イラストレーターを使えることは全く無駄にはならないはずです。ご参考までに。