デジカメ画像を印刷可能データへ

再回答です。 データについては、解像度（と言うか縦横ドット数）はいじらずにepsで印刷屋さんに渡しています。イラストレータ上では75dpiのまんま貼り付けて見かけサイズ縮小、です。300dpiへ目伸ばしすると程度の差はあれ画質は劣化しますから、加工回数は最小限にしたいのでこの方法です。 画像についてはちゃんとしたハード・ソフトのある印刷屋さんにお任せしています。ポジのスキャンなんかドラムにはかないませんので。 ただ、デジタルのグレースケール画像は、単純に変換しただけではキレイにならないことがあるので、自分で色をいじってから変換することもあります。一応元スキャナオペレータなので(^^;)。

駄目です。最低300dpiというのは、撮影した画像の実寸法(解像度)です。本来なら72をPhotoshopで300に上げても、これは疑似解像度で本当はふさわしくありません。解像度(dpi)は印刷の線数(lpi)の倍に比例するのです。失敗すればジャギーが出ます。クライアントのクレームの原因になります。理由はイメージセッターの高解像度(1200dpi)に起因してるのです。 また300～350dpiの解像度ですが、印刷の線数によって変わります。100線・133線・150線・175線…etc.印刷するlpiで解像度を変えなくてはいけません。即ちデザイナーにもある程度の線数の目利きの判断が必要です。350dpiはあくまでも目安(72でも印刷可能)であって確実ではありません。 dpiとlpiの関係が計算出来れば、画像のスキャニングのサイズが理解出来ます。私も画像の使用サイズによって、スキャニングの大きさを変化させています。私は画像の大きさによって、72dpiで175lpiの印刷(無謀なので自信のない人はやめた方が良い)の画像データを作成しています。何でもかんでも300にすると、やたらデータが重くなってしまいますから。

デジタルプリントはＲＧＢしか出来ないようです。 私も以前にＣＭＹＫのデータを持って行きましたが、 プリントは出来ましたが色がヘンでした。 ＲＧＢに変換して持って行ったほうがいいです。 ＣＭＹＫからＲＧＢへの変換は色落ちがありますが、その逆は大丈夫です。 それにしても、ＣＭＹＫに変換されたデータを持っていると言う事は どういう事なんでしょうね？ デジカメはＲＧＢで撮影しますから、その後に自分でCMYK変換したのか それとも、一度どこかで印刷原稿に使った事があるのかも知れません。 だとしたら、何も手を付けずにそのまま印刷に回したほうがいいかもしれませんね。 デジタルプリントは“画像の荒れ”を確認してもらうだけにして。 その場合は３００ｄｐｉに変更して拡大するんじゃなくて サイズを使用原寸にして、解像度は成りゆきで構いません。 ちいさな画像の解像度だけを上げても意味がありませんから。　

400万画素でA4の半分のA5くらいの大きさにして使う、ということですか？。 400万画素ならそこそこ見られると思います。（デジカメ特有の色味とか輪郭強調とか考えなければ） 印刷屋さんの言う300というのは、「カラー175線で刷った時にドラムスキャナで取り込んだものと同等に見える解像度」を言っているのだと思いますが、実際は同等とまでは行かなくてももっと低解像度でも絵としては見えます。 もっと低い35万画素のデジカメ画像をやむなく使ったことがありますが(名刺大くらいですけど)、刷り上り見たら「なんだ、ジャギーは少し目立つけど、まずまず見られるじゃないか」と拍子抜けした経験があります。 印刷屋さんには「解像度低いのはクライアントも承知しているから」と言って使ってもらって、クライアントには「解像度が低めなので画質はちょっと落ちますよ」と了解もらっておけば、それほどこだわる必要はないと思います。 どうでしょう？。

通常Ａ４の半分ほどの画像の場合は400万画素デジカメは使用しておりません。ポジフィルムからのスキャンします。クライアントさんからどうしてもデジカメ画像でとの場合は写真がボケることを了解の上使用します。 他にもやり方があるかと思いますが私はこの様に行っております。