プリンタの修理屋です。
少し後のモデルで、インクも異なっている機種ですけど、PIXUS iX6530 でテストしたことがあります。
原稿がモノクロデーターで、普通紙を使っているのでしたら、どちらを使っても差はありませんでした。
この機能は、カラーデーターをモノクロ印刷するときの機能ですから、元々モノクロのデーターであれば、この機能は反応しないと考えてよいはずです。
キヤノンの場合、普通紙のモノクロ印刷であれば顔料ブラックを使うという条件が存在しますので、こういう結果になるはずです。
ただし、Word 等で写真を挿入したものを印刷する場合は染料インクを使ってグレースケール印刷になります。
文字と画像が混在した原稿では画像の部分と文字の部分で切り替わっているようですけど、詳細については不明です。(そこまでテストはしていませんので、過去に見たものからの判断Rです)
グレースケール印刷は、カラー3色を混合していますので、場合によっては消費量が増える可能性も考えられます。(あくまでも可能性として)
ドライバの設定はデフォルトのままのほうがトータルでは安上がり、というのが私の結論です。
おそらく、「モノクロ印刷しかしないのにカラーインクが減っていく」と言うことで、こういう質問になったのかも知れませんけど、モノクロ印刷のチェックを入れても大きな差は出ないはず。
電源を投入したときや、印刷の前にはクリーニングが行われます。
そのときにすべてのインクが噴射(吸引)されて捨てられます。
この作業はインクジェットプリンタの宿命なのですけど、前回使用からの時間が長く経過すればするほど念入りに行われます。
毎日のように印刷していれば、ほとんど気にならない程度なのですけど、印刷数が少ない場合はクリーニングのロスのほうが多くなることがあります。
モノクロ印刷のチェックを入れても、この作業は変わりませんので、差がないと考えられるわけです。
お礼
よく分かりました。 ありがとうございました。