会計王は使ったことはありませんが、データをCSVでエクスポートできるのであれば、弥生の方は受け入れはOKです。弥生の場合はマニュアルにフォーマットが書いてあります。会計王の出力フォーマットと弥生の入力フォーマットを全フィールドに渡って適合させる必要があります。また、摘要などの文字数が違う場合は弥生会計は長い文字列を格納するためのフィールドもあります。
エクセルなどで読み込んでフィールド(縦の列)の順序を変え、伝票の種類や消費税に関する伝票ごとの情報、伝票の中で1行目なのかそれ以降の行なのかを示すフラグの処理などなどを調整します。別のケースですが単仕訳にすべて分解し諸口コードなどの経過アカウントを導入してデータを移したことがあります。この場合、最終的な決算書の経過アカウントに数字が残らないように注意しなくてはいけません。
手作業がかなりはいると思いますが、マニュアル上で会計王と弥生のフォーマットデータを見比べながら、エクセルなどでやってみて下さい。弥生の場合は途中一行でも貸借不一致などでインポートが失敗した場合は、全体の受け入れを行わないと記憶していますが、本体のカレントデータをその都度確認しながら、ダブルブッキングが起こらないように十分ご注意下さい。
伝票番号は会計王の方でまずユニークなものにしておき、弥生に読み込んだ後でダブルブッキングがないか確認した方が良いと思います。そのあと財務諸表を双方のソフトで印刷し、それを見比べるとよいでしょう。また会計王に独自の科目(アカウント)や補助科目が設定してあれば事前に全く同じ科目体系を弥生の方にも初期設定で作っておいて下さい。消費税の扱いなども双方のソフトで同じにしなくてはいけません。
それと結構トラブルを引き起こすのはCSVのセパレータとして使われる摘要文字列中の","(半角コンマ)だったりします。とりあえずそういうことがあるなら全角コンマか半角のアンダーバーなど別の文字列に会計王の中で変えておいた方が無難かと思います。