登録日:2011/02/04(金) 18:44:02
更新日:2024/09/11 Wed 19:52:37
所要時間:約 18 分で読めます
1999年10月6日~2000年3月29日にサンライズにより制作された
鬱SFロボットアニメ。全26話。
テレビ東京系列で毎週水曜日午後6時00分〜30分に放送された。
SF版『十五少年漂流記』……ではなく、
SF版『蝿の王』。
突如、大型の惑星間航行船に乗り込むことになってしまった宇宙船乗組員養成所の487人の少年少女達が織りなす人間ドラマが描かれる。
閉鎖環境の中で人間関係が歪んでいく様子を嫌にリアルに描写し、同時にSF部分についても他の
ロボットアニメではなかなか見られない、しかし完成度の高い設定を盛り込んでいる。
名作ではあるが、恐らく多くの視聴者は全話を視聴した後に
「面白かった、面白かったがもう一度通しで見るのは勘弁」と嘆くことだろう。
本放映時は30分後の番組が抱腹絶倒のギャグアニメ『
超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』であったため、「リヴァイアスでささくれ立った心をBWメタルスで癒す」という視聴スタイルを取る者もいたという。
脚本家・
黒田洋介の代表作として数えられる作品だが、多くの人はこの一年後に放送された『
スクライド』も同じ脚本家が手掛けた作品だとは想像できなかったのではなかろうか。
また、黒田氏はサンライズからオファーが来たとき「俺も遂にガンダムを書けるのか」とぬか喜びしたらしい。結局それは
7年後に持ち越しとなった。
【あらすじ】
2137年に発生した大規模な太陽フレア「ゲドゥルト・フェノメーン」が生み出した、高密度のプラズマ雲がまるで「海」の様に太陽系を覆う世界。
「ゲトゥルトの海」に南半球を飲み込まれた地球では17億の人命が失われ、それ以来、人類はこのゲトゥルトの海と苦労して付き合ってきた。
ゲトゥルトの海の中を航海できる「可潜艦」は、そうした努力の中で生まれた。
2225年。地球衛星軌道の航宙士養成所「リーベ・デルタ」は何者かの工作によって制御不能になり、ゲドゥルトの海へ突入してしまう。
操船部の特進クラス「ツヴァイ」が練習艦リベールを起動し、教官達は彼らの発進をサポートしようとするが、工作員の妨害によってフライトアプローチは失敗。
教官達が全員殉職し、最早これまでかと思われた時、リーベ・デルタ内部に隠されていた巨大な外洋型可潜艦が起動した。
辛うじて謎の可潜艦に退避し、命拾いした487名の少年少女達だったが、何故か彼らは、自分達を救助するはずの軌道保安庁から武力攻撃を受ける。
密閉された極限状態の艦内で、混乱しつつもこれに対処し、秩序を築こうとする特進クラス。
一方で状況を把握できない一般生徒は不満を強め、権力を握ろうとする不良グループ「チーム・ブルー」はその状況を利用して行動を起こそうとしていた。
ブリッジの指揮権争い、物資配給の対価としての労働、度重なる戦闘、そしてそれら一切から
逃げることが出来ない環境……。
穏やかに、もしくは急速に進む人心の荒廃。「黒のリヴァイアス」の487名は、出口の見えない逃避行を続けていく。
【主要な人物】
◆
相葉昴治
CV.白鳥哲
本作の主人公。良くも悪くもとにかく平凡な16歳。
サンライズ作品史上最弱の主人公にして、サンライズ作品史上最強の主人公の異名を持つ。
詳細は当該項目を参照。
◆相葉祐希
CV.
保志総一朗
昴治の1歳年下の弟。15歳。
第二種操船課では成績トップで、パイロットとしてたぐいまれな実力を持ち、他の能力もツヴァイに匹敵する。
また喧嘩やスポーツも強く、その上
イケメンと文武両道・眉目秀麗を絵に描いたような人物像から女の子にモテるようである。
しかし、自分の意思を貫く性格が災いして周りとの衝突は絶えない。
昴治とは3年前の事件以来、険悪な関係になっており、劇中でも幾度となく衝突している……が、
昴治への反発は彼と一緒にいたいという気持ちの裏返しに過ぎないとのこと(『えがかれたあした』より)。
ツヴァイのグラン・マクダニエルによってイクミや、リーベ・デルタ時代からのパートナーであったラリィ・イェーガー、マルコ・バウルといった第二種操船課上位の生徒たちとともに、ヴァイタル・ガーダー・アインヴァルトの操縦メンバーに抜擢され、エース格として活躍する。
なお『NewType』1999年11月号の設定資料によれば、昴治はリーベ・デルタへの学費を母親から出してもらった一方、
彼は昴治への嫌がらせのため、わざわざバイト代を貯めて入学してきたらしい。中学生相当の年齢(15歳)でバイトできるのかとツッコんではいけない
+
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以下ネタバレ |
艦内の治安が悪化していく中、あおいへの恋心と昴治への妬みから、自分なりのやり方であおいを守ろうとイクミ政権に加担するが、結果的にヘイガーやファイナの増長を招くこととなる。
ランク別が始まった際には、昴治とあおいのランクをヘイガーに尋ねる姿を見せるが、
それが逆に(ヘイガーが祐希の信念が揺らぐことを恐れたため)、2人を最下位のEランクに落とすことに繋がってしまう。
その上、ヘイガーの手でEランクは隔離され、そこから脱出してきた昴治が、眼前でイクミに撃たれながらも助けずに放置し、
ゲシュペンストとの戦闘中、昴治もあおいも本艦に置き去りにされると、最悪の方向に進んでいった。
死闘の末にアインヴァルトを失った直後、半死半生ながらも投降を呼びかける昴治に憤るが、カレンの叱責でイクミの銃弾から昴治を助ける道を選ぶ。
だが、昴治はイクミとの命懸けの話し合いをやめようとはせず、昴治の覚悟を見届けることになった。
救助後、あおいへの恋心を昇華していき、昴治のことも見直し始め、事件の関係者の大人たちに対する昴治の怒りや再乗艦の決意を見てからは、
無意味な喧嘩はしなくなった程度には仲は改善されたが、大きく成長した昴治の姿に敗北感や寂しさを見せていた。
昴治の弟として見られることへの反感を抱いており、周囲に自身の力を認めさせようと行動していたが、兄を1人の人間として見ることができるようになり、自身も新たな目的を探すために再乗艦する(『ルクスンのリヴァイアス航宙日誌』より)。
早速もう1人の因縁の相手であるブルーへの再戦を挑み、またもや敗北しながらもバンダナを奪うことはできた進歩に笑顔を見せた。
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◆蓮仙あおい
CV.
桑島法子
ヒロイン。16歳。
昴治と祐希の幼馴染みで2人の関係を修復したいと考えている。地球では昴治と同じ高校に通っていた。
昴治に恋心を抱くも自身は祐希から恋心を抱かれると複雑な
三角関係だが、本人に自覚はない。
芯が強く、誰にでも分け隔てなく接することができる明るい性格。
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以下ネタバレ |
集団暴行されたこずえを元気付けようとするが、事件がきっかけで心を閉ざし「暴行事件のおかげで、イクミと本当の恋人になれた」と思うことにしたこずえから、
相葉兄弟のことで詰られて絶交されてしまう。
追い打ちをかけるかのように、レイコもイクミの手で追放されてしまい、1人きりになってしまった。
イクミ政権においては、ファイナの刺客に襲われたことで、昴治に依存し、自らもこずえ同様に現実逃避を図るが、昴治からは「これは現実だ」と教えられるという荒療治を取られる。
その荒療治と昴治の支えで、辛うじて現実と向き合っていくが、その昴治がイクミに撃たれて瀕死の重傷を負ったことで、自分が昴治が好きなことを自覚。
一命を取り留めた昴治と共に、戦闘中ながらも、リフト艦に赴き、こずえに伝えるべきことを伝えようとするが、昴治の手で一室に閉じ込められてしまう。
ネーヤのおかげで脱出するもイクミとこずえの破局により、伝えるチャンスを逃してしまう。
救助後、昴治と恋人同士となり、祐希との三角関係にも終止符を打つ。
リヴァイアスに再乗艦した際には、こずえと再会・和解を果たす。
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◆尾瀬イクミ
CV.
関智一
昴治の親友で、木星圏出身の16歳。気さくな性格で面倒見も良く、美形なので女の子にもモテる。
パイロットとしての腕は確かで、第二種操船課での成績は祐希に次ぐ2位。
グランによって祐希たちとともにヴァイタル・ガーダーの操縦メンバーに抜擢され、後に
グラン失脚後はメインパイロットとして活躍する。
過去に何かあったらしく、人の死に過剰なまでの反応を示す。
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以下ネタバレ |
過去に姉の尾瀬カオリと近親相姦の間柄にあったが、父親の手で引き離された末、カオリは自殺してしまう。
そのトラウマと姉の死に向き合えないことから「人の死」というものに対して過剰な反応を示すようになった。
一見すると父親が全ての元凶のようだが、親からすれば、近親相姦に反対するのは至極当然ではある。
こずえとの交際でも自身のトラウマから中途半端に接してしまうが、それにより、不貞腐れたこずえが増長して集団暴行に遭ってしまう。
その一件で姉を守れなかったトラウマが再発、以降も艦内の治安が目に見えて悪化していくことを目の当たりにしたこともあって、リヴァイアスを独裁してでも秩序をもたらし、こずえたちを守ろうとする。
「過ちを犯すな、揉めるな、争うな、なじるな、傷付けるな、普通でいろ!」
しかし救助が来る宛もなく長期間の漂流で精神的に疲弊し、追い詰められた生徒たちに一筋縄で対処しきれるはずもなく、足下が見えぬまま、それぞれイクミ政権下で増長したヘイガーとファイナにいいように利用されていき、ついには守るはずの乗組員を殺しかける事態にまで発展。最終的には押し潰された。
序盤で自らの危険も顧みずにファイナの救助に向かったり、グランによってアインヴァルトの操縦メンバーに取り立てられた際に祐希たちが反発する中でも不満を露わにすることもなく責任重大な薬を引き受けるなど、少なくとも善性というものは人並み以上に持ち合わせていたことが窺えるし、
自らの手で守ってきた者たちに大切な人を傷つけられ、 その絶望から独裁に走ったことを鑑みれば悲劇のヒーローと言えなくはないが、レイコ追放の件やそれによって著しい精神的ダメージを負ったあおい、(自身の知らないところで暗躍していたヘイガーの責任も大きいとはいえ)Eランクに追いやられた多くの者たちらに癒えぬ傷を与えたこともまた事実である。
勿論イクミ視点で見ればこずえを助けられた可能性があったにもかかわらず見捨てて逃げたレイコに怒りが向くことも当然と言えるし、能力別の部屋割りに関しても当時の治安状況を鑑みれば一概に誤りだったとは言えないが、
少なくとも最終盤で昴治とツヴァイのブライアン・ブラブ・ジュニアに対し、(彼らは何の悪事も犯していないにもかかわらず)「自分の意に沿わなかったから」という理不尽な理由からニードルガンで銃撃するという暴挙を働いたことは全く擁護できるものではない。
事件後は自らの暴挙を反省し、昴治に許され、こずえとも関係修復の兆しを見せるが、その際に昴治とのやり取りから、自身もまた独裁で取り締まろうとした者達と同じく「(異常な状況下で)普通でいられず、普通でいようとした他者を傷つけるという過ちを犯した」一人であったことを痛感していたようである。
尚、尾瀬イクミという名は偽名。
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◆和泉こずえ
CV.
丹下桜
イクミのガールフレンド。16歳。
喜怒哀楽に素直な性格で、愛嬌のある美少女。
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以下ネタバレ |
ファーストキス時にイクミが本気でないことに気付いたことで、不貞腐れて半ば自暴自棄に活動。
この時、リヴァイアスの乗員は総じて不安な状況になっていることもあり、周囲の反感を買った結果、
腹いせとして性的行為も含めた集団暴行をされてしまった。
以降はイクミによって保護され、彼とともに士官部屋で過ごすが、イクミからは本当の想い人(イクミの姉)の代用品として見られていることには気づかないままだった。
またイクミ以外の人間には心を閉ざし、士官部屋に来て自身を励まそうとしたあおいにも罵声を浴びせて絶交を突きつける。
ゲシュペンスト戦後、昴治がイクミに殺されそうになった際にもいったんは昴治を見殺しにしようとしたが、最終的には恋人ごっこよりも救助を優先し、救助が来たことで動揺するイクミに「もう無理しなくていいのよ、ごめんなさい、ありがとう」と言葉をかける。
その結果、イクミの口から彼の本命が公となり、自身の恋愛が空回りだったことを認めることになる。
救助後は心身ともに負った深い傷とイクミたちへの罪悪感からか自宅に引きこもっていたようだが、再乗艦し、イクミやあおいとの和解の兆しを見せている。
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◆市川レイコ
CV.
豊口めぐみ
あおいとこずえの友人。16歳。
叔父のジョンに憧れており、よく自慢している。趣味は防犯グッズ集め。
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以下ネタバレ |
イクミとの一件で自暴自棄になっているこずえを幾度となく戒め、相手グループも宥めていたが、
最終的には保身から見捨ててしまった為、イクミから脅迫・仲間内から追放されてしまう。
助けを呼びに行っていれば、こずえを救えたかもしれないが、その時のリヴァイアスはディカスティアと戦闘中であり、肝心のイクミは祐希たちとともにリフト艦に出払っていた上、
上層部のツヴァイもロクに機能していなかったことから、無駄骨に終わった可能性のほうが高い有様だった。
とはいえ、イクミに責められるまで(彼女自身も恐怖を感じていただろうとはいえ)こずえが拉致されたことを誰にも伝えていなかったこともまた事実である。
追放後はファイナの許に身を寄せるが、そのファイナからも切り捨てられてしまった後は開き直り、ゲシュペンストクルーに抗議を行う。
事件後、リヴァイアスに再乗艦しようとするも、イクミへの恐れか、こずえへの罪悪感ゆえからか再乗艦はできず、出航を見送ることになった。
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◆
ファイナ・S・篠崎
CV.愛河里花子
神秘的な雰囲気を持つ美少女。16歳。
ラーフラという名前のフェレットを飼っている。
詳細は当該項目を参照。
◆カレン・ルシオラ
CV.
氷上恭子
祐希のパートナー的な存在である16歳の少女。音楽好きで、しばしば音楽のメモリーチップを聴いている。
第二種操船課での成績は5位だが、これは彼女自身が「好きなことにしか本気を出さない性格」であるため、実質的には3位のラリィ・イェーガー、4位のマルコ・バウルを上回り、祐希やイクミに次ぐ3番目の実力を有していることが示唆されている。
火星圏での戦闘で立役者として活躍した祐希に接近し、
ちょうどグランが裏切りを起こして粛清された直後ということもあってヴァイタル・ガーダーの新たな操縦メンバーに加わる。
一匹狼タイプで成績優秀という面は祐希と同じだが、祐希と違って社交性もある。
達観した人生観の持ち主で、迷い悩む昴治に与えた「やりたいことに優先順位を付けて、覚悟を決める」は昴治に大きな影響を与えた。
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以下ネタバレ |
イクミのクーデター時、イクミの行いを認めたわけではないが、自身も覚悟を決めて、独裁に加担する。
昴治の命懸けの投降呼びかけの際には、意地を張って、昴治を見殺しにしようとする祐希を一喝し、彼の心を動かした。
救助後は、面識のない親戚に引き取られたが、折り合いの悪さから、リヴァイアスに再乗艦する。
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◆ユイリィ・バハナ
CV.氷上恭子
エリート学生集団・ツヴァイの主席である16歳。才色兼備の天才少女だが、服のセンスは壊滅的。
孤児院出身で、奨学金で入学した。その育ち故か、自身と同じ孤児となったパットの母親代わりも務める。
正反対のブルーとは互いに惹かれあっていった。
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以下ネタバレ |
ブルー失脚後にリヴァイアスの3代目艦長になるも、優柔不断な性格から艦長としての責を果たせず、戦闘中に死者を出したことを一般生徒から激しく責められてしまい、重圧から放棄。Eランクに落とされるが、以前よりはいきいきとしていた。
再乗艦時、副艦長に任命。左手の薬指に指輪をしていたが、誰からの贈り物かは不明。
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◆ルクスン・北条
CV.
島田敏
ツヴァイの一員で自称艦長。オッサン顔だが17歳。
「代々同盟に仕えてきた、北条家第24代の三男」とのこと。また『NewType』によれば、防衛大付属の士官候補生である。
本人は優秀な父や兄たちのようになりたいと考えているが、言動と実力が釣り合っていない典型的な口だけ上司。
だが、パットとのコンビを経て、様々な経験を積み、逞しさを身に付けるようになる。
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以下ネタバレ |
Eランクに落とされながらも、以前とは打って変わって、良きリーダーぶりを発揮。ブルー同様にゲシュペンストからの制圧隊にも立ち向かった。
救助後、自著『ルクスン北条のリヴァイアス航宙日誌』を発売し、ベストセラーになったが、脚色が多すぎて関係者からは大不評らしい(『えがかれたあした』より)。再乗艦時は艦長に再び返り咲く。
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◆シュタイン・ヘイガー
CV.
千葉一伸
ツヴァイの一員で、自他共に認める参謀役。彼も老け顔だが、ルクスンと同じく17歳である。
『NewType』によれば、防衛大付属で総合情報学を学んでいる。
優秀ではあるのだが、冷徹で思考は選民思想。
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以下ネタバレ |
ツヴァイの同僚であるクライス・モラーテと共謀してチーム・ブルーを追放し、新艦長のユイリィも自分の理想とする指導者ではなかったことから、クーデターを起こしたイクミの参謀役を喜んで務め、
イクミを隠れ蓑にリヴァイアスの陰の支配者になっていく。
Eランクメンバーを閉じ込め、ゲシュペンスト戦ではEランクメンバーを初めとした大半の乗組員も切り捨てていくが、
昴治に自身の行いを暴かれたために失脚した。
事件後は「自分が間違っていたのならそれを正したい」との理由から再乗艦。ルクスンのことを見直す発言もした。
実は ゲイである。劇中では 独裁体制を敷くイクミの行動に興奮して自慰行為をしていたが、これはあくまで彼の理想である「完璧な世界の構築」にはイクミが適任であったために過ぎない。
ゲイとしてはあくまでルクスンのような外見の男が好みであり、序盤で彼が嫌いな無能であるはずのルクスンを補佐していたのはそのためらしい(『ロマンアルバム』より)。
ちなみにヘイガーはファミリーネームであり、シュタインがファーストネームなのだが、
劇中ではツヴァイの面々を含め誰もファーストネームで彼を呼ばなかった。
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◆グラン・マクダニエル
CV.
檜山修之
ツヴァイの一員で、上昇志向の強い努力家。ルクスンやヘイガーと同じく17歳。
父は軍人だが、その昇進の限界を目の当たりにしたことからその夢を継ごうとツヴァイを志したという。
ヴァイタル・ガーダーの存在を知るや否や早々とその指揮とパイロットを志願し、祐希やイクミら第二種操船課の成績上位にいた生徒たちをその操縦メンバーとして抜擢する。
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以下ネタバレ |
自身が抜擢した祐希の活躍もあって初陣となった火星圏での戦闘で敵の撃退に成功したが、ヴァイタル・ガーダーの強大な力を目の当たりにして増長。
チーム・ブルーのソン・ドッポを唆し、再び敵襲が来ると リヴァイアスを見捨てて自分たちだけで逃走しようとするが、祐希やイクミたちによって阻止される。
帰還後、チーム・ブルーによってソンともども集団リンチを受けた挙げ句、 艦外の宇宙空間にワイヤーロープで吊るされるという苛烈な制裁を受ける。そしてその後も 救助が来るまで約8か月間も独房に監禁され、救助された時点では既に廃人化していたとのこと。
私利私欲からリヴァイアスの乗員全員を見殺しにしようとしたという行為を思えばリンチされたところまでは自業自得以外の何物でもなかろうが、結果的に命こそ奪われなかったものの、ある意味死より悲惨な末路を辿ることとなった。
その上、彼らに過酷な制裁を加えたブルーも後に彼らの所業を笑えないような行為をしてしまう有様である。声まで同じとは何の因果か。
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◆チャーリー
CV.桜井敏治
ツヴァイの一員で、金髪
リーゼントがトレードマークの太っちょな少年。16歳。
本名は
グッド・タートルランドIII世なのだがツヴァイの仲間たちを含め誰からもそう呼んでもらえない。チャーリーというあだ名は艦内の実権を握ったチーム・ブルーによって一方的につけられた。
気が弱くナヨナヨした性格でクリフにデレデレする一方、チーム・ブルーの体の良いパシリとして扱われる不憫なキャラ。
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以下ネタバレ |
同僚であるヘイガーとクライスの陰謀によりブルーのリヴァイアスを見限ろうとした発言が艦内中に暴露され、艦内で暴動が起きた際、
ブリッジの中にいれば安全が保てた可能性があったにもかかわらず迫害される身となったクリフを庇って「彼女」とともに逃走することを選択。
それ以降もモブたちからの迫害から「彼女」を庇い続け、当初は自身を都合のいい道具としてしか見ていなかった「彼女」から本気で心惹かれていく。
そして終盤ではイクミに銃撃され瀕死の重傷を負った昴治の治療に当たるクリフを激励、間接的に昴治、ひいてはリヴァイアスの乗員全員の命を救う結果となった。
なお、ここまでの言動は全てクリフの秘密を知った上での言動である。
救助後はクリフとともにダイエットに取り組み、再乗艦の折には再会した昴治が驚くほどスリムな体型になっていた。
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◆エアーズ・ブルー
CV.檜山修之
アウトロー集団、チーム・ブルーのリーダー。名前通り髪の色は青い。
身長188cmというかなりの高身長かつ強面な顔つきだが、これでも祐希と同じ15歳である。※中学生です
土星圏ハイぺリオンの有力者の息子で、カリスマ性に優れ、武術にも精通。
ケンカでは祐希を叩きのめすなど、実質的に本作の最強キャラ。
他人から命令されることを嫌う性格でもある。
+
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以下ネタバレ |
父や兄たちから疎まれながら育ち、リヴァイアスを手土産に彼らを見返そうと目論んでいた。
ツヴァイの弱みを握り、リヴァイアスを一度は治めるも、インプルスとの戦闘でハイぺリオンを破壊され、故郷と家族を一度に失う。
その上、戦闘中にリヴァイアスを見限ろうとした発言がヘイガーとクライスの手で艦内中に暴露されたために失脚した。
かつての配下であったチームブルーを含むリヴァイアス全体を敵に回してしまい、唯一の拠り所であるユイリィを気遣って、彼女を巻き込まないよう逃亡生活を選んだ末、昴治に助けられる。
その後、昴治の手術中に手術室に押しかけてきたガーディアンズ(イクミ政権で発足した治安維持部隊)を撃退し、昴治の活躍をお膳立てすることとなった。
最終回では姿は描かれなかったが、彼もリヴァイアスに再乗艦している(祐希がボロボロになりながら彼のバンダナを握っている)。
ちなみにファーストネームはエアーズであり、ブルーはファミリーネームなのだが、劇中ではチーム・ブルーの面々やユイリィを含めて一度もファーストネームで呼ばれたことがない。
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モーフィングナックル!
◆クリフ・ケイ
CV.長沢直美(現・永澤菜教)
ブルーの仲間の一人。看護科所属。
赤毛にナイスバディのセクシー美女。これでも祐希やブルーと同じ15歳。
ブルー政権時は、ツヴァイのメンバー・チャーリー(本名はグッド・タートルランド3世)を筆頭に、次々と色香で虜にしていた。
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以下ネタバレ |
実は男。胸は豊胸手術で、股間にはついたまま。チーム・ブルーを除いて、正体を知っているのはチャーリーのみ。
最初はチャーリーを利用していただけだったが、ブルー政権崩壊時にチャーリーに庇われたことから、彼を本気で愛するようになる。
ランク別が開始された際には、Eランクメンバーと行動を共にするようになり、看護科の経験を買われ、昴治の手術を担当。
リヴァイアス再乗艦時は農場の娘っぽくイメチェンしていた。
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◆ミシェル・ケイ
CV.
堀江由衣
ブルーの仲間の一人。クリフの1歳年下の妹。
14歳と年少にもかかわらず蓮っ葉で欲の深い
ビッチ。
権力にも強い欲望を持っている。
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以下ネタバレ |
幼少時には兄共々、児童売春をさせられ、過酷な性生活を強いられてた。
そして、ブルー政権が失墜した際、軟禁され、ガラの悪い男子の肉便器にされている。
しかし、今度はロリコン男をたぶらかしてまんまと脱獄、イクミ政権時に大勢のロリコンどもを親衛隊にして権力を取り戻す。
この時、権力を否定した兄クリフとは愛憎入り混じった感情を抱いて決別する。
ゲシュペンスト戦で親衛隊に見捨てられ、リヴァイアスに置き去りにされた挙句、兵士に捕らえられてしまう。
その際に、見限ったクリフや復讐対象のブルーに助けを求めていたが、それは彼女が隠していた弱さの表れだった。
最終回では、新しい彼氏を作っており、再乗艦はしていない。クリフやブルーと和解したかは不明。
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◆パット・キャンベル
CV.
南央美
殉職した、エリック・キャンベル教官の息子。本作のマスコット的存在でショタ担当。
父親に会いに来た直後にリヴァイアス事件に巻き込まれて父を喪うが、ユイリィたちの支えもあって、父の死を乗り越えて、自立も始めると、8歳の子供ながら芯は強い。
ある意味、リヴァイアスの暗黒面に呑み込まれてしまったイクミやこずえとは対照的に描かれたキャラとも言える。
最初は、ユイリィ、ラン・ラックモルデ、カラボナ・ギニーのツヴァイ女性陣と暮らしていたが、途中からは、ルクスンと暮らし始める。
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以下ネタバレ |
Eランクに送られた直後、皆に一足早く、誕生日(12月25日生まれ)を祝ってもらうが、その直後に救助というプレゼントが来た。
事件後はユイリィと暮らしていたが、彼女がリヴァイアスに再乗艦したために別れることになる。
そして、成長して、会いに行く決意を固めるのだった。
尚、ランはパットを溺愛していたが、その理由はショタコンらしい。
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◆ネーヤ
CV.
佐久間レイ
元祖
イカ娘。
エナメルの独特な衣装を着た神出鬼没の謎の少女。
艦内を徘徊しており、たびたび現われては乗組員の感情を代弁するような行動を行った。
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以下ネタバレ |
その正体はリヴァイアスやヴァイタルガーダーを起動させる鍵・スフィクスであり、当初はリヴァイアス乗員の強い意思に呼応した台詞を喋るだけだったが、
感情を学んでいき、人間らしく成長していった。
また、ネーヤの母体となった少女は、ゲシュペンスト艦長のコンラッド・ヴィスケスの亡き娘、アンジェ・ヴィスケス。
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◆コンラッド・ヴィスケス
CV.
若本規夫
軌道保安庁の士官で、階級は中佐。
リヴァイアスを本体の名である「ブラティカ」で呼び、激しい敵意を抱く。
打倒リヴァイアスの為、自らもヴァイア艦、
ゲシュペンストの艦長となった。
+
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以下ネタバレ |
コンラッドがリヴァイアスを憎む理由は、リヴァイアスの初起動時に娘のアンジェ・ヴィスケスを喪ったため。
ヴァイア計画で娘を失い、その敵討ちのためにヴァイア計画の艦の艦長になるという皮肉を自覚しながらも、
リヴァイアスの破壊に残された時間を費やすコンラッドだったが、アンジェを母体としたネーヤの説得にアンジェの声も聞いたコンラッドは、
部下たちにリヴァイアスの救助を頼み、ニードルガンで自決。
リヴァイアス事件の首謀者でヴァイア計画タカ派のセルゲイ・ベルコビッチも部下の矩継真琴の内部告発で失脚したことで、
無実が証明されたリヴァイアス乗組員は救助された。
|
【登場したヴァイア艦】
◆黒のリヴァイアス
ブラティカとも呼ばれる黒いヴァイア艦。昴治たちはこれに乗艦している。
本作のタイトルにして主役メカであり、同時に作品の舞台でもある。
人型のVG(ヴァイタル・ガーダー)、アインヴァルトを搭載しており、重力制御が可能。特殊能力は不明。
タイムマシンなのは別のお話。
◆
青のインプルス
土星の衛星ハイペリオンを一撃で粉砕する恐ろしい破壊力を持つVG
回転衝角を搭載。
航宙可潜艦にもかかわらず
飛び道具の類は一切使わず、
ドリルで突撃するという
ロマンあふれる機体。
乗員は艦長のギッターを筆頭に異常にハイテンションであり、必殺武器の回転衝角と併せて視聴者に絶大なインパクトを与えた。
◆
深紅のディカスティア
ヴァイア艦の中で最も重力制御に秀でた艦。
名前は「ディスカスティア」でも「ディスガイア」ではない。
クルーは全員女性であり、艦長クラスはみな
おばさん。
VG
エイステラールは8つのフィンで囲んだ敵を、重力の狭間に追いやる。
「なんとかしなさぁーい!」「若いんでしょぉー!」
◆深緑のヴァイスハイト
リヴァイアスと交戦した3番目のヴァイア艦なのだが、VGを出す間もなく、攻撃を受けて撤退。鑑影は十字にクロスした剣のような形状をしている。
ファンブックの設定資料集によれば、敵を空間ごと切り裂くVG次元刀を載せているらしい。
◆
山吹のディプロマーター
上と同じ。こちらは
最終回エンディングで艦影が僅かに映ったのみ。
ヴァイスハイトみたいに噛ませ犬にならずに幸せだったのか、出番のなさで不幸だったのか、難しいところ。
◆灰のゲシュペンスト
最新型のヴァイア艦。
宇宙イカと融合し、艦の形状を変化させながら攻撃できる。
リヴァイアス破壊に燃えるコンラッドが艦長を務める。
VGは星型と人型を合わせ持つガイスト。
【主題歌】
◆『
dis-』
有坂美香の歌う
オープニングテーマ。
歌詞は「孤独や不安から逃れるため、ただ漠然と光や明日を求めていく」という内容で、よくよく聴いてみると非常に重暗い。
だが、その歌詞は凄まじいまでに本編とシンクロしている。
OP映像ではそんな歌詞と曲に合わせ、登場人物たちがテンポよく現れていく。この時の立ち位置や表情も非常に意味深で、
- 反対方向に歩く相葉兄弟と、その間に入っていくあおい
- 姉の幻を見て一瞬目を輝かせるも、すぐに顔を曇らせるイクミ
- 結った髪がほどけ、光の中に沈んでいくこずえ
- ラーフラが逃げた後に血に汚れた自分の手を見て絶叫するファイナ
- ネーヤに向かって手を伸ばす子供達と、ネーヤの後ろに浮かび上がるヴァイタルガーダー
といった具合に、本編の内容を示唆するかのような描写となっている。
また、ストーリーが進むにつれてOPの映像も少しずつ挿し替わっていく。
谷口監督が『スクライド』や『ガン×ソード』で見せた「ストーリーに沿って変化するOP」の手法は、この頃から既に確立していたようだ。
歌詞を英訳した『ENGLISH Version』や、ゆったりとした曲調の『R&B Version』、全体的に大きくリミックスされた『dis- 2006』など、数々のアレンジバージョンが存在する。
歌はいずれも有坂美香。アメリカで歌を学んでいただけあり、英語による歌唱も非常に上手い。
◆『夢を過ぎても』
同じく有坂美香が歌う
エンディングテーマ。
静かで抒情的な雰囲気の歌で、歌詞も「憐みの自由や、他者との関係への不安と決別する」という前向きなもの。
映像では、キャラクターデザイン担当の平井久司によって描かれた一枚絵が、ゆっくりと上にスクロールしていく。
水彩風の淡いタッチで描かれた登場人物たちが、青空から指す光を見上げ、その光を目指すようにリヴァイアスも空へ昇っていく……
という、何とも情緒あふれる絵である。(2話までは別の絵だったが)
重い展開の多い本編の後に流れるだけあって、癒し効果が際立つ名曲。
【余談】
本作は登場するキャラクターの数が多いこともあり、一人二役以上のキャスティングが
勇者王ガオガイガー並みに多い。
例えば氷上恭子氏ならば、ユイリィとカレン、
島田敏氏ならばルクスンとラダンといった具合である。
特に愛河里花子氏に関してはビックリするような役の組み合わせなので、本編を視聴する際は注目。
DVDは3種類が存在し、通常版、廉価版のBOX、2006年に発売されたサウンドリニューアル版がある。
サウンドリニューアル版は主題歌も変更されおり、前述の「dis- 2006」はこちらで発表されたもの。
『BWメタルス』最終回「
バナナをわすれた!」にて、ダイノボットが「家族団らんの時間帯に小難しいことをやって誰が喜ぶのか」という旨の発言をしている。
これは原語版『ビーストウォーズ』シリーズも本作同様小難しくて重い内容であったことから、日本語版の方針について異議を唱える者が相当数存在したための発言といわれている。
しかし、よりにもよって『BWメタルス』が本作の30分後だったばかりに、本作はトランスフォーマーファンに「ダイノボットにディスられたアニメ」といういささか不名誉な形で知られるようになってしまった。
本作は一応ロボットアニメの範疇に含まれる作品で、
スーパーロボット大戦シリーズへの参戦を望む視聴者も多く、
そして2017年、『スーパーロボット大戦X-Ω』の第2期参戦作品として正式登場を果たした。
追記・修正お願いします
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-06 22:42:35)
- X-Ωに参戦決定。原作終了後なら絡めやすいし、きれいなリヴァイアスが描ける。 -- 名無しさん (2017-03-11 18:31:27)
- 確か、リヴァイアスの由来は、リヴァイアサンの他に、Reveal usからもきてる、と聞いたことがあるけど、ソースどこだっけ…… -- 名無しさん (2017-04-04 12:46:58)
- チャーリー…もといグッドタートルランド3世も良いキャラしてたと思うわ -- 名無しさん (2017-04-23 20:39:05)
- ↑2「バイアス(bias)」もかかっていると聞いたことがある 作品内容とか、キャラの心理にピッタリだと思った -- 名無しさん (2017-04-24 19:16:35)
- というか各話のタイトルバックにもじり元と思わしき文章が大体書いてる -- 名無しさん (2017-04-24 23:12:19)
- 何だかんだで声優が豪華なアニメだな。というより、ミシェルの声優がほっちゃんなのかよ!と驚いたわ。 -- 名無しさん (2017-04-27 06:38:38)
- 一見頼りになる能力秀でた連中は暴走か現実逃避してるだけで、日和見凡人言われる昴治やルクスンがまともで正しい判断してるっていうね -- 名無しさん (2017-05-16 20:23:48)
- 憎まれ役の大人たちは悪人ではなく、人類の未来のためという大義や愛する者を失った悲しみがあったが、それでもなぁ。 -- 名無しさん (2017-05-28 19:52:54)
- イクミが昴治を嫌いになり始めたのは、正論ばかり言う姿に、姉との仲を引き裂いた父親を重ねたことも理由の1つかも。事件後のイクミは改心したけど、父親とは一生和解しないかも。 -- 名無しさん (2017-06-27 23:34:56)
- 悲劇のヒーローと悲劇のヒロインだからって、善人とは限らないことを証明してくれた作品。 -- 名無しさん (2017-07-29 11:40:54)
- イクミやこずえの記述がかなり恣意的に感じるのって俺だけ? リアルタイムで見てたけど、恥かかそうだの蒸し返そうだのって意図での演出だとは思わなかったけどな。ぶっちゃけアンチの「俺がこう思ってるからこうなんだ」って決め付けに見える。 -- 名無しさん (2017-12-29 08:31:37)
- ↑同意 -- 名無しさん (2019-12-07 03:03:41)
- これ面白いんだけど、面白さが終盤のカタルシスに集中してる(それまで準備期間)なもんで、とにかくストレス溜まるという・・・ -- 名無しさん (2020-02-27 07:52:39)
- ミシェル普通に監禁されてるだけだと思ってたわ そんなことされてたのか -- 名無しさん (2020-05-24 23:23:56)
- ヴァイア艦の名前がいちいちカッコいい -- 名無しさん (2020-05-25 14:44:53)
- ミシェル(の中の人)は弁天丸にも乗船してたw。そう言えばモーパイのEDの作詞者は本作のOPと同一者だったな。 -- 名無しさん (2021-09-20 14:56:18)
- 放送当時はあまりの鬱さに考える余裕も無かったが、客観的に起こった事件の質を考えると人的被害は非常に小さく済んでいるよな。全滅ルートの方が確率的にはどう考えても高い -- 名無しさん (2021-10-10 17:38:39)
- 谷口悟郎がバイファムの監督をやったらと思うと・・・ -- 名無しさん (2021-12-21 22:45:06)
- 今思うとイクミが裕希のコンプレックス見抜いてたのってそういうことだよなあ…。そんで昴治が全然わかってないのはメンタルが強い分そういうのがないからっていう。 -- 名無しさん (2022-06-20 10:13:19)
- 英語版のキャストはよくこの鬱状態のキャラの心情を日本語版に負けず劣らず演技できたもんだわ。しかもルクスン―アスラン、ミシェル=カガリ等と種とキャストが被ってる所まで同じなんて。 -- 名無しさん (2023-02-11 15:17:41)
- 衛星軌道上で接敵して交差したから、次の接触は惑星を一周した◯時間後って宙間戦闘満々の描写が好き -- 名無しさん (2023-03-01 01:16:25)
最終更新:2024年09月11日 19:52